16日(金)に行われた乙女椿特別(4歳以上550万円未満)は、4番人気のアローコマンダーが優勝。近2走は7、8着と精彩を欠いていましたが、ここできっちり巻き返しました。第2障害では1腰目で天板に脚をかけ、2腰目でこれをクリア。先にトウリュウが抜けていたものの、即座にこれに追いつくと残り30メートル付近で先頭へ。そのまま後続を寄せ付けず、最後まできっちり歩ききりました。先頭で障害を越えたトウリュウが2着。障害で苦しみながらも3番手でクリアしたホクショウダイヤが、3着入線を果たしました。
17日(土)に行われたのは木蓮特別(4歳以上470万円未満)。ここは6番人気のハイタワーが制し、波乱を演出しました。コトノカツマが第2障害をトップクリアしましたが、直後に4頭が越えて怒濤の追撃。シュンライズとフクノカミカゼの脚いろがよかったですが、シュンライズがストップ、フクノカミカゼもやや脚いろが鈍り、その隙にハイタワーが先頭に立つ大混戦。結局、終いまで確かな脚を見せたハイタワーが先頭でゴールしました。接戦の2着争いはフクノカミカゼに軍配。シュンライズが3着となりました。
18日(日)のメインレース、帯広えぞまつ特別(4歳以上オープン)は1番人気のホシマツリが優勝。近走の好調ぶりをいかんなく発揮しました。ニシキダイジンが早めに仕掛けるなか、ホシマツリは2番手に仕掛けて先頭クリア。そこからはゆうゆうひとり旅で、後続をまったく相手にしない完勝を演じました。障害2番手クリアのニシキダイジンが必死で粘ったものの、残り10メートルを切って痛恨のストップ。シンザンウィークとエビスオウジャが併走のままこれを交わし、ゴール線上まで続いた一騎打ちはシンザンウィークが制しました。
19日(月)は十勝川特別(4歳以上800万円未満)が行われ、断然1番人気のタカラボーイが快勝しました。第2障害で積極的に仕掛けたタカラボーイは、これを先頭で越えると、楽な手ごたえのままゴールへ一直線。6連勝を完勝で飾りました。終いに甘くなったものの、イケダガッツが2着を確保。3着には5番手で障害を越えたシンザンウィークが食い込みました。
映像はオッズパーク内「過去のレースVTR」をご覧ください