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今週の見どころ(12/9~12/11)

2017年12月 7日(木)

 12月3日(日)に行われた3歳女王決定戦・ぱんえいオークスは、ナカゼンガキタが接戦をモノにし初重賞制覇を成し遂げました。12月24日(日)には、ばんえいダービーが控えており、出走があればそこでの戦いぶりも注目を集めそうです。

【第18回開催1日目】
 12月9日(土)のメイン第10レースは、冬月特別(A2級-1組・19:05発走予定)
 ◎チヨノタカラは、前走のピヤシリ特別(A1級-1・2組決勝混合)では6番人気で6着。この馬以外はすべて格上A1級という組み合わせだっただけに妥当な結果かもしれませんが、障害巧者らしくひと腰で切っていました。今回は自己条件の特別戦だけに巻き返しが見込めそうです。
 相手は、前開催の暑寒別岳特別(A2級-1組)上位馬が有力。2着○ホクショウメジャーは、端コースに入ってもスムーズな走りで障害も先頭で仕掛けていました。しかし、逃げ切り勝ちを収めた▲カツオーカンがひと腰で越えたのに対し、この馬はやや手こずったぶんがゴールでの2秒7差だったと考えられます。障害のタイミング次第では当然、逆の着順はありえるでしょう。
 暑寒別岳特別で3着以下はやや離されましたが、障害がスムーズなら4着△プレザントウェー、8着△フクトクらの上位進出もありそうです。

【第18回開催2日目】
 12月10日(日)のメイン第10レースは、師走特別(オープン-1組・19:05発走予定)
 ◎サクラリュウは、前走の重賞・ドリームエイジカップでは、勝ち馬センゴクエースから4秒4差の5着。降雪で速い時計での決着になったのは不運でしたが、力は出し切った印象です。当時は、1着センゴクエース、2着フジダイビクトリーと同重量でしたが、今回はそれぞれ15キロ、5キロ差がつくことを考えれば巻き返して当然といえます。
 ○フジダイビクトリーは、10月以降の近5走が2、3、2、1、2着。寒い季節を迎え調子を上げてきました。前走のドリームエイジカップでは、決め手あるセンゴクエースからわずか1秒1差に踏ん張ったのも評価できます。この近況で、賞金ハンデの加増が15キロしかないのは有利で、引き続き期待できそうです。
 ▲オレノココロは、ドリームエイジカップには出走できませんでしたが、重いハンデを課されながらも善戦を続けています。
 ドリームエイジカップ6着△ハクタイホウも押さえには必要でしょう。

【第18回開催3日目】
 12月11日(月)のメイン第10レースは、おおいぬ座特別(A1級・19:05発走予定)
 ◎フウジンライデンは、前走の重賞・ドリームエイジカップこそ相手が強く7着でしたが、A1昇級後も障害では崩れなく善戦を続けていました。自己条件に戻っての特別戦なら、終いに辛抱さえできれば勝利も期待できます。
 ○ホンベツイチバンは、前開催のピヤシリ特別(A1級-1・2組決勝混合)では1番人気に推されたものの、障害先頭から5着。8頭中6頭がさほど差のない障害クリアで、決め手のないこの馬には展開が向かなかった印象もありました。
 ▲フェアリードールは、前走A1級-2組の平場戦(11月27日)では、テンにおかれる面が出て後方から少し差を詰めた程度で見せ場なし。しかし2走前に崩れた障害は立て直されており、本来の巧者ぶりを発揮してくれそうです。
 △カンシャノココロは、11月27日のA1級-2組戦、ピヤシリ特別とも僅差の3着。今季1勝のみで勝ち切れませんが、マークは欠かせません。
 △ニシキエーカンは、11月27日のA1級-2組戦を含め2連勝中。昨季はオープン格付でキャリア上位ですが、特別戦に替わっても近走のようなしぶとい競馬ができるでしょうか。

今週の見どころ(12/2~12/4)

2017年11月30日(木)

 12月3日(日)のメインには、3歳牝馬ナンバーワン決定戦・ばんえいオークスが組まれています。注目を集めるのは、牡馬相手のばんえい菊花賞を制したコウシュハサマーになりそう。しかし、3歳三冠が現在の体系(実施順)になった2005年以降、牝馬のばんえい菊花賞馬3頭は、06年エメラルドがばんえいオークス2着、08年カネヅル・同5着、12年ニシキウンカイ・同4着といずれも敗退しています。今回はどのような結果になるのでしょうか。

【第17回開催4日目】
 12月2日(土)のメイン第10レースは、暑寒別岳特別(A2級-1組・19:05発走予定)
 ◎ホクショウメジャーは、前開催の摩周湖特別(A2級-1・2組決勝)では1番人気で6着も、決め手比べになったことが敗因。近走では条件を問わず障害ひと腰クリアを続けており、悲観材料はありません。好調馬揃いの決勝戦から解放されての特別戦なら、前進あって後退なしといえます。
 ○プレザントウェーは、9月24日に行われた4歳重賞・銀河賞では復調途上といった印象ながら710キロをひと腰でまとめ5着に好走。その後は一進一退でしたが、近3走はすべてひと腰クリアと立て直されています。現状なら、昇級初戦での相手強化、715キロへの重量増という両方の課題を克服できそうです。
 ▲オメガグレートは、昇級初戦だった1組の平場戦が勝ち馬から5秒9差の6着なら悪くありません。障害に安定感が出ており、クラス慣れも見込めるここは前進がありそう。
 △カツオーカンは、摩周湖特別ではしっかり腰が入り4着に好走。とはいえ、特別戦では障害にムラが出やすいので続けての好走はどうか。
 △ライデンティダは、摩周湖特別では持ち前の決め手を生かし鮮やかな抜け出しを決めました。ただ、こちらも障害次第の面は否めません。

【第17回開催5日目】
 12月3日(日)のメイン第10レースは、第42回ばんえいオークス(3歳牝馬・19:05発走予定)。全馬定量670キロで3歳女王の座を争います。
 今年のばんえい菊花賞は、3頭出走していた牝馬が1、2、5着とすべて掲示板に載り、気を吐きました。有力なのはその3頭ですが、なかでも注目したいのは◎シンエイボブ。ばんえい菊花賞ではいい伸び脚を見せ、勝ち馬コウシュハサマーに2秒2差まで迫っての5着でした。前走のB1級の特別戦(11月18日)では勝ち馬に差し返されたものの、今回より10キロ重い680キロで2着と結果を出しています。昨季最終戦と比べ、前走では100キロ以上も体重が増え馬格が出たのも好材料。ばんえいが帯広単独開催になって以降のオークス馬10頭中6頭は、ばんえい菊花賞2~9着からの巻き返し(残り4頭はばんえい菊花賞不出走)というデータも心強いところです。
 ○コウシュハサマーは、ばんえい菊花賞で680キロを克服し勝利している実力馬。続くA1級の特別戦(11月11日)では息を入れてとはいえ、710キロをひと腰で切っています。ここも当然有力でしょう。
 ▲ナカゼンガキタは、ばんえい菊花賞が10番人気で2着。B1昇級初戦となった前走1組の平場戦(11月12日)では、シンエイボブをしりぞけ勝利と地力強化を感じさせ、ばんえい菊花賞の結果をフロック視できなくなりました。
 △キタノサカエヒメは、2歳シーズン女王決定戦・黒ユリ賞で2着の実績馬。持ち前の決め手を生かせれば連争いに加わってきそうです。

【第17回開催6日目】
 12月4日(月)のメイン第10レースは、ピヤシリ特別(A1級-1・2組決勝混合・19:05発走予定)
 ◎カンシャノココロは、障害巧者ですがテンに遅い面があるので、特別戦に替わるのは歓迎。9月18日のポテト特別では、現オープンのトレジャーハンターらに先着しての2着があります。特別戦出走はそれ以来。A1級-2組予選3着から前進がありそうです。
 ○バウンティハンターは、近走、障害で崩れたのは3走前くらいという巧者で、2組予選はコンマ1秒差の2着惜敗でした。この馬も直近の特別戦出走はポテト特別(4着)。カンシャノココロと同様、特別戦は向くタイプといえます。
 A1級-1組混合予選も僅差での決着で、▲ホンベツイチバンが逃げ切り勝ちを収めました。前開催のトドワラ特別(A1級-1組)で2着というのも評価できますが、前述2頭よりハンデが10キロ重いぶんの3番手です。
 △チヨノタカラは、1組混合予選が勝ちに等しい4着。格下A2級ですが、障害巧者だけに侮れません。

今週の見どころ(11/25~11/27)

2017年11月24日(金)

 11月25日(土)から、ばんえい十勝は、準ナイターで開催を行います。発走時刻がこれまでより、第1レースは約30分、メイン第10レースは約60分早くなりますのでご注意ください(詳細はこちら)。
 26日(日)のメインには重賞・ドリームエイジカップ(19:05発走予定)が組まれています。4、5、6、7歳、8歳以上の各世代を代表する馬たちが争います。前開催に行われた北見記念(850キロ)より基礎重量が90キロも軽いオープン馬760キロで実施されるだけに、スピードある若い世代の台頭があるかもしれません。

【第17回開催1日目】
 11月25日(土)のメイン第10レースは、五稜郭特別(B1級-1組・19:05発走予定)
 ◎メジロゴーリキは、前開催の釧路湿原特別(B1級-1・2組決勝)ではゴール前で、1番人気シンエイボブを差し返してのしぶとい勝利。今回はその強敵が不在だけにB1級の特別戦3勝目のチャンスといえます。
 ○マツカゼウンカイは、釧路湿原特別がクラス2走目で4着とまずまず。B2級の特別戦で勝利があり、重量増も克服できます。流れに乗れれば、いい脚を使って上位争いに加わりそうです。
 ▲サクラダイチは、今季、特別戦では常に善戦している障害巧者。好調馬が揃う決勝戦の釧路湿原特別は5着でしたが、収得賞金順の1組特別戦の今回は前進がありそうです。
 △オホーツクノタカラは、前走の1組戦こそ大敗でしたが、9月にはB1級の特別戦で勝利している実績があります。あまり軽視はできません。
 △テンノイノリは、同じ前走が障害で苦戦し、ゴール前で競走中止と残念な結果。しかし相手が軽かった(ばんえい菊花賞と同じ開催で3歳馬は不在)とはいえ、こちらもB1級の特別戦勝ちがあります。

【第17回開催2日目】
 11月26日(日)のメイン第10レースは、第8回ドリームエイジカップ(4歳以上選抜選抜・19:05発走予定)
 ◎ハクタイホウは、今季6月の初戦から11走して7勝、2着1回、3着2回。唯一、着外だった2走前のオープン特別戦は、端コースに入って伸びを欠いたのが敗因。とはいえ障害はひと腰でまとめており悪い内容ではありませんでした。昨年のこのレースでは、この馬と同世代で5歳重賞・天馬賞1着の牝馬キサラキクが勝利。その天馬賞で2着だったこの馬も続きたいところです。
 ○キサラキクは、昨年のこのレースを勝ったあと、今年10月の北見記念3着をはじめ、古馬オープンの重賞で何度も入着するなど地力強化。逃げ切り勝ちを収めた昨年と同じく、今年も740キロで出走できるのは恵まれた印象です。
 ▲フジダイビクトリーは、過去2回のこのレースではともに780キロで15年が3着で、16年が7着。今年は、その2回より10キロ軽い770キロで、しかも前走で勝利と好気配で臨むだけに上位進出が期待できそう。
 △サクラリュウは勝ち切れませんが、800キロ台よりは今回の重量のほうが詰めの甘さが出ないような印象も。
 △キンメダルは、今年の天馬賞、ポプラ賞とも760キロで障害をひと腰でまとめ3着と善戦。今回も同じ760キロでの参戦です。同世代の天馬賞1着馬センゴクエースのほうが実績上位ですが、障害にムラが出ている近況を考えると、こちらのほうが好走確率が高そうです。

 【第17回開催3日目】
 11月27日(月)のメイン第10レースは、知床賞(オープン・19:05発走予定)
 前日に重賞が組まれたこともありやや手薄なメンバー構成なら、◎シンザンボーイが主役を張れそうです。今回はトップハンデですが、オープン昇級初戦だった3走前の狩勝賞(オープン)でフジダイビクトリー、コウシュハウンカイらをしりぞけ勝利している実力を信頼します。
 前開催のサロマ湖特別(オープン-2組)の1、2着馬も引き続き有力。前走で2頭は同重量でしたが、1着だった▲アサヒリュウセイが賞金ハンデが加増されるぶん5キロ重くなることで、2着○トレジャーハンターのほうが有利になった印象です。
 △ホクショウユウキは、今回がオープン昇級初戦ですが、2走前にはトレジャーハンターと僅差の戦いをしており、通用の可能性は十分でしょう。
 サロマ湖特別5着△アアモンドセブンも連争い候補として押さえておきたいところです。

今週の見どころ(11/18~11/20)

2017年11月16日(木)

 11月12日(日)に行われた重賞・クインカップは、1番人気のブルーオーシャンが逃げ切り勝ちを収め、4歳牝馬ナンバーワンの称号を手にしました。このあとは、12月のレディースカップ、年明け1月の重賞・ヒロインズカップで年長牝馬との戦いが待っています。

【第16回開催4日目】
 11月18日(土)のメイン第10レースは、釧路湿原特別(B1級-1・2組決勝・20:10発走予定)
 ◎サクラダイチは、B1級-2組予選では3着。障害巧者だが終いに踏ん張れずというこの馬らしいレースでした。B1級の特別戦では、今年8月のベガ特別(1組)で1走して2着というのが唯一ですが、特別戦替わりはタイプ的にプラスのはず。勝ち身に遅い近況を打破する逃げ切りを期待します。
 B1級-1組予選は、5頭出走していた3歳馬のうち4頭で1~4着を独占し、若さを見せつけています。○マツノテンリュウは、同レースで9着でしたが、さすがに展開が向かなかった様子。10月にはB1級の特別戦で1着があり、巻き返しがありそうです。
 1組予選4着の3歳馬▲メジロゴーリキもすでにB1級の特別戦で勝利実績があり、ここに入ってもまったく見劣りしません。
 △シンエイボブは、3歳重賞・ばんえい菊花賞で僅差5着、昇級初戦の1組予選2着など近走充実。体重が1000キロを超えた夏以降、障害の安定感が増したのが好調の要因でしょう。

【第16回開催5日目】
 11月19日(日)のメイン第10レースは、オータムカップ(オープン-1組・20:10発走予定)
 ◎サクラリュウは、2開催前の狩勝賞(オープン)で2着に好走。積極策から障害も先頭ひと腰でクリアすると、シンザンボーイにこそ差されたものの最後まで歩き切りました。前開催の重賞・北見記念は登録のみで回避。今回も出走している狩勝賞の上位3頭のうち、当時から賞金ハンデの加増が増えていないのは、この馬だけということを考えると勝機は十分といえます。
 ○フジダイビクトリーは、狩勝賞3着で、雨馬場だった北見記念2着と、9歳にしてスピードが増している感さえ受ける充実の近況です。北見記念を使われた馬のなかではハンデが有利なので、引き続き期待できそうです。
 ▲シンザンボーイは、狩勝賞がオープン昇級初戦でしたが、障害2番手から抜け出して快勝しています。ただ、同レースは北見記念の前哨戦で、重いハンデの実力馬たちが攻めていかなかった面もあり、ここが試金石でしょう。
 △オレノココロは、北見記念(4着)くらい前半詰めていければ、5着だった狩勝賞以上の成績が見込めそう。どこまで勝ちにこだわるかです。

 11月20日(月)の見どころは枠順確定後に掲載します。

【第16回開催6日目】
 11月20日(月)のメイン第10レースは、摩周湖特別(A2級-1・2組決勝・20:10発走予定)
 ◎ホクショウメジャーの障害での安定感を買います。今季は2勝のみですが、A2級の特別戦(混合戦含む)では8戦して2着2回、3着1回、4、5着各2回とほぼ崩れのない成績。1着が少ないぶん収得賞金も少ないため、今回も賞金ハンデなしで走れるのは有利。あとひと押しきけば勝利をつかみそうです。
 ○フクトクは、2走前の十勝岳特別(A2級-1・2組決勝、2着はホクショウメジャー)4着で、続くA2級-1組予選でも4着でしたが、障害のキレが良くなり、持ち前の決め手が生かせるようになっています。現状なら特別戦でも軽視できず、障害を早めに越えられれば、あっさり差し切る場面も十分です。
 ▲チヨノタカラは、1組予選では逃げて、カツオーカン(2着)、ホクショウメジャー(3着)の追撃を振り切って勝利。今季6勝のうち3勝を特別戦で挙げている障害巧者で、連勝の可能性もあるでしょう。
 △ワールドピサは、1組予選が昇級初戦で僅差の5着。昨季はA2級の特別戦で勝利がある実績を考えれば、妥当な結果といえ、引き続き警戒が必要でしょう。
 2組予選は、3連単が21万円という波乱決着。上位人気馬のうち唯一、馬券に絡んだ△ヤマノウンカイを押さえます。


今週の見どころ(11/11~11/13)

2017年11月 9日(木)

 11月12日(日)のメインには、4歳牝馬限定では唯一となる重賞・クインカップが組まれています。前哨戦・紅バラ賞の再戦模様となることが多いレース。そのためか、前哨戦で1~3着に入った馬が、クインカップで3番人気以内の支持を受けた場合、過去3年では3勝、2着2回、3着1回で複勝率100%というデータも。大波乱は少ない重賞ですが、今年はかなりの混戦だけに伏兵馬の台頭に警戒したいところです。

【第16回開催1日目】
 11月11日(土)のメイン第10レースは、トドワラ特別(A1級-1組・20:10発走予定)
 ◎フェアリードールは、前開催の能取湖特別(オープン・A1級-1組混合)では、A1級馬として最先着の3着と健闘。平場戦では流れに乗れない面をのぞかせますか、特別戦では先行して障害力を生かすレースができています。今回は、同じA1級同士の特別戦だけに、勝機も十分といえます。
 ○ホクショウユウキは、オープン混合だった近3走の平場戦で2、1、3着と安定。障害が立て直され、すっかり本来の姿に戻っています。今の状態なら特別戦でも勝ち負けが期待できそう。
 ▲フウジンライデン△ホンベツイチバンは、A1昇級初戦だった能取湖特別ではそれぞれ5、8着でしたが、強力な先行力を持つオープンクラスの1、2着馬が抜けた今回は、流れも違うはず。クラス慣れも見込め、前進が見込めるでしょう。

【第16回開催2日目】
 11月12日(日)のメイン第10レースは、4歳女王決定戦・第42回クインカップ(20:10発走予定)
 10月22日に行われた前哨戦・紅バラ賞(ハンデ差がつかない全馬負担重量660キロ)のほぼ再戦ですが、同レースを勝ったコウシュハローヤルがA2へ昇級。同馬だけが、今回は10キロ重い700キロを課されています。
 となれば、紅バラ賞2着◎ブルーオーシャンに注目でしょう。逃げ切ったコウシュハローヤルをとらえることはできなかったものの、後続の追い上げを許さない強い競馬でした。もともとは黒ユリ賞を勝ち、2歳シーズン女王に輝いている実績馬。ここを見据え、状態を上げてきているのは間違いないところ
 ○フジノウンカイの紅バラ賞6着は、障害でふた腰かかったぶんを詰め切れずといった印象。着順ほど内容は悪くありません。黒ユリ賞5着、3歳のばんえいオークス4着とこれまでの牝馬重賞では善戦どまりですが、障害力が強化されている近況を考えれば、一歩前進が考えられます。
 ▲ヒカルナナヒメは、ばんえいオークス2着で、紅バラ賞4着。混戦のメンバーだけに、ゴール前がきわどい争いになれば、決め手がモノを言うシーンも。
 △ビュウティハートは、紅バラ賞が7着でも、端コースに入ったのが影響した感も。本来は障害巧者なので巻き返しが期待できます。
 △タナボタチャンは、紅バラ賞には不出走ですが、黒ユリ賞2着の実績を考えれば軽視できません。

【第16回開催3日目】
 11月13日(月)のメイン第10レースは、サロマ湖特別(オープン-2組・20:10発走予定)
 ◎アサヒリュウセイは、オープン初戦だった北海道競馬記者クラブ特別(10月14日・A1級-1組混合)でいきなり勝利。今回も強敵となりそうな、トレジャーハンター、キサラキク、キンメダルらを下しています。前開催は重賞・北見記念を回避したため出走がありませんが、さほどの相手強化もないここは連勝のチャンスといえます。
 ○キサラキクは、前走の北見記念ではあわや2着も、という走りで3着と善戦。北海道競馬記者クラブ特別でもいい脚を使って2着に追い上げており、格的には最上位といえます。
 ▲キンメダルは、道中の位置取りに結果が左右されるタイプ。北海道競馬記者クラブ特別では先行策から3着に駆けており、流れに乗って障害力を生かせれば、好勝負に持ち込みそうです。
 △トレジャーハンターは、4走前の北海道競馬記者クラブ特別では4着も、障害が立て直された近3走が1、2、1着と軌道に乗りました。今回はオープン馬同士の争いとはいえ、2組のメンバーなら十分通用するでしょう。
 △アアモンドセブンは、オープン昇級後の近2走でも障害は崩れていません。特別戦へ替わることで新味発揮があるかもしれません。

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