ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

メイン

お知らせ・ニュース アーカイブ

<<前へ 7273747576777879808182

今週の見どころ(7/1~7/3)

2017年6月30日(金)

 7月2日(日)のメインには、4歳シーズン三冠の初戦・柏林賞が組まれています。昨年はセンゴクエースが、このレースに加え、二冠目・銀河賞、年明けの三冠目・天馬賞も勝ち、史上2頭目の4歳シーズン三冠馬に輝いています。センゴクエースは世代限定重賞6戦6勝からこのレースに臨みましたが、もう1頭のホクショウユウキ(2013年度)は柏林賞が重賞初挑戦でした。今季の4歳世代をけん引するのは、若駒の時から重賞戦線で活躍している馬なのか、それとも下級条件で徐々に力をつけてきた馬になるのか。注目の一戦です。

【第6回開催4日目】
 7月1日(土)のメイン第10レースは、拓成湖特別(B1級-1・2組決勝・20:10発走予定)
 5月27日の黒岳特別(B1級-1組)で逃げ切り勝ちを収めたのはカツオーカンで、障害2番手から追ってきたホンベツイチバンがコンマ5秒差まで迫って2着。離れた障害5番手から追い込んできたフクトクが勝ち馬と4秒8差の4着でした。今回はこの3頭が有力。なかでも期待は◎フクトクです。黒岳特別、3着だった2走前のゴールドトロフィー(3歳以上選抜)ともひと腰で切っていたように特別戦でも腰が入るようになり充実一途。テンに大きく置かれなければ、メンバー中上位の決め手で抜け出し、勝利をつかむでしょう。
 〇ホンベツイチバン▲カツオーカンはともに障害巧者ですが、詰めに課題があるタイプ。黒岳特別と同様、障害で大きく差をつければ、再びフクトクをしりぞけることになりそうです。
 6月3日の水無月特別(B1級-2・3組決勝)で3着に好走した△シンエイパワー、3連勝中と絶好調な△スーパータイトルが続きます。

【第6回開催5日目】
 7月2日(日)のメイン第10レースには、第11回柏林賞(4歳・20:10発走予定)が行われます。オープン馬マルミゴウカイの720キロから、B1級の牝馬ホクトノホシの670キロまで最大50キロのハンデ差がつきます。
 注目はA2級・700キロの◎フウジンライデン。前哨戦のライラック賞(4歳オープン)では6着とはいえ障害は先頭でクリアしており悪いレースではありませんでした。前走のシルバーカップ(A2級-2組)では骨っぽい相手関係ながら、見せ場十分の4着と好走しており、長かった不振から脱出した様子。もともとはイレネー記念を勝ち、2歳シーズン・チャンピオンに輝いている実力馬。そろそろ警戒が必要でしょう。
 3歳二冠馬〇マルミゴウカイは、今季2戦目の4歳決勝混合戦、3戦目のライラック賞と連勝中。世代限定戦以外はすべて回避し、ここに合わせて調整されてきました。730キロのばんえいダービーを圧勝し、ライラック賞では最大60キロ差のトップハテンデを克服していることを考えても、崩れるシーンは考えにくいところ。
 ばんえいダービー、ライラック賞とも2着の▲ホクショウディープはA1級・710キロでの出走。ライラック賞でのマルミゴウカイとの3秒3差は、障害を降りた位置取りのぶんだけでしょう。世代屈指の決め手炸裂の場面もありそうです。
 ライラック賞で4着の△タフガイ(B1級・690キロ)は、5月1日のすずらん賞(4歳オープン)の勝ち馬。A2・B1級決勝混合戦とゴールドトロフィー(3歳以上選抜)では掲示板を外しましたが、ともに障害はひと腰で切っていました。同世代限定戦なら巻き返せそうです。

【第6回開催6日目】
 7月3日(月)のメイン第10レースは、白鳳賞(5歳牝馬オープン・20:10発走予定)
 ◎タキニシサンデーは、5月14日のカーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)であわやの3着に粘ると、その後もA2級の特別戦(混合戦含む)で2、2着と堅実な走り。勝ち切れない面はありますが、同世代のしかも牝馬限定戦なら詰めの甘さも多少は解消されるはず。今季初勝利なるでしょうか。
 ○メムロコマチは、今季初戦のA2級-2組混合戦こそ掲示板外の6着でしたが、その後は特別戦を選んで使われ好走を続けています。平場戦では追走に苦労する面もあるものの、4着だったカーネーションカップでは先頭で障害へ仕掛けており、特別戦の流れが合うタイプ。引き続き注目です。
 ▲ヤマノホシも、特別戦のほうが持ち味が生かせそう。昨年11月に行われた4歳女王決定戦・クインカップ(7着)では、逃げ切り勝ちを収めたアスリートに次ぐ2番手で障害をクリアしている巧者です。流れに乗れれば末の粘り強化が見込めます。
 その△アスリートはオープン格付でスタートした今季は苦戦の連続(カーネーションカップは競走除外)。待ちに待った世代限定戦で巻き返しなるでしょうか。
 カーネーションカップの6着馬△ウメノスピードが押さえです。

今週の見どころ(6/24~6/26)

2017年6月23日(金)

 6月26日(月)のメインには、5歳牡馬オープンによる瑞鳳賞が組まれています。5歳世代は、今季開幕からそれまであった若馬の減量がなくなったこともあってか、近況がイマイチという馬も多い組み合わせ。どの馬も同世代同士で戦えるこのチャンスをモノにしたいと意気込んでいるはずです。

【第6回開催1日目】
 6月24日(土)のメイン第10レースは、ムーンストーン特別(A2級・20:10発走予定)
 ◎カネゾウは、2開催前の旭岳特別(A2級)の勝ち馬。昇級初戦でしかも大外10コースでしたが、スムーズに追走し、障害もひと腰2番手でクリアすると、早めに抜け出す完勝でした。3連勝中で、昨季までの勝ち味の遅さを払拭しています。今回から特別戦では賞金別定5キロが課されるものの、勝ち残りの一戦なら大崩れは考えられません。
 ○サカノテツワンは、旭岳特別の3着馬で、前開催の鹿追町競馬会杯(A2級-1組混合)では5着でしたが、ともに障害はひと腰で切っており、調子落ちは感じられません。
 障害巧者の▲フェアリードールは、鹿追町競馬会杯では4着とサカノテツワンに先着しています。好走には「置かれずに追走できれば」という条件がつく馬だけに、特別戦の流れは合いそう。しぶとく馬券圏内に入ってきそうです。
 △ファイトガールは、旭岳特別が7着とはいえ障害はひと腰でクリア。復調気配を感じさせて臨んだ前開催のシルバーカップ(A2級-2組)では鮮やかな逃げ切り勝ちを収めています。再び相手強化のここで同じ競馬ができるか、試金石といえます。

【第6回開催2日目】
 6月25日(日)のメイン第10レースは、ミントスポット杯(オープン混合・20:10発走予定)。オープン5頭とA1級3頭が争います。
 ◎ニュータカラコマは、ここ1年で3着以内を外したのは今季初戦の青葉特別(オープン混合)での5着だけという堅実派。雨馬場だった前々走のスタリオンカップ(3歳以上選抜)を逃げ切って今季初勝利を挙げると、前走の重賞・旭川記念ではあわやの3着と、馬場や重量を問わないのが安定感の要因でしょう。ここも引き続き期待できそうです。
 ○セイコークインは、前走の旭川記念では750キロに苦戦しましたが、今回と同じA1級との混合戦では、さつき特別(5月7日)を勝っています。スピードを生かせる600キロ台のレースなら首位争い必至といえます。
 ▲サクラリュウは、前開催のジュノー特別(A1級)を含め2連勝中。4走前のさつき特別では、セイコークインにコンマ2秒差まで迫っての2着と地力強化中です。
 △キサラキクは、今季開幕週の青葉特別を逃げ切って、ここにも出走しているニュータカラコマを問題にしませんでした。障害にムラがあるので半信半疑の面はあるものの、一発の魅力があります。
 △ソウクンボーイは、重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯で4着に健闘すると、スタリオンカップ2着など、今季2勝、2着2回と力をつけています。今開催からA1へ昇級し負担重量は増えますが、目が離せません。

【第6回開催3日目】
 6月26日(月)のメイン第10レースは、瑞鳳賞(5歳牡馬オープン・20:10発走予定)
 オープン馬センゴクエースの680キロから、B1級4頭の650キロまでハンデ差は最大30キロしかつかないのなら、◎センゴクエースが負けられません。若馬の減量がなくなった今季は苦戦も予想されましたが、重賞2戦を除けば好走続き。さすがは世代限定重賞10戦10勝の怪物といった力を披露しています。
 ○バウンティハンターは、A1級スタートの今季はなかなか勝てませんが、障害力を武器に善戦を続けています。もともとは、センゴクエース不在とはいえ昨年8月には重賞・はまなす賞(3歳・4歳混合)を勝っている実力馬。連争いでは筆頭格といえます。
 ▲イノリノチカラは、なかなか流れに乗れず凡走続きの今季でしたが、前走の平場戦では鋭い末脚を発揮して勝利。いざ流れに乗れたときには、これくらいの競馬はできる実力があります。今回は5歳馬の限定戦だけに、楽しみは十分です。
 △キンメダル△コウリキは、近況がイマイチですが、2歳時から同世代限定戦で上位争いしてきた実績馬。無印にはできません。

今週の見どころ(6/17~6/19)

2017年6月16日(金)

 6月18日(日)のメインには、今季の古馬重賞第2弾・旭川記念が組まれています。古馬重賞第1弾・ばんえい十勝オッズパーク杯(4月30日)は昨季の収得賞金順での編成のため、条件級馬の参戦もありましたが、ここにはオープン一線級が顔を揃えました。今年はコウシュハウンカイがこのレース3連覇なるかに注目です。

【第5回開催4日目】
 6月17日(土)のメイン第10レースは、ジュノー特別(A1級・20:10発走予定)
 ◎サクラリュウは、特別戦のほうが勝ち切れる印象もありましたが、前走のA1級-2組の平場戦では先行して流れに乗ると、決め手あるニシキエーカンを振り切って快勝。よほど状態が良いのでしょう。3走前のさつき特別(5月7日・オープン・A1級混合)では、オープン馬セイコークインの2着惜敗でしたが、今回はA1級限定の特別戦。順当に連勝で決めてくれそうです。
 ○トレジャーハンターは、さつき特別3着のあともオープン混合の特別戦を使われて4、3着。いずれもA1級馬として最先着を確保しています。相手が下がるここは当然前進がありそう。サクラリュウとの一騎打ちが予想されます。
 さつき特別4着の▲ホクショウユウキは、前走の大雪賞(オープン・A1級混合)では5着(トレジャーハンターが3着)。A1級同士なら道中息が入り障害もひと腰で切れるはずで、連争いには欠かせません。
 追い比べなら、4歳の好調馬△ホクショウディープや、前述の△ニシキエーカンが浮上してきそうです。

【第回5開催5日目】
 6月18日(日)のメイン第10レースは、重賞・第48回旭川記念(20:10発走予定)。牡馬770キロ(牝馬750キロ)から今季の収得賞金70万円につき10キロ増となる別定重量戦。ばんえい十勝オッズパーク杯を制したコウシュハウンカイが唯一10キロを課され780キロでの出走です。
 注目は◎オレノココロ。昨季のばんえい記念の勝ち馬ですが、700キロ台のスピードも要求されるレースにも対応できる器用さがあります。このレースでは2015年9着、16年3着でしたが、両年ともばんえい十勝オッズパーク杯を勝っていたためハンデを課されていました。今年はばんえい十勝オッズパーク杯で僅差2着からの臨戦。巻き返しの期待をかけられそうです。
 ○ニュータカラコマは、ばんえい十勝オッズパーク杯の3着馬。前開催のスタリオンカップ(3歳以上選抜)では、逃げ切って今季初勝利を収めています。重賞の荷物になると詰めの甘さを見せることも多いものの、このレースでは、14年4着、15年3着、16年2着と年々着順を上げています。今年こそ勝利なるでしょうか。
 ▲フジダイビクトリーは、14年のこのレースが古馬重賞初制覇。それから2年足らずで、ばんえい記念(16年3月)を圧勝するにまで成長しました。しかし、シーズンの初勝利は14年・5月、15年・7月、16年・8月と徐々に遅くなっており、本領発揮はもう少し基礎重量が増えてからかもしれません。連争い候補でしょう。
 過去、同一年度中に、ばんえい十勝オッズパーク杯、旭川記念とも勝ったのは11年カネサブラック、13年キタノタイショウの2回だけ。もし今年△コウシュハウンカイが勝てれば、快挙といえそうです。

【第回5開催6日目】
 6月19日(月)のメイン第10レースは、ゴールドトロフィー(3歳以上選抜・20:10発走予定)。昨季の勝利数が多い馬による選抜戦です。
 B1級の◎フクトクは、2走前には特別戦ながら障害をひと腰でクリア(4着)すると、A2級との混合だった前走は骨っぽいメンバーに入って勝ちに等しい2着。なかなか勝ち切れませんが、好調を維持しています。今回は同格か格下のメンバーが多く、もう少し前で運べれば、決め手を生かして上位争い必至でしょう。
 A1級の○ソウクンボーイは、フクトクと同じ「障害次第だが末脚は切れる」タイプで、重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯4着をはじめ今季は好走続き。格下が多い今回もまず勝ち負けでしょう。
 B1級の4歳馬▲タフガイは、前走のライラック賞(4歳オープン)では先行し障害ひと腰クリアから僅差4着に踏ん張りました。今回は前走より10キロ軽い640キロで出走できるのは恵まれた感があります。
 A1級の△アサヒリュウセイは、今季未勝利ですが、ここに入れば地力上位の存在といえます。

今週の見どころ(6/10~6/12)

2017年6月 9日(金)

 6月12日(月)のメインには、3歳オープンによるとかちダービーが組まれています。7月30日に行われる一冠目・ばんえい大賞典の前哨戦。ここまでの3歳路線は、重賞・イレネー記念(3月5日)を制したホクショウムゲンがアタマひとつリードといった印象ですが、昨季、2歳シーズン三冠不出走ながらばんえい大賞典を制したマルミゴウカイのような上り馬が出てくる可能性もありそう。このレースもぜひご注目ください。

【第5回開催1日目】
 6月10日(土)のメイン第10レースは、鹿追町競馬会杯(A2級-1組混合・20:10発走予定)
 ◎サカノテツワンは、旭岳特別では賞金ハンデ5キロを課されていたものの、シャープな末脚を披露し3着と崩れませんでした。強かった勝ち馬カネゾウが今回は回避。先行勢から離されずに追走できれば、再び決め手発揮のシーンも十分です。
 ○ハクタイホウは、前走A1級-2組戦で3着。7カ月半ぶりで今季初戦でしたが、障害ひと腰クリアからしぶといレースを見せました。昨季はオープンで勝ち負けしていた実力は上位で、久々を叩かれての上積みが見込めます。
 旭岳特別2着の▲タキニシサンデーは先行できればしぶといタイプ。
 相手が楽になって△シンザンボーイの巻き返しもありそうです。

【第5回開催2日目】
 6月11日(日)のメイン第10レースは、シルバーカップ(A2級-2組・20:10発走予定)。前開催の旭岳特別(A2級)を使われていた馬が6頭います。
 ◎メムロコマチは、旭岳特別でメンバー中最先着の4着。勝ち負けには加われませんでしたが障害のキレもよく、A2昇級後、初の自己条件への出走だったことを考えると十分な内容でした。上位3頭が揃って不在なら主役を演じて不思議ありません。
 ○ヤマノウンカイは、旭岳特別ではメムロコマチより先に障害を越えたものの、詰めの甘さが出て5着。しかし両馬の差は3秒なので、少しの展開利があれば逆転もありえそうです。
 気配アップが感じられるのは、旭岳特別で6着の▲ホクショウサスケ。続く2走使いのA2・B1級決勝混合戦では、それまでとは違い積極策に出て、結果障害で苦戦し7着とはいえ、きっかけをつかんだかもしれません。決め手ならここでは上位の存在です。
 同じく△フウジンライデンも復調気配が感じられます。4歳馬の10キロ減も有利だけに、早めに障害を越えれば、末脚を発揮ししぶとく粘るシーンもありそうです。

【第5回開催3日目】
 6月12日(月)のメイン第10レースは、とかちダービー(3歳オープン・20:10発走予定)。8頭中6頭がとかち皐月賞(5月15日・3歳オープン)を使われており再戦模様ですが、1着馬ミノルシャープの登録はなく、2、3着馬は回避しています。
 ◎メジロゴーリキは、とかち皐月賞ではメンバー中で最先着の4着。3月20日の若草特別(3歳牡馬オープン)では9番人気ながら追い比べを制して特別戦での勝利をマークしています。ここも逃げの一手で挑んでくるでしょう。
 ○マツカゼウンカイは、2歳シーズンでは4勝しかできなかったものの、今季は7戦して5勝、2、3着各1回とひと皮剥けた印象です。とかち皐月賞には不出走。相手は強化されますが、ここでも結果を出せれば、3歳戦線で台風の目になるかもしれません。
 イレネー記念を勝った▲ホクショウムゲンは、とかち皐月賞が今季初戦で10着。1番人気にこたえることができませんでしたが、ひと叩きされて変わってきそう。
 とかち皐月賞5着のあと2連勝中の牝馬△コウシュハサマーも侮れません。

今週の見どころ(6/3~6/5)

2017年6月 2日(金)

 6月5日(月)のメインには、4歳オープンによるライラック賞が組まれています。前回の4歳オープン特別戦・すずらん賞(5月1日)の1着馬タフガイ、2着馬タカラシップはともに3歳三冠レースへの出走はなし。7月2日に実施される4歳シーズン三冠の初戦・柏林賞へ向け、2、3歳重賞勝ち馬たちが前哨戦のここでどんなレースをするのかにも注目です。

【第4回開催4日目】
 6月3日(土)のメイン第10レースは、水無月特別(B1級-2・3組決勝・20:10発走予定)
 B1級-2組予選の2着馬◎チヨノタカラに期待します。2走前の同条件戦・エメラルド特別では離れた3着でしたが、勝ち馬がカネゾウ(続くA2昇級初戦の特別戦でも勝利)では相手が悪すぎました。予選で、切れ味勝負のウメノスピード(今回は回避)に最後まで食い下がった走りは好調さの証。障害力が生かせる特別戦に替わり、しかも2走前より相手が楽になるここは主役を演じてくれそうです。
 ○シンエイパワーは、2組予選では3着だったものの、スピード負けせず先行。障害をひと腰でクリアし、8番人気の低評価を覆す見どころ十分の走りでした。障害巧者で、特別戦なら前進が期待できます。
 3組予選で3着の▲サダノワークスは、特別戦のペースを歓迎。流れに乗れれば連争いに加わること必至。
 2組予選5着△オメガグレートは、サダノワークスと同タイプ。展開がカギを握っています。
 3組予選5着△ライデンティダは、昨季A2級の特別戦で上位争いしていました。実力ではヒケを取りません。

【第4回開催5日目】
 6月4日(日)のメイン第10レースは、オッズパーク賞スタリオンカップ(3歳以上選抜・20:10発走予定)。昨季のリーディングサイアー(3歳以上)上位5頭の種牡馬産駒による選抜戦です。オープン4頭、A2級4頭、B2級1頭により争われます。
 今季開幕から3、1、1着と好調な◎セイコークインに期待します。近2走とも早めに障害を越えて抜け出す安定したレースぶり。負担重量600~700キロ台でのスピード勝負はこの馬が最も得意とするところで、昨年のこのレースの勝ち馬でもあります。
 ○ニュータカラコマは、昨年のこのレースの2着馬。その後の1年間では16戦して5勝を挙げていますが、2着6回、3着4回と勝ちみに遅い面は否定できません。スムーズに流れに乗れれば、あとひと押しがきくかもしれません。
 ▲フジダイビクトリーは、ばんえい記念1着以来、今季初出走。昨年のこのレース3着馬で、次開催の重賞・旭川記念への叩き台でも軽視は禁物でしょう。
 条件級馬では△ソウクンボーイに注目。ばんえい十勝オッズパーク杯の4着馬で、前走A2級の特別戦では先行して鮮やかな差し切り勝ち。決め手はここでも通用しそうです。

【第4回開催6日目】
 6月5日(月)のメイン第10レースは、ライラック賞(4歳オープン・20:10発走予定)。
 5月1日のすずらん賞(4歳オープン)を使われていた馬が6頭いますが、注目は同レースが競走除外だった◎ホクショウディープ。前走A1級-2組戦では鋭く2着に伸びています。昨季最終開催に行われたクリスタル特別(4歳オープン)を勝った実績もあり、仕切り直しとなるここは主役を張れそうです。
 ○マルミゴウカイは、今季初戦のすずらん賞こそ詰め切れず4着でしたが、続く4歳決勝混合戦(5月7日)では追い込みを決めて快勝。叩かれて動きが良くなっています。ここは、トップハンデでも勝ち負けでしょう。
 ▲タフガイは、5連勝で特別戦初出走だったすずらん賞を制覇。その次の開催からB1へ昇級し、5、9着と勢いが止まりましたが、障害で崩れたわけではありません。4歳馬同士で巻き返せるでしょうか。
 すずらん賞3着、4歳決勝混合戦4着の△キタノリュウキや、すずらん賞6着△プレザントウェーは障害巧者で軽視できません。

<<前へ 7273747576777879808182
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.