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9/14岩見沢記念回顧

キングフェスタが古馬重賞初制覇

9月14日(日)には重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、障害を4番手で降りたキングフェスタが一気の差し切り勝利で断然人気に応えました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右は単勝オッズ
 1.オーシャンウイナー(820) 20.0
 2.タカラキングダム(820) 9.1
 3.コマサンエース(840) 出走取消
 4.マルホンリョウユウ(820) 31.6
 5.インビクタ(830) 5.4
 6.ヤマカツエース(820) 70.2
 7.クリスタルコルド(830) 8.2
 8.ダイヤカツヒメ(800) 103.8
 9.キングフェスタ(830) 1.3

 ばんえいグランプリ5連覇を果たしたメムロボブサップが不在となり、ばんえい十勝オズパーク杯、北斗賞と今季重賞2勝のコマサンエースが出走取消となって8頭立てで行われた今年の岩見記念。ばんえいグランプリでメムロボブサップの2着に追い込んだキングフェスタが単勝1.3倍で圧倒的な人気を集めました。北斗賞、旭川記念で2着と安定感が魅力のインビクタが5.4倍で2番人気。旭川記念を制したクリスタルコルドが8.2倍で3番人気となりました。

 第1障害はキングフェスタ、ダイヤカツヒメが先頭で降りますが、障害で止まったタカラキングダム以外の各馬も差なくクリア。各馬慎重に息を入れながら歩を進め、中間点ではインビクタが先頭でペースを作ります。クリスタルコルド、マルホンリョウユウ、キングフェスタも離れず追走します。インビクタが単独先頭のまま第2障害下に到達。前半は68秒の流れでした。
 第2障害では、ひと息入れたインビクタが全馬が揃う前に仕掛けてすんなりひと腰でクリア。続いて仕掛けたクリスタルコルドは障害で一旦は止まりますが立て直して2番手。差なくヤマカツエースも続きます。キングフェスタも障害はふた腰かかって4番手。この間、インビクタは2番手以下に大きな差をつけて逃げ込みを図ります。しかし自慢の豪脚を発揮したキングフェスタが、残り15メートル付近で並ぶ間もなくインビクタを抜き去ると、そのまま先頭でゴール。粘ったインビクタが2着に入り、辛抱強く歩いたクリスタルコルドが、ヤマカツエースを振り切って3着。上位3着まで人気順の決着となりました。

 4歳シーズン三冠など世代重賞8勝を挙げていたキングフェスタは、古馬重賞初制覇となりました。ドリームエイジカップ、チャンピオンカップ、ばんえいグランプリと2着に敗れた重賞での相手はいずれも絶対王者メムロボブサップ。今後の古馬重賞戦線でも直線対決が注目となりそうです。

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鈴木恵介騎手
(感想は)最高です。降りてから歩ける馬なので、障害だけどうやって越せるかを考えて乗ってました。(昨日からの雨は)恵みの雨だったと思います。重たい重量だったので不安なところもありましたが、厩舎スタッフが一生懸命に調教してくれて、良い仕上がりになっていたので良かったです。道中は手ごたえもよくて、いい位置で障害につけられたので、あとは障害だけだと思って乗っていました。重量があるのでひと腰では越えなかったですけど、ふた腰目でいい腰が入って、膝も折らずうまく上がってくれました。降りてからは本当に良く歩いてくれました。今後は重量が増えた時の障害への対応が課題だと思います。これから古馬重賞戦線で頑張りますので応援よろしくお願いします。

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