2月14日(日)のメインは第2回バレンタインカップ。3歳牝馬による一戦で、全馬620キロと定量での争いとなります。今年の3歳世代は牡馬が強豪揃い。牝馬は劣勢な戦いを強いられていますが、この中から3月14日のイレネー記念で上位に食い込む馬の出現を期待したいところです。
ひとまず中心は近走3歳(2歳)A-1クラスで戦い続けている2頭ダイリンビューティ、ホクショウシャネルでしょうか。
ダイリンビューティは昨年10月の白菊賞(2歳牝馬オープン)の1着馬。その後、年末に行われた重賞・ヤングチャンピオンシップでも牝馬最先着の6着と、牝馬のなかでは上位の実力を誇ります。ちょっと腰が甘いところがありますが、牝馬同士ならマイペースで行けるため心配はいらないでしょう。決め手もあり、順当なら今回勝利にいちばん近いのはこの馬といえそうです。
ホクショウシャネルは白菊賞3着馬。ダイリンビューティとここまでほぼ互角の戦いを繰り広げています。馬格はこちらの方があり、620キロへの対応力は上かもしれません。
アオノラブチャンは11月の南北海道産駒特別ではダイリンビューティを下しています。このところ3歳A-2~3クラスで差のないレースを続けており、前述両馬に割って入るかもしれません。
シークレットライヴは3歳B-1・2決勝、3歳A-4と2連勝中の勢いがあります。追われるごとに加速度を増す末脚は格上相手のここでも通用しそう。メンコイワタシは8月のいちい賞(2歳牝馬オープン)や2歳A-2勝ちがある実績馬。精彩を欠く近況ですが、馬体が回復傾向なのは好材料です。
出走表はこちら
【参考レース】
8/23 いちい賞(勝ち馬:メンコイワタシ)
10/18 白菊賞(勝ち馬:ダイリンビューティ)
12/30 ヤングチャンピオンシップ(6着馬:ダイリンビューティ)