ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

メイン

お知らせ・ニュース アーカイブ

<<前へ 189190191192193194195196197198199

レース回顧(6/17~6/19)

2006年6月20日(火)

 17日(土)に行われた美幌峠特別(3歳以上混合550万円未満)は4番人気のミスターセンプーが優勝。第2障害をひと腰であっさりクリアすると、追いすがるキョウエイボーイとトカチタカラを振り切りました。今季は8戦してこれが2勝目ですが、つねに上位争いを演じる安定度は頼もしい限り。もちろん相手次第ではありますが、今後も連軸として期待できそうです。2着のキョウエイボーイはここ3戦連続して馬券圏内に飛び込んでいます。大きく負けるときもありますが、それでも次走で巻き返したりしていますので、つねに注意が必要でしょう。
 なお、この日の第10レース、3歳以上390万円未満ハイタワーが優勝。これで8連勝とし、相変わらず絶好調のようです。対して第9レース、3歳以上混合320万円未満に出走したホクショウダイヤは2着に敗れ、こちらは6連勝でストップしています。
 18日(日)のメインレースはイオンカップ(3歳以上混合オープン)。ここは断然人気にこたえてミサイルテンリュウが優勝しました。今回はニシキダイジンに続く2番手で障害を下りましたが。下りてまもなくこれを捉えると、そのまま先頭でゴールイン。終いがやや甘く、着差はさほど開きませんでしたが、まずは完勝といったところでしょう。ミサキスーパーとの2着争いを制したトモエパワーは、これで今季7連対。重賞初挑戦の旭王冠賞は5着に敗れたものの、今後タイトル獲得のチャンスも十分といえそうです。
 第10レース3歳以上混合800万円未満は、今季初出走のライジングサンが勝利。バレットドラゴンとの接戦をわずかに制し、降級初戦できっちり勝利を挙げました。
 19日(月)は支笏湖特別(3歳以上650万円未満)が行われ、終始先行したナリタボブサップが逃げ切って優勝しました。第2障害をひと腰でまとめたナリタボブサップはゴール前で少し甘くなり、障害2番手のスーパークリントンの追撃に遭いましたが、何とかこらえきってゴール。1番人気のエビスオウジャは障害で詰まり、よく追い込んではきたものの、4歳2頭の先行力に屈した印象でした。

映像はこちら

今週のみどころ(6/17〜6/19)

2006年6月16日(金)

 今週からいよいよ岩見沢開催が始まります。10月2日までの48日間開催で、その間にはばんえいグランプリ(8月13日)、岩見沢記念(10月1日)の古馬重賞、そして3歳三冠の第1関門ばんえい大賞典(9月17日)などの重賞レースが行われます。近隣のかたはもちろん、遠方のかたも夏休みを利用して、ぜひ岩見沢競馬場へお越しください。競馬場の詳細についてはこちら
 17日(土)に行われるのは美笛峠特別(3歳以上混合550万円未満)。なかなか層が厚いこの路線ですが、今回も好メンバーがそろいました。そのなかでも、中心はやはりミスターセンプーになるでしょう。今季は1勝のみですが、つねに掲示板を確保する安定性を見せており、今回のメンバーとの対戦では毎回勝ち負けを演じています。前走に引き続いての1番枠ということもあり、十分期待が持てそうです。スーパーロイヤル、バンゼンあたりに逆転の目がありそうで、ユウセイマーチ、キョウエイボーイまでが好勝負圏内でしょう。
 なお、この日の第10レース、3歳以上390万円未満には7連勝中のハイタワーが、第9レースの3歳以上混合320万円未満には6連勝中のホクショウダイヤがそれぞれ出走します。開催替わりだけに、岩見沢での走りに注目したいところ。
 18日(日)のメインレースは、イオンカップ(3歳以上オープン)。ここにはサダエリコやミサキスーパー、ミサイルテンリュウなどがエントリーしてきました。狙いたいのは、仕切り直しのミサイルテンリュウで、今季も3戦2勝と、持ち前の障害力がもたらす安定度は抜群。連軸としては最適でしょう。もちろん復活なったサダエリコも中心、トモエパワーの一発にも期待が持てそうです。
 この日の第10レースは、3歳以上800万円未満による一戦。難解なメンバーとなりましたが、ここは今季初戦を降級して迎えるライジングサンに期待したいと思います。もちろん仕上がり次第ですが、大幅に体重が減っていない限りは、今回のメンバーなら争覇圏だと思います。ほかギャンブラークイン、バレットドラゴンなども好勝負でしょう。
 19日(月)は3歳以上650万円未満による一戦、支笏湖特別が行われます。ここには昨季最終戦から7戦連続連対中のエビスオウジャが出走予定。ただ障害で苦戦するようだと、ナリタボブサップ、スーパークリントンの4歳馬2頭や、イケダガッツなどの台頭も考えられます。逆に先行争いが激しくなり、ゴール前で大混戦となるようなら、ビホロヤマトの末脚が生きてくるかもしれません。

今週のみどころ(6/10〜6/12)

2006年6月10日(土)

 旭川開催もいよいよ最終週。来週からは真夏の岩見沢に熱戦の舞台が移されます。今季の最後を迎えるにあたって、11日(日)にはおなじみオーナーズカップが行われます。今回も「フレッシュ豚肉」や「ジンギスカン」など、多数の商品を用意しておりますので、お近くにお住まいのかたはぜひ競馬場にてご投票ください。なお、イベントの詳細はこちらをご覧ください。
 10日(土)に行われるのは550万クラスによる小函特別。このレースの中心は、ミスターセンプーとなりそうです。今季はオープンから降級し6戦1勝。しかしすべて掲示板を確保する安定性を見せており、元オープン馬の実力を見せています。今回のメンバーなら、主役を張れることと思います。ほか、前走2着で存在感を示したバンゼン、プランドルドラゴンの2頭、アローコマンダーやユウセイマーチなどの昇級まもない各馬も注目です。
 11日(日)のメインレースは重賞の旭王冠賞(3歳以上オープン)。このレースについては別掲の旭王冠賞プレビューをご覧ください。そのまえ第10レースに行われるのは大函特別(3歳以上650万円未満)。今季降級して絶好調のエビスオウジャが出走予定で、ここも中心となることは間違いありません。ただ近2走は連続2着で、絶対とは言い切れないでしょう。逆転候補はイケダガッツとレオユウホー。特にレオユウホーは降級初戦の前走を快勝しており、今回も十分に期待が持てそうです。ほかキリンオー、コブラタイガーあたりも好勝負圏内でしょう。
 12日(月)は今季初の3歳特別、クリスタル特別(3歳オープン)が行われます。マルミシュンキの出走こそありませんが、ホクレン賞馬ニシキセンプーやメジロショウリキなど、昨季の2歳戦を盛り上げた各馬が駒を進めてきました。やはり注目したいのはニシキセンプー。今季は390万クラスの2戦を消化して8、1着と、まずまずの成績。格的にも上位と見られ、上位人気に推されることでしょう。ここへきて5連勝と好調なのがホクショウダイヤ。帯広での2戦は4、3着と調子が上がってきませんでしたが、旭川開催に移って連戦連勝。220万クラスから一気に320万クラスまで昇級してきました。勢いに乗っているのは確かで、逆転の目も十分あると思われます。ほか、イレネー記念3着馬ナカゼンスピードにも注目。今季初戦だけに仕上がり具合に注意したいところ。

今週のみどころ(6/3〜6/5)

2006年6月 2日(金)

 旭川開催もいよいよクライマックスを迎え、今週4日(日)は今シーズン初の重賞、旭川記念(4歳)、来週11日(日)は古馬のビッグタイトル旭王冠賞(3歳以上オープン)が行われます。旭川記念については「旭川記念プレビュー」を見ていただくとして、旭王冠賞にはスーパーペガサス、サダエリコ、ミサイルテンリュウやエンジュオウカンなど、考えうる限りの古馬トップクラスがエントリーしました。出走馬確定は来週9日(金)。期待して、その日を待ちたいと思います。
 3日(土)のメインレースに行われるのは、旭川えぞまつ特別(3歳以上800万円未満)。オープン入りを狙う好調馬たちがそろい、楽しみな一戦となりました。中心となりそうなのはホクショウファイト。前走のオープン混合戦(1着)は今季の初戦で、順調な仕上がり具合を見せました。昨年もこの時期から調子が上向いていたこともあり、今夏も活躍が期待できそうです。コンスタントに上位入選を果たすホクリュウイチ、前走大雪賞を快勝したスミヨシセンショーあたりも争覇圏。ほかキングシャープ、タケノホウシュウ、キタノスサノオ、ヤマノミント等々、どこから買っても十分楽しむことができそうです。
 4日(日)に行われるのは今シーズン初の重賞、旭川記念(4歳)。このレースについては、別掲の旭川記念プレビューをご覧ください。
 この日の第10レースは霧立峠特別(3歳以上390万円未満)。ここはヤマトゼンシンヒカルヒーローの2頭が注目を集めるでしょう。ヤマトゼンシンは旭川開催からスタートし、6戦して3勝4着以下なし、ヒカルヒーローも旭川に移ってから6戦3勝で同じく4着以下がありません。ともに好レースが期待できそうです。ほかでは今季800万クラスから降級したチヨノキング、カゲマサムネオーの2頭も好勝負圏内でしょう。
 5日(月)はメインレースに嵐山特別(3歳以上470万円未満)が行われます。スギノフィリオやアローコマンダー、ユウセイマーチらが550万クラスへ昇級したこともあって、キョウエイボーイにチャンスが回ってきました。今季は7戦して勝ち鞍こそないものの、2着2回3着3回と好調を維持しています。相手はシャトルクイーンやコトブキライアンあたり。しかしこのクラスは勝ったり負けたりが激しく、伏兵の一発も十分考えられます。
 第10レースには3歳以上混合オープンも組まれており、ここにはトモエパワーやプリンセスサクラコ、ヒカルセンプーらのオープン馬に加え、今季初戦のフクイズミも出走します。平場とはいえ、見どころ十分のレースといえるでしょう。

レース回顧(5/27~5/29)

2006年5月26日(金)

Takashimaya  この項でお知らせしたとおり、先週は東京都内でばんえいイベントが多数行われました。特に20日(土)の新宿タカシマヤタイムズスクエアのイベントでは、東京の街中にリッキーがドドンと登場(写真)。会場では「大きい」「かわいい」などの声が聞かれたうえ、一般の方との記念撮影では長い列もできて大好評でした。もちろんイベント慣れしているリッキーだからこそできたとも思えますが、本質的におとなしいばん馬ならではの演出。ばんえい競馬を知らない方にも、存分にアピールできたのではないでしょうか。
 さて、27日(土)のメインレースはレーシングカップ(3歳以上混合オープン)。オープン5頭、800万クラス4頭の混合戦です。難解なメンバー構成となりましたが、ここはヨコハマボーイの底力に期待したいと思います。なるほど今季は精彩を欠いていて、特に前走は9頭立ての9着。ばんえい記念3着の実績から、近2走の成績以上に人気になりそうですし、確かに狙いにくいとも言えます。しかし、混戦時にモノをいうのが底力。重賞戦線も視野に入ってくる時期だけに、陣営もきっかけをつかみたいはずです。奮闘を期待したいと思います。あとはホクトキング、ニシキダイジンあたりも争覇圏でしょう。
 28日(日)はポテト特別(3歳以上オープン)が行われます。ここにはスーパーペガサスをはじめ、サダエリコ、ミサキスーパー、エンジュオウカン、ミサイルテンリュウ、シンエイキンカイといった、名だたるオープン馬が出走を予定しています。やはりスーパーペガサスに注目ですが、障害に手間取るようなら、エンジュオウカンミサイルテンリュウといった障害巧者が浮上してくるでしょう。前走のオープンを勝ったサダエリコは、今回のレースが復調へのキーとなりそうです。
 またこの日、第4レースの2歳戦シベチャタイガーが出走予定。ここまで3戦3勝と、能力検査1番時計の実力を見せつけています。ほか2戦2勝のホッカイノリキとマルニゼウス、2戦連続シベチャタイガーの2着に敗れているサムライキングなどが出走を予定しています。
 29日(月)に行われるのは手塩岳特別(3歳以上470万円未満)。注目は今シーズン4連勝中のスギノフィリオ、昨年秋から快進撃を続けているコブライチでしょう。特にスギノフィリオは、ある程度勝負付けが済んだ相手ともいえ、5連勝が期待できそうです。コブライチは昇級直後ということもあり、ここが試金石となるでしょう。ほか好調のユウセイマーチとタカラテンクウ、そしてキタノカイザーの一発にも注目したいところ。

<<前へ 189190191192193194195196197198199
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.