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重賞(特別)回顧 アーカイブ

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11/28ばんえいオークス回顧

2010年11月28日(日)

ダイリンビューティが3歳女王に

 28日(日)は重賞・ばんえいオークス(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝2番人気のダイリンビューティが優勝。昨季のバレンタインC以来となる重賞2勝目を挙げ、3歳女王の座を手にしました。

 早朝に降った雪の影響で、馬場水分は3.0%とやや軽め。それを意識してか各馬とも早め早めの競馬で、人気の一角ダイリンビューティとタケノビジンが馬群を引っ張り、単勝1番人気のツジノコウフクヒメはこれを見る位置取り。前後に分かれたような隊列で、第2障害を迎えました。
 ひと呼吸おいて仕掛けたのはタケノビジン。ほぼ同時にダイリンビューティが動き、2頭が並んで天板へ。しかしここでタケノビジンが痛恨のヒザ折り。その隙にダイリンビューティが障害を一気にクリアして、独走態勢に持ち込みます。やや苦戦しながらも、2番手で越えたのはヒロノクィン。立て直したタケノビジン、じっくりタメていたキクスイナイトが並んで3番手で障害を下りていきました。
 先頭のダイリンビューティは完全にひとり旅。脚いろにも余裕が見られ、後続はなすすべがありませんでした。結局、2着に8秒1差をつけ、ゆうゆうと先頭でゴールイン。タケノビジンは障害でのヒザ折りが響いたか、ばんえい菊花賞で見せたような粘りが見られず失速。ジワジワ伸びたキクスイナイトが2着入線を果たし、3着にはヒロノクィンが粘り込みました。

 ダイリンビューティは5走前のばんえいプリンセス賞で、メンバー最重量の640キロを曳いて完勝。前走で大敗を喫していたとはいえ、プリンセス賞と同様のメンバーで定量戦なら今回の勝ちっぷりにも納得です。歴戦の古馬牝馬が相手となる今後へ向けても、非常に期待が持てるレースぶりでした。
 2着のキクスイナイトは今回が重賞初挑戦。別定戦ならともかく、定量戦での好走だけに地力の高さを示した格好となりました。今後、世代限定重賞などでの走りで真価が問われることになるでしょう。

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細川弘則騎手「自分が思っていたよりも馬のデキが良く、道中の走りっぷりも良かったですね。少しビックリするくらいでした。障害を下りてからは心配のない馬で、"障害さえ越えれば"と思っていたのですが、まさか一番最初にクリアできるとは...。だんだん良くなっていますし、今後が楽しみです」

10/31ばんえい菊花賞回顧

2010年11月 1日(月)

テンマデトドケが復活の重賞3勝目!

 31日(日)は重賞・ばんえい菊花賞(3歳オープン)が行われ、単勝5番人気のテンマデトドケが勝利。昨季の世代チャンプがトップハンデをものともせず、重賞3勝目を挙げました。

 馬場水分は1.5%とやや重め。道中はレットダイヤ、ミスタートカチ、タケノビジンらが果敢に先行し、やや速めの流れ。それでも各馬懸命に食らいつき、ほぼ一団のまま第2障害を迎えました。
 真っ先に挑んだのはダイリンビューティ。差なくレットダイヤ、ミスタートカチ、タケノビジンも登坂を開始しました。なかでも抜群の掛かりを見せたのはタケノビジンで、いったんヒザを折りながらも即座に立て直し、先頭でこれをクリアしました。遅れてミスタートカチ、トレジャーハンターも難関を突破。以下フェイ、ホクショウバトル、テンマデトドケが続きました。
 残り30メートル付近で逃げるタケノビジンにトレジャーハンターが並び掛け、後続も一気に詰め寄り大混戦に。残り20メートルでタケノビジンが脚を止め、トレジャーハンターが一歩リード。そこへ強襲したのがテンマデトドケで、残り5メートルで脚いろが鈍ったトレジャーハンターを捉えると、これを置き去りにして先頭でゴールを果たしました。結局トレジャーハンターはストップし、立て直したタケノビジンがこれを交わして2着。トレジャーハンターは3着で入線しました。

 トップハンデが懸念されてか、単勝5番人気と評価の低かったテンマデトドケでしたが、終わってみれば2着に3秒4差をつける完勝。底力を問われるサバイバル戦となったことが、地力上位のこの馬に味方した印象です。つまり、この世代ではテンマデトドケの実力が抜けているということ。定量戦のばんえいダービーでは勝ちっぷりが焦点となるでしょう。
 重賞初挑戦のタケノビジンが2着。軽量780キロが味方したのは言うまでもありませんが、最後にもう一度脚を伸ばした点は、この馬の勝負根性を物語るもの。ばんえいプリンセス賞3着ののち、今回も含めて5連続連対と力をつけている印象で、ばんえいオークスでも侮れない存在となりそうです。

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大河原和雄騎手「自分が思っていた以上に強い内容でした。馬体が戻ってこない点が気がかりでしたが、何とか5キロ、ギリギリのところまで戻ってくれましたね。じっくり育ててくれた厩舎スタッフに感謝したいです」

10/24北見記念回顧

2010年10月25日(月)

ニシキダイジンが貫禄を示す!

 24日(日)は重賞・北見記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝4番人気のニシキダイジンが優勝。昨季のばんえい記念馬が貫禄を示し、今季の重賞初勝利を飾りました。

 馬場水分が2.0%と重めのなか、800キロ台後半の高重量戦。当然のように道中はゆったり進みました。ニシキダイジンが先頭で馬群を引っ張り、2番手以下はギンガリュウセイ、ナリタボブサップ、トモエパワーあたりが並んで追走。荷物と馬場の感触を確かめるように、着実な脚取りで各馬第2障害を迎えました。
 逃げたニシキダイジンが真っ先に仕掛け、まずは天板手前まで登坂。それを静観していた各馬でしたが、カネサブラックが動いたのと同時にギンガリュウセイも仕掛けました。3腰目でニシキダイジンが障害を登り切ると、それとほぼ同時にカネサブラックが痛恨のヒザ折り。対照的にゆうゆうと障害を下りていくニシキダイジン。ばんえいを牽引する両雄の明暗がくっきり分かれた、印象的なシーンでした。2番手でギンガリュウセイとナリタボブサップが馬体を併せるような形でクリア。やや遅れて、立て直したカネサブラックも障害を越え、4番手から追走する展開となりました。
 先頭は障害の下りで加速したギンガリュウセイとナリタボブサップがニシキダイジンに追いつき、3頭が横一線。残り20メートルを切って、わずかにナリタボブサップの脚いろが上回って先頭へ。しかし、高重量戦でのしぶとさではニシキダイジンのほうが一枚上で、残り15メートル付近から一気に盛り返して先頭を奪い返しました。ナリタボブサップはやや失速気味で、残り10メートルでギンガリュウセイが2番手に浮上。出入りの激しいサバイバル戦となりましたが、こうなればニシキダイジンの底力が圧倒的に優勢。結局2着ギンガリュウセイに2秒9差をつける完勝で、重賞4勝目をマークしました。ナリタボブサップは残り5メートルで脚を止めましたが、立て直して3着。カネサブラックもほぼ同じ位置で脚が止まってしまい、結果4着に敗れました。

 やはり力の要る馬場での高重量戦は強いニシキダイジン。いったんは2頭に並ばれ、さらに先頭を奪われるような展開になっても、しぶとい粘り腰は健在でした。馬場水分が下がり、さらに負担重量も増えていくこの季節。ニシキダイジンの本領発揮はこれからです。
 岩見沢記念で4着と力を示していたギンガリュウセイが、さらに前進して2着を確保しました。充実ぶり顕著なうえ、まだ6歳と若いだけに成長し続けている印象。前々で運んで、しまいも確実に脚を伸ばした内容も良く、再度一線級との戦いとなっても大きな期待が持てそうです。
 ナリタボブサップは課題の詰めの甘さが出てしまった格好。ただ先着した2頭より荷物が10キロ重いなかで互角の立ち回りを演じただけに、致し方のない結果ともいえます。今後の巻き返しに期待したいところです。

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藤野俊一騎手「レース前は先行して逃げ込みを図ろうと考えていて、その通りの競馬ができました。ナリタボブサップにいったん前に出られましたが、相手はしまいが甘くなる馬なので、ニシキダイジンが止まらなければ勝てるな、と思っていました。担当の厩務員も戻ってきてくれたので、これから馬の状態も良くなってくると思います」

10/17クインカップ回顧

2010年10月18日(月)

ホクショウマドンナ成長の跡を見せつける!

 17日(日)は重賞・クインカップ(4歳牝馬オープン)が行われ、単勝1.5倍の断然の1番人気に支持されたホクショウマドンナが優勝。重賞初制覇を果たしました。

 馬場水分は4.2%と軽めで、道中はやや速めのペース。カツタカラヒメ、コマクインらが馬群を引っ張るかたちとなりましたが、各馬思い思いのテンポで刻み、第2障害を迎えました。
 ほぼ同時に仕掛けたのはコマクインとカツタカラヒメ。しかしこれに触発されたか、ワタシハキレイズキも登坂を開始し、ホクショウマドンナ、ヒマワリカツヒメも続きました。先頭で越えたのはワタシハキレイズキで、差なくホクショウマドンナ、やや遅れてヒマワリカツヒメもクリアしていきました。
 障害を下りてからワタシハキレイズキの脚いろがひと息で、ホクショウマドンナが一気に先頭へ。残り30メートル付近でヒマワリカツヒメもこれを交わして2番手に浮上。大友栄人厩舎のワンツー態勢となりました。2頭はそのまま後続を突き放す一方的なレースを展開。その差もほぼ変わらず、ホクショウマドンナが逃げ切って初タイトルをゲットしました。障害4番手からしぶとく歩みを進めたカツタカラヒメが、残り10メートル付近でワタシハキレイズキを捉えて3着となりました。

 目下5連続連対中のホクショウマドンナが、その勢いを見せつけるかたちで重賞初制覇。実績馬とはハンデ差があったとはいえ、以前に比べて障害を下りてからの脚が強化された印象です。レースぶりにも安定感があり、順調に成長を遂げた今ならさらなるタイトル奪取も期待できそうです。
 2着はヒマワリカツヒメで、大友厩舎のワンツーフィニッシュ。スーパーペガサスなど数多くの名馬を輩出した名門が復活ののろしを上げた格好。今後もこの厩舎の動向に注目です。

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鈴木恵介騎手「4歳になって力をつけて調子も上向いている時にちょうど重賞も重なったので、いい感じでレースに臨めました。道中で勝てる位置にはつけられたので、障害をうまく上げられれば大丈夫だろうと思いました。これからも体調を壊さないように、障害をうまく越えられるように乗っていきたいと思います」

10/11ナナカマド賞回顧

2010年10月12日(火)

オイドンが世代最強を証明!

 11日(日)は今季初の2歳重賞・ナナカマド賞(2歳オープン)が行われ、単勝1番人気のオイドンが優勝。デビューから4連勝した素質馬が、まずは世代最強をアピールしました。

 馬場水分は4.0%とやや軽めでしたが、各馬ともこれまでより重量を課せられているだけに、道中は2度3度息を入れる展開。フナノコーネル、オイドンらが主導権を握りつつも、ほぼ横一線で第2障害を迎えました。
 ひと呼吸入れて、最初に第2障害に挑んだのはオイドン。それを見てフナノコーネルも動きましたが、オイドンはあっさりこれをクリアし、障害を下った惰性で一気に突き放しにかかります。やや離れてフナノコーネル、ニュータカラコマが続き、タカノテンリュウ、プリンセスヤヨイもこの一角。しかしオイドンの脚いろは全く衰えず、セーフティーリードを保ったまま。結局2着に3秒6差をつける危なげないレースぶりで、重賞初制覇のゴールに飛び込みました。残り10メートルで脚いろが鈍ったフナノコーネルを、ニュータカラコマが交わして2着。以下フナノコーネル、プリンセスヤヨイ、レットフジの順で入線しました。

 勝ったオイドンは、08年のばんえいプリンセス賞、ばんえいオークスでそれぞれ3着があるキタノメイゲツの半弟。感冒で青雲賞を取り消した影響が心配されましたが、それをまったく感じさせない完勝でした。鈴木勝堤騎手が「イレネー記念も狙える素材」というだけに、現2最世代では一枚抜けた力がある印象で、今後も活躍が大いに期待できそうです。

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鈴木勝堤騎手「馬体重が50キロ以上増えていたし元気だったから、今年のメンバーなら10キロ差程度のハンデなら負けることはないな、と思っていました。今日は特に負けられないと思っていたし、余裕のある展開だったから、この馬の強さを発揮できたんじゃないかなと思います。湿った馬場で流れが速くなって押っつけていく競馬はイヤだなと思っていたけど、3回くらい息を入れられれば障害は越えられると思っていたし、下りてもいい脚を使ってくれると思っていました。その通りの競馬ができましたね。体調さえ良ければ、今年はこの馬に勝てる馬はいないと思います」

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