ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

メイン

重賞(特別)プレビュー アーカイブ

<<前へ 1234567891011

6/28旭川記念プレビュー

2009年6月26日(金)

 6月28日(日)のメインは第40回旭川記念。基礎重量770キロ(牝馬20キロ減)から本年度の収得賞金70万円につき10キロ増となる別定重量で争われます。
 ばんえい十勝オッズパーク杯(4月26日)の覇者カネサブラックのみ10キロ加増されていますが、これくらいのハンデ、負担重量ならまったく苦にしないはず。先行して押し切る正攻法の競馬なら、目下同馬に敵う馬はまず見当たりません。
 カネサブラックを負かせるとしたら、逆の脚質、追い込み戦法のフクイズミホクショウダイヤでしょう。
 なかでも注目はフクイズミ。今季2走は障害に精彩を欠いて6、5着ですが、ここへ向け立て直してくるはず。馬場状態も近走よりは落ち着きそうなだけに、オープンでもナンバー1の切れ味を見せつけてくれるでしょう。このレース2年連続2着の屈辱を晴らすことができるでしょうか。
 ホクショウダイヤも連争いの資格は十分。770キロはやや重そうですが、前開催のレーシングカップ(オープン・勝ち馬カネサブラック)では2番手で障害を越えるとそのまま粘り込み、ただの追い込み馬ではないところを証明しました。
 昨年の覇者ナリタボブサップも差はありません。ただ決め手勝負になると分が悪いだけに、カネサブラックより先に仕掛けたいところです。復調がうかがえるツジノコウフクにも注意が必要。5歳の大将格アローファイターは能力的にはここに入っても見劣りしません。しかし末の甘さが解消されてこないと上位食い込みは厳しいでしょう。

出走表はこちら

【参考レース】

 08.6/2208年度旭川記念(勝ち馬:ナリタボブサップ)
 4/26ばんえい十勝オッズパーク杯(勝ち馬:カネサブラック)
 6/14レーシングカップ(勝ち馬:カネサブラック)
 6/15ビッグウエイトカップ(2着馬:ナリタボブサップ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

6/21黒ユリ賞プレビュー

2009年6月19日(金)

 6月21日(日)のメインは第35回黒ユリ賞。3歳牝馬三冠の初戦で、180万円条件・630キロ、120万円条件・620キロの別定重量で争われます(注・タワノアヤカは出走取消となりました)。
 メンバー的には全馬620キロで争われたバレンタインカップ(2月15日)のほぼ再戦。同レース1、2着のウィナーミミワタシハスゴイが人気を集めそうですが、この2頭と残り7頭とで10キロ差がつくのがポイント。一筋縄ではいかなさそうです。
 軽量7頭のなかで筆頭格は唯一バレンタインカップに不参戦だったヒマワリカツヒメ。ここ2戦は軽馬場で連勝していますが、負担重量が増え、道中息が入る重賞のペースはさらに向きそうなだけに、重賞初挑戦でも侮れないところでしょう。持ち味である決め手がさく裂するシーンも十分です。
 コマクインはバレンタインカップでは果敢に先行し、第2障害を先頭でクリア。後続に交わされてからも最後までしっかり歩きとおし、ウィナーミミからわずか3秒8差の5着。一線級が相手でも持ち前の先行力が通用することを証明しました。10キロ差がつくことから、今度こそ粘り込めるでしょうか。
 追いこんで3着だったスーパーコマチは安定した末脚が武器。障害次第という条件はつきますが、10キロ差を生かせれば、ここも差のない競馬ができるはずです。
 630キロの2頭では、やはりウィナーミミ。松田道明騎手が手綱をとったときは連対を外していないのも心強いところ。ワタシハスゴイは前走とかちダービー(3歳オープン)で牝馬最先着の5着と実力をアピールしています。

出走表はこちら

【参考レース】

 2/15バレンタインカップ(勝ち馬:ウィナーミミ)
 6/ 7とかちダービー(5着馬:ワタシハスゴイ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

5/31柏林賞プレビュー

2009年5月29日(金)

 5月31日(日)のメインは4歳三冠の初戦・第3回柏林賞。オープンから180万円条件までの10頭立て。負担重量はオープン710キロから1クラス下がるごとに10キロ減(牝馬はさらに20キロ減)で、上下40キロ差がつきました。
 メンバー的には5月4日のすずらん賞(4歳オープン・馬場水分2.6%)のほぼ再戦。そのレースは、逃げてゴール寸前で一杯になったライデンロック(トップハンデ690キロ)を、離れた3番手から差を詰めてきたマルモスペシャル(660キロ)が差し切って勝利。3、4着にキンセイモンフレイムスワロー(ともに最軽量650キロ)が追い込みました。
 惜しくも2着のライデンロックはトップハンデをものともしない走りを披露。続く前走シルバーカップ(オープン)ではナリタボブサップと一騎打ちを演じました。今回も最大40キロ差のトップハンデですが、総合力では一枚も二枚も上だけに、力勝負なら主役は譲れないところでしょう。
 しかし当日は雨予報が出ており、軽い馬場状態となるのは必至で、紛れる可能性も。そこで注目したいのがニシキエースです。すずらん賞(660キロ)では第2障害で再三再四ヒザをつき、まったく自分の競馬ができませんでした。しかし前走の牝馬重賞カーネーションカップでは690キロを課せられるも着実に良化を遂げ3着に健闘。さらに上積みが見込める今回は前走よりも軽い680キロでの出走です。ほとんどの馬が前走より負担重量が重くなっているなか、この10キロの減量はプラスにはたらきそう。3歳牝馬三冠に輝いた実力は折り紙つきだけに、得意の湿った馬場で好勝負に持ち込むでしょう。
 すずらん賞3着のキンセイモンも軽馬場は歓迎。引き続き最軽量(670キロ)で出走できるだけに、自慢の末脚がさく裂するかもしれません。
 世代限定戦では堅実に上位争いしているオレワスゴイ(700キロ)も押さえておきたい1頭。アカダケキング(680キロ)はすずらん賞では7着でしたが、目下の調子は悪くありません。スピードが生きる馬場での巻き返しに警戒が必要でしょう。

出走表はこちら

【参考レース】

12/14 ばんえいオークス(勝ち馬:ニシキエース)
12/28 ばんえいダービー(勝ち馬:ライデンロック)
 3/29 クリスタル特別(勝ち馬:ウメノタイショウ)
 5/ 4 すずらん賞(勝ち馬:マルモスペシャル)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

5/10カーネーションカッププレビュー

2009年5月 8日(金)

 5月10日(日)のメインは牝馬重賞・第2回カーネーションカップ。オープンクラス710キロを基本とする別定重量戦。オープンから2頭、450万円条件から5頭、350万円条件から2頭、270万円条件から1頭が出走します。上下30キロのハンデ差なら格付上位馬が有利とみます。
 昨年のこのレースを好位追走から差し切ったニシキユウは今年も710キロでの出走。障害にやや不安がありますが、前走オープン(5月3日・1着)では第2障害で止まっても二腰目がきっちり入っており好調ぶりをうかがわせます。乾いた馬場は願ったりで、重戦車ぶりを発揮し連覇の可能性もありそうです。
 牝馬戦線ではトカチプリティーも忘れることはできません。ヒロインズカップ2連覇など重賞5勝の実績はメンバー中でナンバー1。重い馬場もプラスにはたらきそうなだけに、第2障害早めクリアからの押し切りも期待できそうです。
 エンジュオウカンは昨年10月に長期休養から復帰するや、11月のレディースカップを優勝。今年1月に行われた重賞・ヒロインズカップでも僅差2着と古馬牝馬戦線の主役を張っています。その2レースで同重量のトカチプリティー(それぞれ4、1着)と互角の勝負を演じていることから、20キロのハンデがつくここは上位争い必至でしょう。
 この3頭による争いが有力ですが、ギャンブラークインは混戦になると勝負強さを発揮してきそう。
 乾いた馬場で一発があるとすればカネヅル。終いにいい脚がありませんが、最軽量680キロを生かしてうまく先行できれば、粘り込みがあるかもしれません。

出走表はこちら

【参考レース】

08/5/1108年度カーネーションカップ(勝ち馬:ニシキユウ)
 1/12ヒロインズカップ(勝ち馬:トカチプリティー)
 3/ 7たちばな賞(勝ち馬:エンジュオウカン)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

4/26ばんえい十勝オッズパーク杯プレビュー

2009年4月24日(金)

 4月26日(日)のメインは今シーズン第1弾の重賞・第3回ばんえい十勝オッズパーク杯です。オープン720キロ(牝馬700キロ)、450万円条件710キロ、270万円条件690キロの別定重量で争われます。
 焦点はカネサブラックの3連覇なるかですが、昨年、一昨年と違うのは、昨シーズン最終戦でばんえい記念を使われていること。初の1トンを曳いての激闘疲れが残っている可能性も否定できません。
 ここはホクショウダイヤに期待します。昨シーズン、重賞では苦戦することが多かったものの、前回のこのレースではカネサブラックから3秒5差の4着と健闘していました。決め手自慢で、負担重量は軽いほうが向くタイプ。当日、雪の予報が出ているのはプラスだけに、重賞初制覇のチャンスといえるでしょう。
 相手は、昨年のこのレース1、2着馬カネサブラックナリタボブサップ。ともに軽い馬場は得意。実績からいっても上位進出が濃厚です。
 この3頭による争いが有力でしょうが、スーパークリントンも侮れないところ。パワータイプで時計のかかる馬場のほうが向く印象ですが、昨シーズン後半は湿った馬場の軽い負担重量のレースにも対応できていました。
 ギンガリュウセイは昨年9月以降、19戦15勝、2、3着各2回の好成績。昨シーズン最終戦の5歳オープンを逃げ切って世代の頂点に立ちました。今回オープン勢と10キロしか差がありませんが、古馬一線級を相手にどんな戦いをみせてくれるか注目です。

出走表はこちら

【参考レース】

 08/4/272008年度ばんえい十勝オッズパーク杯(勝ち馬:カネサブラック)
 3/ 1チャンピオンカップ(勝ち馬:カネサブラック)
 3/29ばんえい記念(勝ち馬:トモエパワー)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

<<前へ 1234567891011
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.