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10/14ナナカマド賞回顧

メムロボブサップ世代の頂点に名乗り!

 14日(日)は重賞・ナナカマド賞(2歳オープン)が行われ、単勝2番人気のメムロボブサップが優勝。ナリタボブサップ産駒初の重賞制覇を果たし、世代の頂点に名乗りを上げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.サクラユウシュン 9.2
  2.メムロボブサップ 2.5
  3.アオノブラック 14.6
  4.ヒメトラクイーン 20.6
  5.カツヒーロー 45.1
  6.ギンノダイマオー 2.2
  7.インビクタ 8.7
  8.コウシュハシャトー 56.6
  9.アアモンドノース 35.2
 10.ホクショウゴールド 59.1

 ここまで5戦4勝、2着1回の好成績を残しているギンノダイマオーが1番人気。同じく6戦4勝、2着1回のメムロボブサップが差のない2番人気で続き、オッズ上は一騎打ちの様相。以下はインビクタ、サクラユウシュンと経験豊富な馬が続き、単勝ひと桁台は4頭となりました。

 馬場水分1.7%でスタート。各馬未知の重量ながら軽快に歩を進めます。先行したのはインビクタ。ギンノダイマオー、メムロボブサップがこれをマークし、サクラユウシュンも遅れまじと追走。人気どころが一団となって第2障害を迎えました。
 ひと呼吸入れて、最初に仕掛けたのはインビクタ。それを見てギンノダイマオーも登坂を開始し、メムロボブサップ、サクラユウシュン、アオノブラックもこれに続きます。先頭クリアはギンノダイマオー。インビクタが2番手で下り、内枠の3頭が並んで突破します。
 先行していた2頭が軽快に飛ばしますが、それを上回る脚いろで伸びてきたのはメムロボブサップ。グングンと前との差を詰め、残り20メートル標識を過ぎたあたりで先頭へ。そのまま半馬身ほどのリードを保って歩き切り、トップゴールを果たしました。先頭クリアから粘り切ったギンノダイマオーが2着。じわじわと脚を伸ばしたアオノブラックが3着で入線しました。

 勝ったメムロボブサップは、もちろんこれが重賞初制覇。デビューから7戦連対パーフェクトで、世代のトップに躍り出る結果となりました。父ナリタボブサップは2歳時にホクレン賞で2着に食い込みながら、10歳時のドリームエイジカップでも2着と、息の長い活躍を見せました。そんな父と同様の活躍を、メムロボブサップにも期待したいと思います。

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阿部武臣騎手「トップハンデでしたが、降りてからもいい脚を使えるので、それを生かせるよう騎乗しました。いつもと変わらずいいスタートが切れたので、道中はゆっくり息を入れながら進んでいけました。障害のかかりも問題なく、前半息を入れていた分、ひと呼吸おいて仕掛けたので、最後までもってくれるはずと信じて騎乗しました。今後は体つきも良くなり、体力がついてくれたら、さらに良くなると思います」

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