12月30日(火)のメインは今季から重賞に格上げとなった第10回ヤングチャンピオンシップ。11〜12月にかけて5戦行われた2歳産地別特別の上位馬による一戦です。
ここは、ハイレベルなメンバー構成だった十勝産駒特別(12月7日)の勝ち馬キタノタイショウ、北見産駒特別(11月30日)の勝ち馬ホクショウバンクの一騎打ちでしょう。
キタノタイショウは目下4連勝。近2走の十勝産駒特別、前開催の若駒特別(2歳オープン)も好位から力強く抜け出しています。4連勝はいずれもタイム差以上の完勝と充実一途の近況だけに、5連勝でのタイトル奪取も十分ありそう。ホクショウバンクとの10キロ差を生かしたいところです。
ホクショウバンクは重賞ナナカマド賞(9月28日)勝ち以降、3戦して未勝利でした。とはいえ他馬より10キロ以上重いハンデを課せられながら、毎回きっちり末脚を伸ばしてくるレースぶりからは貫禄さえ感じさせます。前走北見産駒特別を豪快に差し切って再び上昇気流に乗りました。その後2開催あけて、ここへ向け調整されてきたローテーションも魅力です。
この2頭に割って入るとすれば最軽量牝馬のタワノアヤカ。釧路産駒特別(11月23日)を制した実力馬です。逃げ差し自在の脚質ですが、テンが速いウィナーミミが出走回避したことで、ここは行ってしまいそう。展開しだいではそのまま押し切ってしまう可能性も否定できません。
十勝産駒特別2着のアオノレクサスも実力的にはそん色ありません。しかしこのところやや障害が甘いところがあり、今回の負担重量増は歓迎ではありません。
出走表はこちら
【参考レース】
11/23 釧路産駒特別(勝ち馬:タワノアヤカ)
11/30 北見産駒特別(勝ち馬:ホクショウバンク)
12/ 7 十勝産駒特別(勝ち馬:キタノタイショウ)