いよいよ、真夏の大一番ばんえいグランプリが行われます。スーパーペガサスやエンジュオウカンは回避しましたが、それでも精鋭10頭が駒を進め、楽しみなメンバー構成となりました。なお、今回ファン投票をされたかたには賞品が用意されており、その抽選がレース当日、岩見沢競馬場にて行われます。こちらも楽しみにお待ちください。
12日(土)はメインレースにじゃらんカップ(3歳以上550万円未満)が行われます。ここは、前走650万クラスとの混合戦を制したハヤテショウリキが有力。その前走は一気の相手強化でしたが、ウィナーサマーやギャンブラークインなど強豪牝馬を下して快勝。その実績を考えれば、550万クラスでも中心勢力となりうるでしょう。毎回上位争いを演じているスギノフィリオも争覇圏。キングマンやタカラテンクウ、キョウエイボーイらも好勝負を演じてくれることでしょう。
13日(日)は重賞のばんえいグランプリ(3歳以上オープン)が行われます。このレースについては別掲のばんえいグランプリプレビューをご覧ください。
その前の第10レースに行われるのは大倉山特別(4歳オープン)。いまをときめく4歳馬10頭がエントリーしてきました。トップハンデを課せられたカネサブラックですが、前走ライラック賞の、重量を感じさせないレースぶりからいって、ここも中心となるでしょう。そのライラック賞2着のキョウワテンリュウも好調で、再度の好走が期待できそうです。もちろんナリタボブサップ、ハンデに恵まれるウィナーサマーも好争覇圏。スーパークリントンは取消明けだけに状態次第といえそうです。
14日(月)はリーディング上位騎手による一戦ゴールデンジョッキー賞(3歳以上800万円未満)。騎乗馬は抽選となるため、各馬の新しい魅力が引き出される可能性もあります。それだけに予想が難しいですが、実力からすれば前走オープン混合を勝ったツルマキシンザンと、好調キープのホクショウファイトが中心。特にツルマキシンザンはオープン馬相手に好レースを見せており、今回も十分に勝利を狙うことができそう。対するホクショウファイトも、今回とほぼ同様のメンバーを相手に快勝しているだけに、少なくとも上位争いを演じてくれるに違いありません。そのほかスミヨシセンショーあたりも好勝負圏内で、エビスオウジャは障害をスムーズに越せれば勝ち負けを演じることができそうです。