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ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
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今週のみどころ(12/29〜12/30)

2006年12月28日(木)

 以前お伝えした鈴木勝堤騎手の通算2000勝達成に続き、先週は2名の騎手が区切り勝利を挙げるなど、記録ラッシュが続いています。23日(土)の第6レースでカワノダイセツに騎乗した藤野俊一騎手が通算1500勝を、そして24日(日)のばんえいダービーではナカゼンスピード騎乗の藤本匠騎手が通算2500勝を達成しました。藤本騎手はばんえい史上3人目となる快挙、そして藤野騎手はリーディング争いで暫定トップに躍り出るなど、両者とも素晴らしい活躍を見せています。そのリーディング争いでは鈴木勝堤騎手も僅差で続いており三つ巴の様相。今後も目が離せそうにありません。
 29日(金)のメインレースはワイン城特別(3歳以上800万円未満)。北見開催から徐々に調子を上げ、帯広の3戦すべてで馬券に絡んでいるエビスオウジャが中心となるでしょう。相手関係からいっても有利なメンバー構成で、ここも先行抜け出しが期待できそうです。800万クラス2組で好走してきたギャンブラークインも、このメンバーなら中心視できます。3走前はオープン馬を相手に2着、前々走の日勝特別はエビスオウジャ(2着)の僅差3着に健闘しているだけに、実力ではヒケを取りません。ここも期待の一戦でしょう。ほか、底力あるライジングサン、昇級初戦となるトカチタカラにも注目。カツテンリュウやキングシャープの一発にも期待したいと思います。
 同日の第10レースは3歳以上オープンによる一戦。本来ならプリンセスサクラコを本線に取りたいところですが、帯広に移ってからの成績から、あまり強気にはなれません。ならば、前走は軽視されすぎた印象のホクショウファイト、力あるヤマノミントあたりが中心視できそうで、オープン返り咲きのホシマツリ、ホクリュウイチにも期待できそうです。
 30日(土)に行われるのはえりも特別(3歳以上650万円未満)。混戦が予想されますが、ここはタカラボーイの堅実さに期待したいと思います。北見開催を勝利で締めくくり、帯広では2戦を消化して5、3着。その前走は、優勝がエンジュダイヤ、2着カネタマルと、格上位の2頭には先着を許しましたが、きっちり3着を確保。今回のメンバーは各馬とも強調材料が少なく、それだけにこの馬の堅実さが発揮されると思います。ほか、前走800万との混合戦で3着に食い込んだハヤテショウリキに加え、ユウセイマーチ、トミサトクイーンらの巻き返しにも期待できるでしょう。

年末年始は大井・川崎・園田でイベント

2006年12月26日(火)

12月29、30日の大井競馬場ではふるさとコーナーで全レース、
1月2日の川崎・園田競馬場では重賞・帯広記念、
3日の川崎競馬場では重賞・銀河賞の場外発売がそれぞれ行われます。

これに合わせて、ばんえい競馬のおもしろさをもっと多くの競馬ファンに知ってもらうため、以下のとおり大井・川崎・園田の各競馬場で、矢野吉彦さんが中心となってトークショーなどのイベントを行います。
なお出演者は予定で、変更、飛び入りもあるかもしれません。

◎12月29、30日 大井競馬場ふるさとコーナー
ばんえい競馬相談所開設(12時頃~16時半頃)
相談員:矢野吉彦、渡辺和昭、坂田博昭、斎藤修

◎1月2日 園田競馬場
トークショー(時間未定)
矢野吉彦、濱野圭司、竹之上次男

◎1月2、3日 川崎競馬場
トークショー(時間未定)
2日=松田京子、斎藤修
3日=矢野吉彦、斎藤修

今週のみどころ(12/23〜12/25)

2006年12月22日(金)

 先週のレースをご覧になって、おそらくみなさんもお気づきのことかと思いますが、18日の後半5レースですべて大外枠の馬が勝利。さらに第9~11レースは外枠2頭、すなわち枠連複(8-8)での決着となったのです。冬の帯広は外枠が来やすい傾向にありますが、これだけ顕著に出たのは珍しいでしょう。もちろん3日間のなかでも馬場は刻々と変わるわけで、今週もこの傾向が当てはまるとは言い切れません。力比較を慎重に行いつつ、馬場状態も併せて考えていただければと思います。
 23日(祝・土)はサホロ特別(3歳以上オープン)が行われます。ここは、オープン1組に入ってもヒケを取らないトカチプリティーが中心となるでしょう。前走は3着も、勝ったのはカネサブラック、2着ミサイルテンリュウといった相手。そうしたなかで単勝1番人気に支持された実力は、ここに入ればズバ抜けているといえます。8月以来、3着を外していない堅実さも強調材料。1月の重賞戦線へ向けて、勝っておきたい一戦でしょう。ほか、前走4着と気を吐いたスターエンジェルも争覇圏。ヒカルセンプーの一発駆けにも期待したいと思います。
 この日の第10レースはヤングクラウンズカップ(2歳産地限定)。これは秋シーズンに行われた南北海道・北央・北見・釧路・十勝の各産駒特別戦の上位2頭ずつ、計10頭で争われる一戦です。中心は釧路産駒特別からの2頭、アローファイターシベチャタイガー。釧路・根室管内産駒のみならず、今季の2歳勢を牽引する2頭だけに、やはりここも争覇圏です。もちろん3連勝中の牝馬ニシキガールも好勝負できるでしょう。
 また、この日の第7レースに行われる3歳以上650万円未満の一戦には、カネタマルやエンジュダイヤがエントリーしており、見逃せない一戦となりそうです。
 24日(日)のメインレースには重賞のばんえいダービー(3歳オープン)が行われます。こちらは別掲のばんえいダービープレビューをご覧ください。
 この日の第10レースは2歳オープンによるクリスマス特別。シベチャタイガーをはじめとする2歳トップクラスが前日のヤングクラウンズカップにまわったため、コーネルフジプリンセスモモにチャンスが巡ってきました。またサムライキングにも注目で、おおよそ3頭による主役争いと見られるでしょう。
 第9レースは3歳以上混合別定800万円未満。16日のグリーンパーク特別、18日のオリオン特別出走組による2度使い勝抜戦です。ホクリュウイチやエビスオウジャ、スーパーロイヤルが出走してくれば争覇圏、スーパークリントンなども注目です。
 25日(月)はサンタクロース特別(3歳以上550万円未満)が行われます。中心は帯広得意のコブライチで、近2走も2、1着。世代限定戦を除けば、9月の岩見沢から馬券圏内を確保し続けています。確実な末脚は信頼性抜群で、ここも連軸として十分期待できるでしょう。前走は障害で詰まって7着に崩れたコマタイショウですが、力比較でいえばここも上位争いは必至です。ほか、一発あるチヨノキング、キョウエイボーイに注目。またヤマサンダンサーやタカラテンクウといった面々も侮れません。

今週のみどころ(12/16〜12/18)

2006年12月15日(金)

 前回のレース回顧で速報的にお伝えしたとおり、10日(日)の第4レースで鈴木勝堤騎手が勝利を挙げ、1981年4月の初騎乗以来、通算2000勝を達成しました。これまで帯広記念3回、北見記念4回など数々のビッグタイトルを獲得してきた鈴木騎手に、新たな勲章が加わったことになります。ちなみに2000勝達成はばんえい史上9人目、現役では6人目。今後のさらなる活躍に期待したいと思います。
 16日(土)のメインレースはグリーンパーク特別(3歳以上650万円未満)。ここは近走好調のスーパーロイヤルが中心視されるでしょう。帯広コースは全25戦で5勝2着10回と好成績。近5走も2、1、1、3、3着と馬券圏内をキープしており、絶好の軸馬といえます。ほかトミサトクイーンも争覇圏で、レオユウホー、トカチタカラの巻き返し、プランドルドラゴンの激走も期待できそうです。
 17日(日)は師走特別(3歳以上オープン)が行われます。オープン一線級が揃い、楽しみな一戦となりました。注目したいのはカネサブラックで、前走の狩勝特別は2着ミサイルテンリュウ以下を完封。それなりの重量だったにもかかわらず完勝したのは、素直に評価できます。飛ぶ鳥を落とす勢いですし、ここも中心視できるでしょう。勢いという点ではフクイズミも十分争覇圏。二世ロッシーニ記念特別での勝ちっぷりから考えれば、実力的にも見劣ることはありません。冬の重賞戦線へ向けて、ここが試金石といえます。また、アンローズは帯広初勝利を狙っての一戦。復調気配を見せているミサイルテンリュウも、帯広記念連覇へ向けて重要な一戦といえます。
 18日(月)のオリオン特別(3歳以上800万円未満)も、なかなかの好メンバーが揃いました。注目は4歳馬2頭、スーパークリントンとナリタボブサップ。ともに帯広に移った前走で勝利を挙げており、コースへの適性を示しています。うちナリタボブサップは近走1、2、1着と安定した力を発揮しており、ここも早めの障害クリアからの粘り込みが期待できそうです。ほか、ともに前走2着のエビスオウジャとライジングサン、一発あるホクリュウイチの好走もありそうです。

今週のみどころ(12/9〜12/11)

2006年12月 8日(金)

 北見開催終了時点で、リーディングジョッキー争いが熾烈を極めてきました。これまでベテラン坂本東一騎手が108勝でトップを独走していましたが、ここへきて藤野俊一騎手が躍進。勝率15.6%(勝率順位2位)、連対率30.46%(連対率順位1位)と抜群の数字をたたき出し、3勝差の105勝まで接近しました。また2000勝まであと4勝と迫っている鈴木勝堤騎手も97勝でまだチャンス十分。今後のリーディング争いから目が離せません。
 9日(土)に行われるのは狩勝特別(3歳以上オープン)。オープン1組による一戦で、なかなかの好メンバーが揃いました。注目したいのはカネサブラック。前走も、15キロよけいに背負っていたにもかかわらず、調子が上向いていたナリタボブサップをしぶとく下しました。今回は歴戦の古馬との混合戦のうえに重量も積まれていますが、底力はなんらヒケを取りません。ここも中心視できると思います。トカチプリティーは前走レディースカップを制し、相変わらず好調の様子。重量も730キロと軽量でチャンス十分です。トモエパワーは765キロがどうか。自身重量負けはしないタイプですが、他の馬との兼ね合いで考えれば不利と思われます。
 10日(日)のメインは重賞のばんえいオークス(3歳牝馬オープン)。このレースについてはばんえいオークスプレビューをご覧ください(後刻掲載予定)。
 この日の第10レースは十勝産駒特別(2歳産地限定)。実績からすれば青雲賞を勝ったホッカイノリキが抜けている印象ですが、近走精彩を欠いているだけに、信頼は置けません。そうであれば、エビスオニワカやマルニゼウスあたりに十分チャンスがありそうです。
 11日(月)は日勝特別(3歳以上800万円未満)が、メインレースとして行われます。ここも4、5歳を中心に好メンバーが揃いました。どこから狙っても面白いと思いますが、ここはエンジュダイヤが中心となりそうです。旭川記念以降休養に入り、北見開催から復帰すると常に上位争いを演じています。前走は荷物が重くなかった割に5着と精彩を欠きましたが、着差は5秒4だけに、着順ほど負けた印象はありません。調子は悪くなく、ここも勝利を狙ってくるでしょう。ほか、安定感あるギャンブラークインとスーパークリントン、アオノキセキなども好勝負圏内に食い込んでくるでしょう。

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