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8/11ばんえいグランプリ回顧

コウシュハウンカイがグランプリ初制覇!

 11日(祝・日)は重賞・ばんえいグランプリ(3歳以上ファン選抜)が行われ、コウシュハウンカイが5回目の挑戦で見事グランプリ初制覇を果たしました。

 【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.カンシャノココロ 70.5
  2.コウシュハウンカイ 2.8
  3.センゴクエース 2.8
  4.メジロゴーリキ 11.2
  5.ミノルシャープ 24.9
  6.ソウクンボーイ 125.3
  7.オレノココロ 2.5
  8.シンザンボーイ 99.4

 今季重賞2勝で、ファン投票でも1位に支持された昨年のグランプリ覇者オレノココロが2.5倍の1番人気。北斗賞を制覇して、連勝中と勢いに乗るセンゴクエースと、今季6戦して馬券圏内を外していないコウシュハウンカイが2.8倍で並び、三つ巴の様相になりました。以下は、単勝10倍以上で4番人気にメジロゴーリキ、5番人気にミノルシャープと5歳馬が続きました。

 この日の馬場水分は前日までの降雨の影響もあり第1レースが2.0%。徐々に乾いてきたものの、ばんえいグランプリは1.8%でスタートしました。
 メジロゴーリキが最初に第1障害を通過しますが、コウシュハウンカイが替わって先行します。2番手にメジロゴーリキが続き、直後にミノルシャープ、センゴクエースが差なく追走。グランプリ3勝目を狙うオレノココロは後方からで、縦長の展開になりました。800キロ前後の重量ということもあり、各馬とも慎重に歩を進め、コウシュハウンカイが70秒で第2障害下に到達。脚を溜めている間に、ミノルシャープ、センゴクエース、メジロゴーリキも並びます。
 コウシュハウンカイが最初に仕掛けると、力強い登坂を見せ、ひと腰先頭で障害をクリア。やや離れてメジロゴーリキが2番手で通過し、ミノルシャープが3番手。やや離れてカンシャノココロとシンザンボーイが通過し、人気のオレノココロとセンゴクエースは障害で苦戦します。

 後続に差をつけ必勝パターンに持ち込んだコウシュハウンカイの脚色は衰えることなく、セーフティリードを守って先頭で歩き切りました。懸命に追いかけたメジロゴーリキはそのまま5秒9差の2着に粘り込みました。ミノルシャープはゴール前で詰まり、追い込んできたシンザンボーイがとらえて3着。障害で苦戦したセンゴクエースとオレノココロは、それぞれ7、8着という結果に終わりました。

 勝ったコウシュハウンカイは、今季重賞では2、3、2着と惜敗が続いていましたが、昨年10月の北見記念以来となる重賞制覇。また、これまでばんえいグランプリは2度の2着が最高でしたが、5度目の挑戦で悲願の初制覇を果たしました。これで今季は7戦連続3着以内と条件を問わず安定しており、引き続き重賞戦線でも活躍が期待できそうです。

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藤本匠騎手「今季初めての重賞勝利なのでほっとしています。自分のミスで負けたレースもあったので、取り返せてよかったです。先行するパターンに持ち込まないと、なかなか勝てないので、上手く自分のパターンに持ち込めたのが勝因かなと思います。この馬が勝つときのイメージ通りの展開でした。障害を越えてからもしっかり最後まで歩いてくました。これからも今日のような騎乗でファンの皆様の期待に応えられるように頑張ります。ばんえい競馬はまだまだ熱い競馬をやっているので、応援よろしくお願いします」

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