3月14日(日)のメインは第41回イレネー記念。明け3歳世代三冠の最終戦で、定量670キロ(牝馬20キロ減)で争われます。
断然の中心はテンマデトドケ。一冠目・ナナカマド賞で勝利。その後は、他馬より重い負担重量との戦いでしたが、二冠目・ヤングチャンピオンシップ3着をはじめ馬券圏内を一度も外していません。特に近3戦はすべて勝利で飾っています。それほど切れるタイプではありませんが、それを抜群の勝負根性で補うこの馬らしい戦いぶりが光ります。定量戦の今回は負けられないところでしょう。
ミスタートカチはナナカマド賞でコンマ8秒差2着をはじめ、テンマデトドケとはそれほど差のない戦いを演じています。持ち味は障害力で、先に第2障害を越えることが勝利への必要最低条件です。
前走若駒特別(3歳オープン)でテンマデトドケの2着だったのがミタコトナイ。先に第2障害を越えた他馬が続々脱落するなか、最後までしっかり600キロを運び切った走りからはパワーを感じさせました。
ホクショウバトルは、ヤングチャンピオンシップ(馬場水分6.1%)ではテンマデトドケと10キロ差で勝利しています。定量戦は不利ですが、もし馬場が軽くなるようなら注目できそうです。
アウルメンバーはヤングチャンピオンシップで2着と健闘。近2走は3歳A-2、A-2・3ながら連勝中と勢いのある1頭です。
出走表はこちら
【参考レース】
9/27 ナナカマド賞(勝ち馬:テンマデトドケ)
12/30 ヤングチャンピオンシップ(勝ち馬:ホクショウバトル)
2/28 若駒特別(勝ち馬:テンマデトドケ)