ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
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今週の見どころ(6/16~18)

2007年6月15日(金)

 いよいよ待ちに待った、「ばんえい十勝」ナイトレースの開幕です!
 今開催からは、「プレミアムラウンジ」や、ジンギスカンと生ビールが楽しめるビアガーデンがオープン。毎週日曜には競馬場と帯広駅などを結ぶ送迎馬車の運行もスタートします。
 またコース沿いにはイルミネーションが設置されナイトレースの雰囲気を盛り上げます。
 どうぞ競馬場で、今までとはひと味もふた味も違う、カクテルライトに照らされたばん馬たちの力走をお楽しみください。

 6月16日(土)のメイン第11レース(20時発走)はじゃらんカップ(混合オープン)。
 エビスオウジャは、前々走でばんえい十勝オッズパーク杯を制したカネサブラック、3連勝中だったホシマツリらを直線突き放して圧勝。今回は、前走で先着を許した重賞2勝のスーパークリントン、カネサブラックが来週の旭川記念にまわったため、メンバー的にはかなり楽になりました。
 ホシマツリは、エビスオウジャを相手にいつも惜しい競馬をしていますが、2頭のタイム差は小さく、展開しだいではチャンスが廻ってくるでしょう。
 この2頭に続くのがスーパーロイヤル。今年2月のポプラ賞勝ち以降、長らく低迷が続いていましたが、前走のオープン戦で久々の勝利を挙げました。今回も結果を出せば、再び上昇気流に乗るかもしれません。
 ほかでは、開幕からオープンで3戦連続3着のニシキダイジンは、その後7、8着ですが着順ほどには負けていません。今季オープンで3戦して2着2回のホクトキング、いつも堅実な走りを見せるトカチプリティーなども有力でしょう。

 6月17日(日)のメイン第11レースは重賞黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)。このレースについては別掲の黒ユリ賞プレビューをご覧ください。

 6月18日(月)のメイン第11レースは楽天競馬杯(300万円未満・360万円未満)です。
 注目は今季開幕戦の2着のあと6連勝中のタケノホウシュウ。今季に入ってからは、ほぼ毎週のように使われ続けていますが、馬体重は減るどころかむしろ増加傾向。体調の良さがうかがえます。
 2番手以下は混戦ですが、タケノホウシュウを今季唯一破っているジャンボスピード、前々走でタケノホウシュウと0秒1差の大接戦を演じたキリンオーなどが有力です。
 ほかにも、今季開幕から2勝ずつを挙げているムソウリキホクショウドラゴンキングシャープなど好調馬が揃った一戦となりました。

今週の見どころ(6/9~11)

2007年6月 8日(金)

 現在、地方競馬では「ダービーウイーク」と称して、全国各地の競馬場のダービーを1週間(6/3~10)に集中して行うイベントを実施しています。
 ばんえい競馬でダービーといえば、三冠レースの最終関門として行われるばんえいダービー(今年は12月24日)ですが、今年からは、この時期に3歳馬によるオープン特別としてとかちダービーが新設されました。
 出走メンバーには3歳の一線級が名を連ね、見ごたえのあるレースが期待されます。「タービーウイーク」が終わった翌日に行われる、ばんえい競馬・春のダービーにもどうか温かいご声援をお願いいたします。


 9日(土)のメイン第11レースはグリーンパーク特別(混合700万円未満)です。
 ここでの注目はヤマノミント。今季は5戦して2着2回の成績ですが、すべて5着以内。ミサイルテンリュウ、ホシマツリ、エビスオウジャといった格付け的には上位の馬を相手に差のないレースをしており、今回も好レースが期待できます。
 そのほかではアローコマンダートカチタカラといったところも人気が予想されますが、このレースの顔ぶれを見ると、今季未勝利か1勝のみというメンバーばかりで絶対的に中心と言える馬が見当たりません。それだけに、今回の出走馬中7頭が出走したつつじ特別で、最低人気のグレートサンデーが1着となり波乱を演出したように、今回も人気は疑ってかかる必要があるかもしれません。

 10日(日)のメイン第11レースはシルバーカップ(オープン)。
 春先のレースは、軽い負担重量でレースが行われるため、重賞などのレース経験のある馬より近走の勢いのある馬のほうが好走することも少なくありません。
 今回の出走予定馬のなかでは、エビスオウジャホシマツリが今季に入って2勝を挙げて好調です。
 前走レーシングカップ(オープン)では、この2頭での決着。今回もワンツーの可能性も大いにあるでしょう。
 また、ばんえい十勝オッズパーク杯優勝後の2戦も僅差の2、3着にまとめ好調子を維持しているカネサブラックや、今季初戦の前走を快勝したミサイルテンリュウなどは近走の勢いに加え重賞での実績もあり、こちらも注目したいところです。


 11日(月)のメイン第11レースは第1回とかちダービー(3歳オープン)。
 注目は今季初出走となるカネサリュウ。今年になってからホクレン賞、イレネー記念と3歳重賞をともに1番人気で勝った実力馬で、メンバー中唯一の500万未満格付け馬です。ハンデは気になりますが底力で克服してくれるでしょう。
 メンバー中で最多の10勝を挙げているシベチャタイガー、前記重賞で2、3着に健闘したアローファイターなども相手として有力です。
 また今季開幕から下級条件ながら、3勝を挙げている上がり馬マルニゼウスも勢いなら負けていません。

今週の見どころ(6/2~6/4)

2007年6月 1日(金)

 4月27日の開幕から先週の日曜日(5月27日)で1カ月が経過した「ばんえい十勝」帯広競馬。開催17日間で、総売得額14億5042万円(対予算比で21.15%増)という成績が発表されました。また、この間の帯広競馬場の総入場者数も40,244人と、昨年より17,869人も増えていることから、新生ばんえい競馬が目指す「全員参加型」の競馬がファンの皆さんに受け入れられたという見方ができるでしょう。
 6月16日からは、ばんえい競馬として初のナイター開催がスタートします。昼間の競馬は今開催(11日まで)でしばらく見収めとなりますが、6月3日(日)には、4歳馬による重賞柏林賞も組まれており、より一層の盛り上がりが期待されます。

 6月2日(土)のメイン第11レースは士幌高原特別(500万円未満)です。
 今季に入ってからの500万未満特別はこれまで4回行われましたが、うち最近の3回は、コマタイショウが2勝(2着1回)、ハヤテショウリキが1勝(2着1回)とほぼこの2頭で決着しています。今回も8頭が再戦というメンバー構成ですから、この2頭が中心なのは変わりません。
 とはいえ、そろそろ新興勢力の登場にも期待したいところ。前走が500万未満への昇級戦で相手強化に苦しんだイナノプリンセスライジングサンカゲシュウホーの3頭は、2走目となる今回はクラス慣れも見込め、前走以上の成績が望めるでしよう。なかでも5着だったイナノプリンセスは、前々走の牝馬オープンを圧勝しており注目です。
 今季はまだ未勝利も確実に上位に食い込んでくるバンゼン、今季2走目となるハイタワーも大崩れがなく有力です。
 また前走人気薄で2着に好走したハマナカキングも一発を狙っています。

 6月3日(日)のメイン第11レースは重賞柏林賞(4歳オープン)です。このレースについては別掲の柏林賞プレビューをご覧ください。

 6月4日(月)のメイン第11レースは十勝岳特別(430万円未満)です。
 今季旧800万未満から降級したキョクシンオーは現在3連勝中と勢いがあります。前走サクラ草特別でも第2障害を先頭で越えると、後続をみるみる引き離し余裕のゴール。格の違いを見せつけました。
 2番人気に支持された前走は7着に終わったワカテンザンは、第2障害で手こずったのが敗因のすべて。今回も引き続き期待したいところです。
 シュンライズは今季開幕からの2戦がいずれも特別戦。ともに9着に敗れていましたが、前走平場の430万未満では勝ち馬と僅差の2着に巻き返しました。惨敗続きのあと一度好走するとしばらくは好成績を続ける傾向のある馬だけに、今回は特別戦とはいえ侮れません。
 ほかでは、格付け賞金では上位のタケトップクイン、今季5戦して2連対のタカラテンクウ、意外性のあるマシュウキングなどが出走します。

今週の見どころ(5/26~5/28)

2007年5月25日(金)

 旋丸巴さん、古林英一教授がコラムにも書かれているとおり、ばんえい競馬を支え北海道の馬文化を発信する「とかち馬文化を支える会」の設立総会が、5月17日帯広で行われました。
 この「とかち馬文化を支える会」では、帯広競馬場を拠点として情報提供、物品販売、馬とのふれあいイベントなどを行うほか、将来的には帯広での馬学セミナーの開催など学術面での活動も視野に入れています。
 現在同会では会員(年会費3000円)を募っており、競馬開催日に申込みを受けつけています。なお遠方で競馬場に足を運べないという方は電話での申し込みも可能です。
 お申し込み・お問い合わせは、電話0155-34-0825(競馬開催日の9時40分から17時まで)まで。
 ばんえい競馬はもちろん、日本の競馬界全体のことまで考えた初となるこの試みをぜひ応援しましょう。

 5月26日(土)のメイン第11レースはシャクナゲ特別(500万円未満)です。
 好調馬の揃った一戦となりましたが、ここは、ハヤテショウリキコマタイショウの2頭に注目です。
 5月4日のスーパージョッキー賞では、先頭で第2障害を越えたコマタイショウが、障害を3、4番手でクリアしたハヤテショウリキの追い上げを封じて優勝。逆に5月12日の新緑特別では、第2障害を先頭でクリアしたハヤテショウリキが障害2番手から追走のコマタイショウを抑えて優勝と、開幕から同じレースを戦い1、2着を分け合った両馬。実力的にはほぼ互角で、三たびこの2頭のワンツーになる可能性も十分にあります。
 そのほかでは、前走牝馬のオープンで後続をちぎる強い勝ち方をしたイナノプリンセス。昨季はオープン格付けだったライジングサン、昇級初戦のカゲシュウホー、堅実な走りを見せるバンゼンなどが出走します。

 5月27日(日)のメイン第11レースはレーシングカップ(オープン)です。
 カネサブラックは、今季2戦して重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯1着、前走大雪賞も勝ち馬と僅差の2着と好調です。メンバー構成もここ2戦とそれほど変わらず、また軽い負担重量を得意とする同馬にとって前走から5キロ減の720キロ、他馬とハンデ差なしでレースに臨める今回も引き続き期待して良さそうです。
 やはり怖いのはトモエパワー、ばんえい十勝オッズパーク杯ではカネサブラックに敗れ2着でしたが、その後ひと開催空けてこのレースに臨んできました。休養明け2戦目の上がり目も見込めそうです。
 勢いならホシマツリ。昨季最終戦からの連勝を3に伸ばし、今回は700万未満からの昇級戦となりますが、いきなり好勝負に期待が持てます。
 また、大雪賞でカネサブラックを破ったタケタカラニシキ、前走2着と巻き返した紅一点のトカチプリティーなども侮れません。

 5月28日(月)のメイン第11レースはサクラ草特別(430万円未満)です。
 ワカテンザンは、今季初戦の500万未満戦を障害2番手から差し切って優勝、自己条件に戻った前走はカゲシュウホー、ライジングサンに惜しくも敗れ3着でしたが、この2頭が500万未満へと昇級したため、このクラスでは実力的に格上なのは間違いのないところ。今回も好勝負が期待されます。
 キョクシンオーも今季4戦3勝、2着1回と好調ですが、昨季は旧800万未満で優勝を飾ったほどの実力のある馬。ここは単なる通過点かもしれません。
 ほかでは、開幕戦で1着のあとの2戦は惨敗ですが巻き返したいチヨノキング、前走牝馬のオープン戦でイナノプリンセスの3着に健闘したタケトップクイン、また人気薄での好走が目立つストロングペガサスなどにも注目したいところです。

今週の見どころ(5/19~5/21)

2007年5月18日(金)

 ばんえい帯広競馬は、今回から第3回開催に入ります。第2回開催を終えての騎手リーディングは、12勝で3人が並ぶ接戦も2着の差で坂本東一騎手がトップに立っています。
 連対率では、騎乗数は少ないものの、今季2勝(リーディング19位)を挙げている新人の船山蔵人騎手が33.3%でトップに立っています。積極的な騎乗で人気薄の馬を上位に導くこともしばしば。今開催でもぜひその騎乗ぶりには注目です。

 5月19日(土)のメイン第11レースはアカシヤ特別(混合700万円未満)です。
 ここでの期待は今季初戦を迎えるミサイルテンリュウ。昨季のばんえい記念3着など高重量戦での実績もありますが、どちらかといえば負担重量は軽い方が好走することが多い馬。今回は720キロで出走できるために、チャンスといえるでしょう。持ち前の登坂力を生かし押し切る場面もありそうです。
 昨季を6連勝で締めくくったタカラボーイも今季は未勝利ながらオープン馬たちと差のない競馬をしており侮れません。また前走は末脚に見どころがあったヤマノミントにも注目です。
 2月にポプラ賞を制したスーパーロイヤルは近走不振ですが、そろそろ立ち直りのきっかけをつかみたいところでしょう。

 5月20日(日)のメイン第11レースはライラック賞(4歳オープン)です。
 2開催前の4歳オープン戦・すずらん賞で、6番人気の低評価を覆し逃げ切り勝ちを収めたのがテンカです。今回のレースには、すずらん賞に出走した10頭のうち9頭が出走を予定していることからテンカのレースぶりには注目が集まります。
 唯一、すずらん賞に不出走だったのはナカゼンスピード。ばんえいダービー優勝をはじめ昨季の三冠レースではいずれも3着以内に健闘している世代トップ級の実力馬です。今季初戦となりますが、軽視はできません。
 ほかでは、前々走の430万未満戦でテンカに先着しているメジロショウリキニシキユウなども争覇圏でしょう。

 5月21日(月)のメイン第11レースはつつじ特別(混合600万円未満)です。
 トウリュウは、前走青葉特別は第2障害で苦戦し8着に敗れましたが、障害さえまともなら、前々走で見せたような先行逃げ切りに期待が持てます。
 また、アローコマンダーにも注目です。青葉特別では、第2障害3番手から、迫力の追い込みを見せ優勝しました。
 この2頭のほかでは、末脚強烈なトカチタカラ、昨季終盤は旧800万未満で連対を続けていたイケダガッツ、出走メンバー中唯一の700万未満格付けのグレートサンデーなども有力です。

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