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3/9イレネー記念プレビュー

2008年3月 7日(金)

 3月9日(日)のメインは明け3歳馬のチャンピオン決定戦・第39回イレネー記念。670キロ(牝馬650キロ)の定量で争われるレースです。近走のオープン戦でハンデに悩まされてきた実績馬たちの巻き返しが期待できるでしょう。
 中心は、昨年12月のヤングチャンピオンシップ優勝の実績があるホクショウジャパン。近2走のオープンでは他馬と最大35~40キロ差のトップハンデを課せられ4、6着に敗れています。しかし逆に考えれば、これだけ荷物を積まれても大敗しないところがこの馬の強さを物語っているといえます。
 相手筆頭は、ヤングチャンピオンシップ2着など、ホクショウジャパンと好勝負を繰り広げているオレワスゴイ。ホクショウジャパンから大きく離されずにレースを進め、末脚勝負に持ち込めば勝機もあるでしょう。
 この2頭の壁は高いですが、一角崩しを狙うなら年明けに特別勝ちのあるマルモスペシャルウメノタイショウニシキボスらが有力でしょう。
 不気味なのがカイセテンザン。A2戦を連勝しオープン昇級後も3、5、2着と一度も掲示板を外していません。有力馬たちとの勝負づけも済んでおらず大駆けの可能性を秘めています。

出走表はこちら

【参考レース】


12/30ヤングチャンピオンシップ(勝ち馬:ホクショウジャパン)
 2/11つばき特別(勝ち馬:オレワスゴイ)
2/24えぞりす特別(2着:カイセテンザン)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

3/2チャンピオンカッププレビュー

2008年2月29日(金)

 3月2日(日)のメインは、第29回チャンピオンカップ。今年度の重賞勝ち馬のみが出走できるレースで、クラス別定重量で争われます。なおオープン馬は、今年度の獲得賞金150万円ごとにさらに10キロ加増の条件がつきます。
 昨年4月のばんえい十勝オッズパーク杯馬カネサブラックは、岩見沢記念、北見記念、帯広記念を含めここ10走のオープンで9連対と好調を持続。課題だった高重量への対応も克服するなど成長を感じさせますが、この馬のスピードを生かせるのはやはり軽量で臨めるレース。今回はトップハンデでも800キロで、岩見沢記念以降850~900キロを課せられていた重賞と比べると格段に楽な条件です。ほかのオープン馬(牝馬も含め)とも最大30キロ差ならこなせるはずで、スピードにまかせて押し切るシーンがありそうです。
 同じくトップハンデのナリタボブサップは、北見記念、帯広記念と重賞を連勝中。登坂力を武器に早めの障害クリアから粘り込むのが勝ちパターンです。今回も有力馬の1頭ですが、北見記念、帯広記念ともに馬場水分5%台と軽めの馬場だった点は注目。当日、時計のかかる馬場状態になるようならやや評価を下げる必要があるかもしれません。
 逆に重い馬場になれば台頭してくるのがトモエパワー。馬場水分2.7%の岩見沢記念ではゴール前でミサイルテンリュウカネサブラックを差し切って勝利しています。高重量戦を得意とするだけに、普段のオープン戦より少しでも重量が重くなるここは有利でしょう。しかし他馬が苦しむ重量ではないだけに勝ち切るまではどうか。
 昨夏に旭川記念、北斗賞と重賞を連勝したのがミサイルテンリュウ。岩見沢記念、北見記念、帯広記念では、3、4、7着でしたが着順ほどには負けていません。ただ近走は障害を越えてから粘りを欠く面があり、勝利にはもうひと押しが必要でしょう。
 オープン勢では唯一の牝馬トカチプリティーは、今年1月のヒロインズカップを勝利しています。770キロも恵まれたとはいえず、相手強化もあり苦戦が予想されます。
 条件級馬のなかでは、近6走ですべて5着以内と安定した成績を残しているツジノコウフクに好感が持てます。今回は初の古馬一線級が相手でも、軽ハンデと障害力を生かし押し切る可能性もあるでしょう。
  ペガサスプリティーエリザベスライデンニシキガールプリンセスモモの4歳牝馬勢は、重量的には断然有利に映ります。しかし4歳牝馬は過去5年間で5頭出走し、最高が7着という成績。ここ5年で最大120キロものハンデ差がついた事例はありませんが、勝ち負けを望むのは酷でしょう。

出走表はこちら

【参考レース】

 9/30岩見沢記念(勝ち馬:トモエパワー)
11/25北見記念(勝ち馬:ナリタボブサップ)
 1/ 2帯広記念(勝ち馬:ナリタボブサップ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

1/14ヒロインズカッププレビュー

2008年1月12日(土)

  1月14日(祝・月)のメインは、4歳以上8歳以下牝馬による第18回ヒロインズカップ。オープン(770キロ)からひと格付下がるごとに10キロ減となるクラス別定重量で争われる一戦です。なおオープン馬は本年度収得賞金150万円につき10キロ加増の条件がついており、今回の5頭のなかではフクイズミが対象となります。
  出走10頭中、タケトップクインイナノプリンセス以外の8頭が11月11日のレディースカップ(牝馬オープン)に出走していました。
  注目はそのレースで障害3番手から差し切ったフクイズミ。当時と重量差がそれほど変わらない今回も当然期待で、このレース2連覇の可能性は高いといえます。
  逆転候補筆頭はイナノプリンセス。7カ月ぶりの前走混合500万円未満(1月2日)は先頭で難なく障害を越えると駆け脚で後続を突き放す圧勝劇でした。休養前には、フクイズミニシキユウを除く8頭が参戦していたカーネーションカップ(5月13日・牝馬オープン)で好位から楽に抜け出すと2着に12秒5差もつけて勝っており、秘めた実力は底知れません。今回がフクイズミとは初対戦となりますが、すんなり先行できれば新女王誕生のシーンも十分でしょう。
  カーネーションカップ、レディースカップともに2着のトカチプリティーは、昨年8月以降フクイズミ以外の牝馬には一度も先着を許していません。今回は早めの仕掛けからフクイズミの末脚を封じたいところです。
  今季は未勝利ですが牝馬限定戦ならサダエリコも上位に食い込んでくる力を持っています。エメラルドニシキユウの5歳2頭も昨年夏以降の活躍ぶりからは軽視できない存在。フクイズミとはレディースカップより10キロずつ重量差がひらくことで有利になった印象です。
  またギャンブラークイントミサトクイーンの2頭もレディースカップよりフクイズミとの重量差が10キロずつ広がっており、そこに活路を見出したいところです。
 
ほか、レディースカップ5着スターエンジェルカーネーションカップで3着のタケトップクインが出走します。

出走表はこちら

【参考レース】
 5/13カーネーションカップ(勝ち馬:イナノプリンセス)
11/11レディースカップ(勝ち馬:フクイズミ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

1/3天馬賞プレビュー

2008年1月 2日(水)

 1月3日(木)のメインは、明け5歳馬による第1回天馬賞。6月の柏林賞、9月の銀河賞に続く、4歳シーズンの三冠最終戦です。700万円条件(770キロ)から1格付け下がるごとに10キロ減となるクラス別定重量で争われます。
 今回のメンバーは、マルミシュンキを除く9頭が、12月2日のイルミネーションカップ(4歳オープン)に出走。ハンデ差もそのレースとまったく同じでほぼ再戦となりました。
 注目はそのイルミネーションカップで3着のエメラルド。障害先頭から、差なく続いたニシキユウ、コーネル(今回は不出走)に半馬身ほどのリードをつけ逃げ切るかと思われたところ残り10メートルで一杯。その隙に2頭には交わされたもののすぐに立て直し、ホクショウダイヤメジロショウリキらの追撃を凌ぎました。とにかく昨夏以降の充実ぶりは目覚ましく、ここ13戦では掲示板を1度も外していません。今回はニシキユウとともに最軽量730キロで、持ち前のスピードを生かし逃げ切るシーンも十分でしょう。
 このところエメラルドに先着を許していたニシキユウは、イルミネーションカップで差し切ってみせ溜飲を下げました。同重量での出走ならそれほど差はなく牝馬ワンツーの可能性もあります。
 順当にいけばデビューから17戦16勝、重賞2勝のマルミシュンキということになるでしょうか。しかし今回は、ホクショウダイヤナカゼンスピードとともにトップハンデ770キロと、他馬に最大30キロ(牝馬には40キロ)の重量差をつけられている点に不安が残ります。3歳の2月以降は別定戦でトップハンデの経験がなく、そのキャリアの浅さがネックとなり思わぬ大敗という可能性も考えられます。
 この3頭に続くのがイルミネーションカップ4着のホクショウダイヤ。ここまで無冠ですが、現在は700万円条件を牽引する活躍をみせています。トップハンデは苦しいものの、順調に使われてきた強みがあります。有力馬が障害で苦しむようなら、豪快な末脚で突き抜けタイトル奪取の可能性もあります。
 昨年9月の重賞・銀河賞で3番手以下を離しての一騎打ちを演じたツジノコウフク(1着)、ヒロノドラゴン(2着)、重賞ではすべて5着以内に健闘しているメジロショウリキや、今季世代限定のオープン戦で2勝の実績があるテンカらも、隙あらば上位を狙ってくるでしょう。
 ニシキセンプーは近5走平場の600万円未満、混合700万円未満ですべて連対と好調を維持しています。しかしイルミネーションカップ10着を含め今季出走した世代限定戦ではいずれも8着以下では強気になれません。
 ばんえいダービー馬ナカゼンスピードにも復活を期待したいところです。

出走表はこちら

【参考レース】

 6/ 3柏林賞(勝ち馬:マルミシュンキ)
 9/ 2銀河賞(勝ち馬:ツジノコウフク)
12/ 2イルミネーションカップ(勝ち馬:ニシキユウ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

1/2帯広記念プレビュー

2007年12月31日(月)

 1月2日(水)のメインは、今季最初の古馬BG1・第30回帯広記念。890キロ(牝馬870キロ)を基礎重量とする賞金別定重量で争われる一戦です。
 なお、帯広記念は第10レースに行われます。第11レースではありませんので、ご注意ください。
 昨年のこのレースで重賞初制覇を成し遂げたトモエパワーは、その後ばんえい記念も制し、高重量戦は望むところ。賞金別定重量とはいえ、最大10キロ(牝馬とは30キロ)差しかつかなかったのは有利な印象を受けます。パワーで押すタイプだけに力のいる馬場になればさらに連覇の可能性が高まるでしょう。主戦の坂本東一騎手が引退したため、今回は藤本匠騎手が2歳時以来久々に手綱をとります。
 高重量戦の実績では負けていないのが一昨年の覇者ミサイルテンリュウ。昨年のばんえい記念3着以降重賞では常に4着以内をキープと安定感があります。今回も登坂力を生かし障害でリードを広げ押し切りを狙います。
 11月25日の北見記念で上位3着までを独占した、ナリタボブサップカネサブラックスーパークリントンの6歳勢は、当時からさらに30~40キロ加増された重量での出走です。各馬とも着実に力をつけているのは確かですが、この重量になるとやはりモノをいうのは高重量戦での経験。今回は評価を下げたほうが無難でしょう。あえてこの3頭から選ぶなら障害巧者のナリタボブサップでしょうか。
 昨年の帯広記念では9番人気で2着に好走したスターエンジェルや、ばんえい記念2着の実績があるシンエイキンカイは、近走の成績は度外視しても高重量戦では押さえておくべき2頭です。
 ほか、帯広初勝利とはならなかったものの前走オープンで2着好走のアンローズ、重賞13勝の意地を見せたいサダエリコ、人気薄での一発が怖いタケタカラニシキが出走します。

出走表はこちら

【参考レース】

 1/ 219年帯広記念(勝ち馬:トモエパワー)
 9/30岩見沢記念(勝ち馬:トモエパワー)
11/25北見記念(勝ち馬:ナリタボブサップ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

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