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重賞(特別)回顧 アーカイブ

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7/15北斗賞回顧

2012年7月16日(月)

キタノタイショウ古馬重賞初制覇!

 15日(日)は重賞・北斗賞(3歳以上オープン)が行われ、単勝5番人気のキタノタイショウが優勝。重賞6勝目を挙げると同時に、古馬重賞初制覇を果たしました。

 馬場水分は1.9%と重めの馬場でしたが、ナリタボブサップ、ホクショウダイヤあたりが引っ張り、馬場水分のわりにペースはやや速め。カネサブラック、キタノタイショウなどが先行集団を形成して第2障害を迎えました。
 大方の予想通り、真っ先に障害に挑んだのはナリタボブサップで、一気に天板付近まで駆け上がります。やや遅れてギンガリュウセイ、カネサブラックが仕掛け、外からホクショウダイヤ、内のキタノタイショウも続きます。しかし、二の腰が入ったナリタボブサップが先頭でクリア。抜群のかかりを見せたカネサブラックとキタノタイショウが並んで障害を下り、やや苦しみながらもホッカイヒカルとホクショウダイヤも難関を突破しました。
 先行した3頭が三つどもえの様相を呈しましたが、なかでも際立った脚いろを見せたのはキタノタイショウ。残り30メートル付近で並ぶまもなく先頭に立ち、1馬身ほど抜け出します。そこでナリタボブサップの脚が止まり、追撃するのはカネサブラックのみ。しかしキタノタイショウの脚いろが鈍りはじめ、残り10メートル付近で半馬身差、残り5メートル地点でクビ差と着実にその差が詰まります。そして荷物がゴール線を越えるあたりで、完全に併走へ。目視では、ほぼ同時と思えた決着は、わずかに0秒2差でキタノタイショウが先着し、古馬重賞初制覇の栄冠を手にしました。3着にはしぶとく追い込んだホクショウダイヤが入線しています。

 しまいこそ甘くなったものの、キタノタイショウが悲願の古馬重賞初制覇。これまでもチャンピオンカップ2着や、今年の旭川記念4着など随所で力を示してきましたが、これで名実ともに古馬トップクラスに名を連ねたことになります。09年の3歳二冠馬が、待ちに待った本格化。今後も古馬重賞をおおいに盛り上げてくれる存在に違いありません。

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大河原和雄騎手「スタートがよかったのが、きょうのポイントでした。馬場は軽かったですし、最後もよく辛抱してくれました」

6/24柏林賞回顧

2012年6月25日(月)

フジダイビクトリーが世代の頂点へ名乗り!

 24日(日)は重賞・柏林賞(4歳オープン)が行われ、単勝4番人気のフジダイビクトリーが優勝。ばんえい菊花賞以来となる重賞2勝目を挙げ、この世代を牽引する存在として強く印象づけました。

 馬場水分は3.7%と標準からやや軽めでしたが、道中はゆったりとしたペースで推移。レットフジ、フナノコーネルらが先頭で馬群をリードしますが、ほぼ一団で第2障害を迎えました。
 真っ先に仕掛けたのはフジダイビクトリーとフナノコーネル。2頭とも抜群の掛かりを見せ、ひと腰で障害を越えました。やや遅れてオイドンがクリア。以下レットフジ、ブラックパール、タッピイサムらが、次々と追撃態勢に入りました。
 残り30メートルを切って、先頭のフナノコーネルとフジダイビクトリーは並んだまま。これにオイドンが迫って、三つどもえの様相を呈します。しかし残り20メートル付近からフジダイビクトリーが一気に加速し、1馬身ほどリード。これに対してオイドンは懸命に食い下がったものの、フナノコーネルは失速気味で、勝負の行方は前を行く2頭に絞られました。しかし、先頭のフジダイビクトリーの脚いろは確か。1馬身のリードを保ったまま、先頭でゴールを果たしました。きわどい3着争いは、粘るフナノコーネルをレットフジがゴール前で急襲して、これを制しました。

 フジダイビクトリーは前述の通り、これが重賞2勝目。2着のオイドンとは30キロのハンデ差があったのも勝因のひとつではありますが、持ち味の障害力を生かして追撃をしのいだ内容には好感が持てました。主戦の入澤騎手との呼吸もぴったりだけに、今後もやや軽めの馬場の際には要注目の1頭です。

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入澤和也騎手「2週間くらい猛特訓して自信があったので、強気に乗りました。第2障害を下りてオイドンの姿が見えなかったので、なんとかなるかなと思っていました。(障害がうまくなったが、との問いに)理由はわからないけど、とにかく行く気満々の馬なので、僕は手綱を合わせているだけ。今日勝ったことで荷物が増えますが、今後の重賞に合わせて、じっくり育てていきたいと思います」

6/17旭川記念回顧

2012年6月17日(日)

カネサブラック重賞18勝目!

 17日(日)は重賞・旭川記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気のカネサブラックが優勝。重賞18勝目を挙げるとともに、古豪健在をアピールしました。

 馬場水分は5.6%と軽めで重量700キロ台の一戦だけに、道中は各馬横一線。中間地点でも様子見で息を入れる程度で、第2障害を迎えました。
 真っ先に仕掛けたのはナリタボブサップで、少し遅れてギンガリュウセイも続きます。その2頭が天板に脚を掛ける頃合いを見計らい、後続も一気に登坂を開始。わずかにナリタボブサップが先頭で、やや遅れてギンガリュウセイもクリアしますが、後続勢から抜群のかかりを見せたカネサブラックが3番手で下り、追撃態勢に入ります。以下ホッカイヒカル、テンマデトドケの順でクリア。
 障害を下りてから抜群の末脚を発揮したのはカネサブラック。残り30メートル付近で先頭に並び掛けると、20メートル地点でわずかに抜け出します。ナリタボブサップも懸命に食い下がりますが、脚いろの差は歴然。結局、カネサブラックが1馬身ほどの差をつけ、先頭でゴールを果たしました。2着はナリタボブサップ。末脚を伸ばしたホッカイヒカルが3着を確保しました。

 カネサブラックはこれが旭川記念3勝目(4歳時の旧条件・旭川記念を含む)で、昨年に続く連覇となりました。いい頃のかかりと末脚がよみがえっており、昨シーズン終盤の不振を見事に脱した印象です。新興勢力の台頭も目立つばんえい界ですが、この馬の底力はまだまだ健在。10歳を迎えた今季も、活躍がおおいに期待できそうです。

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松田道明騎手「手応えは十分でした。ずっと勝てるレースを勝てずにいたので、今回は厩舎全体で"勝たなきゃいけない"と思っていました。勝てて本当に嬉しいですね。残り5メートルあたりで交わした際には、いい頃は楽な気持ちで乗っていたと思うけど、最近は負けていたから"なんとか頑張ってくれ"と思って乗っていました。もとのカネサブラックに戻るように、また頑張ります」

4/29ばんえい十勝オッズパーク杯回顧

2012年4月29日(日)

ホッカイヒカルが重賞2勝目!

 29日(祝・日)は重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上オープン)が行われ、単勝3番人気のホッカイヒカルが優勝。08年の柏林賞以来、およそ4年ぶりとなる重賞制覇を果たしました。

 馬場水分は2.4%とやや軽め。道中はアグリミズキ、ホクショウダイヤあたりが馬群をリードして、これをホッカイヒカルやカネサブラックといった人気どころが追走。各馬とも差なく第2障害を迎えました。
 最初に仕掛けのはホッカイヒカルで、ほぼ同時にアグリミズキも登坂開始。やや遅れてカネサブラックも仕掛け、さらに遅れてホクショウダイヤとフクドリが動きました。しかし先頭クリアはホッカイヒカル。障害に手間取る各馬を尻目に、リードを広げに掛かります。その後、カネサブラックとアグリミズキが障害を突破。ホクショウダイヤ、フクドリも追撃態勢に入りました。
 しかし先頭のホッカイヒカルは楽な手応えで逃走。カネサブラックが2番手、ホクショウダイヤとフクドリが並んだ3番手から追撃しますが、その差はいっこうに詰まる気配がありません。結局、ホッカイヒカルがリードを保ったまま、先頭でゴールイン。2番手のカネサブラックは残り10メートルから脚いろが鈍り、ホクショウダイヤがゴール寸前でこれを捕らえて2着でフィニッシュしました。

 ホッカイヒカルはこれが重賞2勝目で、古馬重賞は初制覇。とはいえ昨季のばんえい記念ではニシキダイジン、フクイズミ、ナリタボブサップに次ぐ4着と、地力の高さを示していました。高いレベルでスピードとパワーを兼ね備えているだけに、今後重量を問わない活躍が期待できそうです。
 ホクショウダイヤは無難に障害をまとめたものの、追撃及ばず2着。ただ、しまいまでしっかり歩いた内容は悪くなく、今回は勝ち馬が強かったのと10キロのハンデ差が響いた印象。巻き返しの余地は十分にありそうです。

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阿部武臣騎手「古馬重賞には何度も挑戦しましたが、思ったような結果が出ず、ずっと勝ちたいと思っていました。今日の勝因はイチかバチかの勝負に出たこと。スタートが遅いのでひたすら歩かせ、障害も他の馬に余裕を与えず仕掛けました。降りてからも歩くタイプなので、うまく流れをつかめましたね。ホッカイヒカルは今年8歳で、一番力が出せる時期。今年1年がピークだと思うので、勝ちにこだわるレースを仕掛けていきたいと思います」

3/25ばんえい記念回顧

2012年3月25日(日)

ニシキダイジン有終の美を飾る!

 25日(日)は重賞・ばんえい記念(4歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気に推されたニシキダイジンが優勝。2010年に続いてこのレース2勝目を飾り、自身の引退に花を添えました。

 ばんえい記念恒例となった新旧重賞ファンファーレが鳴り響き、精鋭9頭が一斉にスタート。ホッカイヒカルが第1障害でやや手間取りますが、馬場水分5.1%と軽いこともあって、各馬ともひと腰でクリアしました。フクイズミ、ニシキダイジン、トモエパワーなど高重量を曳き慣れたメンバーが、ゆったりとしたペースで馬群をリード。ナリタボブサップもこの一角でレースを進め、いよいよ第2障害を迎えます。
 真っ先に挑んだのは、やはりニシキダイジン。1トンを曳いているとは思えない登坂を見せ、ひと腰で天板近くまで上がります。フクイズミ、トモエパワーも仕掛け、やや遅れてナリタボブサップがチャレンジ。残りの馬たちも果敢に挑みはじめました。
 しかし先頭クリアはニシキダイジン。やや遅れて、障害巧者のナリタボブサップが続きます。ここから間隔が開いて、フクイズミが3番手で障害を突破しました。
 こうなれば高重量戦でしぶとい粘りを見せるニシキダイジンに有利な展開。ナリタボブサップはいったん脚が止まったことで水をあけられ、これにフクイズミがあっという間に迫ります。そんな激しい2番手争いを尻目に、先頭は圧巻の歩きっぷりを見せるニシキダイジン。1トンを曳いているにも関わらず、障害後はまったく脚を止めず、一気にゴールまで荷物を運び切りました。
 注目の2着争いは、フクイズミが脚を止めながらも徐々に差を詰めはじめます。残り10メートルでナリタボブサップがストップすると、フクイズミはこれを一気に交わし去り、結局ゴールでは1馬身ほどの差をつけて先着しました。

 馬場が軽かったにせよ、第2障害後に一度も脚を止めなかったニシキダイジンのレースぶりは圧巻でした。王者カネサブラックが不在で相手関係はだいぶ楽でしたが、仮にカネサブラックが出走していても......、と感じずにはいられない強い勝ちっぷり。今後は種牡馬入りするとのことで、後世にこの強さをつないでいってほしいと思います。
 同じく引退、繁殖入りするフクイズミが2着。末一手の個性派として鳴らした競走生活を締めくくるにふさわしい、切れのある末脚を発揮しました。ニシキダイジン同様、この馬の個性を受け継いだ産駒の誕生を期待したいと思います。
 ナリタボブサップは今回の一戦で完全復調をアピール。障害力はやはりばんえい随一で、今後も高重量戦で馬場が軽くなった際には好勝負が期待できるでしょう。

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鈴木恵介騎手「(自身のばんえい記念初制覇に)最高に嬉しいです。レース前は、障害のいい馬だから、その一番いいところを出せるように、と思っていました。馬場が軽く、道中は1トンの流れではなかったですが、障害を下りても1度も脚を止めずにゴールできました。この勝利で、自分もやっと一流になれたかなと思います」

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