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8/26ばんえい大賞典回顧

ブラックボスが世代の頂点を奪還!

 26日(日)は3歳三冠の初戦、重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、単勝2番人気のブラックボスが優勝。ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップに続く重賞3勝目を挙げるとともに、イレネー記念5着の雪辱を果たしました。

 馬場水分は2.4%で、適度に力の要る状態。まずはワールドピサが勢いよく飛び出しますが、おおむねニシキウンカイ、ブラックボスなどが先団を牽引。これにヤマノウンカイも加わるようなかたちで、第2障害を迎えました。
 勢いをつけて、最初に仕掛けたのはニシキウンカイ。続けてタカラハヤヒメ、ヤマノウンカイも障害に挑み、さらに遅れてブラックボスとワールドピサも登坂を開始しました。なかでも抜群の登坂を見せたのがワールドピサで、先に天板に行き着いていたタカラハヤヒメと並んで障害を下りました。1馬身ほど遅れてブラックボス、さらに遅れてニシキウンカイ、テンカムソウもクリアし、単勝1番人気のニシキエーカンは6番手で障害を突破しました。
 この中から、鋭い脚を発揮したのがニシキエーカン。残り30メートルで早くも先団に取りつき、残り20メートルでは先を行くブラックボス、ワールドピサに並び掛けようかという勢い。しかし残り10メートルから徐々に脚いろが鈍り、ゴール手前で痛恨のストップ。その間に、しっかり歩き続けて先頭を譲らなかったブラックボスがゴールし、これに食らいついていたワールドピサが2着で入線。いったんはニシキエーカンに交わされていたニシキウンカイが、盛り返して3着でゴール。結局ニシキエーカンは4着止まりでした。

 ブラックボスはじっくり立て直したのが奏功したのか、今季これで2連勝。デビュー以来、世代ナンバー1として君臨してきた実力を三冠初戦のこの舞台で見せつけました。ただ、今回はイレネー記念馬ニシキエーカンより10キロ軽い重量で出走できたのも大きかった印象。今後、重量を積まれてから真価が問われることになりそうです。

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松田道明騎手「今季2戦目ですが厩舎がしっかり仕上げてきました。前を行くワールドピサの西騎手が、どんなレース展開をしてくるのか予測するのが難しかったですが、ニシキエーカンより10キロ軽かったので、最後はしっかり歩けたと思います。力をつけてきているなと実感しますし、これからも応援よろしくお願いいたします」

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