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今週のみどころ(1/13〜1/15)

 先日NARグランプリ2006の表彰馬が発表され、ばんえい最優秀馬アンローズが選ばれました。今季はばんえいグランプリ、岩見沢記念、北見記念の3重賞を制し、特に岩見沢記念ではばんえい牝馬初の同一重賞3連覇を果たすなど、年間を通して活躍しました。そのアンローズは今週のヒロインズカップにエントリー。トップハンデで厳しい戦いになるとは思いますが、その栄誉に華を添えるか、さらにいえば悲願の帯広初勝利なるか。日曜日のメインレースに注目です。
 13日(土)のメインレースはガーネット特別(3歳オープン)。ホクレン賞馬カネサリュウを筆頭に3歳トップクラス9頭が駒を進めてきました。そのカネサリュウは590キロのトップハンデ。規定よりも20キロ重いだけに、この馬の取捨がキーポイントとなりそうです。対してシベチャタイガー、コーネルフジら2歳時に世代を引っ張ってきた馬たちが580キロと恵まれており、ここはこうした実績馬の巻き返しが十分に考えられます。ほかホクレン賞2着のアローファイター、575キロのパンチテンリュウあたりが争覇圏。牝馬2頭プリンセスモモとヤマトナデシコの巻き返しにも期待できそうです。
 第10レースは4歳以上オープン混合の一戦。5月後半から掲示板を外していないホシマツリが中心となるでしょう。前走のオープン返り咲き初戦も、勝ち馬から差のない3着。ハンデも積まれていないだけに、ここはチャンスといえます。ほか復調気配を見せているニシキダイジン、巻き返したいヤマノミントあたりも上位に顔をのぞかせそうです。
 14日(日)は重賞のヒロインズカップ(4歳以上8歳以下牝馬オープン)が行われます。このレースについてはヒロインズカッププレビューをご覧ください。
 15日(月)は愛国特別(4歳以上勝入混合550万円未満)が行われます。これは6日の第10レース、8日の第10レース上位組による勝入2度使い戦です。注目は“ニシキ”の2頭、ニシキセンプーニシキシャープ。ともに強烈な先行力が武器で、そのスピードを生かせるような馬場となればワンツー決着も十分あり得るでしょう。その2頭に割って入るのは、復調ホクショウダイヤ、銀河賞3着コマヨシニセイあたりとなりそうです。

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