23日(土)はオオワシ特別(4歳以上600万円未満)が行われ、バンゼンが勝利。前走の出走取消の影響を微塵も見せずに快勝しました。
コマタイショウが早めに第2障害に挑みましたが、やや苦戦している間にバンゼンが先頭クリア。これをコマタイショウが追い、フクノカミカゼとミスターハヤサキが3番手で続く展開。コマタイショウが1馬身半ほどの差で必死に追撃したものの、その差はいっこうに縮まらず、結局そのままゴールイン。上位クラスとの混合戦でも上位争いを演じてきたバンゼンが、その実力をいかんなく発揮しました。やや離れた3着にミスターハヤサキ。
24日(日)はメインレースにとかちえぞまつ特別(4歳以上オープン)が行われました。ここを制したのはホシマツリ。前走は2番人気で6着に大敗しましたが、即座に巻き返しに成功しました。
障害下へ真っ先にたどり着いたホシマツリが、各馬が揃わないうちに登坂開始。なんとか上がり切ったところで、カネサブラック、ナリタボブサップも抜群の掛かりを見せて天板へ。結局ホシマツリ、カネサブラック、ナリタボブサップ、ミサイルテンリュウの順で、障害を下りていきました。その後は、ギャロップで差を詰めたカネサブラックが一気にホシマツリを飲み込む勢い。しかしホシマツリもしぶとく末脚を伸ばしてこらえると、1馬身ほどの差を保ったまま残り20メートル。完全に脚いろは一緒となり、そのままゴールを迎えました。2頭に食らいついたナリタボブサップが3着を確保しています。
同日の第10レースに行われたえぞりす特別(3歳オープン)は、ウィナーナナが勝利。デビュー4連勝を飾った好素材が、オープン通用を証明しました。
各馬とも第2障害で苦戦を強いられ、ヒザを折る馬が続出。ウィナーナナもヒザを折りましたが即座に立て直し、先頭で難関を突破。残り10メートル付近から脚いろが鈍りカイセテンザンの追撃に遭いましたが、これをなんとか振り切って先頭ゴールを果たしました。3番手集団から脚を伸ばしたコトブキタイガーが3着。人気を分けあったオレワスゴイとホクショウジャパンは、3番手集団の一角で障害を越えたものの、それぞれ5、6着に敗れました。
25日(月)のとかち白鳥特別(4歳以上500万円未満)は、イナノプリンセスが優勝。危なげないレースぶりで、1番人気にこたえました。
ヒロノドラゴンが先頭で障害を越えたのち、抜群の登坂力を見せたイナノプリンセスが2番手でクリア。残り30メートル標識の遙か手前で一気に先頭を奪うと、あとは差を広げる一方。唯一コーネルが食い下がってきましたが、セーフティーリードを保ってゴールしました。ツジノコウフクが残り5メートルでヒロノドラゴンを捉え、3着で入線。