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レース回顧(7/29~7/31)

 29日(土)に行われたのは余市岳特別(3歳以上550万円未満)。勝ったのは2番人気のカツテンリュウで、前走に続く2連勝となりました。第2障害はスギノフィリオが最初に下りましたが、カツテンリュウも差なく続くと、あっさりと先頭へ。その後も追いすがるスギノフィリオを楽に振り切り、先頭でゴールしました。2着スギノフィリオ、混戦の3着争いはタカラテンクウが制しています。
 30日(日)の報知新聞社杯カエデ賞(3歳以上オープン混合)は、1番人気のツルマキシンザンが快勝。今季は初戦の650万クラスで勝利を挙げて以降、好走止まりでしたが、前走の1秒8差3着から好調を維持しています。道中は、早めのレースを展開したアオノキセキに続いて障害に挑み、これと並ぶかたちで先頭クリア。最後は脚いろが鈍りましたが、それでも後続の追撃をしのいで優勝しました。2着はアオノキセキで、1月以来の久々の連対。障害を越えてから2回ほど止まりましたが、そのあとも鋭い脚を見せており、復活を期待させる好内容でした。僅差3着は4番手で障害を下りたスターエンジェル。同じく差のない4着にライジングサン。
 第10レースに行われたのは、開基150年記念共和かかし祭杯2歳A-1。これは「今季初の2歳特別戦」ということでお伝えしましたが、平場戦の協賛レースでした。関係者および読者のみなさまにお詫びいたします。フジノイッシンが回避して9頭で行われたこの一戦は、圧倒的人気に推されたシベチャタイガーが優勝。これで9戦7勝と、安定した強さを発揮しています。道中は、そのシベチャタイガーが第2障害を先頭でクリア。しかし各馬もあっさりクリアして、ゴール前のスプリント勝負となりました。それでもシベチャタイガーの脚いろは衰えず、必死に追い込んだシンエイファイトの追撃を、わずかに振り切りました。2着シンエイファイト、以下、アローファイター、コーネルフジの順で入線しています。
 31日(月)に行われたのは夕張岳特別(3歳以上470万円未満)。混戦模様のこの一戦は、5番人気のヒカルヨシウメが優勝しました。第2障害をヨコハマイサムと並んでおりたヒカルヨシウメは、内からチヨノキングに激しく追い立てられましたが、それをしのいでゴールイン。今季、470万クラスでは前走の3着が最高でしたが、それに続く好成績で今夏も活躍が期待できるでしょう。僅差2着はチヨノキング、1番人気のヨコハマイサムは早めに障害を下りたものの、3着に敗れました。

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