5月10日(日)のメインは牝馬重賞・第2回カーネーションカップ。オープンクラス710キロを基本とする別定重量戦。オープンから2頭、450万円条件から5頭、350万円条件から2頭、270万円条件から1頭が出走します。上下30キロのハンデ差なら格付上位馬が有利とみます。
昨年のこのレースを好位追走から差し切ったニシキユウは今年も710キロでの出走。障害にやや不安がありますが、前走オープン(5月3日・1着)では第2障害で止まっても二腰目がきっちり入っており好調ぶりをうかがわせます。乾いた馬場は願ったりで、重戦車ぶりを発揮し連覇の可能性もありそうです。
牝馬戦線ではトカチプリティーも忘れることはできません。ヒロインズカップ2連覇など重賞5勝の実績はメンバー中でナンバー1。重い馬場もプラスにはたらきそうなだけに、第2障害早めクリアからの押し切りも期待できそうです。
エンジュオウカンは昨年10月に長期休養から復帰するや、11月のレディースカップを優勝。今年1月に行われた重賞・ヒロインズカップでも僅差2着と古馬牝馬戦線の主役を張っています。その2レースで同重量のトカチプリティー(それぞれ4、1着)と互角の勝負を演じていることから、20キロのハンデがつくここは上位争い必至でしょう。
この3頭による争いが有力ですが、ギャンブラークインは混戦になると勝負強さを発揮してきそう。
乾いた馬場で一発があるとすればカネヅル。終いにいい脚がありませんが、最軽量680キロを生かしてうまく先行できれば、粘り込みがあるかもしれません。
出走表はこちら
【参考レース】
08/5/1108年度カーネーションカップ(勝ち馬:ニシキユウ)
1/12ヒロインズカップ(勝ち馬:トカチプリティー)
3/ 7たちばな賞(勝ち馬:エンジュオウカン)