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重賞(特別)回顧 アーカイブ

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9/23銀河賞回顧

2018年9月24日(月)

ミノルシャープが持ち味を生かし切る!


 23日(日)は重賞・銀河賞(4歳オープン)が行われ、単勝2番人気のミノルシャープが優勝。昨年のはまなす賞以来となる、重賞2勝目を挙げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.カネサスペシャル 32.1
  2.ノエルブラン 9.9
  3.マツカゼウンカイ 7.4
  4.ナカゼンガキタ 83.2
  5.シンエイボブ 32.6
  6.ジェイワン 5.8
  7.ゴールデンフウジン 16.1
  8.ウンカイタイショウ 21.8
  9.ミノルシャープ 3.8
 10.メジロゴーリキ 2.4

 実績馬と好調馬が入り乱れた好メンバーがそろいました。人気を集めたのは、この世代のダービー馬で、近況も安定したレースを見せているメジロゴーリキ。8月のはまなす賞では4着も、前走でA1-1組を勝って勢いに乗るミノルシャープが続き、柏林賞馬のジェイワンが3番人気と、これらが上位人気を形成します。最重量の750キロを課せられたマツカゼウンカイも充実ぶりを買われ、4番人気に支持されました。

 馬場水分は1.8%でスタート。道中は2度3度、脚を止めるなかで、メジロゴーリキ、ミノルシャープのほか、カネサスペシャル、ノエルブランあたりが先団を形成。ウンカイタイショウ、ゴールデンフウジンも前々の競馬を展開し、第2障害を迎えました。
 全馬がたどり着く前に、早めに仕掛けたのはメジロゴーリキ。それを見てか、ノエルブランとウンカイタイショウも登坂を開始し、一歩遅れてミノルシャープも挑みます。先頭クリアはメジロゴーリキで、隣枠のミノルシャープも馬体を併せるようにして突破。ほぼ同時にノエルブランも最後の平坦路に向かいました。カネサスペシャルが圏内の4番手。以下シンエイボブ、ウンカイタイショウ、マツカゼウンカイと続きました。
 障害突破後、即座に先頭を奪ったのはミノルシャープ。警戒に脚を伸ばして、一気に2馬身ほどの差をつけます。ノエルブランとメジロゴーリキも懸命に食い下がりますが、その差はなかなか詰まらず残り10メートル。その隙にカネサスペシャルも2番手争いに加わり、最後の我慢比べへ突入します。残り5メートル付近でミノルシャープの脚いろが鈍り、メジロゴーリキとカネサスペシャルが急追。さらにミノルシャープの馬体がゴール線を通過したところで、メジロゴーリキが最後のひと伸びを見せましたが、結果はミノルシャープが1秒1差だけ先着し、2度目の重賞制覇を果たしました。2着メジロゴーリキから0秒3差の3着には、カネサスペシャルが入線しました。

 ミノルシャープは柏林賞こそ7着に敗れましたが、今シーズン13戦して、掲示板をはずしたのはその1戦だけ。しまいに甘くなりながらも最後まで粘り通したあたりに、着実な成長と今の充実ぶりがうかがえます。今後も持ち前の先行力を武器に、馬場や展開次第で好勝負を演じてくれるでしょう。
 惜しくも2着に敗れたメジロゴーリキは、積極的なレースを展開しながら、最後にひと伸びする好内容。敗れたとはいえ、地力の高さを示したといえます。高いレベルで安定したレースを見せているだけに、きっかけひとつでタイトルを積み重ねる可能性も十分です。

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阿部武臣騎手「いいスタートができたので、うまく流れに乗れるかと思いました。馬場は軽かったですが、先行力があるので道中は息を入れながら、理想的な形で第2障害まで行けました。第2障害はいつもと変わらず良くかかってくれましたが、ゴール前で一杯になるところがあるので、よく辛抱してくれたと思いました。この馬の強みは先行力と障害力だと思います。のちのちオープンで走ってくれるよう、うまく育ってくれればと思います」

9/16岩見沢記念回顧

2018年9月17日(月)

マルミゴウカイが古馬重賞初制覇!

 16日(日)は重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝2番人気のマルミゴウカイが優勝。世代限定重賞6勝の実績馬が、初めて古馬重賞を制し、名実ともにトップホースの仲間入りを果たしました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.ホクショウディープ 130.3
 2.マルミゴウカイ 5.2
 3.キサラキク 22.0
 4.トレジャーハンター 113.1
 5.フジダイビクトリー 13.8
 6.センゴクエース 6.9
 7.コウシュハウンカイ 出走取消
 8.オレノココロ 1.2
 9.ソウクンボーイ 82.5

 コウシュハウンカイが出走を取り消し、8頭での争いとなったこの一戦。人気はばんえいグランプリを制したオレノココロに集中し、1.2倍という圧倒的な単勝オッズとなりました。堅実なレースを見せるマルミゴウカイが5.2倍で続き、センゴクエースが6.9倍。あとは単勝ふた桁台と、三つどもえの様相を呈しました。

 馬場水分は1.1%と、砂煙が舞うような乾いた状態。マルミゴウカイ、フジダイビクトリー、センゴクエースが先行しますが、第1障害後から脚を止め、じっくりと刻んでいきます。それだけに大きな差もつかず、各馬がほぼ横一線のかたちで第2障害を迎えました。
 最初に動いたのはマルミゴウカイ。フジダイビクトリーもほぼ同時に動き、センゴクエースもこれに続きます。その後もキサラキク、トレジャーハンター、オレノココロなども登坂に挑みますが、その間にマルミゴウカイが先頭クリアを果たし、やや遅れてフジダイビクトリーも突破。しかしその後は続かず、2頭によるマッチレースとなりました。
 とはいえ、2頭の差もなかなか詰まらず、ほぼ同じ脚いろで残り10メートルを迎えます。しかし、ここからフジダイビクトリーがラストスパートをかけ、ぐんぐんと差を詰めにかかります。ゴール寸前で並び掛けるところまで追い詰めましたが、結局はマルミゴウカイが最後まで踏ん張り、0秒8差で先頭ゴールを果たしました。2着のフジダイビクトリーから13秒6差の3着にはセンゴクエースが入り、1番人気のオレノココロは4着に敗れました。

 これまでばんえい十勝オッズパーク杯3着、北斗賞2着と、古馬重賞に今ひとつ手が届かなかったマルミゴウカイが、3度目の挑戦で古馬重賞を制しました。しまいこそ甘くなったものの、前半から積極的に運んで最後まで粘り切る好内容。力の要る馬場での高重量戦で結果を出したのも、今後の飛躍を予感させました。さらなる活躍が十分に期待できそうです。
 フジダイビクトリーは3月のばんえい記念以来となる重賞での連対。やはりパワー重視のレースでは目が離せない存在で、高重量戦が増える今後の重賞ロードでも好勝負になるでしょう。

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藤野俊一騎手「障害は一番先に越えると思っていました。第2障害まではゆっくりとしたペースで、そのぶん障害を降りてからは少し止まりかけはしましたが、辛抱強く歩いてくれたと思います。この馬は、障害が上手なところが一番の強みです。まだ5歳馬ですが、ばんえい記念を優勝できる素質がある馬だと思います。まだ北海道は震災の影響がある中ですけれども、これからもばんえい競馬への応援をよろしくお願いします」

8/26はまなす賞回顧

2018年8月27日(月)

マツカゼウンカイが初タイトル!

 26日(日)は重賞・はまなす賞(3、4歳オープン)が行われ、単勝3番人気の4歳馬マツカゼウンカイが優勝。ばんえいダービー2着など世代上位の力を示していましたが、5度目の重賞挑戦で初タイトルを手にしました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.カネサスペシャル 13.2
 2.ミノルシャープ 3.7
 3.ミスタカシマ 21.0
 4.アアモンドグンシン 2.6
 5.ハマノダイマオー 50.9
 6.マツカゼウンカイ 4.2
 7.メジロゴーリキ 6.6
 8.ジェイワン 11.7

 1番人気に推されたのは3歳馬のアアモンドグンシン。27キロの馬体減こそ気になったものの、2走前のばんえい大賞典制覇を含め、9連続連対中と充実一途。年長馬が相手でも力上位と見られました。以下はミノルシャープ、マツカゼウンカイ、メジロゴーリキの4歳勢が単勝ひと桁台で続き、アアモンドグンシン VS 4歳馬という戦前予想になりました。

 馬場水分は1.8%でゲートオープン。道中はミスタカシマ、アアモンドグンシンなどがペースを握りますが、他馬も離れず追走。中間点通過後も大きく遅れる馬はおらず、ほぼ横一線で第2障害を迎えました。
 最初に仕掛けたのはメジロゴーリキで、ほぼ同時にアアモンドグンシンも登坂を開始。ミノルシャープ、ミスタカシマあたりも反応し、他馬も続々と動き始めます。先頭クリアはメジロゴーリキ。差なくミスタカシマが続き、ミノルシャープが3番手。やや遅れてマツカゼウンカイとカネサスペシャルも突破します。アアモンドグンシンはその間に天板付近でヒザ折りを喫し、苦しい展開となりました。
 障害を下りてから一気に加速したのはミノルシャープで、ミスタカシマも追走。メジロゴーリキもこれに食らいつくような形で、残り30メートル地点を通過します。しかし、先頭のミノルシャープは残り10メートル付近で脚いろが鈍り、淡々と歩いてきたメジロゴーリキが先頭を奪い返すべく肉薄します。そこへじわじわと伸びてきたマツカゼウンカイとミスタカシマが加わり、残り5メートルで4頭が並ぶ大激戦。ここで最後の"ひと曳き"を繰り出したのはマツカゼウンカイ。クビほどの差だけ前に出てゴール線を通過すると、その差を保って荷物を運び切りました。同タイムとなった2着争いは、わずかにミスタカシマが先着し、3着にメジロゴーリキ。さらに0秒9差の4着にミノルシャープという結果になりました。

 ゴール前のひと伸びで栄冠をつかみ取ったマツカゼウンカイ。2着だったばんえいダービーもそうでしたが、容易にバテない末脚があり、ゴール前で先行勢が止まって混戦になるような展開で好結果を残しています。いかにも荷物が重くなれば力を発揮しそうな印象で、これからの飛躍が楽しみです。

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藤本匠騎手「この馬には苦手な馬場で、かなり厳しい競馬になると思っていましたが、馬が騎手の無理をうまく聞いてくれたので良かったです。後方につけて追い込んでいく競馬をしていたので、最後はうまく交わしてと祈りながら乗っていました。本当に最後までしっかり歩いてくれました」

8/12ばんえいグランプリ回顧

2018年8月13日(月)

オレノココロが2度目のグランプリ制覇!

 12日(日)は重賞・ばんえいグランプリ(3歳以上ファン選抜)が行われ、単勝2番人気のオレノココロが優勝。ファン投票1位に応えるとともに、現役最強の力を見せつけました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.オレノココロ 3.7
 2.キサラキク 38.8
 3.トレジャーハンター 103.7
 4.カンシャノココロ 105.6
 5.コウシュハウンカイ 1.4
 6.センゴクエース 9.3
 7.ソウクンボーイ 111.8
 8.シンザンボーイ 12.1
 9.フジダイビクトリー 14.2

 ファン投票では5位に甘んじたコウシュハウンカイでしたが、近況の充実ぶりを買われ、単勝1.4倍の圧倒的な1番人気に。3.7倍で続いたのはオレノココロで、オッズ上では2頭の一騎打ちムードとなりました。これに良血センゴクエース、上昇気配のシンザンボーイ、古豪フジダイビクトリーがどこまで迫れるか。今後のオープン戦線を占う意味でも、見逃せない一戦となりました。

 馬場水分は1.4%でスタート。800キロ前後の重量ということもあり、各馬とも慎重に進みます。ただ、中間点を過ぎたあたりでキサラキク、トレジャーハンター、フジダイビクトリー、コウシュハウンカイなどが積極的に先行。第2障害の手前ではバラけた展開となりました。
 ひと呼吸入れて、最初に仕掛けたのはコウシュハウンカイ。持ち前の登坂力を生かし、他馬に揺さぶりを掛けます。フジダイビクトリー、キサラキクあたりも仕掛けますが決定打に欠け、その間にコウシュハウンカイは多少苦しみながらも難関を突破します。その瞬間、目をみはる登坂を見せたのがオレノココロ。手間取ることなくひと腰で登り切り、2馬身ほどの差で追撃態勢に入りました。やや遅れてシンザンボーイが3番手、センゴクエース、カンシャノココロと続きます。
 ただ、末脚確かなオレノココロが2番手で下りたのなら、この馬の展開と言えるでしょう。軽快な脚どりを見せると、残り30メートル付近でコウシュハウンカイに並び掛け、あっという間に先頭へ。残り20メートルでは脚いろの差は歴然で、独走態勢を築きます。最後は鈴木恵介騎手も手綱を持ったまま。2着に8秒7差をつけ、先頭で荷物を運び切りました。懸命に2番手を追走したコウシュハウンカイでしたが、残り10メートルで失速。その間にセンゴクエースとシンザンボーイが抜き去り、それぞれ2、3着で入線しました。

 ばんえい最強の実力を示し、2016年以来となるばんえいグランプリ2勝目、重賞19勝目を挙げたオレノココロ。障害でヒザを折るような場面も時として見受けられますが、今回はリズムを崩さず、しっかりと登り切りました。下りてからの脚には定評があるだけに、こうなればこの馬の勝ちパターン。丁寧にレースを運んだ鈴木騎手の手綱さばきが光った一戦でした。
 6歳馬のセンゴクエースは、まだまだ成長途上。それでこのメンバーと互角の立ち回りを見せて2着に食い込んだのは、素質と実力の証明と言えるでしょう。その血統背景からも注目され、さらなる活躍を期待される立場ですが、この大一番で結果を出せたことは今後につながるはず。引き続き目が離せない1頭です。
 シンザンボーイは一度波に乗ると、好調が長く続くタイプ。目下の充実ぶりが、そのまま結果に反映されたと言えます。今後も状態次第で、好勝負を演じることができるでしょう。

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鈴木恵介騎手「2年ぶりにグランプリを勝つことができて嬉しいです。今日は天気が良く、馬場が乾いたのでこの馬に合った馬場だと思って臨みました。スタートも良く走ってくれて、いい位置取りで第2障害まで着いたと思います。ライバルはコウシュハウンカイだと思っていて、相手が仕掛けてから掛けようと思っていました。障害もうまく上がれたので良かったです。この馬はばんえい競馬を代表する馬だと思っているので、これからも活躍してくれることを期待しています」

7/29ばんえい大賞典回顧

2018年7月30日(月)

アアモンドグンシンが三冠初戦を制す!

 29日(日)は重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、単勝1番人気のアアモンドグンシンが優勝。6連勝中の勢いそのままに、3歳三冠の初戦を制しました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.ジェイコマンダー 29.1
 2.キタノユウジロウ 18.2
 3.オレワチャンピオン 5.5
 4.アアモンドグンシン 1.5
 5.ミノルシンザン 41.1
 6.キンツルモリウチ 82.0
 7.コウシュハレガシー 21.2
 8.ハマノダイマオー 4.3
 9.フナノダイヤモンド 82.6

 ヤングチャンピオンシップ10着、イレネー記念でも9着に敗れたアアモンドグンシンでしたが、目下6連勝中の充実ぶりを買われ、単勝1倍台の圧倒的な人気。とかち皐月賞、とかちダービーでともにアアモンドグンシンの2着だったハマノダイマオーが2番人気で、ヤングチャンピオンシップの覇者オレワチャンピオンが3番人気で続きます。2歳シーズンに実績を残した各馬が苦戦を強いられている今年の3歳世代を象徴するような、勢い重視のオッズとなりました。

 馬場水分は0.9%でスタート。キンツルモリウチが軽快に先行する形で進み、遅れてアアモンドグンシン、コウシュハレガシーが追走。ややばらけた展開で第2障害を迎えました。
 全馬がたどり着かないうちにキンツルモリウチが登坂を開始。天板の手前で脚を止めると、その隙にアアモンドグンシンが仕掛けます。こちらはひと腰で突破し、やや抜けた状態で最後の平坦路に向かいました。立て直したキンツルモリウチが2番手で続き、遅れてオレワチャンピオン、ジェイコマンダーなどが追撃態勢に入りました。
 先頭を行くアアモンドグンシンは20メートルを切ったあたりで若干脚いろが鈍り、残り10メートル付近でいったんストップ。実績馬オレワチャンピオンがこれに迫りますが、アアモンドグンシンも阿部武臣騎手の懸命の扶助で立て直し、再度ゴールへ向けて歩き始めます。その後はむしろ追うオレワチャンピオンのほうが苦しくなり、結局11秒3の差をつけ、アアモンドグンシンが先頭でゴール。入線直後に転倒するアクシデントこそありましたが、見事に3歳三冠の主役に名乗りを上げました。2番手追走のオレワチャンピオンがゴール寸前で脚を止め、外からコウシュハレガシーが強襲しましたが、この2着争いは0秒5差でオレワチャンピオンに軍配が上がりました。

 アアモンドグンシンは今季、これで【8・1・0・1】。重賞で大敗を喫していた2歳時とは違い、明らかなパワーアップがうかがえます。しまいの粘りに多少の不安がありますが、その点は阿部騎手との息の合ったコンビネーションで相殺。今後の三冠路線でも要注目の存在です。

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阿部武臣騎手「勝つことができて、まずはほっとしています。連勝が続いてはいましたが、馬場が重くなるとゴール前で止まることがあるので心配していました。先行力は良い馬なので息を入れながら進めましたが、障害を越えてどこまでもってくれるかと思っていました。この馬は倒れるまで一生懸命引っぱってくれるほどまじめなので、道中の息の入れ方で何とかもたせられるように騎乗しました。これからも良いレースをお見せできるように頑張りますので応援よろしくお願いします」

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