いよいよ待ちに待った、「ばんえい十勝」ナイトレースの開幕です!
今開催からは、「プレミアムラウンジ」や、ジンギスカンと生ビールが楽しめるビアガーデンがオープン。毎週日曜には競馬場と帯広駅などを結ぶ送迎馬車の運行もスタートします。
またコース沿いにはイルミネーションが設置されナイトレースの雰囲気を盛り上げます。
どうぞ競馬場で、今までとはひと味もふた味も違う、カクテルライトに照らされたばん馬たちの力走をお楽しみください。
6月16日(土)のメイン第11レース(20時発走)はじゃらんカップ(混合オープン)。
エビスオウジャは、前々走でばんえい十勝オッズパーク杯を制したカネサブラック、3連勝中だったホシマツリらを直線突き放して圧勝。今回は、前走で先着を許した重賞2勝のスーパークリントン、カネサブラックが来週の旭川記念にまわったため、メンバー的にはかなり楽になりました。
ホシマツリは、エビスオウジャを相手にいつも惜しい競馬をしていますが、2頭のタイム差は小さく、展開しだいではチャンスが廻ってくるでしょう。
この2頭に続くのがスーパーロイヤル。今年2月のポプラ賞勝ち以降、長らく低迷が続いていましたが、前走のオープン戦で久々の勝利を挙げました。今回も結果を出せば、再び上昇気流に乗るかもしれません。
ほかでは、開幕からオープンで3戦連続3着のニシキダイジンは、その後7、8着ですが着順ほどには負けていません。今季オープンで3戦して2着2回のホクトキング、いつも堅実な走りを見せるトカチプリティーなども有力でしょう。
6月17日(日)のメイン第11レースは重賞黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)。このレースについては別掲の黒ユリ賞プレビューをご覧ください。
6月18日(月)のメイン第11レースは楽天競馬杯(300万円未満・360万円未満)です。
注目は今季開幕戦の2着のあと6連勝中のタケノホウシュウ。今季に入ってからは、ほぼ毎週のように使われ続けていますが、馬体重は減るどころかむしろ増加傾向。体調の良さがうかがえます。
2番手以下は混戦ですが、タケノホウシュウを今季唯一破っているジャンボスピード、前々走でタケノホウシュウと0秒1差の大接戦を演じたキリンオーなどが有力です。
ほかにも、今季開幕から2勝ずつを挙げているムソウリキ、ホクショウドラゴン、キングシャープなど好調馬が揃った一戦となりました。