旭川開催もいよいよ最終週。来週からは真夏の岩見沢に熱戦の舞台が移されます。今季の最後を迎えるにあたって、11日(日)にはおなじみオーナーズカップが行われます。今回も「フレッシュ豚肉」や「ジンギスカン」など、多数の商品を用意しておりますので、お近くにお住まいのかたはぜひ競馬場にてご投票ください。なお、イベントの詳細はこちらをご覧ください。
10日(土)に行われるのは550万クラスによる小函特別。このレースの中心は、ミスターセンプーとなりそうです。今季はオープンから降級し6戦1勝。しかしすべて掲示板を確保する安定性を見せており、元オープン馬の実力を見せています。今回のメンバーなら、主役を張れることと思います。ほか、前走2着で存在感を示したバンゼン、プランドルドラゴンの2頭、アローコマンダーやユウセイマーチなどの昇級まもない各馬も注目です。
11日(日)のメインレースは重賞の旭王冠賞(3歳以上オープン)。このレースについては別掲の旭王冠賞プレビューをご覧ください。そのまえ第10レースに行われるのは大函特別(3歳以上650万円未満)。今季降級して絶好調のエビスオウジャが出走予定で、ここも中心となることは間違いありません。ただ近2走は連続2着で、絶対とは言い切れないでしょう。逆転候補はイケダガッツとレオユウホー。特にレオユウホーは降級初戦の前走を快勝しており、今回も十分に期待が持てそうです。ほかキリンオー、コブラタイガーあたりも好勝負圏内でしょう。
12日(月)は今季初の3歳特別、クリスタル特別(3歳オープン)が行われます。マルミシュンキの出走こそありませんが、ホクレン賞馬ニシキセンプーやメジロショウリキなど、昨季の2歳戦を盛り上げた各馬が駒を進めてきました。やはり注目したいのはニシキセンプー。今季は390万クラスの2戦を消化して8、1着と、まずまずの成績。格的にも上位と見られ、上位人気に推されることでしょう。ここへきて5連勝と好調なのがホクショウダイヤ。帯広での2戦は4、3着と調子が上がってきませんでしたが、旭川開催に移って連戦連勝。220万クラスから一気に320万クラスまで昇級してきました。勢いに乗っているのは確かで、逆転の目も十分あると思われます。ほか、イレネー記念3着馬ナカゼンスピードにも注目。今季初戦だけに仕上がり具合に注意したいところ。