ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

メイン

レース回顧 アーカイブ

<<前へ 56789101112131415

レース回顧(5/4~5/7)

2007年5月 8日(火)

 4日(祝・金)はメインレースにスーパージョッキー賞(3歳以上500万円未満)が行われました。昨年度のリーディング上位騎手が抽選で騎乗馬を決定するこの一戦は、コマタイショウ藤野俊一騎手が優勝しました。第2障害を先頭で越えたコマタイショウは、直後からバンゼンが追ってくる厳しい展開。しかし、残り20メートル付近から逆にバンゼンを突き放し、代わって追ってきたハヤテショウリキも完封。今季初出走を好内容で制しました。障害3、4番手クリアからジワジワ伸びたハヤテショウリキ(西弘美騎手)が2着。3着に1番人気のバンゼンと鈴木恵介騎手が入線しています。
 5日(祝・土)に行われたのは大雪賞(3歳以上オープン)。ここは前走ばんえい十勝オッズパーク杯で3着に好走したタケタカラニシキが優勝しました。第2障害は例によってニシキダイジンが真っ先に挑みましたが、遅れて仕掛けたカネサブラックが抜群の登坂力で先頭クリア。僅差でニシキダイジン、タケタカラニシキが続きました。三つどもえの展開でレースは進み、残り10メートルでタケタカラニシキとカネサブラックがストップ。しかしニシキダイジンも脚いろが完全に鈍っており、立て直したタケタカラニシキが再加速して1着でゴール。カネサブラックも続いて2着を確保し、3着にニシキダイジンという結果になりました。
 6日(日)はさつき特別(3歳以上混合700万円未満)が行われ、1番人気のホシマツリが勝利。昨季後半の帯広開催以降、馬券圏内をはずしておらず、好調ぶりがうかがえます。第2障害を先頭で越えたホシマツリは、後続を寄せつけない圧巻のレースを展開。余裕の脚取りでゴールを果たし、昨季最終戦からの3連勝を飾りました。2着は障害5番手から追い込み、オープン馬の意地を見せたエビスオウジャ。早めの障害クリアから粘り込んだタカラボーイが3着を確保しました。
 7日(月)は緑風特別(3歳以上430万円未満)が行われました。ここはカゲシュウホーが勝利。前走の春駒特別3着に引き続いての好結果で、好調をキープしているようです。道中は、ライジングサンが第2障害を先頭で越え、独走態勢を築く展開。しかし、4頭が並んだ2番手集団からカゲシュウホーが勢いよく脚を伸ばすと、残り10メートル付近でライジングサンを捉え、そのまま先頭でゴールイン。豪快なレースを見せて、05年12月以来となる久々の勝利を挙げました。2着は1番人気ライジングサン。3着には、障害後の2番手集団からしぶとく歩き続けたワカテンザンが入りました。

映像はこちら。またこれらを含めた4月以降の映像は、すべてオッズパークにてご覧いただけます。

レース回顧(4/27~5/1)

2007年5月 2日(水)

 27日(金)に行われた日本レーシングサービス賞(3歳以上オープン混合)はホシマツリが優勝。得意の帯広コースで存在感を示しました。第2障害は4頭がほぼ一団となってクリアする大混戦。そこからホシマツリがジワジワ脚を伸ばし、早めに先頭へ。後続も必死の追撃を試みますがホシマツリの手ごたえには余裕が見られ、そのまま先頭でゴールを果たしました。2着には、障害5番手からしっかり歩いたヤマノミントが入線。しぶとく粘ったニシキダイジンが3着。
 28日(土)「ばんえいフサイチDay」のメインレースは、関口房朗大賞典(3歳以上混合600万円未満)。ここは昨季後半、旧470万や550万クラスで好勝負していたトウリュウが好調を維持して優勝しました。第2障害を力強く登ったトウリュウは先頭クリアを果たしたものの、後続5頭の猛追を受ける厳しい展開。各馬が入れ替わり立ち替わり押し寄せましたが、これを凌ぎに凌いでゴールイン。障害6番手から追い込みながら、残り5メートル付近で痛恨のストップを喫したトカチタカラが2着。3着は、こちらもいい追い込みを見せたギャンブラークインが入線。
 29日(祝・日)はイーバンク銀行杯すずらん賞(4歳オープン)が行われ、6番人気のテンカが優勝。昨季後半に5連勝をマークした実力をいかんなく発揮し、世代のトップクラス入りを果たしました。道中は例によってニシキセンプーが早めの競馬を展開。しかし第2障害は、ひと呼吸おいて仕掛けたテンカ、ツジノコウフクら4頭が並んでクリア。なかでもテンカの脚いろが抜群で、楽な手ごたえのままゴールへ一直線。大きな差はつかなかったものの、完勝といえる好内容でした。2着は追いすがったツジノコウフク。実績馬ホクショウダイヤが障害6番手から追い込み、3着を確保しました。
 30日(振・月)のメインレースはばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜)。このレースは別掲のばんえい十勝オッズパーク杯回顧をご覧ください。
 この日第3レースの2歳新馬戦は、「全道祭典ばんば1歳馬決勝大会」牡馬の部で優勝したホクショウジャパンが、2着に40秒以上の差をつけて快勝。前評判どおりの強さを見せつけました。また第4レースの2歳新馬戦には、同じく祭典ばん馬の牝馬の部で優勝したプリンセスビジンが出走しましたが、こちらは重い馬場に苦戦し競走中止。第2障害での3度のヒザ折りののち2番手追走も、残り10メートル付近でへたり込んでしまいました。なお、このレースは3番人気のメジロヴィックが制しています。
 5月1日(火)に行われたのは春駒特別(3歳以上混合500万円未満)。安定して力を発揮してきたワカテンザンが、0秒2差の接戦をモノにしました。中団を追走していたワカテンザンは、第2障害を2番手でクリア。先に抜け出していた元オープンのライジングサンを徐々に追いつめ、並んだところでゴールを迎えました。ライジングサンとの着差はわずかでしたが、3着以下には10秒程度の差をつけており、今後もこのクラスでの活躍が期待できそうです。なお、3着にはカゲシュウホーが入線しました。

映像はこちら。またこれらを含めた4月以降の映像は、すべてオッズパークにてご覧いただけます。

レース回顧(3/23~3/26)

2007年3月27日(火)

 23日(金)のメイン、士幌高原特別(4歳以上470万円未満)は、先頭で第2障害を越えた4番人気タケトップクインがそのまま押し切り、4連勝で今季を締めくくりました。2番手で障害をクリアしたコトノカツマが粘るところ、4番手から徐々に差を詰めたタカラオーシャンの勢いが勝り、差し切っての2着。コトノカツマは3着でした。
 24日(土)のメインは、じゃらんカップ(4歳以上550万円未満)。ヨコハマイサムが先頭を行くタカラテンクウを捕らえると、3番手から追い上げてきたサカノオオマサを振り切って勝利。ゴールライン上で止まったタカラテンクウを捕らえたワカテンザンが3着に入線しました。
 25日(日)には、ばんえい記念(4歳以上オープン)が行われました。このレースについては別掲のばんえい記念回顧をご覧ください。
 この日の第9レース、ロイズカップ(4歳以上650万円未満)は、先頭で第2障害を越えたアローコマンダーが、後続を寄せつけず逃げ切り勝ちを収めました。2、3番手で障害を駆け降りたバンゼン、キョウエイボーイがそのまま2、3着に入りました。
 第8レースはスターライト特別(5歳オープン)でした。差なく第2障害をクリアした、ニシキシャープ、カネサブラック、ナリタボブサップの3頭が残り30メートルで横一線の激戦。最後まで脚いろが衰えなかったナリタボブサップが抜け出して勝利。2着にはカネサブラックが入り、1、2番人気での固い決着となりました。牝馬のニシキシャープが一杯にながらも3着に粘りました。このレースの上位馬は、来シーズンの古馬オープン戦線での活躍が期待されます。
 第7レースのクリスタル特別(4歳オープン)は、第2障害を先頭で降りたヒロノドラゴンが粘るところ、3番手クリアの1番人気マルミシュンキが残り10メートルで一気に交わして勝利。2番手クリアのメジロショウリキも最後に脚を伸ばしたものの、ヒロノドラゴンにはわずかに及ばず3着でした。勝ったマルミシュンキは昨年度から続く連勝を8まで伸ばしました。
 第6レースの若草特別(3歳オープン)は、ほぼ同時に第2障害を駆け降りたシベチャタイガー、アローファイター、カイセゴールデンの3頭に、プリンセスモモが加わっての末脚勝負。2番人気のアローファイターが最後わずかに抜け出しました。前を追う形で勢いのあったプリンセスモモが2着に食い込み、1番人気シベチャタイガーがは3着でした。
 今開催最終日、26日(月)のメイン大平原特別(4歳以上390万円未満)は、1番人気の紅一点イナノプリンセスが先頭で第2障害をクリアすると、勢いそのまま後続に40秒近い差をつけて圧勝しました。2着争いは、ストロングペガサス、シンエイスターの2頭に、後続から襲いかかったタカラエース、ヤマトチカラ、エビスソルジャーも加わった5頭による大激戦。エビスソルジャーがわずかに抜け出し、そこから5着までが1秒以内の差という、最終日のメインにふさわしい見ごたえ十分の好レースでした。

 2007年度の新生・ばんえい競馬は、4月27日(金)スタート! 30日(祝・月)には、4歳以上選抜馬による新設重賞「ばんえい十勝オッズ・パーク杯」が行われます。どうぞご期待ください。

レース回顧(3/16~3/19)

2007年3月19日(月)

 16日(金)に行われた乙女椿特別(4歳以上550万円未満)は、4番人気のアローコマンダーが優勝。近2走は7、8着と精彩を欠いていましたが、ここできっちり巻き返しました。第2障害では1腰目で天板に脚をかけ、2腰目でこれをクリア。先にトウリュウが抜けていたものの、即座にこれに追いつくと残り30メートル付近で先頭へ。そのまま後続を寄せ付けず、最後まできっちり歩ききりました。先頭で障害を越えたトウリュウが2着。障害で苦しみながらも3番手でクリアしたホクショウダイヤが、3着入線を果たしました。
 17日(土)に行われたのは木蓮特別(4歳以上470万円未満)。ここは6番人気のハイタワーが制し、波乱を演出しました。コトノカツマが第2障害をトップクリアしましたが、直後に4頭が越えて怒濤の追撃。シュンライズとフクノカミカゼの脚いろがよかったですが、シュンライズがストップ、フクノカミカゼもやや脚いろが鈍り、その隙にハイタワーが先頭に立つ大混戦。結局、終いまで確かな脚を見せたハイタワーが先頭でゴールしました。接戦の2着争いはフクノカミカゼに軍配。シュンライズが3着となりました。
 18日(日)のメインレース、帯広えぞまつ特別(4歳以上オープン)は1番人気のホシマツリが優勝。近走の好調ぶりをいかんなく発揮しました。ニシキダイジンが早めに仕掛けるなか、ホシマツリは2番手に仕掛けて先頭クリア。そこからはゆうゆうひとり旅で、後続をまったく相手にしない完勝を演じました。障害2番手クリアのニシキダイジンが必死で粘ったものの、残り10メートルを切って痛恨のストップ。シンザンウィークとエビスオウジャが併走のままこれを交わし、ゴール線上まで続いた一騎打ちはシンザンウィークが制しました。
 19日(月)は十勝川特別(4歳以上800万円未満)が行われ、断然1番人気のタカラボーイが快勝しました。第2障害で積極的に仕掛けたタカラボーイは、これを先頭で越えると、楽な手ごたえのままゴールへ一直線。6連勝を完勝で飾りました。終いに甘くなったものの、イケダガッツが2着を確保。3着には5番手で障害を越えたシンザンウィークが食い込みました。

映像はオッズパーク内「過去のレースVTR」をご覧ください

レース回顧(3/9~3/12)

2007年3月12日(月)

 9日(金)のメインレース雪柳特別(4歳以上800万円未満)は、1番人気のタカラボーイが優勝。これで連勝を5に伸ばしました。レースは第2障害をそれぞれ先頭と2番手で降りたイケダガッツとコブラタイガーのマッチレースになるかと思われましたが、タカラボーイが先を行く2頭をゴール線上できっちりと捉えました。惜しい2着はイケダガッツ。3着はコブラタイガーでした。
 なお同日の第9レースの4歳以上オープン混合ホクトキング。第10レースの4歳以上オープンは、トカチプリティーとの人気馬対決を制したホシマツリが勝っています。
 10日(土)のメインレース春蘭特別(4歳以上オープン)エビスオウジャが優勝しました。先頭で第2障害を駆け降りたタケタカラニシキを、エビスオウジャが津波のような勢いで猛追し、最後にはきっちり差し切りました。タケタカラニシキが2着。ジワジワと追い上げたナリタボブサップが3着。なお1番人気のカネサブラックは第2障害でのヒザ折りが響き、追い上げ届かず5着でした。
 11日(日)のメインレースに行われたのは重賞イレネー記念(3歳オープン)です。このレースについては別掲のイレネー記念回顧をご覧ください。
 この日の第10レースは、蛍の光賞(11歳・8歳牝馬オープン)が行われ、ホクリュウイチが見事引退の花道を飾りました。歴戦の猛者たちが第2障害に手こずるなか、最初に障害を越えたのはホクリュウイチ。ツルマキシンザンがこれに続き、結局この2頭で決着。離れた3着にはダテチカラが入りました
 またこの日の7レース終了後には、毎年恒例の、今季で引退する競走馬表彰式が行われました。なお残念ながらスーパーペガサスはケガのため姿を見せませんでした。
 12日(月)のメインレースあんず特別(4歳以上650万円未満)は、発馬直後、左にヨレるハプニングをものともせずキタノカイザーが勝ちました。ひと腰で第2障害を越えたキョウエイボーイを追うキタノカイザー、バンゼン、コマタイショウの3頭がほぼ同時に障害を駆け降り、そのまま並走。最後わずかにキタノカイザーが抜け出しました。2着にバンゼン。同タイムの3着にはコマタイショウが入り、結果として人気順どおりの固い決着となりました。
 なおこの日の第10レース4歳以上オープン勝入混合別定の出走馬は、9日の第9レースと第10レースの上位入線馬による編成。このレースではトカチプリティーが勝ちホシマツリ(3着)に雪辱しています。

<<前へ 56789101112131415
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.