1月4日(日)のメインは4歳(明け5歳)三冠の最終関門・第2回天馬賞。一冠目・柏林賞(6月1日)、二冠目・銀河賞(9月7日)はクラス別定戦でしたが、このレースは牡馬760キロ(牝馬740キロ)の定量で争われます。
ハンデ差がつかないので、格付上位馬が有利なのは明白。となればオープンクラスのアローファイター、シベチャタイガー、カネサリュウの3頭が中心となりそうです。
今回はこの3頭からカネサリュウに注目します。2歳から3歳春にかけて、ホクレン賞、定量で争われたイレネー記念の2重賞を制した実績馬ですが、その後は第2障害に苦戦の連続で長らく低迷。しかし前々走オープンでは6着も、ふた腰目がしっかり入っていました。そして前走オープンでは障害をひと腰クリアから久々の掲示板確保で4着と、良化著しい近況です。障害のキレさえ戻ればしっかり歩ける脚があるだけに好勝負が期待できそう。道中おかれる面があるだけに、他馬のスピードが削がれる重い馬場も歓迎材料です。
銀河賞を制している障害巧者のシベチャタイガー、重馬場なら最後まで踏ん張りがきくアローファイターのオープン勢に、大レースでの勝負強さが光る牝馬ニシキガール(500万円条件)を加えた3頭は、3歳時に定量戦の重賞を制していた実力馬。同条件のここも上位進出の可能性が高いでしょう。
そのほか、柏林賞馬ホッカイヒカル、連勝中のペガサスプリティー、アアモンドヤワラらもいますが、ここは勢いより格を重視したいところです。
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