ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

メイン

お知らせ・ニュース アーカイブ

<<前へ 6465666768697071727374

今週の見どころ(5/19~5/21)

2018年5月18日(金)

 今季のばんえい競馬が開幕して早いもので一か月ですね。現在騎手リーディングは20勝藤本匠騎手、調教師リーディングは15勝久田守調教師となっています。
 リーディング争いはまだまだこれからといったところですが、こちらにも注目してばんえい競馬を応援していきたいですね。

成績/リーディングについてはこちら

【第3回開催4日目】
 5月19日(土)のメイン第10レースは、つつじ特別(A2級・20:10発走予定)
 ここは今季3連勝中の◎カネゾウの相手探しでしょう。前走の春駒特別ではカゲホウトウと一緒に先頭で障害を越えてから同馬を突き放しました。2着に入ったブチオに最後差を詰められましたが、完勝と言っていいでしょう。前走一緒に走ったメンバーが何頭かおり、今回は昇級して前走と違って10キロのクラスハンデはありませんが、ここは3連勝中の勢いに注目したいです。
 相手筆頭も前走1着でA2に昇級した○ホクショウメジャー。前走の菖蒲特別では逃げるアアモンドロシアとの叩き合いを制し、勝利。着差はコンマ8秒でしたが、競馬の内容は評価すべきです。昨季終盤はA2級で善戦を続けていた同馬ですから、昇級しても勝ち負けに期待です。
 前走春駒特別でカネゾウの3着に敗れた▲カゲホウトウですが、今回は前述したとおり負担重量差が無くなるので前進が期待できます。前走は障害を越えた後、勝ち馬カネゾウに離されましたが、障害は安定して越えられています。有力馬に先行脚質が多いですが、ほかの馬が障害で苦戦するようであれば逆転も十分にあります。
 △コウリキは2走前に7番人気という低評価ながらA2級混合戦で勝利を収めています。続く前走のさつき特別では格上馬が多い中、掲示板内に入る健闘をしています。元々は世代限定戦の重賞で好走を続けており、同期の4歳シーズン三冠馬センゴクエースがいなければ重賞をあと何個か勝てていたかもしれない実力馬です。また、番組賞金が349万9千円とあと千円多ければA1級ということもあり、ここは好走してA1に昇級したいところでしょう。 
 

【第3回開催5日目】
 5月20日(日)のメイン第10レースは、エメラルド特別(オープン・A1級-1組混合・20:10発走予定)
 ここは◎マルミゴウカイに注目します。古馬オープン格付けになった今季2走はともに3着でしたが、前走のばんえい十勝・オッズパーク杯(BG2)では前々走のスプリングカップとは違い、しっかりと追走ができていたので、同じ着順でも前々走より内容は良いでしょう。昨季4歳三冠馬の誇りをかけて逆転に期待します。
 ○センゴクエースは前走2着に敗れましたが、この馬自身の内容は悪くありません。今回は前走強い競馬をしたコウシュハウンカイが出走回避をしたのもあり、流れが向くと思われます。前走のリベンジはできませんが、引き続き勝ち負けに期待です。
 ▲オレノココロは今季初戦を予定してたスプリングカップの競走除外もあり、態勢が万全ではなかった前走のばんえい十勝・オッズパーク杯では5着。ぶっつけで重賞を使わざるを得なかったのは不本意ですが、今回は一度レースを使えたことにより状態は良化していると考えられます。ばんえい王者復権へまずは今季初勝利を目指したいところ。
 前々走のスプリングカップで集中力を欠き、しんがり負けだった△サクラリュウは前走ブリンカー着用で出走。隣枠のホクショウユウキが出走取消ということもあり、牝馬キサラキクを視界に入れないようにしたのか前々で競馬をした結果、障害こそはスンナリ2番手で越えられたものの、その後は脚色が鈍くなり4着。しかし、今回のメンバーでは集中力を欠くことはないと予想されるので巻き返しの一戦となるでしょう。

【第3回開催6日目】
 5月21日(月)のメイン第10レースは、スーパートレーナー賞(3歳以上B級選抜・20:05発走予定)。平場戦の規定重量から10キロ増で出走できるという珍しい条件の特別戦です。
 注目は◎ライデンティダです。近2走は見せ場無しの大敗でしたが、先行馬が多い今回のメンバーであれば展開がこの馬に向くことが予想されます。今季初戦のB1級-3組で差し切り勝ちを収めた時の再現に期待です。
 前走五月雨特別を勝利し、連勝を"4"に伸ばした○イッキフジ。4連勝中の競馬はどれも強い内容であり、2走使いとなった今回も前走に引き続き基礎重量が10キロ軽いのも有利。最近の充実度から今回も勝ち負けに期待です。
 今季初戦のミズバショウ特別、2戦目スーパージョッキー賞でともに7着だった▲ハクタイホウは前走平場戦(B1級-3組)に替わりましたが、障害を越えた後、他馬を突き放す強い競馬で1着。復調気配がうかがえました。今回は今季結果を残せていない特別戦に戻るのがネックですが、前走の再現ができるようであれば2連勝も考えられます。
 今季5戦して4回3着以内に入っているものの、まだ勝ち星がない△キタノリュウキはそろそろ美酒を味わいたいところ。しかし、今回はイッキフジという強力な同型の先行タイプがいるだけに、厳しい戦いが強いられそうです。

今週の見どころ(5/12~5/14)

2018年5月11日(金)

 先週から2歳戦がスタートし、新馬戦が11レース実施されました。第1回能力検査で1番時計だったジェイエースは6日の第5レースにて1分19秒1という破格の勝ち時計を記録。このままばんえい競馬を盛り上げるスーパースターになってほしいですね。
 また、今週12日(土)から帯広競馬場ではばんえい十勝ビアガーデンが始まります。現地観戦のお供にどうでしょうか。

ばんえい十勝ビアガーデンの情報についてはこちら
 
 なお、13日(日)のばんえい競馬については全11競走から全10競走に変更となっており、レースの発走時刻が変更となっていますのでご確認ください。

13日(日)発走時刻の変更についてはこちら

【第3回開催1日目】
 5月12日(土)のメイン第10レースは、五月雨特別(B1-1組混合・20:05発走予定)
 ここは3連勝中の◎イッキフジを素直に評価。前走のスーパージョッキー賞では写真判定の末の勝利でしたが、強いレースをしたナカゼンガキタを差し切ったのですから価値は大きいでしょう。また、番組賞金が9千円足らずでB2級据え置きのため、前走に引き続き基礎重量が10キロ軽いのも有利。ここも勝って昇級したいところ。
 ○アアモンドロシアは前走菖蒲特別ではホクショウメジャーとのマッチレースの末の敗戦。しかし、今季は4戦4連対と安定した成績を残しています。シーズン序盤の負担重量が軽い間は軸にして問題ないでしょう。引き続き勝ち負けに期待です。
 前走B1級-2組でホクショウメジャーとの叩き合いを制した▲サカノテツワン。昨季は開幕戦から4連勝するなどシーズン序盤に強い傾向があります。障害をそつなくこなすことができるなら連勝も十分にあり得ます。
 △ヤマノウンカイはB1昇級後あと一歩が足りない競馬が続いています。上記3頭は強いですが、展開一つで巻き返しは可能です。

【第3回開催2日目】
 5月13日(日)のメイン第9レースは、カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン・20:05発走予定)
 注目は◎アアモンドセブン。前走春駒特別では勝ち馬カネゾウについていく形で障害に挑戦したため、ひと腰で越えられたものの末脚が不発になってしまい4着に敗れました。当レースとの相性は悪いものの今年1月に行われたヒロインズカップ(BG2)ではここで上位人気になると思われるメンバー相手に2着に入っています。自分のペースで障害を越えられれば勝ち負けが期待できます。
 ○コウシュハサマーはばんえい菊花賞を最後に勝ち星から離れており、しかも今季初戦と不安材料が多いですが、牝馬限定戦なら能力は足りるはず。昨季の序盤は高いレベルで安定しており、負担重量が軽いほうが好走するタイプだと考えたい。今回の650キロなら復活もあるでしょう。
 ▲セイコークインは確か末脚を持っていますが、今季2走ともそれを披露する前に決着がついてしまうという不完全燃焼なレースが続いています。前が止まるといった展開一つで逆転は十分にあります。
 唯一のオープン馬△キサラキクは今年1月にヒロインズカップ(BG2)を制覇しているように牝馬同士では実績は一番。しかし、トップハンデを課されていることから取りこぼしも十分あり得るのでここは連下まで。

【第3回開催3日目】
 5月14日(月)のメイン第10レースは、とかち皐月賞(3歳オープン・20:10発走予定)
 ◎ミスタカシマの今季初戦は4着。古馬のペースについていけず、先頭集団が障害を越えた頃にようやく障害前にたどり着きました。しかし、障害をひと腰で越えるなどその才能は目を見張るものがあります。昨季は牝馬としては20年ぶりのナナカマド賞制覇と同世代の牡馬と互角以上に渡り合えることを証明しました。世代限定戦に戻って勝ち負けに期待です。
 ○キタノユウジロウは昨季はイレネー記念(BG1)2着を含む11戦連続で連対するほど安定した成績を残した実力馬。古馬混合の初戦は4着に負けましたが、前走では叩き合いを制し内容たっぷりの1着で体勢を立て直すことができました。世代限定戦の今回はトップハンデより10キロ軽い負担重量で出られるのでここも崩れないでしょう。
 前走古馬混合のレースで1着の▲ハマノダイマオーは昨季最終戦の若草特別でオレワチャンピオン、キタノユウジロウら実力上位馬相手に差し切っています。この時はトップハンデより基礎重量が20キロ軽かったですが、今回はさらに10キロのハンデをもらえることもあり、更なる前進が見込めそうです。引き続き好走に期待です。
 ヤングチャンピオンシップ(BG2)優勝馬△オレワチャンピオンは先行力と障害力を併せ持つ世代のトップホース。今回の負担重賞であれば前が止まらない展開が予想され、持ち味を発揮できれば逆転は可能ですが、昨季終盤と同様に今回もトップハンデに泣くということが十分考えられます。ここは4番手評価までで。

今週の見どころ(5/5~5/7)

2018年5月 4日(金)

 今週からいよいよ2歳戦がスタート。4月8日に行われた第1回能力検査を突破した若駒たちが続々とデビューを迎えます。1番時計の1分27秒7をマークしたジェイエース(牡・松井浩文厩舎・父ウンカイ)は、6日(日)第5レースに出走予定。
 明日のスーパースターたちがどのような走りを見せてくれるのか期待が高まります。

帯広競馬場でのイベントはこちら

【第2回開催4日目】
 5月5日(祝・土)のメイン第10レースは、「菖蒲特別」(B1級-1・2組決勝、20:10発走予定)
 ◎ホクショウメジャーは前走コンマ2秒差の2着惜敗。しかし、障害ひと腰からゴール寸前まで先頭とこの馬の競馬はできていました。前走僅差で先着されたサカノテツワンが出走を見送ったのでここは負けられないでしょう。
 ○アアモンドロシアは今季2、2、1着と安定感抜群。この3戦の内容は障害を早めに仕掛け、そのままひと腰かふた腰で上げられているというもの。その分終いの脚は甘くなってしまいますが、このような競馬ができるようであれば負担重量が軽いシーズン前半戦は崩れにくいと思われます。
 ▲オメガグレートはレースぶりにムラがありますが、今年3月にA2級を勝利しているように実力は確か。前走1、2着馬に離された3着でしたが、展開一つで流れ込みは可能.
 △ブチオは今季2走してともに2着。同型の先行馬が多い今回のメンバーですが、障害をひと腰で越えられているように好調をキープしていますので、前走先着されたアアモンドロシアを含め、逆転まであります。

【第2回開催5日目】
 5月6日(日)のメイン第10レースは、さつき特別(A1級混合・20:10発走予定)。オープン馬はトレジャーハンター1頭のみで、6頭はA1級馬、残り3頭はA2級馬です。
 注目は今季初出走でも近2戦とも2着の◎アサヒリュウセイ。前走の陽炎特別は、のちに今季最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)で2着に入るセンゴクエースに完敗でした。昨季終盤は強敵相手と戦ってきたこともあり勝ち切れていませんが、年度が替わりクラス改編によるオープンからA1への降級もあったということで今季初戦から勝ち負けに期待できます。
 ○トレジャーハンターは出走メンバー中唯一のオープン馬。昨季はオープンでも善戦しており、その先行力はメンバー中上位でありますが、ゴール板手前で止まる場面が多々あります。このメンバーなら障害を先頭で越えてそのまま押し切る場面は容易に想像できますが、ここは相手まで。
 ▲フウジンライデンは、近2走は世代限定戦で、マルミゴウカイといったこの世代を代表する馬に完敗でしたが、3走前の深雪特別ではほかの馬が第2障害でひと息入れている間に障害を突破。最後は2着ニシキエ-カンに詰め寄られたものの強い競馬でした。今季初戦でも期待十分です。
 以下、展開次第ではありますが、△キンメダル△ニシキエ-カンの流れ込みにも警戒しておくべきでしょう。

【第2回開催6日目】
 5月7日(月)のメイン第10レースは、スーパージョッキー賞(3歳以上選抜・20:05発走予定)。昨季のリーディング上位騎手がB級馬に騎乗し争います。
 巻き返しを狙う◎ハクタイホウに注目です。前走のミズバショウ特別では1番人気に推されるも、勝ち馬コウリキの早仕掛けにつられていってしまった結果、障害を苦戦し7着大敗。実力はメンバー中トップクラスですからここで何とか勝ち癖をつけたいところ。
 ○ヤマノウンカイは前走春駒特別で6着だったものの、障害はひと腰で越えている障害巧者。前で競馬をする馬が少ないこのメンバーなら持ち前の障害力で逆転まであるでしょう。
 ▲ライデンティダは前走春駒特別で5着。今季3走は1、3、5着と安定した成績でいます。どちらかというと末脚で勝負する馬なので、先行馬が障害で苦戦するようであればチャンスは十分にあります。
 △サクラダイチは前走8着に敗れましたが、前で競馬ができるのが魅力です。前述したとおり、同型が少ないので障害をスンナリ越えられれば逃げ残りまであるでしょう。

今週の見どころ(4/28~4/30)

2018年4月27日(金)

 4月29日(祝・日)のメインレースには、今季第1弾の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。昨季の収得賞金順で上位の4歳以上による選抜戦。3月のばんえい記念を制したオレノココロを筆頭に現在のばんえい競馬界のトップホースが集結します。
 早いもので世間はGW。帯広競馬場では十勝管内外のグルメを楽しめるイベント「うまちかwithばんえい競馬2018」が行われるので、GWはぜひ帯広競馬場へ足を運んでみてはいかがでしょうか?


帯広競馬場でのイベントはこちら
オッズパークのキャンペーンはこちら

【第2回開催1日目】
4月28日(土)のメイン第10レースは、春駒特別(A2級混合・20:10発走予定)。A2級馬4頭、B1級馬6頭で行われるクラス混合戦です。
 注目は仕切り直しの一戦となる◎セイコークイン。前走の青葉特別ではタカラシップのペースに合わせようとして早仕掛け。結果第2障害で手こずり、通過した頃には先頭集団は残り30メートルを切っていました。このような競馬では最後伸びても先頭集団に届くのは厳しいでしょう。前走よりも相手関係が緩和される今回は自分のペースで障害を迎えれば、首位争いが濃厚です。
 相手は今季2連勝中の○カネゾウ。前走は少頭数の6頭立てでしたが、積極的な競馬から障害をひと腰で越えて圧勝。また、今季2走とも勝ち時計は1分48秒台と前週金曜日に行われたスプリングカップの勝ち時計に次ぐ2番、3番時計から好調ぶりが表れています。今回は少し相手が強くなりますが勢いに期待します。
 ▲カゲホウトウは昨季3連勝でシーズンを締めくくりました。前走のミズバショウ特別では第2障害を2番手で越えるもキンメダルに差されて3着。今回のメンバーであれば、連勝中のように障害を先頭で越えて押し切る競馬の再現は可能でしょう。
 △ヤマノウンカイは今季2連勝でB1に昇級しましたが、昨季はA2級で勝利している経験もあることから、実績では引けを取りません。障害をスンナリ越えられればここでも勝ち負けです。


【第2回開催2日目】
 4月29日(祝・日)のメイン第10レースは、BG2・第12回ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜・20:10発走予定)
 ◎コウシュハウンカイが、当レース連覇を目指します。昨季はこのレースを制すと、北見記念(BG2)、帯広記念(BG1)を勝利し重賞3勝。年度末の総決算ばんえい記念(BG1)は3着に敗れましたが、持ち前の先行力が際立った競馬でした。前走のスプリングカップでも第2障害を最初に抜け出し、そのまま押し切って勝利。着差以上の完勝でした。この負担重量ならまず崩れることはないでしょう。
 ○オレノココロは昨年の当レース2着馬で、昨季は旭川記念(BG3)、岩見沢記念(BG2)、チャンピオンカップ(BG2)を勝利し、ばんえい記念では連覇を達成するなど重賞4勝。今季開幕戦のスプリングカップは右前肢跛行のため競走除外でしたが、重賞で結果を残し続けている槻舘重人厩舎の"本番仕上げ"に期待したいです。一頓挫あったからいえ、安易に評価を下げてはいけないでしょう。
 ▲センゴクエースは、前走のスプリングカップでは断然人気だったものの、勝ち馬コウシュハウンカイを最後まで捕まえることができず2着惜敗。最後の脚は勝ち馬より良いものを持っていますが、700キロ台の競馬なのである程度先頭の馬を差せる位置で第2障害を越えておきたい。
 △サクラリュウは、前走のスプリングカップは6着大敗でしたが、これは隣の枠にいた牝馬・キサラキクが気になって全く競馬になっていなかったのが敗因。成長の一年となった昨季は、昨年9月の岩見沢記念と今年1月の帯広記念では2着と重賞でも健闘できる力をつけています。今回は隣の枠が牡馬なので巻き返しが濃厚です。

【第2回開催3日目】
 4月30日(振・月)のメイン第10レースは、すずらん賞(4歳オープン・20:10発走予定)
 注目は先行力のある◎カネサスペシャル。前走のミズバショウ特別では年長馬のペースについて行けず6着。しかし、世代限定戦では好走続き。今年2月に行われた白雪賞が1着で、2走前のクリスタル特別で2着惜敗も、ゴール板を越える直前で止まってしまうという競馬だったので勝ちに等しい内容といえます。今回も世代限定戦でなので自らのペースを作れればここでも先行押し切りという好走パターンに持ち込めそうです。
 ○マツカゼウンカイは近2戦カネサスペシャルに先着しています。また、3走前のA1級1・2組決勝混合では格上馬だったカゲホウトウ、ホクショウメジャーと差のない競馬をしており、力をつけていることがうかがえます。世代限定戦に変わって好走期待です。
 以下、この世代のばんえいダービー馬▲メジロゴーリキ、ばんえいオークス馬△ナカゼンガキタも世代限定戦なら見直しが必要です。

今週の見どころ(4/20~4/23)

2018年4月18日(水)

 待ちに待った平成30年度のばんえい十勝が開幕。来年3月24日(日)までの26開催151日間に渡り熱戦が繰り広げられます。
 今年度も世界で帯広にしかないばんえい競馬を皆さんで盛り上げていきましょうね。
 さて、今週は4日間開催ですが、開催初日である4月20日(金)のメイン・スプリングカップには、現在のばんえい競馬を牽引する馬たちが登場。29日(祝・日)に行われる今季重賞第1弾・ばんえい十勝オッズパーク杯へ向けても見逃せない一戦です。

 ※帯広競馬場でのイベントはこちら

【第1回開催1日目】
 4月20日(金)のメイン第10レースは、スプリングカップ(オープン・20:05発走予定)
 昨年度末の総決算、BG1ばんえい記念に出走した馬を含めたオープン馬7頭が争います。その中でも注目は◎コウシュハウンカイ。ばんえい記念では負担重量1トンを背負いながら第2障害をひと腰で上げる圧巻の競馬。終いは脚が止まり3着に敗れてしまいましたが、680キロの今回なら他馬の追随を許すことなく逃げ切ることが十分考えられます。
 6歳馬○センゴクエースには世代交代を果たす一年になることに期待。昨年度は高重量戦にはあまり出走せず、オープン戦でたくさん経験を積んでいた印象。その甲斐があってか11月のドリームエイジカップでは初めて重賞でオレノココロらトップホースを破り、その後も安定した成績を残しています。持ち前の先行力でその名の通りばんえい競馬界の"エース"になることができるでしょうか。
 ▲オレノココロはばんえい記念で連覇を達成し、格の違いを見せました。しかし、今回は軽量戦であるので最後追い込み届かず、となる可能性が予想されます。ただ、地力は何枚も上なので時計がかかる馬場であれば、まとめて差し切るシーンまで十分。
 実力馬△フジダイビクトリーは今年2月に行われた然別賞から3走大敗が続きましたが、前走ばんえい記念では2着と復調気配。まだ全盛期の走りには戻っていないように感じますが、昨年度重賞では無冠だったこの馬の再スタートに期待です。

【第1回開催2日目】
 4月21日(土)のメイン第10レースは、卯月特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 年度も変わり、クラス改編が行われたのでシーズン序盤は降級馬を狙ってみるのが良いでしょう。まずA1から降級してきた◎ワールドピサ。4走前のウインターカップ(オープン・A1級2組)で2着に入るなど、もちろんここでは実績上位。第2障害を早めに抜けて、押し切りたいところ。軽馬場だとより推したいです。
 こちらもA1から降級してきた○スーパータイトルが相手筆頭。近走は掲示板に載れない競馬が続いていましたが、前走の桜月特別(A1級混合)では3着。残り10メートルで止まってしまいましたが、上位2頭と差のない競馬をしていました。クラスも変わり、文字通り仕切り直しの一戦です。
 ▲ブチオはA2からの降級馬。今年に入ってから掲示板を外したのは2走前の1回だけと安定感を保っています。同条件での勝利も多く、障害ひと腰なら上位争いも可能です。
 △イノリノチカラは近走大敗が続いていますが、A1級降級と昨年度リーディングの鈴木恵介騎手に替わって変わり身期待。

【第1回開催3日目】
 4月22日(日)のメイン第10レースは、青葉特別(A1級混合・20:10発走予定)
 出走馬9頭のうち8頭が降級馬の一戦。
 期待はオープンから降級してきた◎カンシャノココロ。前走・陽炎特別では先に仕掛けた分、第2障害を越えた後の脚が残っていなかった模様。2走前のとかちえぞまつ特別ではハンデ差があったものの、ばんえい記念連覇を果たしたオレノココロと僅差の競馬をしました。また、今年1月からA級1組戦(混合戦を含む)を4連勝をした経験もあり、ここでは実力上位。
 ○ソウクンボーイも今年に入ってA級1組戦(混合戦を含む)で4連勝の経験がある降級馬。前走のばんえい記念でも掲示板に入ったことから、近走の充実ぶりがうかがえます。決め手も十分ありますが、1トン競馬の反動が気になるところ。
 ▲セイコークインは軽量戦で結果を残す快足牝馬。昨シーズン序盤に行われたさつき特別でも牡馬たちを相手に決め手勝負を制しているだけに、ここでも流れ込んでくることが予想されます。
 △ニシキエーカンは格下相手だった3走前の深雪特別では2着。障害を楽に越えられれば上位争いに加わってくるでしょう。

 【第1回開催4日目】
 4月23日(月)のメイン第10レースは、ミズバショウ特別(A2級混合・20:10発走予定)
 全てが降級馬という組み合わせですが、◎ハクタイホウに注目します。近4戦は大敗でしたが、一線級相手では苦戦が続きますが、経験を積み、クラスが下がった今回は巻き返しが十分あるでしょう。
 3連勝中と勢いに乗っている○カゲホウトウが相手筆頭。年明けの勝率は5割、3連勝は何れも障害をひと腰で越えており、好調さがうかがえます。今回も第2障害を先頭でクリアできれば勝ち負けまであるでしょう。
 ▲キンメダルは、近走は終いが甘くなり、勝ちには恵まれませんでした。2階級降級の今回は巻き返したいところ。
 △カイシンゲキはオープン馬同士の戦いでは苦戦を強いられていましたが、下級とのここは見直す必要があります。
 

<<前へ 6465666768697071727374
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.