9月21日(祝・月)のメインは3歳牝馬三冠の第2弾・第33回ばんえいプリンセス賞です。クラス別定重量で争われる一戦で、270万円条件のワタシハスゴイ、ウィナーミミの660キロから、120万円条件の6頭の640キロまで上下20キロ差がつきました。
6月21日に行われた一冠目の黒ユリ賞は、ウィナーミミが先頭で第2障害をクリアするとそのまま後続をちぎって勝利。2着ワタシハスゴイから5着コマクインまでは3秒6の僅差でした。この上位5頭のうちウィナーミミ、ワタシハスゴイ、ワタシハキレイズキ(4着)が当時から30キロ増、スーパーコマチ(3着)、コマクインが20キロ増での出走です。
ウィナーミミは黒ユリ賞後も、ばんえい大賞典、3歳4歳オープンでともに僅差3着、前走270万円未満特別を快勝と好調を持続しています。
ワタシハスゴイはその後、ばんえい大賞典を制覇。8月24日以来の出走ですが、ここに向け調整は万全でしょう。
この2頭が30キロ増でも力量上位でしょうが、重量差が10キロひらくことで逆転を狙うのがスーパーコマチとコマクイン。
特にスーパーコマチは定量で争われた2月の牝馬重賞・バレンタインカップで前述2頭と差のない戦いをしていました。近2走の120万円未満を連勝していますが、障害巧者のこの馬にとって、本領発揮はこの重賞の舞台となりそう。菊池一樹騎手は重賞初騎乗での制覇となるでしょうか。
コマクインはスピードでは同世代でも上位の存在。もし馬場が軽くなれば一発もありそうです。
出走表はこちら
【参考レース】
2/15 バレンタインカップ(勝ち馬:ウィナーミミ)
6/21 黒ユリ賞(勝ち馬:ウィナーミミ)
7/26 ばんえい大賞典(勝ち馬:ワタシハスゴイ)