今季のばんえい競馬の開催も残すところあと8日間。今週の日曜日からはいよいよ最終開催に突入します。オーラスを迎え各陣営とも力が入るでしょう。より一層の熱戦が期待できると思います。
16日(金)はメインレースに乙女椿特別(4歳以上550万円未満)が行われます。ここでの注目はアローコマンダーです。近走は障害のかかりが悪く凡走が続いていますが、昨年末には650万円クラスとの混合戦・漁火特別を含む6戦連続で3着以内を確保している堅実さがあります。障害さえまともなら、ここでも好勝負が期待できます。
また前開催のナウマン特別で、最低人気を覆し2着に入ったワカテンザンも期待が持てます。こちらもここ5戦で掲示板を1度も外していない堅実さがウリです。他では、トウリュウやホクショウダイヤなどにも注目したいところです。
17日(土)のメインレースは木蓮特別(4歳以上470万円未満)です。ここはニシキシャープに注目でしょう。750キロを背負った前走の重賞チャンピオンカップは論外として、前々走の550万戦では2着と好走。またそれ以前でも6戦連続連対していますし、ここでは力上位の一頭でしょう。他では、前走のナウマン特別で期待を裏切ったフクノカミカゼが、自己条件戦に戻って再度注目したいところです。出走10頭中9頭が5歳以下という若いメンバーが揃っただけに、来季を占ううえでも楽しみな一戦です。
なお開催替わりのため、18日(日)、19日(月)のみどころは、後日掲載いたします。