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重賞(特別)回顧 アーカイブ

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1/3天馬賞回顧

2019年1月 4日(金)

5歳チャンプはメジロゴーリキ!

 3日(木)は重賞・天馬賞(5歳オープン)が行われ、単勝4番人気のメジロゴーリキが優勝。ばんえいダービー以来となる重賞2勝目を挙げ、完全復活を果たしました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.メジロゴーリキ 7.6
  2.ジェイワン 8.7
  3.ゴールデンフウジン 5.0
  4.ナカゼンガキタ 44.9
  5.ウンカイタイショウ 41.1
  6.カネサスペシャル 出走取消
  7.ミノルシャープ 2.4
  8.マツカゼウンカイ 2.9
  9.ホクショウムゲン 128.3
 10.シンエイボブ 144.9

 カネサスペシャルが出走を取り消し、9頭立て。上位は拮抗したオッズになりましたが、最終的に1番人気に推されたのは、銀河賞制覇、ドリームエイジカップでも3着に食い込んだミノルシャープ。はまなす賞勝ちのマツカゼウンカイが2番人気で、以下ゴールデンフウジン、メジロゴーリキ、ジェイワンが単勝ひと桁台で続きました。

 前日の帯広記念と同様、馬場水分は1.2%でスタート。道中はメジロゴーリキ、ジェイワン、ゴールデンフウジン、ミノルシャープが先行し、これにウンカイタイショウが加わる展開。多少ばらけた隊列で進み、第2障害を迎えました。
 全馬がそろいきらないうちに、ゴールデンフウジンが登坂を開始。ミノルシャープ、メジロゴーリキがこれに続き、ウンカイタイショウも動きます。なかでも力強い登坂を見せたのはメジロゴーリキで、ひと腰で障害を突破。やや遅れてミノルシャープがクリアし、並ぶような形でゴールデンフウジン、マツカゼウンカイ、ウンカイタイショウも最後の平坦路に向かいました。
 ここから抜群の末脚を発揮したのがゴールデンフウジン。先頭との差を一気に詰めにかかり、残り20メートル付近で先頭に立つ勢いを見せます。ところが、やや形勢不利だったメジロゴーリキがしぶとさを見せ、残り10メートルでも先頭をキープ。手に汗を握るようなマッチレースが展開され、残り5メートルではわずかにゴールデンフウジンが先頭。ゴール線上でも、明らかにゴールデンフウジンの鼻面が前に出ています。しかし、ここでメジロゴーリキが勝負根性を発揮して盛り返し、2頭が並んだままゴール。結果0秒1差の大接戦は、メジロゴーリキがわずかに先着して幕を閉じました。2着から3秒8差の3着にはマツカゼウンカイ。1番人気のミノルシャープは残り15メートル付近で脚を止めるなど精彩を欠き、6着に敗れました。

 ばんえいダービーと同様に、先行策からしぶとい粘りを見せたメジロゴーリキ。いったんは完全にかわされたものの、抜群の根性とBG1勝ちの底力を発揮して、ビッグタイトルを手にしました。そのレースぶりからもパワー勝負が向いている印象で、年長馬が相手の重賞でも期待は高まるばかりです。
 惜しかったのはゴールデンフウジン。障害を下りてからの脚は目をみはるものがあり、仮にメジロゴーリキとの枠が離れていたなら、違った結果になっていたかもしれません。結果敗れたとはいえ、これで4連続連対。ナナカマド賞勝ちの素質馬が軌道に乗ってきた印象で、さらなる飛躍が期待できそうです。
 マツカゼウンカイは障害後もしっかり歩き続けて3着。先着した2頭が馬体を併せる展開になったのが、この馬にとっては不運でした。それでも大きく崩れなかったのは実力の証明。今後も展開次第でチャンスが巡ってくることでしょう。

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西謙一騎手「久々の騎乗でしたが、馬体も絞れていたし、厩舎スタッフがいい状態に仕上げてくれたので、自分は馬を信じて騎乗しました。後ろから来る馬たちは、脚のある馬ばかりなので、最後まで気が抜けませんでした。最後は少し負けたと思いましたが、もう一回最後に頑張って伸びてくれたのが良かったです。メジロゴーリキは障害も上手で、馬体もある馬なので、これから先も期待しています」

1/2帯広記念回顧

2019年1月 2日(水)

オレノココロが持ち前のパワーを発揮!

 2日(水)は重賞・帯広記念(4歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気のオレノココロが優勝。現役最強の力を見せつけ、カネサブラックがマークした重賞最多勝記録(21勝)に並びました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.フジダイビクトリー 7.5
 2.ソウクンボーイ 79.7
 3.センゴクエース 13.0
 4.シンザンボーイ 10.3
 5.ホクショウディープ 74.2
 6.コウシュハウンカイ 2.3
 7.オレノココロ 2.0

 人気は外枠の2頭、コウシュハウンカイとオレノココロに集中し、わずかにオレノココロが1番人気。離れた3番人気がフジダイビクトリーとなり、以下はふた桁台のオッズ。人気サイドでの決着か、それとも一波乱があるのか、馬場水分1.2%のなかスタートが切られました。

 第1障害を越えた直後から各馬の脚取りは重く、細かく刻みながら徐々に歩を進めます。道中はフジダイビクトリー、オレノココロあたりが先行。コウシュハウンカイもこの一角につけ、ソウクンボーイ、センゴクエースがその後ろから追走する展開。ゆったりした流れで第2障害を迎えました。
 終始ペースを握っていたフジダイビクトリーが、ここでも最初に登坂を開始。ひと呼吸置いてオレノココロとコウシュハウンカイが動き、ソウクンボーイも積極的に仕掛けます。高重量戦だけに苦戦を強いられますが、ようやく各馬の馬体が天板まで上がりきり、シンザンボーイ、センゴクエース、コウシュハウンカイ、フジダイビクトリー、オレノココロの5頭が差のない状態で障害を突破しました。
 最後の平坦路で敢然と抜け出したのはセンゴクエース。しっかりとした脚取りでゴールを目指しますが、シンザンボーイも懸命に食い下がり、さらに外からオレノココロも強襲。残り20メートルで3頭が横並びとなります。しかし、シンザンボーイが脱落し、残り10メートル付近からセンゴクエースとオレノココロの一騎打ち。わずかにセンゴクエースがリードを保っていましたが、脚いろは完全にオレノココロが上回っており、並んだ状態でゴール線を通過。0秒1差の大接戦の結果、軍配はオレノココロに上がりました。最後までしっかり歩いたフジダイビクトリーが3着。オレノココロと人気を分け合ったコウシュハウンカイは、しまいに伸びきれず5着に敗れました。

 乾いた馬場での高重量戦となればオレノココロの出番。第2障害で一瞬ヒザを折るような場面もありましたが、慎重な登坂でうまくまとめ、持ち前の末脚を最大限に発揮しました。ゆったり運べる高重量戦なら、信頼度も倍増。ばんえい記念3連覇へ向け、視界は良好です。
 今シーズンは重賞未勝利のセンゴクエースですが、ばんえい十勝オッズパーク杯、ばんえいグランプリに続く重賞2着。あわやの0秒1差だけに、力を十分に示すことができたと言えます。高重量戦に慣れてきたことからも、もう一段階の飛躍が期待できそうです。
 フジダイビクトリーは積極的に運んでの3着。ばんえい記念を制しているだけにパワー勝負は望むところで、今後も乾燥した馬場では要注目です。

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鈴木恵介騎手「センゴクエースにも騎乗したことがあり、下りて歩く馬なので最後までわからないレースでした。馬場も乾いていたので時間のかかるレースでしたが、オレノココロにとっては恵まれていた条件だと思います。荷物が重たいので、1回では障害を越えないと思い、2、3回で上がれば良いという気持ちで仕掛けました。接戦でしたが10メートルを過ぎたぐらいで何とか捉えられると思いました。ばんえい記念も3連覇できるよう良い状態で迎え、カネサブラックの記録も更新したいと思います」

12/29ヤングチャンピオンシップ回顧

2018年12月30日(日)

アオノブラックが初タイトル!

 29日(土)は重賞・ヤングチャンピオンシップ(2歳、産地選抜)が行われ、単勝3番人気の釧路産、アオノブラックが優勝。ナナカマド賞3着の雪辱を果たし、重賞初制覇を成し遂げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.ギンノダイマオー 2.0
  2.ゴールデンカイザー 142.7
  3.ダイリンファイター 173.2
  4.アオノブラック 6.1
  5.サカノハマナカ 189.9
  6.インビクタ 19.3
  7.ヤマサンブラック 24.4
  8.エースモリウチ 22.2
  9.メムロボブサップ 2.3
 10.カツヒーロー 76.5

 人気の中心は、デビューから【6・3・1・0】と抜群の安定感を誇るギンノダイマオー。ナナカマド賞2着からも地力は確かで、目下2連勝中と勢いに乗っているのも魅力。対してナナカマド賞を勝ったメムロボブサップも安定感のあるレースを見せており、この2頭による一騎打ちムード。これにナナカマド賞3着のアオノブラックが割って入れるのか、注目が集まりました。

 馬場水分1.2%をものともせず、各馬が勢いよく第1障害を突破しますが、その後は思い思いに脚を止める展開。インビクタが軽快に飛ばし、エースモリウチが2番手。メムロボブサップ、ギンノダイマオー、アオノブラックといった人気どころは、その後ろから。若干速めの展開で第2障害を迎えました。
 全馬がそろい切らないうちに、インビクタが登坂を開始し、エースモリウチもこれに続きます。上位人気勢も次々と仕掛けるなか、先頭クリアはエースモリウチ。半馬身ほどの差でインビクタが続き、同じような差でギンノダイマオーも突破。以下アオノブラック、メムロボブサップ、ダイリンファイターの順で、最後の平坦路に向かいました。
 このなかで際立つ脚いろを見せたのはアオノブラックとメムロボブサップ。みるみるうちにエースモリウチとギンノダイマオーに追いつき、横一線で残り20メートルを通過します。ここからもう一段の加速をしたのが、アオノブラックとギンノダイマオー。並んだまま最後の根性比べを演じた結果、わずかに0秒4差だけ、アオノブラックが先着し、初のタイトルを手にしました。2着から5秒1差の3着にはメムロボブサップが入り、人気サイドでの決着となりました。

 やや離れた3番手評価だったアオノブラックでしたが、しぶとい末脚を見せ、世代上位の力を証明。父のケンジュオーは重賞未出走、母のノリノメイチャンも重賞に5度挑戦し、ばんえいプリンセス賞の6着が最高だっただけに、2歳の時点で早くも父母を越える結果を出しました。実戦では初のコンビとなった菊池一樹騎手の落ち着いた騎乗も光った一戦。ともに今後の飛躍が期待できそうです。
 2着のギンノダイマオーは、ナナカマド賞に続く2着。ただ、崩れ知らずの戦績からも、この世代では力上位の存在。タイトルを手にする瞬間も、そう遠くはなさそうです。

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菊池一樹騎手「勝つつもりで騎乗しましたが大接戦で最後までわからなかったです。道中は予想以上に速くて、馬場も重たかったですが、馬のペースに合わせて騎乗しました。調教はつけさせてもらっていましたが、レースは初めて騎乗するので、調教の感覚を大切に騎乗しました。来年も頑張りますので、応援よろしくお願いします」

12/23ばんえいダービー回顧

2018年12月24日(月)

第47代ダービー馬はアアモンドグンシン!

 23日(日)は重賞・ばんえいダービー(3歳オープン)が行われ、単勝2番人気のアアモンドグンシンが優勝。ばんえい大賞典と合わせて3歳二冠を達成しました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.ジェイコマンダー 17.4
  2.オレワチャンピオン 41.7
  3.キタノユウジロウ 29.8
  4.カネサダイマオー 54.2
  5.アアモンドグンシン 2.0
  6.ミノルシンザン 43.3
  7.ミスタカシマ 1.9
  8.コウシュハレガシー 14.8
  9.ハマノダイマオー 157.2
 10.マツノタイガー 81.3

 単勝1番人気は紅一点のミスタカシマで1.9倍となりましたが、アアモンドグンシンも僅差の2番人気。以下3番人気のコウシュハレガシーが14.8倍で、完全に一騎打ちの戦前予想となりました。

 馬場水分は1.3%でスタート。各馬、勢いよく第1障害を突破しますが、そこからは様子をうかがいながら進みます。キタノユウジロウ、アアモンドグンシン、オレワチャンピオン、ミスタカシマといった実力馬が先団を形成し、これにコウシュハレガシーも絡む展開。一進一退の攻防を繰り広げながら、第2障害を迎えました。
 ひと呼吸置いて、最初に仕掛けたのはミスタカシマ。抜群のかかりを見せて勢いよく突破しますが、これと同等の登坂を見せたのがアアモンドグンシン。人気の2頭が早くも一騎打ちに持ち込みそうな空気となりましたが、3番手でキタノユウジロウ、続く4番手でオレワチャンピオンとコウシュハレガシーが並んでクリアし、勢いよく2頭を追いかけます。
 先頭の2頭のうち、力強く脚を伸ばしたのはアアモンドグンシン。対するミスタカシマは置かれ加減となり、残り30メートルを迎える前に後退。勝負圏内から脱落してしまいました。代わって2番手に浮上したのがキタノユウジロウで、コウシュハレガシーも3番手から懸命に脚を伸ばします。ただ、先頭を行くアアモンドグンシンの脚いろは快調で、止まる気配も皆無。結局、そのままアアモンドグンシンが先頭で荷物を運び切り、第47代ばんえいダービー馬に君臨しました。4秒3差の2着にキタノユウジロウで、さらに5秒6差の3着にコウシュハレガシー。ミスタカシマは4着に流れ込む結果となりました。

 ばんえい菊花賞こそミスタカシマの後塵を拝したものの、頂上決戦でリベンジを果たし、二冠を達成したアアモンドグンシン。相手をミスタカシマ1頭に絞ったような狙い撃ちで、力ずくで勝利をもぎ取りました。強気なレースぶりで押し切ったことからも、持ち前の能力は相当。ペースと重量に慣れさえすれば、古馬相手の重賞でも互角の立ち回りができそうです。
 2着のキタノユウジロウは、イレネー記念(2着)以来となる重賞での連対。ばんえい菊花賞4着からも、この世代では力量上位の存在といえるでしょう。強敵2頭を相手に真っ向勝負を挑んでの結果だけに、2着でも胸を張れる結果。今後の活躍を期待したいと思います。
 コウシュハレガシーは障害後もしっかり歩き続けましたが、届かず3着。結果的に3歳三冠はすべて3着となりましたが、堅実なレース運びには光るものがありました。馬体的にもさらに成長する可能性が感じられ、より力強さが出てくればタイトル奪取のチャンスも十分です。

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阿部武臣騎手「何としてでも取りたいレースの1つなので、うまく勝てればと思っていました。近走は障害で止まるなど伸び悩んでいましたが、前走でそれを克服できたので、同じように落ち着いて障害を越えられれば勝てると思っていました。プレッシャーもないように思っていましたが、かかっている部分もあったと思います。これからもレースを使いながら、ゆっくりと成長してくれればと思います。クリスマスが近いこともあり、馬主や厩舎の関係者、アアモンドグンシンを応援してくれているファンの皆様にクリスマスプレゼントを贈られたと思います。きょうは応援ありがとうございます。メリークリスマス」

12/2ばんえいオークス回顧

2018年12月 2日(日)

ミスタカシマが力の違いを見せつける!

 2日(日)は重賞・ばんえいオークス(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝1番人気のミスタカシマが優勝。重賞3勝の実力を見せつけ、3歳女王の称号を手にしました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.サンシルクラポピー 29.4
  2.ミスタカシマ 1.2
  3.プランセス 40.9
  4.センリョウバコ 21.1
  5.アフロディーテ 9.3
  6.センショウブルー 42.5
  7.サトクィーン 10.0
  8.カネササクラ 23.8
  9.クイーンドリーマー 53.9
 10.ウィナーキララ 38.3

 牡馬相手のばんえい菊花賞を制したミスタカシマが、圧倒的な1番人気。続く2番人気のアフロディーテが9.3倍、以下はふた桁台のオッズで、ミスタカシマの勝ちっぷりが焦点となりました。

 馬場水分は1.0%でゲートオープン。各馬、第1障害を越えると、相手の出方をうかがいながらレースを進めます。軽快に飛ばしたのはサトクィーン。それを見ながらミスタカシマが追走し、その後ろは横一線で続くかたちで第2障害を迎えました。
 先行したサトクィーンが真っ先に障害に挑みますが、天板付近でヒザを折るなど苦戦。その一方、やや遅れて仕掛けたミスタカシマは抜群の登坂力を発揮。後続各馬が仕掛ける前に障害を下りていきました。
 その後もミスタカシマは他馬を問題にしないレースを展開。ゴール前で若干脚いろが鈍ったものの、止まることなくゴール線を突破し、3歳牝馬の頂点に君臨しました。
 別のレースとなってしまった感のある2着争いは、じっくりためて2番手で下りたアフロディーテがリード。3番手でクリアしたカネササクラが懸命に食い下がりますが、最低人気のクイーンドリーマーが鋭い末脚を繰り出してこれを交わし、さらにゴール前ではアフロディーテに迫る勢い。しかし、結局はアフロディーテが粘り切って2着を確保。1秒2差の3着にはクイーンドリーマーが入りました。

 ここでは力が違った印象のミスタカシマ。若干力の要る馬場を強気に先行し、出走馬の大半がまだ障害下で脚を止めている間に最後の平坦路を迎えるという、圧倒的なレースを演じました。最終的にアフロディーテにつけた着差は14秒7。同世代牝馬での力の差は歴然で、牡馬相手のばんえいダービーでどんなレースを見せるのか、期待は高まるばかりです。
 2着のアフロディーテは、障害でも抜群のかかりを見せ、しまいの粘りも上々でした。ただ、同じくミスタカシマの2着だった黒ユリ賞と同様、相手が強すぎた印象です。現状で逆転を望むのは酷と言えますが、まだ3歳だけに今後の成長を待ちたいところ。
 最低人気のクイーンドリーマーが3着。近況はC級でも苦戦を強いられていましたが、馬場や重量を考えると、パワー勝負になって持ち味が生きそうな印象を受けました。今後も条件がそろえば、好走が期待できそうです。

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鈴木恵介騎手「1番人気だと分かっていたし、この馬の能力も分かっていたので、自信を持って騎乗しました。特にプレッシャーはなかったですが、自分を追い詰めて騎乗しました。一番いい時と比べると今ひとつの状態だと感じましたが、よく頑張ってくれたと思います。牡馬勝りの強い馬ですから、ばんえいダービーも期待できると思います」

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