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今週の見どころ(8/5~8/7)

2017年8月 4日(金)

 8月6日(日)のメインには、4歳オープンによる山鳩賞が組まれています。先週は、3歳重賞・ばんえい大賞典が行われましたが、4歳馬にとって、8月27日に実施される3歳・4歳混合重賞・はまなす賞の前哨戦となります。ぜひご注目ください。

【第9回開催1日目】
 8月5日(土)のメイン第10レースは、とかちえぞまつ特別(A1級-1組混合・20:10発走予定)
 ◎トレジャーハンターは、唯一のオープン馬で相手関係が有利。7月8日のこと座特別(A1級-1組混合)では、A1級の2頭に先着され3着でしたが、1着サクラリュウ、2着ハクタイホウともオープンでの好走歴もある実力馬でした。両馬ともいないここなら、マイペースに落として逃げ切れるでしょう。
 ○シンザンボーイは、前走のA1・A2級決勝混合戦では詰めの甘さも見せず逃げ切って快勝。今回も出走している2着タキニシサンデーには12秒3もの差をつけています。もともと特別戦のペースは歓迎なので、上積みがありそうです。
 実力馬の回避が相次いだため、前述の▲タキニシサンデー、さざなみ特別(A2級-1組)を快勝した△ファイトガールの昇級初戦牝馬2頭も通用しそうです。

【第9回開催2日目】
 8月6日(日)のメイン第10レースは、山鳩賞(4歳オープン・20:10発走予定)
 ◎マルミゴウカイは、4歳三冠の初戦・柏林賞で圧勝。人気を分け合ったホクショウディープを残り20メートルからちぎる貫録の走りを見せました。今季は世代限定戦を選んで使われており、4歳決勝混合戦、ライラック賞(4歳オープン)、そして柏林賞と3連勝中。引き続きトップハンデですが、負けられません。
 ○ホクショウディープは、今季マルミゴウカイと2度対戦し、ライラック賞、柏林賞とも2着。柏林賞では突き放されましたが、3着プレザントウェー(今回は回避)には15秒以上の差をつけており、不動の対抗といえます。
 ▲サクラダイチは障害巧者で、今季4勝を挙げている好調馬。世代限定の重賞・特別戦では2歳10月のナナカマド賞2着が唯一の馬券絡みで、ライラック賞、柏林賞とも不出走ですが、成長した姿を披露してくれそうです。
 △コウシュハローヤルも今季4勝をマーク。3歳女王決定戦・ばんえいオークス3着など牝馬のなかでは実績上位の存在です。

【第9回開催3日目】
 8月7日(月)のメイン第10レースは、デネブ特別(A2級・20:10発走予定)
 ◎カネゾウは、5月29日の旭岳特別、続く6月24日のムーンストーン特別のA2級2連勝を含め4連勝中と勢いがあります。2開催空けての出走ですが、その間に、両レースの2着馬はA1へ昇級しておりメンバーが楽になっています。前走を賞金別定5キロ増で勝利していることを考えても、相手探しの一戦といえそうです。
 ○ホクショウメジャーは、ムーンストーン特別では5着とはいえカネゾウとはわずか4秒2差。前開催のビッグウエイトカップ(3歳以上重馬体重馬選抜)では、センゴクエース、オレノココロらオープン馬を相手に障害3番手から見せ場を作りました。ここも先行できれば侮れません。
 ▲ヤマノウンカイは、重馬場の特別戦がもっとも実力を発揮できる舞台。雨中の競馬だった近2走の特別戦でも4、4着と崩れておらず、ここは巻き返しが期待できそうです。
 △メムロコマチはムラ駆けですが、実力を発揮できれば連争いに加わってきそうです。

今週の見どころ(7/29~7/31)

2017年7月28日(金)

 8月13日(日)に実施される重賞・ばんえいグランプリのファン投票結果が発表され、オレノココロが1位に輝きました。以下、センゴクエース、ニュータカラコマ、コウシュハウンカイ、フジダイビクトリー、オイドン、キサラキクまでの上位7頭に、ファン選出馬を除く番組賞金順上位3頭を加えた10頭に出走権が与えられます。
 7月30日(日)のメインには、3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典が組まれています。出走8頭中6頭が2走前までに勝利を挙げているという好調馬揃いの一戦です。ご注目ください。

【第8回開催4日目】
 7月29日(土)のメイン第10レースは、オッズパーク賞サマーカップ(オープン・20:10発走予定)。今開催は前半戦にビッグウエイトカップが組まれていたため、オープン馬が分散。有力馬が絞りやすくなりました。
 ◎ニュータカラコマは、今季2戦目から3勝、3着3回。負けた3戦も勝ち馬から5秒以内の僅差と、安定感があります。北斗賞を勝ったため今回は賞金ハンデが15キロに増えトップハンデとなりますが、ライバルのコウシュハウンカイが回避したとなれば、負けられません。
 ○セイコークインは、6月25日のミントスポット杯(オープン混合)では7着。とはいえ、追っつけて行ったぶん障害で手こずり、軽馬場で先に障害を越えた馬たちが止まらない流れに泣いたもので、悲観する内容ではありません。当時の勝ち馬ニュータカラコマとのハンデ差が25から35キロに広がる今回、ペースを守って先行できれば差のない戦いが可能でしょう。
 近走、大きな着順が続くも復調気配を感じる▲カイシンゲキや、北斗賞3着で障害巧者の△フジダイビクトリーを押さえます。

【第8回開催5日目】
 7月30日(日)のメイン第10レースは、第42回ばんえい大賞典(3歳・20:10発走予定)
 障害巧者の◎メジロゴーリキは、2歳シーズンでは、重賞・ナナマド賞で3着に好走すると、最終開催の若草特別(3歳牡馬オープン)で同世代限定のオープン特別戦初勝利をマークしました。このレースの前哨戦・とかちダービー(6月12日・3歳オープン)では障害ひと腰2番手クリアからそのまま2着に踏ん張っています。今回の670キロは牡馬としては最軽量タイなのも有利。重賞初制覇なるでしょうか。
 ○センショウニシキは、ヤングチャンピオンシップ、イレネー記念の2重賞とも4着という実績馬。しかし、通算6勝と勝ち星が少なくあまり賞金を稼いでいないため、いまだB4級で走っています。実績のわりに670キロは恵まれた印象です。
 ▲ミノルシャープは、とかちダービーこそ回避したものの、とかち皐月賞(3歳オープン)、前開催のわし座特別(B2級-1組)での勝利を含め、今季7勝、2着1回。B4級スタートからB1級までノンストップで昇級してきた上がり馬です。勢いに乗って重賞も仕留めるか注目です。
 とかち皐月賞3着、わし座特別2着の△ウンカイタイショウも侮れません。

【第8回開催6日目】
 7月31日(月)のメイン第10レースは、しし座特別(A2級-2組混合・20:10発走予定)。前開催の前開催のルビー特別(A2級)のほぼ再戦ですが、1、3着馬は不在となっています。
 ◎フウジンライデンは、ルビー特別で2着に好走。スムーズに障害を越えると、末脚の伸びも上々。競走除外明けを感じさせない走りでした。今回は、決め手強烈だった勝ち馬、接戦を繰り広げた3着馬がいないメンバー構成。今季初勝利のチャンスといえます。
 ○フェアリードールは、ルビー特別では7着。もともとテンに置かれる面があるのに加え、大外10コースに入ったこともマイナスに働いたようで、不本意なレースでした。近走、障害のキレそのものは悪くなく、精彩を欠く面々が多いここなら、一変があるかもしれません。
 ▲ヤマノウンカイは、ルビー特別の4着馬。軽馬場で速い時計の決着となりましたが、大きく崩れなかったのは好調さを物語ります。引き続き警戒が必要でしょう。
 ルビー特別10着△ホクショウサスケ、同5着△キタノサムライは障害次第で決め脚発揮の場面がありそうです。

今週の見どころ(7/22~7/24)

2017年7月21日(金)

 7月24日(月)のメインには、ビッグウエイトカップが組まれています。今季の前走出走時の馬体重が重い馬による選抜戦で、ばんえい競馬らしいレースといえます。昨年のセンゴクエース、一昨年のキサラキクと2頭の勝ち馬も出走予定ですが、帯広単独開催になった2007年以降、このレースを2勝以上した馬はいないというデータは気になるところかもしれません。

【第8回開催1日目】
 7月22日(土)のメイン第10レースは、さざなみ特別(A2級-1組・20:10発走予定)
 ◎ファイトガールは、2開催前のムーンストーン特別(6月24日・A2級)では逃げて2着。3連勝中で1番人気のカネゾウにこそ交わされたものの、ゴール前で巻き返してコンマ1秒差まで詰め寄る根性の走りでした。今回はそのカネゾウが回避。逃げれば簡単には失速しないでしょう。
 5歳牝馬の○タキニシサンデーは、特別戦では苦戦傾向がありましたが、今季はA2級の旭岳特別2着(5月29日・勝ち馬はカネゾウ)や、白鳳賞(7月3日・5歳牝馬オープン)1着など大崩れなく走って地力強化を感じさせます。
 ムーンストーン特別があった開催には5歳牡馬オープンの瑞鳳賞も組まれていました。同レースに出走していた2頭も有力。両馬は前開催ではルビー特別(A2級)を使われて、▲アアモンドロシアが3着で、△イノリノチカラが1着とともに上位を確保しています。

【第8回開催2日目】
 7月23日(日)のメイン第10レースは、ユリウス特別(A1級・20:10発走予定)
 ◎ハクタイホウは、6月の今季初戦から5走して、3勝、2、3着各1回と堅実。前開催のこと座特別(A1級-1組混合)では差し脚届かず2着とはいえ、勝ったのがサクラリュウ(現オープン)では相手が悪かったといえます。今回から特別戦では賞金別定5キロが課されますが、A1級なら実力上位で通ります。
 ○カゲホウトウは、A1昇級後のオープン混合戦では苦戦続き。しかし、相手が楽になった5走前からは、結果は伴わずとも障害のキレはよく、前々走の文月特別(7月10日・A1級-2組)、続くA1級-1・2組決勝混合戦(勝ち馬はハクタイホウ)と連続2着で好調の波に乗ってきました。
 4歳馬▲ホクショウディープは、6月17日のジュノー特別(A1級)では障害ひと腰からサクラリュウの3着に好走。クラス慣れを感じさせます。当日はやや軽めの馬場が予想されるためスピードが生かせそうです。
 文月特別の勝ち馬△アサヒリュウセイ、こと座特別4着△シンザンボーイは特別戦のペースが合うタイプで侮れません。

【第8回開催3日目】
 7月24日(月)のメイン第10レースは、ビッグウエイトカップ(B1級以上選抜・20:10発走予定)
 2015年のこのレースの勝ち馬◎キサラキクに期待します。今季、特別戦では4戦して1勝、2着2回、4着1回と好走続き。6月18日の重賞・旭川記念では750キロでも障害は三腰でまとめると、優勝争いには絡めなかったとはいえ4着と力をつけています。軽めの馬場でのスピード比べには滅法強く、このレース2度目の制覇も十分でしょう。
 ○センゴクエースは、古馬重賞では苦戦続きでしたが、雨馬場で速い時計での決着となった前開催の北斗賞では、スムーズな登坂から僅差の4着と変わり身を見せました。昨年のこのレースの勝ち馬で、連覇の可能性もありそうです。
 ▲オレノココロは、北斗賞が1番人気で5着でしたが、10キロとはいえハンデも響いたかもしれません。今回は賞金ハンデ(通常の特別戦であれば15キロ)が課されず、重量的にいちばん恵まれた格好。昨年の3着以上も見込めそうです。
 △サクラリュウは、今季3勝を挙げて前開催からオープンへ昇級。ほかのオープン馬3頭と比較すると実力的に劣勢な感は否めませんが、条件級馬には負けられません。
 条件級馬では障害巧者△バウンティハンターに注目します。

今週の見どころ(7/15~7/17)

2017年7月14日(金)

 7月16日(日)のメインには、重賞・北斗賞が組まれています。今季、古馬重賞は2戦行われ、ばんえい十勝オッズパーク杯、旭川記念とも、同じ3頭による決着で、1、2着が入れ替わっただけ。今回もその3頭による争いとなるのか、基礎重量が増えたことで割って入る馬が出てくるのか。注目の一戦です。

【第7回開催4日目】
 7月15日(土)のメイン第10レースは、天の川賞(3歳・4歳B1級以下C1級以上選抜・20:10発走予定)。全馬500キロ台の軽量で争われる特別戦です。3歳、4歳で馬齢による重量差がつかないため、キャリアで勝る4歳が有利とみます。
 ◎サクラダイチは、テンの速さではピカイチ。B1昇級初戦の前走がいきなりA2級との混合戦。大幅な相手強化でしたが、障害ひと腰クリアから見せ場十分の3着と、B1級通過も時間の問題と思われます。今回はB1級以下の混合戦で、しかも世代限定戦なら逃げ切りが濃厚でしょう。
 ○コウシュハローヤルは、障害が崩れている状況でのB1昇級でしたが、初戦の2組ではひと腰で越えて僅差4着と好レースを披露。B2級時代、サクラダイチには2連敗していましたが、軽量なら障害のムラも出にくく好勝負が期待できます。
 ▲アグリモエは、先行して踏ん張れない近況ですが、負担重量が一気に軽くなって、末の粘り強化が期待できそう。
 △ヒカルナナヒメは、B1昇級初戦の3組では早めに障害を越えながら詰めを欠き8着。とはいえ格下が多いここなら、流れに乗って巻き返しが期待できそうです。
 格下B3級とはいえ好走を続ける△テンリュウフジも差はありません。

【第7回開催5日目】
 7月16日(日)のメイン第10レースは、重賞・第25回北斗賞(20:10発走予定)。オレノココロとコウシュハウンカイの2頭が賞金別定10キロを課されています。
 ◎コウシュハウンカイは、ばんえい十勝オッズパーク杯1着、旭川記念2着。旭川記念では唯一、10キロの賞金ハンデがありましたが、ひと腰先頭で障害をクリア。そのまま押し切るかと思われたところ、障害離れた3番手から追ってきたオレノココロにゴール線上で捕まって、コンマ7秒だけ先着を許したものの、勝ちに等しいレース内容でした。今回はオレノココロも同重量となるだけに、雪辱を果たして、今季重賞2勝目を挙げそうです。
 ○ニュータカラコマは、2重賞とも3着。旭川記念では障害2番手からコウシュハウンカイとの差をじわじわ詰めており、詰めの甘さを感じさせない走りが好印象でした。昨年のこのレースの勝ち馬で、旭川記念上位3頭のうち、この馬だけ別定重量の加増がないことを考えても勝ち負けでしょう。
 ▲オレノココロは、2重賞が2、1着。旭川記念は結果として勝ったとはいえ、障害で体勢を崩しており、楽なレースではありませんでした。前述2頭は障害巧者で今回もひと腰クリアが予想されるため、大きなロスがあると差し脚が届かない可能性も考えられます。
 △フジダイビクトリーは、旭川記念の5着馬。当時より基礎重量が20キロ増えるのは障害巧者のこの馬にとっては歓迎で、前進が期待できるでしょう。

【第7回開催6日目】
 7月17日(祝・月)のメイン第10レースは、ルビー特別(A2級・20:10発走予定)。今季勝利を挙げているのはアアモンドロシア、イノリノチカラのみと、やや精彩を欠く馬が多いメンバー構成です。
 ◎アアモンドロシアは、近走は障害のカカリが安定して、3走前のシルバーカップ(A2級-2組)3着、前走の瑞鳳賞(5歳牡馬オープン)4着と特別戦では勝ち馬と5秒差程度にまとめています。障害に不安がある馬が多い今回のメンバーなら、展開は速くならず、流れに乗って今季2勝目が期待できそうです。
 ○フウジンライデンは、スランプを脱し上昇気配だっただけに、前開催の4歳重賞・柏林賞での競走除外(右後球節捻挫)は残念でなりません。状態面に不安はありますが、出走してくるからには軽視できません。
 ▲ヤマノウンカイはメンバー中で、唯一ともいえる障害巧者ですが、決め手を欠くのが悩み。うまく先行して、他馬が障害で手こずるようなら前残りに警戒する必要があるでしょう。
 △イノリノチカラは、今季初勝利をマークした前々走のように前々で競馬ができるかがカギです。

今週の見どころ(7/8~7/10)

2017年7月 7日(金)

 7月2日に行われた4歳シーズン一冠目・柏林賞は、マルミゴウカイが圧勝。ばんえい大賞典、ばんえいダービーに続く重賞3勝目となりました。今季はここまで世代限定戦しか使われていませんが、今後参戦が予想される、古馬オープン戦での戦いぶりも注目となりそうです。

【第7回開催1日目】
 7月8日(土)のメイン第10レースは、こと座特別(A1級-1組混合・20:10発走予定)
 5頭出走しているA1級勢が有力。なかでも期待はオープンからの降級馬◎ハクタイホウでしょう。A1級スタートの今季は使い出しが6月でしたが、2戦目から2連勝とさすがの力を見せています。今回はA2級との混合戦で相手有利は明白。連勝を伸ばすでしょう。
 ○サクラリュウは、6月17日のジュノー特別(A1級)の勝ち馬。前開催のミントスポット杯(オープン混合)は相手強化で、しかも雨馬場での時計勝負と分が悪かったものの、それでも5着と崩れず力をつけています。相手関係に恵まれた今回は巻き返してきそうです。
 ジュノー特別の4着馬▲トレジャーハンター、ミントスポット杯3着の△ソウクンボーイも連争いなら互角の存在です。
 △ホンベツイチバンは、A2級の3頭のうち、唯一賞金ハンデを課されていないのが魅力。昇級初戦ですが、障害力を生かしどこまでやれるでしょうか。

【第7回開催2日目】
 7月9日(日)のメイン第10レースは、わし座特別(B2級-1組・20:10発走予定)
 連勝中の3歳馬2頭が注目を集めそう。なかでも期待したいのは◎ウンカイタイショウです。B3級で2連勝して今回がB2昇級初戦とはいえ、とかち皐月賞(5月15日・3歳オープン)では、先頭で障害を越えると、早めに抜け出し快勝したミノルシャープに食い下がり、3秒3の僅着3着と見せ場十分だったことを考えれば、クラスの壁はなさそうです。
 ○ミノルシャープは4連勝中で、B2昇級初戦の前走2組もあっさり逃げ切っています。すでに古馬相手の特別戦(スーパートレーナー賞)も制していますが、賞金ハンデ5キロを考慮し対抗評価です。
 ▲ヤマトテンリュウは、近4走のB2級の1~2組戦が2、2、2、3着と堅実。すべて障害はひと腰で越えている巧者だけに、初の特別戦でもむしろ歓迎といった感もあります。
 △オオゾラシンスケは勝ちみに遅いものの、過去には重賞や特別戦へ出走していたキャリアが魅力です。

【第7回開催3日目】
 7月10日(月)のメイン第10レースは、文月特別(A1級-2組・20:10発走予定)
 ◎バウンティハンターは直近のA1級の特別戦・ジュノー特別(6月17日)で今回のメンバー中最先着の2着。障害力を生かす積極策から僅差に踏ん張っています。今回は2組と相手に恵まれた印象。今季初勝利のチャンスでしょう。
 ○カンシャノココロは、ジュノー特別が5着でしたが、特別戦のペースが合うタイプ。今回は、同レースの1、3、4着馬が不在なので、巻き返して当然でしょう。
 ▲ホクショウユウキは平場戦向きの印象もありますが、展開さえ向けば、特別戦でもスプリングカップ(4月21日・A1級)2着くらいの走りはできる馬。マークは欠かせません。
 △カゲホウトウは、なかなか結果が伴いませんが、障害のキレは安定しています。今回は昇級2戦目でクラス慣れも見込めるはずです。

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