ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« レース回顧(7/29~7/31) | メイン | 馬券おやじは今日も行く(第22回)  古林英一 »

今週のみどころ(8/5〜8/7)

 夏の大一番ばんえいグランプリを来週に控え、日曜のサマーカップに有力各馬が出走してきました。詳細は下記をご覧いただくとして、このレースがグランプリを占う重要な一戦となることは言うまでもありません。ミサイルテンリュウ、サダエリコの2強態勢を崩すような馬は、果たして現れるのでしょうか? グランプリ前の最終決戦に注目です。
 5日(土)は800万クラスによる一戦、稲穂峠特別(3歳以上800万円未満)が行われます。大荒れとなった7月24日のニセコ特別の再戦ともいえるメンバー構成で、ここも混戦となるでしょう。あえて中心馬を挙げるならエビスオウジャ。ニセコ特別は昇級戦ながら2着に食い込み、底力は軽視できません。ここもトップハンデとなりますが、その好調ぶりからいって、前走以上の成績を上げることができそうです。ただ1頭別路線組のシンザンウィークも争覇圏。強いメンバーと戦ってきただけに、ここなら上位争いも十分可能。ほかニセコ特別3着のホクショウファイトも好勝負圏内でしょう。
 そのあと、最終第12レースは3歳以上混合別定650万円未満。7月29日の余市岳特別、31日の夕張岳特別出走馬による勝抜戦です。ここで中心となるのは、余市岳特別の2、3着、スギノフィリオとタカラテンクウあたり。特にタカラテンクウは近6走、3着をはずしていない堅実さ。もちろん余市岳特別で勝ち馬から13秒も離されたのは心配材料ですが、安定度は底力の証明。ここも勝ち負けを狙ってくるでしょう。もちろんスギノフィリオの安定度も高く争覇圏内。夕張岳特別2、3着のチヨノキング、ヨコハマイサムにも注目です。
 6日(日)は、メインレースにソメスサドル杯サマーカップ(3歳以上オープン)が行われます。来週のばんえいグランプリ(8月13日)に向けて、サダエリコやミサイルテンリュウなどのトップクラスが、ここに駒を進めてきました。中心はやはりミサイルテンリュウでしょう。今回は規定より15キロ加増されますが、前回同様、障害トップクリアからの逃げ込みを期待したいと思います。北斗賞でかろうじて2着を確保したサダエリコは、ミサイルテンリュウを相手にする限り、やはり障害がキーとなります。何度も言うようですが、障害を越えた時点でのミサイルテンリュウとの差が明暗を分けます。今回、どれくらいの差で下りられるかは、専門紙やパドックなどで体調をご確認ください。そのほか、トモエパワー、ヨコハマボーイ、アンローズなども出走を予定しています。
 7日(月)のメインレースは恵庭岳特別(3歳以上650万円未満)。このクラスの中心ナリタボブサップ、スーパークリントンの4歳2頭に加え、昇級戦となるミスターハヤサキ、前走快勝のプリティブライトなど、好メンバーがそろいました。そのなかでも注目はナリタボブサップ。安定した障害力はここでも魅力で、早めの抜け出しから粘り込んでくれることでしょう。それに続くかたちでスーパークリントンが下りれば、逆転の可能性も十分。先行勢に厳しい流れとなれば、ミスターハヤサキの台頭も期待できるでしょう。ほか、プリティブライト、イケダガッツあたりまで好勝負圏内と思われます。

Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.