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今週の見どころ(12/8~12/10)

2018年12月 6日(木)

 今年も残すところ後4週となりましたが、ばんえい競馬はここから更に熱くなります。次開催の前半には、23日(祝・日)にBG1・ばんえいダービー、木、金、土曜日の変則開催となる後半戦には、29日(土)にBG2・ヤングチャンピオンシップが組まれています。また、年明けには2日(水)にBG1・帯広記念、3日(木)にBG1・天馬賞が控えています。今週は重賞こそないですが、9日(日)のメインレースにはオープン戦が組まれており、帯広記念に向けて注目の一戦となりそうです。

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【第18回開催1日目】
 12月8日(土)のメイン第10レースは、冬月特別(B1級-1組・19:05発走予定)
 ◎ヤマトジャパンは、前走B1級-1組では障害をひと腰で越えたものの、直線での脚色が悪くなり8着大敗。しかし、障害が得意なこの馬にとって基礎重量が増える特別戦は歓迎する舞台だけに巻き返し十分でしょう。
 ○イッキフジは、特別戦替わりの前走十勝岳特別(B1級-1・2組決勝)でも3着に好走しており、近走は障害も安定して大崩れなく駆けています。また、前走の決勝戦から相手緩和となるだけに5月以来となる勝利のシーンまでありそうです。
 ▲センリョウボスは、寒い季節に成績を上げてくるタイプで近走は人気以上の結果を残しています。引き続きの特別戦もプラスで前走十勝岳特別(B1級-1・2組決勝)5着からの前進が期待できます。
 △ブラックダンサーは、特別戦替わりは割引が必要ですが、近4走では4戦2勝、2着2回と充実ぶりがうかがえるだけに侮れない存在です。

【第18回開催2日目】
 12月9日(日)のメイン第10レースは、師走特別(オープン-1組・19:05発走予定)。出走馬7頭中6頭は前走ドリームエイジカップ組。ドリームエイジカップではシンザンボーイが障害先頭クリアし、差なく越えたミノルシャープが交わしたがゴール前で失速。オレノココロが2頭を差し切って勝利しています。
 注目は◎シンザンボーイ。近走の充実ぶりは著しく、前走ドリームエイジカップでも2着に健闘。特別戦は出走機会2連勝中と勢い十分だけに首位争い必至です。
 同3着○ミノルシャープは、持ち前の先行力を武器に前走は見せ場十分の内容。障害もそつなくこなすタイプだけに、粘り込みが十分ありそうです。
 ▲マルミゴウカイは、堅実駆けが魅力で前走ドリームエイジカップでも4着を確保。9月の岩見沢記念を最後に勝利から遠ざかっていますが、障害次第では善戦以上が見込めます。
 △センゴクエースは、2走前に続きドリームエイジカップでも障害で膝を折り、8着だったのは不安材料。ただ、負担重量がマイナス20キロと緩和されているだけに注意は必要です。

【第18回開催3日目】
 12月10日(月)のメイン第11レースは、おおいぬ座特別(A2級・19:05発走予定)
 ◎チヨノタカラは、前走A2級-1・2組決勝混合では2番人気で8着と人気に反する結果となりましたが、今季4戦2勝、3着1回と好成績を残している特別戦替わりは大歓迎。加えて近走は障害が安定しているだけに巻き返しが濃厚です。
 ○サクラダイチは、先行力、障害力を武器にA2級に昇級してからここまで9戦して着外はわずか1度のみ。加えて近5走はすべて3着以内と抜群の安定感があるだけに、ここでも大崩れはないでしょう。
 ▲イノリノチカラは、2走前に7月以来となる今季2勝目を挙げています。前走A2級-1・2組決勝混合では5着に敗れていますが、決め手は十分だけに前崩れの展開なら好勝負になるでしょう。
 以下、前走A2級-1・2組決勝混合で勝利し勢いに乗る△ブチオ、決め手勝負に持ち込めば台頭可能の△フクトクまで押さえておきます。
 

今週の見どころ(12/1~12/3)

2018年11月29日(木)

 12月2日(日)のメインには、3歳牝馬ナンバーワン決定戦・ばんえいオークスが組まれています。注目を集めるのは、ばんえい菊花賞で同世代の牡馬、セン馬を完封したミスタカシマでしょう。しかし、3歳三冠が現在の体系(実施順)になった2005年以降、牝馬のばんえい菊花賞馬は4頭おり、このレースでは06年エメラルドの2着が最高。昨年のナナカマド賞で20年ぶりの牝馬による制覇を果たした実力馬ミスタカシマですが、今回はどのような結果になるのでしょうか。

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【第17回開催4日目】
 12月1日(土)のメイン第10レースは、十勝岳特別(B1級-1・2組決勝・19:05発走予定)。前週のB1級-2組、B1級-1組の両予選の上位5頭ずつにより争われる決勝戦です。
 前走B1級-1組予選2着の◎イッキフジは、基礎重量が増えるにつれ大敗も多くありましたが、3走前に勝ち馬とは4秒2と僅差の競馬をすると、近2走は連続2着と復調気配。上半期の好走時は障害を早めに通過しそのまま押し切る形を得意としましたが、この2走は末脚を伸ばしてのものと決め手に磨きがかかっています。課題の障害さえ克服できればまず勝ち負けになるでしょう。
 ○ヤマノホシは前走B1級-2組予選を勝利。障害先頭通過後は直線半ばで2着ホクトシンバに合わされましたがしぶとく粘り込みました。特別戦で前走より負担重量が増え、障害力がより必要とされる舞台なら、障害巧者のこの馬が連勝をするシーンもありそうです。
 ▲キタノサカエヒメは、大外枠だった前走B1級-2組予選では4着と1番人気に反する結果となってしまいましたが、勝ち馬とは4秒6差なら逆転圏内です。中枠に入って巻き返し十分。
 △ホクトシンバは、11月に入ってからは3、2、2着と好気配。前走B1級-2組予選は逃げ切り勝ちを収めたヤマノホシから、やや差のある障害2番手通過も末脚を伸ばしてコンマ7秒差まで迫っています。末脚が生きる展開ならチャンスは十分にあるでしょう。

【第17回開催5日目】
 12月2日(日)のメイン第10レースは、BG1・第43回ばんえいオークス(3歳牝馬・19:05発走予定)。全馬定量670キロで行われる3歳女王決定戦です。
 ここは当然◎ミスタカシマを本命視が妥当でしょう。前走のばんえい菊花賞では並み居る牡馬、セン馬相手に逃げて完封勝ち。今年2月の黒ユリ賞以来となる重賞3勝目となりました。この馬以外、今季重賞初挑戦という相手関係なら地力は断然。重賞4勝目に向けて邁進します。
 問題は相手探しですが、○カネササクラが筆頭格でしょう。B4級に昇級後は3走して馬券に絡んでいないものの、一戦ごとに着順を上げています。一頭別格の馬がいますが、近走力をつけているだけに連争いは十分可能です。
 ▲プランセスは、2歳5月から12月にかけ4連勝を含め6戦連続連対と充実していましたが、その後は入着止まりを続けていました。しかし、10月に今季初勝利を挙げるとその後の3戦もすべて3着以内と好調ぶりがうかがえるだけに、重賞でも牝馬限定戦ならチャンスはありそうです。
 △アフロディーテは、近2走のB4級で1、3着とともに好走。ミスタカシマ以外の馬にとって、今回の670キロは未経験の重量となるだけに、障害巧者のこの馬にも警戒が必要です。

【第17回開催6日目】
 12月3日(月)のメイン第11レースは、射手座特別(A1級-1組・19:05発走予定)
 ◎ジェイワンは、前走オータムカップ(オープン-2組混合)では差のある3着も、障害で止まりながら4番手で通過し発揮した末脚には目を見張るものがありました。今回はA1級同士で相手が緩和するだけに、7月の柏林賞以来の勝利に期待です。
 ○キンメダルは、勝ち味に遅いですが大崩れしないのが魅力です。前走トドワラ特別(A1級-1組混合)では、決め手の差で4着に敗れたものの、障害はそつなくこなしているだけに巻き返しに期待です。
 ▲ゴールデンフウジンは、7着だった前走オータムカップ(オープン-2組混合)を含め近走では障害で苦戦し、思うような結果を残せていませんが、相手緩和になる今回は決め手勝負に持ち込めれば出番は十分にあるでしょう。
 △ホクショウマックスは、昇級初戦の分割引は必要ですが、前走トドワラ特別(A1級-1組混合)では、障害を先頭で通過すると直線では後続との差を広げて勝利。勝ちっぷりも良かっただけに上位争いも十分可能です。

今週の見どころ(11/24~11/26)

2018年11月22日(木)

 11月24日(土)から、ばんえい十勝は、準ナイターで開催を実施。これまでより発走予定時刻が第1レースが約30分、最終レースが約1時間繰り上がります。また、今週から月曜日を中心に全12レース編成となり、メインのレース番号が変更となりますのでご注意ください(詳細はこちら)。
 25日(日)のメインにはBG3・ドリームエイジカップが組まれています。4、5、6、7歳、8歳以上の通算収得賞金上位各2頭が争います。10月に行われた北見記念(850キロ)より基礎重量が90キロも軽いオープン馬760キロで実施される一戦に注目が集まります。

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【第17回開催1日目】
 11月24日(土)のメイン第10レースは、ピヤシリ特別(A2級-1組・19:05発走予定)
 ◎サカノテツワンは、前走トドワラ特別(A1級-1組混合)では、障害をスムーズにひと腰で越えると、直線では末脚を伸ばして2着に好走。これで9月以降、6戦連続3着以内と抜群の安定感を誇っているだけに今回も好勝負必至です。
 ○シンエイボブは、前走負担重量700キロのクインカップでは、ゴール前で失速し、7着に敗れましたが、695キロの今回は重量慣れも見込めるだけに巻き返しを期待です。
 ▲フェアリースズは、1番人気に支持された前走の4歳牝馬重賞・クインカップでは、決め手の差で3着に敗れましたが、近走障害をひと腰でまとめているのは好調の証。今回も障害をひと腰で越えられればチャンス十分。
 △フクトクは、前走羊蹄山特別(A2級)では、障害で手間取り6番手通過も末脚を伸ばして4着。近3走では入着どまりですが、ここでは決め手は上位だけに障害次第では上位争いに加わってきそうです。

【第17回開催2日目】
 11月25日(日)のメイン第10レースは、BG3・第9回ドリームエイジカップ(4歳以上馬齢選抜・19:05発走予定)。1重量格ごとに10キロ加減される別定重量戦。オープン馬は今季の収得賞金130万円につき10キロ加増となり、オレノココロがトップハンデの790キロ、センゴクエースが780キロ、マルミゴウカイら2頭が770キロ、フジダイビクトリーら4頭が760キロ、A1級の牡馬コウリキが750キロ、オープン牝馬で20キロ減があるキサラキクが740キロの10頭立てで争われます。
 ◎マルミゴウカイは、4走前の岩見沢記念での勝利が光ります。障害を先頭で通過するとそのまま逃げ切って完勝。以降は障害で手間取り勝利からは遠ざかっていますが、近走の先着馬とは負担重量差が改善されているだけに勝ち負けを期待です。
 ○センゴクエースは、前走北海道競馬記者クラブ特別(オープン)では、障害で膝を折ってしまい5着と人気に反する結果となりましたが、昨年の当レース覇者で舞台は合っているはず。前走を除けば近走は安定しているだけに巻き返し十分。
 ▲シンザンボーイは、同じ前走では、後続を大きく離して障害を先頭クリア。ゴール前では後続に差を詰められましたが完勝といっていい内容でした。近走力をつけているだけに重賞の舞台でも警戒が必要です。
 △オレノココロは、同じ前走では7着としんがり負け。課題の障害で手間取り、脆さを見せました。立て直しに時間がかかりそうなだけに印を下げましたが、地力は断然で障害次第では即反撃も可能です。

【第17回開催3日目】
 11月26日(月)のメイン第11レースは、知床賞(オープン混合・19:10発走予定)
 唯一のA1級格付け馬◎アアモンドグンシンに注目。今季はC1級からのスタートで10勝を挙げ、一気にクラスを上げてきました。前走の重賞・ばんえい菊花賞でも絶望的な位置から末脚を伸ばして2着と力を示しています。初の古馬オープン相手で試金石ですが、今季の勢いは本物だけに好勝負を期待です。
 ○ハクタイホウは、ひと息入った前走オータムカップ(オープン-2組混合)では、障害をひと腰先頭でクリアをすると直線では一人旅で3連勝を達成。近走は課題の障害もスムーズに越えており、好調のほどがうかがえるだけにここでも当然勝ち負けになるでしょう。
 同じ前走2着▲メジロゴーリキは、差のある障害2番手通過から脚色衰えずに歩き切っています。8月以降の8戦では、障害で転倒した2走前を除けば、3着以内を確保と安定しているだけにここでも大崩れするシーンは考えにくいです。
 △セイコークインは、前走霜月特別(オープン混合)を含め、近走では障害で手間取り入着止まりですが、決め手は一級品。今回は馬場にロードヒーティングが入り、馬場が重くなることが期待できるだけに重馬場巧者のこの馬に一発の期待がかかります。

今週の見どころ(11/17~11/19)

2018年11月15日(木)

 11月第1週から行われている2歳馬による各産駒特別競走1、2着馬には、12月29日に実施される重賞・ヤングチャンピオンシップへの出走権が与えられます。産地別代表馬が決勝戦を目指すレース体系は『ばんえい甲子園』ともいえそう。南北海道、北央、北見、釧路、十勝のうちここまで2レースが終了。4日の北見産駒特別はインビクタが、11日の釧路産駒特別はアオノブラックがそれぞれ制しています。今週は18日に南北海道産駒特別が行われますのでそちらにも注目です。

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【第16回開催4日目】
 11月17日(土)のメイン第10レースは、羊蹄山特別(A2級・20:05発走予定)
 難解な一戦ですが、◎サクラダイチを中心視します。前走ヒイラギ特別(A2級-1・2組決勝混合)では2着でしたが、障害先頭通過から残り10メートル付近まで懸命に粘っています。障害をそこまで苦にしないだけに持ち前の先行力で逃げ切りに期待です。
○ブチオは前走ヒイラギ特別では3着。直線はスピードを発揮し追い上げていただけに、障害の天板で止まってしまったのが悔やまれます。障害次第では一気に頭までありえます。
▲イノリノチカラは前走ヒイラギ特別では5着でしたが、障害のカカリも良く、ひと腰でまとめられたのが収穫です。前走の再現ができれば善戦以上が期待できます。
 △アアモンドロシアは近2走はともに8着でしたが、前走のA2級-1組では障害5番手通過後、一瞬ではあったものの鋭い末脚を披露しており、復調気配にあるだけに一発には警戒です。

【第16回開催5日目】
 11月18日(日)のメイン第10レースは、オータムカップ(オープン-2組混合・20:10発走予定)
 ◎メジロゴーリキは、前走のサンケイスポーツ賞(A1級-1組混合)では、障害で転倒し6着に終わりましたが、勝ちにこだわり早めの仕掛けになったため。それ以前は6戦連続で3着以内を確保していただけに1戦での見限りは早計でしょう。マイペースで行ければ巻き返し必至です。
 ○ハクタイホウは、野分特別(A1級混合)、桔梗特別(A1級-1組混合)をともに逃げ切って連勝継続。課題の障害もスムーズと好調ぶりがうかがえるだけに連勝のシーンまで。
 ▲ジェイワンは、近4戦連続4着以内と安定感抜群。特に7頭立ての前走・霜月特別(オープン混合)では、障害ふた腰で5番手通過も、直線豪快に伸びて勝ち馬とは1秒5差の2着に好走しており、決め手勝負なら首位争い十分です。
 △キサラキクは、近6走では、3度の重賞では5着が最高なのに対し、特別戦は3戦2勝と重量への適性の差が歴然。特別戦替わりで警戒が必要です。

【第16回開催6日目】
 11月19日(月)のメイン第10レースは、五稜郭特別(A1級-2組・20:10発走予定)
 ◎フナノクンは、近4戦連続4着以内と堅実駆けが魅力です。前走の能取湖特別(A1級)では障害3番手通過後、一旦は2番手に上がりましたが、ゴール前で失速し3着に敗れました。近走は障害が安定しているだけに崩れるシーンは考えにくいです。
 ○ニシキエーカンは、障害に課題があり、前走の能取湖特別でも登坂途中で止まってしまいましたが、7番手通過から鋭い末脚を披露して5着に食い込んでいます。決め手は上位だけに障害次第では勝ち負け必至です。
 ▲カゲホウトウは、前走の能取湖特別で7着。こちらも障害に課題があり、近走不振が続いていますが、レース当日は馬場が重くなりそうなだけに重馬場巧者のこの馬に久々の出番がありそう。
 △ホクショウメジャーは、前走ヒイラギ特別(A2級-1・2組決勝混合)では差のある障害2番手通過から伸びて勝利しています。近走は終いの脚は堅実だけに侮れません。

今週の見どころ(11/10~11/12)

2018年11月 8日(木)

 11月11日(日)のメインには、4歳牝馬限定では唯一の重賞・クインカップが組まれています。10月21日に行われた前哨戦・紅バラ賞の再戦模様となることが多いレース。紅バラ賞では1着メヂカラ、2着シンエイボブ、3着イズミクィーンとなりましたが、本番はどのような結果になるのでしょうか。注目の一戦です。

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【第16回開催1日目】
 11月10日(土)のメイン第10レースは、トドワラ特別(A1級-1組混合・20:10発走予定)
 ◎ウンカイタイショウは、前走の能取湖特別(A1級)では障害を2番手で通過後、一旦は3番手に後退しましたが、しぶとく盛り返して、逃げ切り勝ちを収めたコウリキとは僅差の2着。A1級に昇級してから初の連対を果たしています。前走で現級にも目途が立っており、復調気配にあるだけに勝ち負けを期待です。
 ○コウリキは、ペルセウス特別(A1級-2組)、能取湖特別とともに逃げ切って連勝しています。この連勝中はいずれも障害先頭通過から逃げ切り勝ちと課題の障害がスムーズになってきただけに、善戦以上が期待できます。
 ▲キンメダルは、近5走では相手関係を問わず堅実に駆けています。特に近2走は、前走の能取湖特別を含め特別戦で連続2着。決め手に欠ける面は否めませんが、ここでも崩れるシーンは考えにくいです。
 △サカノテツワンは、9月以降、5戦連続して3着以内を確保と安定。障害も安定しているだけに粘り込みには警戒が必要です。

【第16回開催2日目】
 11月11日(日)のメイン第10レースは、4歳女王決定戦のBG3・第43回クインカップ(20:10発走予定)。出走9頭中7頭が前哨戦・紅バラ賞を使われており再戦模様。今回はオープン720キロから1重量格ごとに10キロ加減される別定重量戦で、シンエイボブに700キロ、紅バラ賞勝ち馬メヂカラら4頭に690キロ、他4頭に680キロが課されています。
 ◎イズミクィーンは、前哨戦・紅バラ賞では障害8番手通過ながら、持ち前の決め手が光り、3着に好走。前走のB3級-1組でも好位から瞬発力で直線一気に突き抜けて快勝をしているだけに初めての重賞の舞台でも首位争いに期待です。
 ○シンエイボブは、紅バラ賞ではナカゼンガキタとほぼ同時に先頭で障害を越えると、メヂカラには交わされたものの、最後までしぶとく伸びて2着。 加えて前走はA2級-1組を勝利と好調ぶりが目立つだけに好勝負必至です。
 ▲メヂカラは、前走の紅バラ賞では障害5番手通過から鋭い末脚を披露して勝利。スムーズに運べれば連勝も十分可能ですが、展開次第な面が否めないだけに単穴評価が妥当でしょう。
 △フェアリースズは、紅バラ賞では1番人気で4着と人気にこたえられませんでしたが、続く前走の端野峠特別(B1級-1組)では、障害を先頭で通過すると2着馬に9秒6差をつける快勝劇。巻き返しているだけに警戒が必要です。

【第16回開催3日目】
 11月12日(月)のメイン第10レースは、北海道競馬記者クラブ特別(オープン・20:05発走予定)
 ◎センゴクエースは、今季15戦してすべて4着以内と安定感抜群。重賞では前走の北見記念3着など6戦未勝利と、詰めひと息な面は否めませんが、 2走前の狩勝賞を含めオープン特別(混合戦含む)では3勝を挙げているだけに、勝ち切るシーンも十分あります。
 ○ミノルシャープは、前走狩勝賞では障害で膝を折ったものの、すぐさま立て直して障害を2番手通過から2着に粘り込みました。ゴール前で脚色が鈍くなる課題はありますが、近走の好調ぶりが目立つだけにここでも好勝負が期待できます。
 ▲オレノココロは、前走の北見記念では課題の障害で苦戦し、通過した時点では逃げ切り勝ちを収めたコウシュハウンカイとの差は30メートルほどありましたが、直線怒濤の追い込みで2秒1差の2着。 負けてはしまったものの勝ちに等しい内容でした。今回は賞金ハンデが30キロ課されますが、地力は断然。障害次第では一気に突き抜けるシーンまで。
 △シンザンボーイは、北見記念では別格だった上位3頭とは差のある5着でしたが、4着フジダイビクトリーとはコンマ5秒差なら健闘といえる内容です。2走前のサンケイスポーツ賞(A1級-1組混合)では圧巻の逃げ切りで、2着馬に17秒3差もつけているだけに上位争いも十分可能です。

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