9月6日(日)のメインは4歳三冠の第2弾・第17回銀河賞。クラス別定重量戦で、オープンのライデンロックが730キロ、270万円条件で牝馬のユーファンタジーが680キロで上下50キロ差がつきました。
5月31日に行われた一冠目・柏林賞は、ライデンロックがウメノタイショウ、アカダケキングとのゴール前横一線の争いから抜け出して優勝しました。
柏林賞は馬場水分8.6%と超軽馬場でしたが、今回は当時よりは乾いた馬場が予想されます。重い馬場の高重量戦で勝負を分けるのが障害の巧拙。その点から、ライデンロックを中心視します。近2走の世代限定戦では、はまなす賞5着、3歳4歳オープン4着でしたが、ここより30キロ以上も軽い重量での争いだっただけに、参考外。引き続きトップハンデですが中心は揺るぎません。
柏林賞でコンマ7秒差2着のウメノタイショウは2番人気に推されたはまなす賞は第2障害で転倒し4着でしたが、続く3歳4歳オープンでは立て直されていました。ライデンロックよりも重い馬場への適性は上だけに、そこにつけ込みたいところです。
オレワスゴイは柏林賞は8着でしたが、徐々に調子が上向いている感があります。もともとは障害巧者でならした馬だけに、高重量戦のここで巻き返しがあっても驚けません。
700キロとハンデ的に面白そうなのがニシキボス。柏林賞は無念の出走取消(左前肢捻挫のため)でしたが、その後は順調に使われています。今回、ニシキエースが出走回避したことで主戦の松田道明騎手が引き続き騎乗。平地の競馬以上に騎手の力量がモノをいうばんえいだけに、一発の期待もできそうです。
ニシキエースの回避で繰り上がり出走となったホクトタイガーは障害巧者。実績的に劣勢なのは否めませんが、軽量と、大口泰史騎手起用は不気味です。
出走表はこちら
【参考レース】
5/31 柏林賞(勝ち馬:ライデンロック)
7/12 ライラック賞(勝ち馬:ウメノタイショウ)
8/15 はまなす賞(3着馬:オレワスゴイ)