1月2日(土)のメインは第32回帯広記念。なおこのレースは第10レースに行われ、発走予定時間は16:20です。ご注意ください。
基礎重量890キロ(牝馬870キロ)から本年度の収得賞金120万円ごとに10キロ増となる別定重量戦。カネサブラックが30キロ増、フクイズミ、ナリタボブサップが10キロ増での出走となります。
ここは北見記念で1、2着のカネサブラック、ナリタボブサップによる一騎打ちが予想されます。
ナリタボブサップは北見記念からカネサブラックとのハンデ差が10キロひろがります。同レースでは、逃げ込みをはかるも粘れずコンマ2秒差で涙を飲みましたが、今回は逆転も十分でしょう。
カネサブラックは負担重量面では不利になりますが、脚質的に自在なのが魅力。ナリタボブサップが第2障害を先頭で越えることが勝利への必要条件なのに対し大きなアドバンテージとなりそう。北見記念の再現の可能性もありそうです。
フクイズミは昨年のこのレースの覇者。同年の北見記念でも3着に入っていますが、このところの成績がいまひとつ。前走のオープン特別では第2障害を差のない2番手でクリアし、この馬の勝ちパターンかと思わせましたが、逆に後続に差されて4着敗退。10月の砂一部入れ替え後の馬場を苦手にしている可能性があり、二強を脅かすまでは厳しそうです。
乾いた馬場であれば、スーパークリントン、ニシキダイジンらのパワー型が食い込む余地もありそうですが、このところの天気からは微妙なところ。
むしろ一発を警戒するとしたらスターエンジェルでしょう。障害さえという条件はつきますが、高重量への適性は折り紙つき。明け10歳でさすがに全盛期の力は望めませんが、久々の大口泰史騎手で変わり身があるかもしれません。
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【参考レース】