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9/21ばんえいプリンセス賞プレビュー

2009年9月19日(土)

 9月21日(祝・月)のメインは3歳牝馬三冠の第2弾・第33回ばんえいプリンセス賞です。クラス別定重量で争われる一戦で、270万円条件のワタシハスゴイウィナーミミの660キロから、120万円条件の6頭の640キロまで上下20キロ差がつきました。
 6月21日に行われた一冠目の黒ユリ賞は、ウィナーミミが先頭で第2障害をクリアするとそのまま後続をちぎって勝利。2着ワタシハスゴイから5着コマクインまでは3秒6の僅差でした。この上位5頭のうちウィナーミミワタシハスゴイワタシハキレイズキ(4着)が当時から30キロ増、スーパーコマチ(3着)、コマクインが20キロ増での出走です。
 ウィナーミミは黒ユリ賞後も、ばんえい大賞典、3歳4歳オープンでともに僅差3着、前走270万円未満特別を快勝と好調を持続しています。
 ワタシハスゴイはその後、ばんえい大賞典を制覇。8月24日以来の出走ですが、ここに向け調整は万全でしょう。
 この2頭が30キロ増でも力量上位でしょうが、重量差が10キロひらくことで逆転を狙うのがスーパーコマチコマクイン
 特にスーパーコマチは定量で争われた2月の牝馬重賞・バレンタインカップで前述2頭と差のない戦いをしていました。近2走の120万円未満を連勝していますが、障害巧者のこの馬にとって、本領発揮はこの重賞の舞台となりそう。菊池一樹騎手は重賞初騎乗での制覇となるでしょうか。
 コマクインはスピードでは同世代でも上位の存在。もし馬場が軽くなれば一発もありそうです。

出走表はこちら

【参考レース】

 2/15 バレンタインカップ(勝ち馬:ウィナーミミ)
 6/21 黒ユリ賞(勝ち馬:ウィナーミミ)
 7/26 ばんえい大賞典(勝ち馬:ワタシハスゴイ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

9/6銀河賞プレビュー

2009年9月 4日(金)

 9月6日(日)のメインは4歳三冠の第2弾・第17回銀河賞。クラス別定重量戦で、オープンのライデンロックが730キロ、270万円条件で牝馬のユーファンタジーが680キロで上下50キロ差がつきました。
 5月31日に行われた一冠目・柏林賞は、ライデンロックウメノタイショウアカダケキングとのゴール前横一線の争いから抜け出して優勝しました。
 柏林賞は馬場水分8.6%と超軽馬場でしたが、今回は当時よりは乾いた馬場が予想されます。重い馬場の高重量戦で勝負を分けるのが障害の巧拙。その点から、ライデンロックを中心視します。近2走の世代限定戦では、はまなす賞5着、3歳4歳オープン4着でしたが、ここより30キロ以上も軽い重量での争いだっただけに、参考外。引き続きトップハンデですが中心は揺るぎません。
 柏林賞でコンマ7秒差2着のウメノタイショウは2番人気に推されたはまなす賞は第2障害で転倒し4着でしたが、続く3歳4歳オープンでは立て直されていました。ライデンロックよりも重い馬場への適性は上だけに、そこにつけ込みたいところです。
 オレワスゴイは柏林賞は8着でしたが、徐々に調子が上向いている感があります。もともとは障害巧者でならした馬だけに、高重量戦のここで巻き返しがあっても驚けません。
 700キロとハンデ的に面白そうなのがニシキボス。柏林賞は無念の出走取消(左前肢捻挫のため)でしたが、その後は順調に使われています。今回、ニシキエースが出走回避したことで主戦の松田道明騎手が引き続き騎乗。平地の競馬以上に騎手の力量がモノをいうばんえいだけに、一発の期待もできそうです。
 ニシキエースの回避で繰り上がり出走となったホクトタイガーは障害巧者。実績的に劣勢なのは否めませんが、軽量と、大口泰史騎手起用は不気味です。

出走表はこちら

【参考レース】

 5/31 柏林賞(勝ち馬:ライデンロック)
 7/12 ライラック賞(勝ち馬:ウメノタイショウ)
 8/15 はまなす賞(3着馬:オレワスゴイ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

8/16ばんえいグランプリプレビュー

2009年8月14日(金)

 8月16日(日)のメインはファン選抜による重賞第21回ばんえいグランプリです。北斗賞を使われた7頭に、ニシキダイジンを加えた8頭立て。トップハンデ820キロがカネサブラック、唯一450万円格付のニシキダイジンが800キロ。その他の馬は810キロ(牝馬790キロ)での出走となりました。
 注目は旭川記念、北斗賞と重賞で連続して2着に好走したホクショウダイヤ(ファン投票9位)。以前は軽馬場限定の追い込み馬の印象がありましたが、重い馬場でも先行し流れを作れるパワーが身についてきました。北斗賞で5秒3先着されたカネサブラックとは今回10キロ差がつきます。同馬から離されず第2障害を越えられれば、決め手ではこちらのほうが上だけに、古馬重賞初制覇の期待も高まります。
 カネサブラック(同2位)はばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞と今季重賞を2勝。今回は30キロ差のトップハンデですが、これくらいの重量差がないと、他馬がつけ込むスキがないくらい断然の力量を誇ります。今回も障害で転倒でもしない限り連は外さないでしょう。
 ホクショウダイヤカネサブラックはともに松井浩文厩舎の所属馬で、ここに割って入りそうなのも同厩舎の女丈夫フクイズミ(同1位)。今季は旭川記念を制しており、展開不問で使える末脚はここでも脅威。しかし北斗賞(4着)のように届かずのシーンは十分考えられるため、軸には推しづらいものがあります。
 昨年のこのレース覇者ニシキダイジン(同4位)は牡馬では最軽量の800キロが魅力。昨年は810キロで勝利しており、逃げがハマると怖いところです。
 スーパークリントン(同7位)は調子を上げていますが、真骨頂を発揮するのは秋冬のさらに荷物を積まれる舞台でしょう。

出走表はこちら

【参考レース】

 4/26 ばんえい十勝オッズパーク杯(勝ち馬:カネサブラック)
 6/28 旭川記念(勝ち馬:フクイズミ)
 7/19 北斗賞(勝ち馬:カネサブラック)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

7/26ばんえい大賞典プレビュー

2009年7月24日(金)

 7月26日(日)のメインには3歳三冠の初戦・第34回ばんえい大賞典が行われます。三冠中で唯一の別定重量戦。2歳三冠を分け合った牡馬2頭、キタノタイショウ、ホクショウバンクが出走を回避し混戦ムードが漂います。
 270万円条件のアオノレクサス・670キロから、120万円条件の牝馬ワタシハキレイズキ・630キロまで40キロ差がつきました。しかし前日から雨予報が出ており、馬場が軽くなりそうな今回は、重いハンデでもそれほど気にする必要はなさそうです。
 となれば、アオノレクサスの出番でしょう。前哨戦のとかちダービー(6月7日・3歳オープン)では第2障害へ止めずに挑むと、そのまま押し切りました。その後270万円未満で、逃げて第2障害で苦戦、追い込んで届かずといった不本意なレース続きでしたが、強豪相手の前走白夜賞(芦毛馬選抜)で5着。同世代同士の戦いに戻り、軽馬場でのスピード勝負が見込めるここは勝利の可能性が高そうです。
 牝馬は4頭が参戦。牝馬重賞バレンタインカップ、黒ユリ賞でともに1、2着に入ったウィナーミミワタシハスゴイが実績上位でしょう。しかしこの2頭と同重量で差のない競馬をしていたタワノアヤカが今回は10キロ軽い640キロでの出走です。2歳時には牡馬相手の重賞で3着2回の実力馬も、今季は初戦のとかちダービー8着、黒ユリ賞を出走取消と流れに乗れませんでした。しかし、前走180万円未満で約7カ月ぶりの勝利を挙げ、復調を感じさせます。あまり忙しい競馬は向かない印象だけに、荷物が重くなりペースが落ち着きそうなここは持ち前の決め手を発揮してくるでしょう。
 一発ありそうなのがワタシハキレイズキ。極端に軽い馬場になれば最軽量を利して逃げ切ってしまう可能性もありそうです。

出走表はこちら

【参考レース】

 2/15 バレンタインカップ(勝ち馬:ウィナーミミ)
 3/15 イレネー記念(2着馬:アオノレクサス)
 6/ 7 とかちダービー(勝ち馬:アオノレクサス)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

7/19北斗賞プレビュー

2009年7月17日(金)

 7月19日(日)のメインは第17回北斗賞。牡馬800キロ(牝馬20キロ減)の定量で争われます。十勝地方には前日昼過ぎから雨の予報が出ており、当日は軽めの馬場が予想されます。
 注目はこのレース連覇を目指すナリタボブサップ。いちばんのセールスポイントは障害力ですが、スピードも一級品です。ばんえい十勝オッズパーク杯2着、旭川記念3着と歯がゆいレースが続きますが、得意の軽い馬場を味方に押し切りを狙います。
 ばんえい十勝オッズパーク杯を制したカネサブラックが旭川記念4着以来の登場です。前走はトップハンデだっただけに、順当なら定量戦のここで巻き返せるはず。ただ、暑さに弱いのか、これまでナイター期間に行われた重賞には7回出走して2着2回が最高。帯広単独開催になってから6〜8月の重賞ではすべて馬券外に敗れています。目下古馬ナンバー1の力量馬ですが、少し気になるデータです。
 フクイズミは旭川記念では逃げ切って勝利していますが、本来は末脚を生かすタイプ。しかし、極端な軽馬場では、追走に一杯で決め手が不発に終わることも考えられます。当日の馬場状態には注意が必要でしょう。
 旭川記念で追い込んで2着のホクショウダイヤは、そこから30キロの加増がこなせるかが心配。もしここでも上位争いに加わるようなら、今後古馬戦線の台風の目になる可能性があります。昨季後半、ブレイクしたスーパークリントンも順調ならここでも好勝負できる能力の持ち主。しかし脚部不安で使い込めないのは、叩き良化型のこの馬にとってマイナスです。チャンスがありそうなのはここまででしょう。

出走表はこちら

【参考レース】

 08.7/2708年度北斗賞(勝ち馬:ナリタボブサップ)
 4/26ばんえい十勝オッズパーク杯(勝ち馬:カネサブラック)
 6/28旭川記念(勝ち馬:フクイズミ)
 7/11北海道競馬記者クラブ特別(勝ち馬:ナリタボブサップ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

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