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11/2ばんえい菊花賞回顧

ラポピージュニアが重賞初制覇

 11月2日(日)にばんえい菊花賞(3歳オープン)が行われ、ラポピージュニアがスーパーシンとの競り合いを制し、重賞初勝利を飾りました。

 1.ホクセイテンリュウ(690) 32.4
 2.ウンカイダイマオー(700) 6.7
 3.キョウエイエース(740) 19.1
 4.アルイテイコウ(690) 136.4
 5.ホクセイヒラリ(670) 81.4
 6.スターイチバン(710) 1.4
 7.ブラックウンカイ(690) 57.0
 8.スーパーシン(720) 4.7
 9.ラポピージュニア(690) 14.6
 10.ココロノニダイメ(700) 116.5

 3歳三冠の二冠目にはフルゲート10頭が出走。ばんえい大賞典を制して二冠を狙うスターイチバンが単勝1.4倍で人気を集めました。3・4歳混合のはまなす賞を制したスーパーシンが4.7倍、前哨戦の秋桜賞2着のウンカイダイマオーが6.7倍と続き、同レース3着のラポピージュニアが14.6倍で4番人気でした。

 馬場水分2.6%の高速馬場で、第1障害はほぼ横一線で勢い良く越えると、ホクセイテンリュウが僅かに抜け出してペースを作ります。中間点を過ぎたあたりで脚を止めて息を入れますが、各馬離れずほぼ一団で軽快に追走します。第2障害までは44秒、ラポピージュニア、ホクセイテンリュウ、スーパーシンがほぼ同時に到達しますが、以下もほとんど差なく続きます。
 第2障害では、スターイチバンを皮切りに各馬一斉に動き出し、ラポピージュニアが先頭でクリア。スターイチバン、スーパーシン、ホクセイテンリュウ、ウンカイダイマオーが差なく続きます。逃げるラポピージュニアをスターイチバンが追いかけますが、その間からスーパーシンが一気に並びかけて頭ひとつ抜け出します。スーパーシン、ラポピージュニアが徐々に後続を離しにかかると、残り20メートルからは2頭の一騎打ちに。激しい叩き合いから、ラポピージュニアがゴール直前で僅かに差し返して勝利。スーパーシンは0秒5差で2着。粘り強く歩いたスターイチバンは3着でした。

 ラポピージュニアは重賞初挑戦で勝利。これまでこの世代はキョウエイエース、スターイチバン、スーパーシンの3強でタイトルを分け合っていましたが、新たな重賞タイトルホースが誕生しました。母のサンシルクラポピーは、黒ユリ賞3着、クインカップ3着など重賞での好走があり、また軽量レースの疾風賞を勝利するなど快速牝馬としても活躍したものの重賞タイトルはなく、その息子の今後のさらなる成長が期待されます。

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西将太騎手
勝つことが出来てうれしいです。この馬には久しぶり(2回目)に乗ったので手探りではありましたが、ハンデもあったので頑張りました。実際に乗ってみて一生懸命な馬だと思いました。(障害を下りてからの競り合いでは)このまま頑張ってくれという思いでした。素直で一生懸命な馬で良かったです。これからも頑張りますのでよろしくお願いします。

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