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10/26北見記念回顧

タカラキングダムが古馬重賞初制覇

 10月26日(日)に北見記念(3歳以上オープン)が行われ、5歳馬タカラキングダムが障害2番手から早め先頭に立って押し切り、古馬重賞初制覇を飾りました。

 1.インビクタ(860) 8.1
 2.キングフェスタ(870) 1.2
 3.コウテイ(850) 6.0
 4.タカラキングダム(850) 11.2
 5.クリスタルコルド(860) 42.4
 6.ヤマカツエース(850) 61.2
 7.マルホンリョウユウ(850) 119.7
 8.オーシャンウイナー(850) 71.1

 8頭立てで行われた今年の北見記念。9月の岩見沢記念を制し、メンバー中、今季最多の5勝を挙げているキングフェスタが単勝1.2倍で断然人気。昨年の北見記念2着など高重量戦に実績あるコウテイが6.0倍、岩見沢記念で逃げて2着に粘ったインビクタが8.1倍と、ここまでが単勝ひと桁台。4歳シーズン三冠馬タカラキングダムは11.2倍で4番人気でした。

 夕方から降り始めた雨で馬場水分は2.0%。第1障害をキングフェスタが勢いよく先頭で越えると、2番手以降はほぼ一団で、タカラキングダムを最後に全馬クリアします。雨の軽馬場で道中は各馬スムーズに追走。中間点でキングフェスタがひと息入れると、インビクタ、コウテイ、タカラキングダムが交わして先行集団を形成します。後続もそれほど差なく追走しますが、前の3頭がほぼ同時に第2障害に到達。前半50秒と高重量戦としては速い流れとなりました。
 ひと息入れたインビクタが第2障害で最初に仕掛け、差なくコウテイ、タカラキングダムと続きます。インビクタが先頭で障害を越えると、コウテイは坂の途中でひと息、タカラキングダムが2番手でクリアします。障害で苦戦していた後続から、キングフェスタ、クリスタルコルドが続きます。
 タカラキングダムが障害を下りた勢いで一気にインビクタをとらえて先頭に立つと、後続を引き離しにかかります。キングフェスタが一気の末脚で2番手に上がって前に迫りますが、タカラキングダムの脚色は衰えず、そのまま振り切って勝利。キングフェスタはゴール線上の微妙な位置で止まりましたが、すぐに立て直して2着。インビクタがクリスタルコルドの追い上げを凌いで3着に入りました。

 勝ったタカラキングダムは重賞通算7勝目。近走は障害に不安を見せていましたが、しっかり修正して今季の初勝利が高重量の古馬重賞初制覇となりました。今回も現役最強のメムロボブサップは不在でしたが、岩見沢記念を制した6歳馬キングフェスタとともに、今後の古馬重賞戦線でも注目となりそうです。

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赤塚健仁騎手
レース前はとりあえず第1障害をうまく越えようと考えていましたが、雨の影響もありスムーズに行けました。第2障害手前は少し辛そうでしたが、道中は楽に行けました。障害のカカリも良かったです。前走はキングフェスタに楽にやられたので、必至に追いました。タカラキングダムは障害下りてからの末脚がいいと思います。雨の中、応援ありがとうございました。これからも重賞はいっぱいあるので帯広競馬場に足を運んで応援してください。

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