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11/30北見記念プレビュー

2008年11月28日(金)

 11月30日(日)のメインは第29回北見記念。基礎重量860キロ(牝馬20キロ減)に、本年度の収得賞金120万円につき10キロ加増となる別定重量で争われ、カネサブラックナリタボブサップニシキダイジンが870キロ、牝馬フクイズミが850キロでの出走となります。
 昨年のこのレースは、ナリタボブサップカネサブラックスーパークリントンの5歳勢が上位独占。今年もこの3頭がし烈な争いを繰り広げそうです。
 ばんえい十勝オッズパーク杯(4月27日)の勝ち馬カネサブラックと、旭川記念(6月22日)、北斗賞(7月27日)の2重賞を制したナリタボブサップが人気の中心となりそうですが、ここはスーパークリントンに期待します。600〜700キロ台と軽い負担重量のレースでは追走に手いっぱいで惨敗ということも多い馬。しかしここ数戦は勝ち切れないまでも、流れに乗れているように走りに柔軟性がでてきたようです。パワータイプで、もともと高重量戦は向く印象。前走は騎乗できなかった主戦の藤野俊一騎手に戻るのも心強い材料です。カネサブラックナリタボブサップの壁は厚いですが、両馬との10キロ差を味方に、なんとか叩き合いに持ち込みたいところでしょう。
 経験が重要な高重量戦ではミサイルテンリュウも侮れない存在。こちらも10キロ差を生かして、今季初タイトルを狙っています。
 牝馬はスターエンジェルフクイズミの2頭が参戦。岩見沢記念(10月5日)でカネサブラックナリタボブサップを破ったフクイズミのほうが人気になりそうですが、昨年のこのレースでは今回と同じ850キロで5着に敗れています。一方のスターエンジェルは、今季は未勝利ですが、今年のばんえい記念3着など高重量戦の実績ではメンバー中でも上位だけに、最軽量ハンデを利しての激走も考えられそうです。

出走表はこちら

【参考レース】

07.11/2507年度北見記念(勝ち馬:カネサブラック)
 6/22旭川記念(勝ち馬:ナリタボブサップ)
10/ 5岩見沢記念(勝ち馬:フクイズミ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

11/3ばんえい菊花賞プレビュー

2008年11月 1日(土)

 11月3日(祝・月)のメインは、ばんえい3歳三冠の第2弾・ばんえい菊花賞です。一冠目・ばんえい大賞典(8月10日)は別定重量での争いでしたが、この二冠目は700キロ(牝馬680キロ)の定量戦で行われます。
 注目はオレワスゴイ。今回と同じ定量戦で争われたイレネー記念(3月9日)で後続をちぎって勝利した実力馬です。7月の400万円条件昇級以降は古馬中堅クラスの流れに苦戦。同世代限定戦でもトップハンデに泣かされ不本意な結果が続いていますが、定量戦なら巻き返しは必至です。
 対するのがライデンロック。若草特別(3月23日)、とかちダービー(7月6日)、ばんえい大賞典と世代限定戦を3連勝した成長株です。障害力ではオレワスゴイにも負けず劣らず、互角の勝負が可能でしょう。
 ホクショウジャパンは2歳時の実績ではオレワスゴイを凌ぐものがあります。決め手あるカイセテンザンは障害さえまともなら、イレネー記念2着のニシキボスはスムーズに流れに乗れれば、ともに上位に食い込んできても不思議のない力を秘めています。
 牝馬ではニシキエースに期待。黒ユリ賞(6月15日)、ばんえいプリンセス賞(9月15日)と3歳牝馬二冠を制しています。パワーでは牡馬に及びませんが、ひと雨あれば先行力を生かし押し切る場面も考えられます。

出走表はこちら

【参考レース】

 3/ 9イレネー記念(勝ち馬:オレワスゴイ)
 8/10ばんえい大賞典(勝ち馬:ライデンロック)
 9/15ばんえいプリンセス賞(勝ち馬:ニシキエース)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

10/19クインカッププレビュー

2008年10月17日(金)

 10月19日(日)のメインは今年のナイトレースのラストを飾る重賞・第33回クインカップ。4歳重賞のなかで唯一の牝馬限定戦で、クラス別定重量で争われます。同世代牝馬だけの争い(オープン戦)は、昨年12月のばんえいオークス以来で、なかなか実力の比較が難しい一戦となりました。
 ニシキガール(700キロ・ばんえいオークスなど2勝)、ペガサスプリティー(690キロ・ばんえいプリンセス賞)、プリンセスモモ(690キロ・ばんえい大賞典)、エリザベスライデン(680キロ・07年度黒ユリ賞)ら重賞勝ちがある馬は最軽量馬(670キロ)から10〜30キロ重いハンデが課せられました。各馬力をつけ実力差が詰まってくる時期だけに、重量差を生かして670キロの馬が台頭する余地は十分でしょう。
 ヒカルアサヒは3歳牝馬三冠中2戦で2着に食い込んだ実績。特に定量戦の三冠目・ばんえいオークスでの2着は評価できるでしょう。ばんえいオークス後は自己条件で1勝しか挙げていませんが、持ち前の障害力は重賞のような高重量戦でこそ生きてくるもの。ガラリ一変の走りで、タイトル奪取の可能性も十分です。
 アグリタカラは3歳三冠の二冠目・ばんえいプリンセス賞の2着馬で、先行力が持ち味。重いか、軽いか、馬場状態がはっきりしたほうが好走の確率が高いタイプで、前日、当日の天気には注目したいところです。
 トモエマツノは鋭い末脚が武器です。ばんえいプリンセス賞(3着)のようにハマるとここでも一発があるかもしれません。先日通算100勝を達成した西謙一騎手とのコンビで人馬とも重賞初制覇を目指します。
 680〜700キロの4頭は、ここで好走すれば、4歳三冠の最終戦・天馬賞(09年1月4日)や、古馬牝馬重賞・ヒロインズカップ(09年1月12日)へ向けて楽しみが広がります。

出走表はこちら

【参考レース】

 07. 9/17 ばんえいプリンセス賞(勝ち馬:ペガサスプリティー)
 07.12/ 1 3歳牝馬混合150万円未満(勝ち馬:トモエマツノ)
 07.12/ 9 ばんえいオークス(勝ち馬:ニシキガール)
 07.12/15 3歳混合200万円未満(4着:アグリタカラ)

※映像はこちら。また2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

10/5岩見沢記念プレビュー

2008年10月 3日(金)

 10月5日(日)のメインは、第44回岩見沢記念。基礎重量840キロ(牝馬20キロ減)で、本年度の収得賞金120万円につき10キロ増となる別定重量で争われ、カネサブラックナリタボブサップニシキダイジンの3頭が10キロ加増され850キロとなります。
 トモエパワーは、昨季はこのレースでシーズンの初白星を挙げました。ふだんは流れに乗れず惨敗も多いものの、高重量戦となると、みずからペースを作り出すことができます。今シーズンも未勝利ですが、出走全馬が800キロ以上を課せられるここなら初勝利の期待は十分です。
 ナリタボブサップは、昨年のこのレースでは最下位に敗れたものの、その後、北見記念、帯広記念を連勝と本格化。今季も旭川記念、北斗賞と重賞を連勝しましたが、断然人気に推されたばんえいグランプリは、障害力を生かし早めに先頭に立つ勝ちパターンに持ち込みながら4着に敗退しました。しかし前開催を休養に充てたことで、立て直してくることは必至。打倒トモエパワーの1番手はこの馬で間違いないでしょう。
 9歳馬ミサイルテンリュウも障害力には一目置きたい存在です。ナリタボブサップら6歳世代の台頭で、このところ重賞では善戦止まりですが、ここは経験がモノをいう高重量戦。減っていた馬体が回復してくれば、上位争いに加わってきても不思議ありません。
 昨年のこのレース2着馬カネサブラックは、軽めの馬場となればスピード能力全開で一気の押し切りも可能でしょう。
 末脚確実なスーパークリントンも、今年のばんえい記念で4着があるように高重量戦は向くタイプ。休み明け初戦の前走オープンは第2障害で脱落しましたが、この重量になって一変の可能性もあります。
 紅一点のフクイズミは牡馬相手の重賞でも常に好走しています。07年3月のチャンピオンカップでは800キロで優勝していますが、どちらかといえば軽い負担重量のレースで、決め手を生かすタイプ。820キロでは勝ち切るまでは難しそうです。

出走表はこちら

【参考レース】

 07.9/3007年度岩見沢記念(勝ち馬:トモエパワー)
 6/22旭川記念(勝ち馬:ナリタボブサップ)
 7/27北斗賞(勝ち馬:ナリタボブサップ)
 8/16ばんえいグランプリ(勝ち馬:ニシキダイジン)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

9/28ナナカマド賞プレビュー

2008年9月26日(金)

 9月28日(日)のメインは第31回ナナカマド賞。05〜07年は特別として行われた2歳戦が、4年ぶりに重賞として復活。今年は牡馬6頭、牝馬4頭が2歳最初の栄冠を目指します。
 別定重量戦ですが、収得賞金で抜けた馬がおらず、どの馬も加増なしの560キロ(牝馬20キロ減)での争いとなりました。ハンデ差がつかないので、力どおりの決着が見込めるはず。となれば、8月に行われた、牡馬限定オープン戦・青雲賞の勝ち馬ホクショウバンク、牝馬限定オープン戦・いちい賞の勝ち馬ワタシハスゴイの2頭がやはり有力でしょう。
 ホクショウバンクは、デビューから10戦して世代最多タイの4勝を含め8連対と好成績を残しています。ここ2戦の2歳A-1も最大35キロ差のトップハンデを課せられながら、僅差3、2着と負けて強しの競馬を披露しています。
 ワタシハスゴイは、決め手勝負にかけるレースが多かったものの、いちい賞ではハナを奪うとそのまま押し切って、脚質に柔軟性があるところを示しました。父アキバオーショウは重賞7勝を挙げた名馬ですが、重賞初制覇となったのが94年のこのレース。産駒の初重賞勝ちもナナカマド賞という可能性もあるでしょう。
 そのほかで気になるのはキンノカミ。ここまでの4勝のほとんどを僅差で挙げているように派手さはありませんが、4月の第1回能力検査ではホクショウバンクに次ぐ2番時計をマークした素質馬。第2障害を降りて競り合いとなるようなら、タイトル奪取の可能性もありそうです。
 スギノハリアーもここまで4勝を挙げています。青雲賞の2着は、最後までホクショウバンクに食らいついてのもので評価でき、ここも上位をうかがいます。

出走表はこちら

【参考レース】

 8/16青雲賞(勝ち馬:ホクショウバンク)
 8/24いちい賞(勝ち馬:ワタシハスゴイ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

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