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重賞(特別)回顧 アーカイブ

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9/25岩見沢記念回顧

2011年9月26日(月)

フクイズミ岩見沢記念3勝目!

 25日は重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気に推されたフクイズミが優勝。08、10年に続く、このレース3勝目を挙げました。

 馬場水分は3.1%と、標準からやや軽めでしたが、基礎重量820キロの高重量戦だけに、道中はゆったりしたペース。ホクショウダイヤ、ニシキダイジンなどがレースを引っ張り、キタノタイショウもこれに併走する形でレースは進みました。
 第2障害で真っ先に動いたのはニシキダイジン。消耗戦に持ち込む意図か、やや早めの仕掛けで他馬を揺さぶります。ホクショウダイヤ、フクドリが動き、さらに少し遅れてギンガリュウセイ、フクイズミが登坂開始。じっくりためていたぶんか、ギンガリュウセイとフクイズミが一気に障害を駆け上がり、並んだまま先頭クリアを果たしました。
 この展開ならフクイズミ。障害を下りて即座に2馬身ほどの差をつけて先頭に躍り出ると、グイグイ加速してギンガリュウセイを突き放すばかり。しまいまで確かな脚いろを披露して、ゆうゆうと荷物を運び切りました。ギンガリュウセイは、フクイズミには突き放されたものの、最後まで粘り通して2着を確保。障害3番手でレースを進めたニシキダイジンが、そのまま3着となりました。

 フクイズミは昨季のヒロインズカップ以来となる重賞12勝目で、課題の障害を楽々と突破した内容に調子のよさがうかがえました。来月の北見記念を勝てば古馬四大記念重賞全制覇となるだけに、この調子を維持できるか注目です。
 ギンガリュウセイは昨年のこのレース4着から前進。今回はフクイズミが強すぎただけで、ニシキダイジンを抑えきった内容は上々と言えるでしょう。今後タイトル奪取の可能性も十分です。

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尾ヶ瀬馨騎手「馬の調子もよかったし、ハンデにも恵まれたので人気に応えることができました。前々で競馬ができたのは馬の気持ちが前向きだった表れで、第2障害さえうまく越えられれば勝てると思っていました。このレース3勝目ということは意識していなかったですが、フクイズミに合うレースかな、とは思っていました」

9/18銀河賞回顧

2011年9月18日(日)

ホクショウバトル、復活の重賞2勝目

 18日(日)に行われた重賞・銀河賞(4歳オープン)は、ホクショウバトルが優勝。2歳時にヤングチャンピオンシップを勝った実力馬が、単勝8番人気の低評価を覆して重賞2勝目を挙げました。

 道中はホクショウバトルやレットダイヤ、ダイリンビューティなどが先行態勢。アウルメンバー、トレジャーハンターあたりは後方から慎重にレースを進めましたが、そのほかはほぼ横一線で第2障害を迎えました。
 真っ先に第2障害に挑んだのはダイリンビューティ。それを見てホクショウバトル、ファーストスターも登坂を開始します。なかでも抜群のかかりを見せたのはホクショウバトルで、一気に荷物を曳き上げると先頭で障害をクリアしました。1馬身ほどの差でファーストスターが続き、以下ミスタートカチ、リキエイも圏内で障害を下りていきました。
 逃げるホクショウバトルと追うファーストスターは激しい叩き合いを演じますが、2頭の差はいっこうに縮まらず。残り10メートルを切っても差はそのままで、結局ホクショウバトルが逃げ切ってゴールイン。ファーストスターはソリが半ばまでゴール線を越えて2着と思われましたが、そこでヒザを折って膠着し、そして転倒。その間に障害4番手から脚を伸ばしていたリキエイがかわして2着入線。さらに5番手から一気に伸びたトレジャーハンターが3着となりました。なおファーストスターは結局立て直すことができず、競走中止となっています。

 世代トップクラスの力を持ちながら、3歳三冠では見せ場がなかったホクショウバトル。しかし今季は古馬A級と互角以上のレースを演じており、地力の高さを示していました。今回はハンデ差もありましたが、このレースぶりならさらなる活躍が期待できるでしょう。

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藤野俊一騎手「今年はシーズン途中から使われて状態はよかったし、雨にも恵まれましたね。馬主さんから前々での競馬を指示されていたので、少し無理して前々で競馬をしました。またこういう馬場なら活躍できると思います」

8/28ばんえい大賞典回顧

2011年8月29日(月)

タカノテンリュウが三冠緒戦を制す!

 28日(日)は重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、3番人気のタカノテンリュウが優勝。今季【6・3・1・0】と抜群の成績を残していた同馬が、勢いに乗って重賞初制覇を果たしました。

 馬場水分は2.0%と、標準からやや重め。通常よりも微妙に重い荷物だけに、各馬とも刻みながら、じっくりレースを進めました。フジダイビクトリー、レットフジ、アアモンドジャンボあたりが馬群をリードしますが、差なく他馬も追走。ほぼ横一線で第2障害を迎えました。
 最初に仕掛けたのはフジダイビクトリー。アアモンドジャンボが続き、ニュータカラコマも登坂開始。オイドン、タカノテンリュウもこれに続きます。しかし先頭クリアはフジダイビクトリー。やや遅れてニュータカラコマ、タカノテンリュウも難関を突破しました。
 先頭を行くフジダイビクトリーの脚どりは重く、ニュータカラコマが軽快に差を詰めて並び掛けました。しかし、さらに外からグイグイと脚を伸ばしてきたタカノテンリュウが、残り30メートルを切って力強く先頭に躍り出ました。フジダイビクトリーも持ち直して懸命に食い下がりますが、2馬身ほどの差はいっこうに変わりません。そのまま止まることなくゴールまで荷物を運び切ったタカノテンリュウが、3歳三冠の第1戦を見事に制しました。フジダイビクトリーが2着。道中2度止まりながら立て直したニュータカラコマが3着。障害後、いい脚で追い上げてきたオイドンは、残り10メートルを切ってから極端に脚いろが鈍り、フナノコーネルにも交わされて5着に敗れました。

 タカノテンリュウはナナカマド賞6着、イレネー記念7着と2歳シーズンは精彩を欠きましたが、前述の通り今季は抜群の安定ぶり。条件戦のみならず特別のとかちダービーも制したように、重賞レベルでも十分に戦える実力を身につけていました。今回の勝利で、名実ともに世代の頂点に名乗りを上げた格好。この勢いがどこまで続くのか、必見です。

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松田道明騎手「すごく気のいい馬なので、重賞をひとつでも獲れればと思っていたのですが、こんなに早く獲れるとは思いませんでした。パドックからスタート地点まで気合が乗っていたので、なんとなくイケるかなと感じていたし、切れのある馬なので前半でうまく折り合いがつけば、と思っていました。馬の状態がすごく良かったので、厩舎スタッフに感謝したいですね」

8/14ばんえいグランプリ回顧

2011年8月15日(月)

ニシキダイジン力強く逃げ切る!

 14日(日)は重賞・ばんえいグランプリ(3歳以上、ファン投票)が行われ、単勝2番人気のニシキダイジンが優勝。7月の北斗賞に続き、今季の重賞2勝目を挙げました。

 夕方から降り出した雨により馬場水分は3.8%に上昇。道中はニシキダイジン、ホクショウダイヤが先行して、以下は横一線。馬場の影響か、高重量戦のわりには軽快なペースでレースは進みました。
 とはいえ800キロオーバーの一戦だけに、当然第2障害下では各馬じっくりためる展開。真っ先に動いたのは大方の予想通りニシキダイジン。ウメノタイショウ、ホクショウダイヤも続き、ギンガリュウセイ、圧倒的な単勝1番人気に推されたカネサブラックも登坂を開始しました。しかしニシキダイジンはグイグイ荷物を曳き上げると、ひと腰でこれをクリア。対してカネサブラックはヒザを折ってしまい大苦戦。離れた2番手クリアはキタノタイショウで、並んで下りたのは、なんとフクイズミ。じっくりためていたフクイズミは、課題の第2障害をひと腰でクリアする完璧な登坂を見せました。
 ニシキダイジンは遙か前方でセーフティーリードともいえるほど差を広げていましたが、フクイズミがいつもの爆発的な末脚を発揮。残り20メートルを切ったあたりから一気に差を詰めにかかります。しかしニシキダイジンもさすがにばんえい記念馬。軽馬場を味方につけ、懸命に逃げ切りを図ります。そして1馬身ほどの差でフクイズミを振り切り、4連勝で重賞7勝目を挙げました。障害5番手から押し上げたホクショウダイヤが3着で、人気の中心カネサブラックは6着に敗れました。

 ニシキダイジンは08年に続くこのレース2勝目で、前述の通り4連勝。本来は力の要る馬場での粘り腰が持ち味であり、軽馬場でスピード負けしなかった面は高く評価できます。まさに充実期を迎えている印象で、今季もさらにタイトルを積み重ねていくことでしょう。
 フクイズミは課題の障害をきっちりまとめたことが好走の要因。終いに捉えきれなかったのは、相手が一枚上だったとしか言いようがありません。ただ、こうした競馬ができればビッグタイトル獲得のチャンスも十分。今後もその末脚に注目です。
 対してカネサブラックは精彩を欠き、07年のこのレース以来、実に4年ぶりとなる着外となりました。ヒザ折りが響いたのも否めませんが、それがなかったとしても、完璧なレース運びを演じた今回のニシキダイジンに勝てたかどうかは疑問。今後の立て直しと巻き返しに期待したいところです。

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鈴木恵介騎手「雨が降ってきたので、いつもの先行逃げ切りの競馬を意識しました。(フクイズミの)白い馬体が見えたけど、最後は何とかなるかなと思いましたね」

8/7はまなす賞回顧

2011年8月 7日(日)

ツジノコウフクヒメが悲願の重賞初制覇!

 7日(日)は重賞・はまなす賞(3、4歳オープン)が行われ、単勝5番人気のツジノコウフクヒメが優勝。2着に単勝6番人気のニュータカラコマ、3着に3番人気のファーストスターが入ったことで、前日から発売が開始された3連単は2万7670円と好配当になりました。

 馬場水分は2.1%と標準的。道中はツジノコウフクヒメとレットダイヤがペースを握り、これにオイドンとニュータカラコマが絡む展開。この4頭にファーストスターが徐々に追いつき、勝負どころの第2障害を迎えました。
 最初に仕掛けたのはレットダイヤで、わずかに遅れてツジノコウフクヒメも登坂開始。さらにニュータカラコマもひと呼吸入れて、これに続きます。この3頭がほぼ同時に天板に脚を掛けましたが、真っ先に下りたのはニュータカラコマ。差なくツジノコウフクヒメ、わずかに遅れてオイドンがクリアしました。
 懸命に逃げるニュータカラコマでしたが、ツジノコウフクヒメも半馬身ほどの差でぴったり追走。残り10メートルを切っても併走状態が続きました。しかし残り5メートルでニュータカラコマが痛恨のストップ。その隙にツジノコウフクヒメが先頭に躍り出て、そのままゴールまで荷物を運び切りました。立て直したニュータカラコマが2着。障害4番手から脚を伸ばしたファーストスターが3着となりました。

 昨年のばんえい大賞典2着、今年の柏林賞3着など随所で力を示していたツジノコウフクヒメが、悲願の重賞初制覇。ハンデが味方した面も否めませんが、終始レースを引っ張り障害でも早めに動きながら、しまいまでしっかり脚を伸ばした内容は高く評価できます。今後も世代限定重賞のほか、古馬牝馬重賞でも活躍してくれるに違いありません。


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阿部武臣騎手「率直に嬉しいですね。ペースは速めでしたが、ハンデ差があったので、それを生かそうと思って先行策でレースをしました。前を行くニュータカラコマとの差は微妙で、『どっちが先に止まるか』という我慢比べみたいなところはありましたが、うまくもってくれましたね。すごくまじめな馬ですし、これから期待できると思います」

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