8月26日(日)のメインには3歳・4歳混合による重賞・はまなす賞が組まれています。重賞に再格上げされた10年以降、過去8回の3着以内馬24頭中15頭は4歳ですが、近4回では、3歳、4歳とも2勝を挙げ、3着以内も6頭ずつと互角の成績を収めています。
【第10回開催4日目】
8月25日(土)のメイン第10レースは、アルタイル特別(B1級-2組・20:10発走予定)。
◎チヨノタカラは、昨季もこの時期はB1格付で、このアルタイル特別(B1級-2・3組決勝)を今年と同じ680キロで制しています。その勝利でA2へ昇級すると、特別戦で2勝し、A1までクラスを上げシーズンを締めくくりました。近況、障害のキレもよく、昨年に続く勝利が期待できます。
○アサヒカツヒメは、前走では障害巧者らしくないレースぶりで10着でしたが、端コースに入った影響もあったか。今回は中の7番枠で、しかも主戦の島津新騎手に戻るなら、特別戦でも巻き返してきそうです。
▲ライデンティダは、3走前のビッグウエイトカップ(3歳以上選抜)2着をはじめ善戦続き。B1級では力上位なので、馬券圏内は外さないでしょう。
△キタノリュウキ、△コウシュハローヤルは、特別戦よりは平場戦のほうが向く印象。しかし雨量が多くなって軽馬場になれば一発の魅力十分です。
【第10回開催5日目】
8月26日(日)のメイン第10レースは、第30回はまなす賞(3歳・4歳混合・20:10発走予定)。
◎ミノルシャープの3歳時に続く連覇に期待します。昨年のこのレースは、ややハンデに恵まれた面があったにせよ、障害ひと腰からの逃げ切り勝ちでした。今年はトップハンデとなりますが、馬体も成長し、障害力に磨きがかかっています。
○アアモンドグンシンは、3歳一冠目・ばんえい大賞典を含め今季8勝を挙げている上り馬。ばんえい大賞典は今回と同じ670キロで楽勝しており、4歳の骨っぽいところが相手でも互角の戦いが可能でしょう。
▲マツカゼウンカイは、障害巧者で決め手もありますが、3走連続3着が示すように勝ち運に恵まれない印象。少しの展開利があれば初重賞制覇にも手が届きそうです。
△ハマノダイマオーは、ばんえい大賞典(馬場水分0.9%)では2番人気で4着でしたが、高重量でも軽めの馬場になれば変わり身がありそう。
△カネサスペシャルは、世代限定戦で善戦傾向。重賞では、前走より着順を上げてくることが多いだけに、山鳩賞7着から巻き返しも考えられます。
【第10回開催6日目】
8月27日(月)のメイン第10レースは、不知火特別(A2級-1・2組決勝混合・20:05発走予定)。
◎バウンティハンターは、A1級同士では厳しい結果が続きますが、近2走のA2級との混合戦ではともに僅差3着にまとめています。今回は決勝戦とはいえ7頭中3頭がA2級馬なので、大崩れはないでしょう。
○カンシャノココロは、オープンからの降級馬で実績上位。前走のA2級-2組混合予選では、1番人気にこたえ抜け出して快勝。貫録を示す場面も十分です。
▲ニシキエーカンもカンシャノココロと同様、昨季はオープン格付。決め手はメンバー上位だけに、早めに障害を越えられれば際どく迫りそうです。
△アアモンドロシアは、A級の特別戦での良績に乏しいものの、積極策が取れれば無抵抗では終わらないはず。