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重賞(特別)回顧 アーカイブ

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12/2ばんえいオークス回顧

2012年12月 3日(月)

タカラハヤヒメ3歳女王に君臨!

 2日(日)は重賞・ばんえいオークス(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝4番人気のタカラハヤヒメが優勝。重賞初制覇を果たし、この世代の牝馬の頂点に君臨しました。

 好天に恵まれて馬場水分は徐々に下がり、このレースが行われる時には3.8%。クイーンアルテミス、ベニコマ、カツダイヤあたりがペースを握り、タカラハヤヒメもこの一角で第2障害を迎えました。
 真っ先に仕掛けたのはカツダイヤで、タカラハヤヒメもこれに呼応。クイーンアルテミスもやや遅れて仕掛けます。その間に、カツダイヤは難なく障害を突破。2馬身ほどの差でタカラハヤヒメが続き、単勝1.2倍の圧倒的人気に推されたニシキウンカイが3番手でクリア。以下、クイーンアルテミス、セタナセンプーと続きました。
 残り30メートルを切って、先頭はカツダイヤとタカラハヤヒメが並んだまま。しかし残り20メートル付近でタカラハヤヒメが先頭へ。カツダイヤも懸命の粘りを見せますが、離れない一方で、差も詰まらず、結局クビほどの差を保ってタカラハヤヒメが先頭でゴールしました。2着はカツダイヤで、障害6番手から鋭い追い込みを見せたマゴコロが3着入線。1番人気のニシキウンカイはしまいの伸びを欠き、4着に敗れました。

 勝ったタカラハヤヒメは、これまで重賞では4着が最高で、勝ちみに遅い面もありましたが、それを感じさせない堂々としたレースぶりで重賞初制覇を果たしました。この勝負根性は大舞台向きで、今後もそのしぶとさを武器に活躍が期待できそうです。
 2着のカツダイヤは勝ち馬の勝負根性に屈したものの、終始レースの主導権を握った内容は悪くありません。さかのぼれば黒ユリ賞(4着)でタカラハヤヒメに先着した実績もあり、力は互角。巻き返しの余地も十分です。
 3着のマゴコロは黒ユリ賞2着に次ぐ重賞での好走となりました。今回見せた決め手の鋭さは、まさに混戦向き。今後も大きな武器となりそうです。

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大河原和雄騎手「660キロは初めての荷物でしたが、障害が得意な馬なのでここもすんなりクリアできました。厩舎は1カ月前から、このレースに照準を合わせ練習を重ねてきました。結果を出せて良かったです。これからも馬と相談しながら頑張りたいと思います」

11/11クインカップ回顧

2012年11月12日(月)

マリンチャンス勢いに乗って重賞制覇!

 11日(日)は重賞・クインカップ(4歳牝馬オープン)が行われ、単勝5番人気のマリンチャンスが優勝。連勝中の勢いを駆って、重賞初制覇を果たしました。

 馬場水分は3.3%で、数字上は標準的な馬場。しかし道中はトモエウンカイがハイペースで飛ばして息の入らない展開で進み、2番手は横一線で追走。結局トモエウンカイが1頭だけ抜け出した態勢のまま、第2障害を迎えました。
 後続が追いつくやいなや、トモエウンカイが真っ先に仕掛けます。しかし掛かりは案外で、障害半ばでストップ。反対に抜群の登坂を見せたのはブラックパールで、一気に障害を突破しました。少し遅れてマリンチャンス、アグリコトブキ、ダイヤモンド、アローティファニーの4頭が並んで追撃態勢に入りました。
 先頭でクリアしたブラックパールでしたが、下りてからの脚が今ひとつ。残り30メートルの手前でマリンチャンスが先頭を奪い、独走態勢を築きます。マリンチャンスの脚いろはまったく衰えず、残り10メートルでは完全にセーフティーリード。そのまま悠々と先頭ゴールを果たしました。ブラックパールは勝ち馬に早めに交わされたものの、その後はしぶとい粘りを見せて2着を確保。3着にはアグリコトブキが入線しました。

 マリンチャンスはこれまで黒ユリ賞、ばんえいオークスともに2着で、重賞での実績はひと息でした。しかし今年の夏を越えてから一変し、9月22日のレースから前走まで【5・0・0・1】と抜群の成績。その勢いに乗っての重賞制覇で、しかもその派手な勝ちっぷりに本格化がうかがえました。今後も牝馬路線では目が離せない1頭になりそうです。

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阿部武臣騎手「今年は馬の調子がいいですね。障害を越えてからの脚はあるから、障害さえうまく上がれば、と思っていました。荷物を課せられているわりにペースが速いかなと思いましたが、馬の調子もよかったので自信を持って乗っていました」

11/4ばんえい菊花賞回顧

2012年11月 5日(月)

ニシキウンカイが重賞初制覇!

 4日(日)は重賞・ばんえい菊花賞(3歳オープン)が行われ、単勝1番人気の牝馬ニシキウンカイが優勝。これで6連勝となり、目下の勢いそのままに、重賞ウイナーの仲間入りを果たしました。

 馬場水分は2.9%とやや力の要る馬場状態。各馬横一線で進んだものの、中間点あたりからブラックボス、ニシキウンカイなどが馬群をリード。ニシキエーカン、エビスダイチあたりもこの一角で、第2障害を迎えました。
 内枠の4頭が一斉に仕掛け、ヤマノウンカイも遅れじと登坂を開始。なかでも抜群の掛かりを見せたニシキウンカイが、真っ先に天板へ駆け上がります。登り切ってからいったんヒザをついたニシキウンカイでしたが、即座に立て直し、ひと息ついてから障害を下りました。これに続いたのはテンカムソウとニシキエーカンで、さらにアサヒリュウセイ、タカラハヤヒメ、エビスダイチ、ヤマノウンカイも圏内で障害を突破しました。
 ニシキウンカイは道中で積極的に運んだのが響いたのか脚いろが鈍り、残り30メートル付近でニシキエーカンが先頭を奪取。残り20メートル地点で早くも1馬身ほどの差をつけて、リードを広げに掛かります。しかしニシキウンカイもこれに懸命に食い下がり、残り10メートル付近でやや差を詰めはじめました。そしてニシキエーカンがゴール線を越え、あとはソリ部分を残すのみというところで、なんと痛恨のストップ。半馬身ほどまで差を詰めていたニシキウンカイが先に荷物を運び切り、重賞タイトルをゲットしました。ニシキエーカンは立て直しに時間がかかったものの、3番手のアサヒリュウセイがゴール線上で脚を止めたことにも助けられ2着を確保。そのアサヒリュウセイが3着となりました。

 ニシキウンカイはこれまで黒ユリ賞とばんえい大賞典で3着した実績がありましたが、重賞タイトルは初めて。別定670キロに助けられたにせよ、最後まで確かな脚いろを見せた点に好感が持てました。これで6連勝と目を見張る充実ぶりを見せており、今の勢いならばんえいオークス(12月2日)、ばんえいダービー(12月23日)でも好勝負が期待できそうです。
 2着はニシキエーカンで、村上厩舎のワンツーフィニッシュ。ニシキエーカンにとっては手のひらからタイトルがするりと抜け落ちた格好ですが、710キロを課せられただけに上々の結果。イレネー記念を制したパワーは健在で、3歳同士ならやはり力上位の存在と言えるでしょう。ばんえいダービーでも要注目です。

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大口泰史騎手「道中遅れるところがあるので、気をつけて騎乗しましたが、少し押し気味になってしまい、障害でつまずいてしまいました。もともと降りてからはしっかり歩く馬だったので踏ん張ってチャンスをものにしましたね。今日はハンデに恵まれた勝利だと思います」

10/28北見記念回顧

2012年10月29日(月)

ギンガリュウセイ本格化を示す!

 28日(日)は重賞・北見記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝4番人気のギンガリュウセイが優勝。昨年の北見記念、今年のばんえいグランプリに続き、重賞3勝目を挙げました。

 馬場水分は2.3%と数字上はやや力の要る水分量でしたが、レース直前に降り始めた雨が展開をどう左右するか注目されました。高重量戦だけに道中はゆったりしたペース。カネサブラック、フクドリあたりが先行し、やや後手を踏んでいたシベチャタイガーも巻き返してこの一角。しかし、途中で脚が完全に止まってしまったエンジュオウカンを除けば、各馬ほぼ横一線のまま第2障害を迎えました。
 真っ先に動いたのはギンガリュウセイで、カネサブラックも即座に反応。やや遅れてフクドリ、シベチャタイガーも仕掛けます。なかでも抜群のかかりを見せたギンガリュウセイとシベチャタイガーが、まずは障害を突破。やや遅れて仕掛けたナリタボブサップもこれに続きます。カネサブラックが越えたのち、やや間を置いてキタノタイショウ、ホクショウダイヤが続き、1番人気のフクドリはさらにその後ろという展開になりました。
 レース直前の雨が味方したか、先頭のギンガリュウセイは軽快な脚どり。シベチャタイガーも同じような脚いろで、懸命にこれに食い下がります。それを追っていたナリタボブサップは苦しくなり、残り20メートル付近でストップ。その間にカネサブラックが3番手に浮上しますが、これもトップハンデが響いたか、残り20メートルを切ったところで脚が止まってしまいました。そうした実績馬を尻目に、前を行く2頭は快調。しかし、結局この2頭の差は詰まらず、ギンガリュウセイが先頭でゴールイン。シベチャタイガーが2着となりました。以下は団子状態で、ナリタボブサップが残り5メートルでいったんは抜け出すものの再度脚を止め、その間隙を突いて伸びたフクドリが3着を確保しました。

 勝ったギンガリュウセイは、昨年に続きこのレースを連覇。2年前も2着と好走しているだけに、この北見記念とは好相性です。ただ、ばんえいグランプリ制覇からも"好相性"のひと言では片付けられず、いよいよ本格化を果たしたと見るのが当然。高重量戦が続くこれからの重賞戦線でも要注目です。
 08年の銀河賞制覇以来、重賞での連対から遠ざかっていたシベチャタイガーが2着を確保。岩見沢記念3着に続く好走で、復調気配を示しました。障害後の粘りが増してきており、今後も馬場や重量次第で上位に食い込んでくるに違いありません。

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安部憲二騎手「馬場が極端に軽くなるよりは、これくらいの状態がちょうどよかったですね。岩見沢記念は軽い捻挫で休みましたが、馬の調子はずっと良かったと厩舎から聞いていたので信じて騎乗しました。ある程度セーフティーリードを築けば差されることはないと思っていました」

10/14ナナカマド賞回顧

2012年10月15日(月)

ショウチシマシタが鞍上とともに重賞初制覇!


 14日(日)に行われた重賞・ナナカマド賞(2歳オープン)は単勝2番人気のダイコクパワーが1位入線を果たしましたが、走行妨害により5着に降着。2位入線で単勝4番人気のショウチシマシタが繰り上がり、鞍上の菊池一樹騎手とともに、重賞初制覇を果たしました。

 馬場水分は4.2%で、やや軽め。この時期の2歳戦だけに重量も軽く、各馬とも軽快なピッチで進みました。第2障害手前でコブラウンカイが前に出て、ホクショウサスケがほぼ同位置。あとは横一線で、いよいよ第2障害を迎えます。
 真っ先に仕掛けたのはコブラウンカイで、ショウチシマシタ、コウシュハウンカイも続きます。この3頭がそのまま抜群のかかりで障害を突破。以下、ホクショウサスケ、ダイコクパワー、ソウクンボーイも圏内でクリアしました。
 残り30メートルを切って先頭に躍り出たのはショウチシマシタ。コウシュハウンカイが食い下がり、内からホクショウサスケ、外からはダイコクパワーも鋭い伸びを見せ、これに肉薄します。そして残り10メートル付近でダイコクパワーがさらに脚を伸ばして先頭へ。一気に1馬身ほどの差をつけてゴールを目指しますが、ここで外のソウクンボーイのコースに入ってしまいます。そのまま2位入線のショウチシマシタに2秒2差をつけて先頭ゴールを果たしたものの、ゴール前での斜行が走行妨害と見なされ5着に降着。ショウチシマシタが繰り上がり、世代最初の重賞タイトルを手にしました。しぶとく粘ったコウシュハウンカイが2着で、障害最後方から追い込んだコウシュハクィーンが3着となりました。

 勝ったショウチシマシタはこれで9戦4勝、2着3回。特に近5走はすべて連対と、レースぶりに堅実さが出てきました。まさにこの馬の持ち味が出た一戦であり、それを引き出した菊池騎手の手綱さばきも冴えていたと言えます。今後もこのフレッシュコンビから目が離せそうにありません。

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菊池一樹騎手「今回の状況で優勝できたのは、この馬の力をしっかり出して、自分のレースができたからだと思います。先手先手で仕掛けて、思い切ったレースができるよう心掛けて騎乗しました。スピードがある馬ですが、障害を降りてからはマイペースなタイプなので、気合を入れて追い込みました。まだ2歳で臆病なところもありますが、真面目な性格な馬で騎乗しやすいです。僕自身も重賞初制覇で、うれしいです。これからも精一杯頑張ります」

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