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今週の見どころ(1/19~1/21)

 今季の開催日数は26開催151日間ですが、残すところ5開催29日間。終盤戦に入るにあたってリーディング争いも気になるところ。前開催終了(1月14日)時点、騎手部門は159勝の阿部武臣騎手が1位で、11年連続のリーディングを目指す鈴木恵介騎手が152勝で追う展開に。調教師部門では坂本東一調教師が107勝で、87勝で2位の松井浩文調教師に大きく差をつける展開となっています。リーディングの行方にも注目していきましょう。

【第22回開催1日目】
 1月19日(土)のメイン第10レースは、吹雪特別(B1級-1組・18:05発走予定)
 ◎ノエルブランは、前走B1級-1組混合では、同レースで16連勝を達成したホクショウマサルが飛ばして逃げたため、先行力を生かせず見せ場なしの7着に終わりましたが、最下位だった2走前のB1級-1組を除けば近走障害をひと腰でまとめています。今回は同型が減って前で運べそうなだけに巻き返しが濃厚でしょう。
 ○トモエハイセイコーは、3走前のB2級-1組で勝利を挙げると、2走前のB1級-1組、前走のB1級-1組混合をともに出走メンバー中最先着の2着。近走の好調ぶりから初の725キロも難なくクリアしそうなだけに好勝負を期待です。
 ▲ブラックダンサーは、前走B1級-2組では障害をひと腰でまとめると、直線抜け出して勝利を挙げています。能力は上位だけに、前走の再現ができればここでも上位争いに加わってくるでしょう。
 △サカノバツグンは、前走B1級-2組でブラックダンサーに敗れはしたものの、コンマ6秒差の2着と差のない内容だっただけに警戒が必要です。

【第22回開催2日目】
 1月20日(日)のメイン第10レースは、白雪賞(4歳オープン・18:00発走予定)。出走馬9頭中7頭がばんえいダービーに出走しており、そのダービーは1着アアモンドグンシン、2着キタノユウジロウ、3着コウシュハレガシーという結果。今回はオープン740キロから1重量区分ごとに10キロ加減の別定戦。オープン馬は2頭いますが、セン馬10キロ減があるアアモンドグンシンが730キロのトップハンデで、牝馬20キロ減のミスタカシマが720キロ。A1級の牡馬コウシュハレガシーら3頭が720キロ、A2級の牡馬ジェイコマンダーが710キロ、B1級の牡馬ハマノダイマオーら2頭が700キロ、同じくB1級で牝馬のアフロディーテが680キロ。最大50キロのハンデ差がついての9頭立てです。
 ◎コウシュハレガシーは、ばんえいダービーから近3走連続3着と惜しい競馬が続いていますが、この間は障害をひと腰と安定。ばんえいダービー上位馬とは重量面で有利となるだけに勝ち負けを期待です。
 ○アアモンドグンシンは、前走睦月特別(オープン-1組)では最下位7着も障害はひと腰でまとめており内容自体は悪くなく、同世代限定戦なら2走前のばんえいダービーを勝利しているように地力は上位。トップハンデ730キロでも上位争い十分です。
 ▲ミスタカシマは、前走ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン)ではトップハンデと厳しい条件の中2着と能力を示しており、今回は未経験の720キロですが、同世代が相手ならばんえい菊花賞で勝利を挙げているだけに侮れない存在です。
 △ハマノダイマオーは、前走B2級-1組では障害で手間取り4着に敗れましたが、牡馬として最軽量の700キロを生かして、食い込みを狙います。

【第22回開催3日目】
 1月21日(月)のメイン第11レースは、六花特別(B2級-1組・18:10発走予定)。出走馬9頭中7頭が1月12日のB2級-1組に出走。同レースではセナカが1着で、コンマ4秒差2着がイズミクィーン、さらにコンマ2秒差3着がマツリダキングで、上位3頭が横一線のゴールでした。
 他路線組で今季負けなしの◎ホクショウマサルが当然の主役です。前走B1級-1組混合では格上との混合戦にもかかわらず、行った行ったの競馬で2着馬に20秒1差をつける圧勝。今回はトップハンデ735キロとなりますが17連勝が有望でしょう。
 ○マツリダキングは、昇級初戦の前走B2級-1組では3着に敗れはしたものの、障害をひと腰でまとめ先頭で通過すると勝ち馬とはコンマ6秒差と差のない内容。今回が初の特別戦となりますが、近走の安定ぶりから好勝負に期待です。
 同じ前走5着▲ゴロウマルは、障害のタイミングが合わなかったせいか登坂途中で止まってしまいましたが、その後の腰の入りが良く三腰でまとめています。B2級の特別戦では3走前に2着があり、巻き返しは十分ありそうです。
 一頭先行力が抜けている馬がいますが、△イズミクィーンは、決め手は十分だけに前崩れの展開なら出番はありそうです。

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