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今週のみどころ(9/16〜9/18)

2006年9月15日(金)

 先週ご案内したとおり、17日(日)に3歳三冠の口火を切るばんえい大賞典が行われます。このレースに、デビュー5年目、NARグランプリ2002最優秀女性騎手賞にも輝いた佐藤希世子騎手が、重賞に初めて騎乗することになりました。ここまで1340戦108勝。並み居るベテラン・名手に混じって地道に勝ち星を積み上げてきた佐藤騎手は、今回、通算100勝に続くステップアップを果たすことになります。騎乗馬アアモンドゴールドとは、はまなす賞で2着に食い込んでいるだけに、ここもチャンス十分。他のベテランジョッキーに負けない騎乗を期待したいと思います。なお、このレースの詳細はばんえい大賞典プレビューをご覧ください。
 16日(土)に行われるのは、岩見沢えぞまつ特別(3歳以上800万円未満)。ここにはホクショウファイトやフクイズミなど、多くの有力馬がエントリーしてきました。なかでも注目はフクイズミ。前々走は6着に敗れましたが、その後1カ月ぶりとなった前走できっちり巻き返しました。ある程度勝負付けのついているメンバーでもあり、ここは十分に期待できるでしょう。前走苦しい展開ながらカネサブラックを下したホクショウファイトも、もちろん争覇圏。早めの抜け出しから、フクイズミの末脚をしのぎきれるか注目です。ほか、安定したレースを見せているスミヨシセンショーとイッスンボウシ、ツルマキシンザンらも好勝負圏内でしょう。
 第10レースに行われるのは3歳以上混合650万円未満。このメンバーならアオノキセキが巻き返すでしょう。前走リンドウ特別は800万クラスの好調馬が揃い9着に敗れましたが、その前はオープン馬を相手に2、3着。重賞2勝の実力を、ここで発揮してもらいたいものです。
 17日(日)のメインレースは、重賞のばんえい大賞典(3歳オープン)。このレースについては、前述のとおり別掲のばんえい大賞典プレビューをご覧ください。
 その前、第10レースに行われるのは3歳以上オープン混合の一戦。中心となるのは、近走一線級を相手に好走しているトカチプリティーでしょう。前走の紅バラ賞では、アンローズ、サダエリコを中心とした強豪を相手に3着に奮闘。ここも、早めの障害クリアからの粘り込みに期待が持てそうです。ほか好調のライジングサン、スターエンジェルなども中心視されそうです。
 18日(月)のメインレースは夕張川特別(3歳以上470万円未満)。このクラスは混戦模様で、毎回難しいメンバー構成となりますが、今回はコトブキライアンの地力に期待したいと思います。前々走、550万クラスとの混合戦で3着に来ているように、好調なのは確か。このクラスの常連メンバーだけに、レースの流れに左右されることも少ないでしょう。逆に新興勢力として期待したいのがキョウワテンリュウ。今季の岩見沢は8戦して7連対。連をはずしたのは、同世代との大倉山特別(4着)のみと、安定したレースを見せています。前走快勝から、ここも期待でしょう。
 第10レースにはナナカマド賞(2歳オープン)が行われます。世代のトップをひた走るシベチャタイガーのエントリーこそありませんが、その他2歳のトップクラスが出走を予定しています。中心視したいのはパンチテンリュウ。デビュー戦で競走中止も、それ以降は7戦して5着以下がない好成績。青雲賞で2着に好走したのも記憶に新しく、前走も手堅く2着にまとめたのも実力の証明。今回も安定感あふれるレースを期待したいと思います。もちろんアローファイターも争覇圏。前走パンチテンリュウを下し、久々の勝利を挙げました。復調なったと見ていいでしょう。出走すれば2カ月ぶりとなるフジノイッシン、牝馬ナンバー1ニシキガールも好勝負圏内で、コーネルフジの巻き返しにも期待したいと思います。

今週のみどころ(9/9〜9/11)

2006年9月 9日(土)

 来週は3歳三冠の第1弾、ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われますが、その出走予定馬が発表されました。昨年の2歳チャンプ・マルミシュンキの名前はないものの、ホクショウダイヤ、カネサテンリュウなど、この世代のトップクラスが登録しています。もちろんホクレン賞馬ニシキセンプーも出走予定で、来週金曜の出走馬確定が待ち遠しいところです。
 9日(土)に行われるのは、石狩川特別(3歳以上550万円未満)。勝ち馬が毎回代わるこのクラスですが、ここは近走好調のユウセイマーチを中心に推したいと思います。前走2着は勝ち馬が強かった印象で、2番手から粘ったこの馬自身のレースぶりは悪くなかったと思います。ここも早めの抜け出しからの粘り込みが期待できるでしょう。プランドルドラゴンも、ここ2戦ともに6番人気ながら2着と奮闘中。今回も馬券圏内に食い込む可能性は高いといえます。ほかハヤテショウリキやスーパーロイヤル、アローコマンダーあたりまでがチャンス。人気がないようならキョウエイボーイやキタノカイザーから狙ってみるのも面白いのではないでしょうか。
 10日(日)のメインレースは金杯(3歳以上オープン)。ここにはサダエリコやミサイルテンリュウをはじめ、多数の有力馬が駒を進めてきました。前走、ばんえいグランプリで8着に敗れたミサイルテンリュウですが、本来の障害力が発揮できれば、好勝負は間違いありません。こればかりはフタを開けてみないことにはわかりませんが、それでも実力を発揮できるという希望的観測も込めて、中心に推したいと思います。ほかでは、やはりアンローズ。岩見沢を得意としているだけでなく、近走の好調ぶりは特筆もの。岩見沢記念(10月1日)の話を持ち出すには少し早いですが、3連覇へ向けて弾みをつけたいところでしょう。もちろんサダエリコやミサキスーパー、タケタカラニシキあたりも争覇圏。カネサブラックがこのメンバーを相手にどこまでやれるかにも注目です。
 11日(月)は千歳川特別(3歳以上650万円未満)が行われます。骨っぽいメンバーが集まり、注目の一戦となりそうです。なかでもカツテンリュウは現在4連勝。好調なのは確かで、5連勝を狙って陣営の意気も上がっていることでしょう。そのほかで期待したいのはスーパークリントン。その実力についていまさら説明する必要はないと思いますが、近走の惨敗は同世代との対戦でハンデを積まれたからと見ます。もともとこのクラスで好成績を残しており、体調面さえ不安がなければ中心となりうるでしょう。同じくウィナーサマーも実力は説明不要。同型ナリタボブサップとの兼ね合いにはなりますが、早めの障害クリアからどこまで粘れるか注目です。もちろんミスターハヤサキの巻き返しにも期待できるでしょう。

今週のみどころ(9/2〜9/4)

2006年9月 1日(金)

 先週この欄でお伝えした『JBCカウントダウン65』。27日の第10レースに行われたこの競走は、2番人気のキタノカイザーが優勝しました。騎乗した藤本匠騎手にはJBCスペシャルトロフィーが渡され、その写真がNAR地方競馬全国協会のホームページにも掲載されています。ちょうど2カ月後に行われるJBC競走は、全国規模で行われる地方競馬の祭典。お近くのばんえい競馬場でも、おそらく買えると思いますので、ぜひ11月2、3日はJBCにご参加ください。
 2日(土)に行われるのはコスモス特別(3歳以上オープン混合)。今季オープン戦線で好走を続けているプリンセスサクラコが中心となるでしょう。今季は2着が6回と勝ちきれない印象がありましたが、前走でようやく初勝利。調子が上がってきている証明ともいえ、ここも十分に期待できるでしょう。勢いあふれる4歳馬カネサブラックも、もちろん争覇圏。前走7着は、同世代との一戦だっただけに斤量を負わされたのが敗因でしょう。ここもけっして軽くはないですが、それでもこの馬のレースセンスは非凡。そこに注目してみたいと思います。ほか、前走できっちり巻き返したホクショウファイト、好調キープのスミヨシセンショーあたりが好勝負圏内でしょう。
 その前、第10レースは3歳以上勝入別定390万円未満が行われます。ここには8月27日の第8レース、28日の第12レース上位馬が駒を進めてきました。中心は27日のレースを勝った3歳馬ホクショウダイヤ。今季は15戦9勝、5着以下なしと、破竹の勢いを見せています。17日に行われるばんえい大賞典をいいかたちで迎えるためにも、ここは重要な一戦といえるでしょう。
 3日(日)のメインレースは、重賞のクインカップ(4歳牝馬オープン)。このレースについては別掲のクインカッププレビューをご覧ください。
 第10レースには白菊賞(2歳牝馬オープン)が行われます。注目は前走A-1戦で勝利を上げたニシキガール。さすがに牡馬一線級とは力の差を感じますが、A-2戦での安定度も考えれば中心視できるでしょう。そのニシキガールが勝ったA-1戦で2着に食い込んだのがスノーダイヤモンド。岩見沢へ移ってから5戦して、2勝2着1回3着1回と安定した成績を残しています。ほか、A-2戦を含む3勝を挙げているダイヤローズも争覇圏。エリザベスライデンの一発にも期待したいところ。
 この日の第9レースは3歳以上勝入別定550万円未満。27日の第10レース、28日の第10レース出走馬による2度使い戦です。ここは28日のレースを制したスーパーロイヤルが出走してくれば注目したいと思います。今季掲示板をはずしたのは2回だけで、安定したレースぶりには定評があります。ここも十分に勝ち負けを演じることができるでしょう。
 開催最終日、4日(月)に行われるのはスイートピー特別(3歳以上650万円未満)。この路線を沸かせる各馬が登録してきました。なかでもカツテンリュウは現在3連勝中。この勢いをもってすれば、今回も勝ち負けを演じるに違いありません。昇級戦の前走を4着でまとめたトカチタカラも、今回はチャンスとなりそう。ほか久々の出走となるビホロヤマトの鋭い末脚にも期待したいと思います。

今週のみどころ(8/26〜8/28)

2006年8月25日(金)

 今週27日(日)はJBCカウントダウン競走が行われます。これは11月2日(木)、3日(祝・金)に川崎競馬場で開催される『第6回JBC競走』を記念して、全国持ち回りで行われている『JBCカウントダウントロフィーリレー』のひとつ。ばんえいではJBCまであと65日を示す「カウントダウン65」が行われます。7月25日の名古屋から始まり、これまで6場を巡ってきているこの競走。優勝騎手にはスペシャルトロフィーが贈呈されます。ばんえいでは、いったい誰がこのトロフィーを手にするのでしょうか?

 26日(土)に行われるのはダリア特別(3歳以上650万円未満)。ここはミスターハヤサキプリティブライトを中心に推したいと思います。両馬とも近走好調で、このクラスでの実績も十分。特にミスターハヤサキは岩見沢を得意としていますし、プリティブライトは“夏の牝馬”を地でいっている印象。近2走は2頭で差のないレースをしていますし、展開ひとつで着順は入れ替わるほど、実力は拮抗しています。ここも好レースが期待できるでしょう。ほか、プリティブライトが勝ったルスツ特別で2着に食い込んだギャンブラークイン、そしてナリタボブサップも得意の先行策がはまればチャンス十分です。
 27日(日)のメインレースは紅バラ賞(3歳以上オープン)。アンローズをはじめとするオープン一線級が顔をそろえました。中心は、やはり岩見沢巧者のアンローズで、前走ばんえいグランプリでは他馬を相手にしない堂々としたレースぶり。近走の成績も安定しており、有力候補といえるでしょう。相手は、同じく牝馬のサダエリコ。ばんえいグランプリでは不安視された障害で手間取り、鋭く追い込むも3着が精一杯。それでも3着まで来たことを評価するべきで、今回も障害次第とはなりますが、有力馬の一角であることは間違いないでしょう。狙ってみたいのがトカチプリティー。毎回人気にならない馬ですが成績はそう悪くなく、早めの抜け出しから粘り込みを図ってくれるのではないでしょうか。もちろんトモエパワー、タケタカラニシキも争覇圏で、8頭立てながら楽しみな一戦となりそうです。
 28日(月)のメイン、リンドウ特別(3歳以上800万円未満)も楽しみなメンバーが揃いました。7月24日以来、およそ1カ月ぶりにフクイズミが出走する予定となっています。前走こそ6着と大敗しましたが、一息入れたことでリフレッシュできたのではないでしょうか。もちろん状態には注意が必要ですが、これまで同様の軽快な末脚を見せてくれることと思います。もちろんこの路線の常連ツルマキシンザンやキングシャープ、障害に成長を見せているアオノキセキなどにも注目です。

今週のみどころ(8/19〜8/21)

2006年8月18日(金)

 先週行われたばんえいグランプリアンローズが見事に制し、重賞8勝目を挙げました。そのばんえいグランプリは、出走馬ファン投票者にデジタルオーディオセット、ホテルミリオーネ・ペア宿泊券などの豪華賞品が用意されていましたが、その当選者が現在ばんえいオフィシャルホームページ上で発表されています。まだご確認されていないかたは、こちらをご覧ください。
 19日(土)に行われるのは藻岩山特別(3歳以上650万円未満)。ここには今季の岩見沢開催5戦4勝のミスターハヤサキがエントリーしてきました。好調なのはもちろんですが、前走は逃げ粘るナリタボブサップをゴール手前で交わす完勝。充実ぶりが目に見えており、今回も勝ち負けが期待できそうです。そのレースで、同じくナリタボブサップをゴール寸前で交わしたプリティブライトも争覇圏でしょう。
 この日の第10レースには、別定800万円未満の一戦が行われます。これは14日に行われたゴールデンジョッキー賞出走馬による2度使い戦で、7頭がここに駒を進めてきました。そのゴールデンジョッキー賞で上位入線を果たしたキングシャープ、スミヨシセンショーが中心で、ほかツルマキシンザンあたりまでが好勝負圏内といえそうです。
 また第8レースにはオープン混合の一戦が行われ、プリンセスサクラコやシンザンウィーク、ライジングサンなどが出走を予定。前走カエデ賞で2着に健闘したアオノキセキも、上位進出を虎視眈々と狙っています。
 20日(日)はメインレースにはまなす賞(3歳オープン)が行われます。これは以前重賞として行われていたレースで、今後の3歳三冠戦線を占う重要な一戦です。注目はなんといってもホクショウダイヤ。今季は14戦して、旭川6連勝を含む8勝。390万までクラスを上げながら、すべて4着以上と好成績で、今回も人気の中心となることでしょう。同じく390万クラスに籍を置くニシキセンプーですが、今季は6月以降出走がないため状態次第といえるでしょう。今季の岩見沢開催で6戦3勝2着2回のカネサテンリュウも、ここは十分争覇圏です。
 第10レースは今季初の2歳特別戦、青雲賞(2歳オープン)。シベチャタイガーやアローファイター、コーネルフジなど、2歳戦線を引っ張る各馬が出走を予定しています。中心はやはりシベチャタイガー。ここまで9戦して、取りこぼしたのはわずかに2回。その2度の敗戦も2、3着と、ほぼ完璧な成績を残しています。ここは初めてとなる特別戦ですし、陣営も気合が入っているのではないでしょうか。好レースを期待したいと思います。
 21日(月)に行われるのは桂沢湖特別(3歳以上470万円未満)。近走1、2、1着と好調のチヨノキングが、ここでも中心となるでしょう。スギノフィリオを振り切った前走の内容もよく、470万クラスが相手なら勝ち負けを演じるに違いありません。ほか、夕張岳特別でチヨノキングを下したヒカルヨシウメも争覇圏。安定勢力のヨコハマイサム、コトブキライアンも上位に食い込んでくると思われます。

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