2日(金)に行われたナウマン特別(4歳以上勝入混合550万円未満)は、1番人気のトウリュウが優勝。近走の好調ぶりをいかんなく発揮しました。2番手で第2障害に挑んだトウリュウは、力強く駆け上がるとこれを先頭でクリア。残り10メートル付近からワカテンザンが鋭く迫ってきましたが、これを退けて優勝しました。ワカテンザンは障害3、4番手から目立った脚を繰り出して追い込みましたが、結局届かず2着惜敗。3着には障害2番手から粘りに粘ったコトノカツマが入線しています。
3日(土)のメインレースはシリウス特別(4歳以上650万円未満)。ここは近走好調をキープしていたバンゼンが優勝し、このクラスでの特別戦初勝利を挙げました。仕掛けをかなり遅らせたバンゼンは、障害で各馬が大苦戦するなか3番手でクリア。残り30メートル付近で前を行く2頭に取りつくと、10メートル付近で先頭へ。粘るユウセイマーチを振り切って先頭でゴールを果たしました。勢いよく追い込み、3着あるかと思われたレオユウホーが残り5メートルで、粘り込みを図ったキョウエイボーイがゴール線上でそれぞれストップ。5番手から地道に歩いたマルミギムレットが3着入線を果たしました。
この日の第10レースに行われたのは、プロキオン特別(3歳オープン)。ここは1番人気のパンチテンリュウが人気にこたえて優勝しました。第2障害は抜群の登坂力を見せたシベチャタイガーが先頭で越えましたが、ミサキスペシャル、パンチテンリュウあたりが猛追。3頭横一線のままゴールになだれ込みましたが、わずかにパンチテンリュウが先着して優勝。以下、ミサキスペシャル、シベチャタイガーという結果になりました。
4日(日)のメインレースに行われたのは重賞のチャンピオンカップ(4歳以上重賞競走優勝馬)。このレースについては別掲のチャンピオンカップ回顧をご覧ください。
雪に見舞われた5日(月)のメインレースは、ベテルギウス特別(4歳以上オープン)。馬場水分も上がりスピード決着となったこの一戦は、ナリタボブサップが制しました。第2障害はナリタボブサップとニシキダイジンが早めにクリアする展開。しかし、ナリタボブサップは好調キープを証明するように脚を伸ばし、後続との差を保ったままゴールを果たしました。きわどくなった2着争いは、障害3番手から追い込んだホシマツリに軍配。最後に甘くなったニシキダイジンが3着。