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今週のみどころ(2/16〜2/19)

 今週から金~月の4日間開催となります。この4日間開催が始まると、ばんえい競馬もいよいよクライマックス。1カ月後にはイレネー記念やばんえい記念などの王者決定戦が控えており、各馬の調整もピッチが上がってくることでしょう。一般戦とはいえ見逃せないレースが多くなってくるだけに、しっかり記憶に焼き付けていただきたく思います。
 16日(金)はメインレースに霧多布岬特別(4歳以上650万円未満)が行われます。ここにはこの路線の有力各馬が集い、楽しみなメンバーとなりました。なかでも注目はダービー馬ナカゼンスピード。前走のポプラ賞は4歳馬として単身5歳勢に挑み、結果5着と健闘。力をつけているうえに、前々走ではここでも中心視されそうなハヤテショウリキを下しています。このクラスなら好勝負必至といえそうで、ダービー馬の底力を見せつけてくれるのではないでしょうか。前述ハヤテショウリキももちろん争覇圏。成績安定バンゼンのほか、キョウエイボーイ、コブライチも注目です。
 この日の第10レースには4歳以上オープンの一戦が組まれています。前走5着に敗れたトカチプリティーの巻き返し、好調ヤマノミント、一発秘めるミサキスーパー、プリンセスサクラコ、タケタカラニシキなど多士済々のメンバーがエントリーしています。
 17日(土)は納沙布岬特別(4歳以上800万円未満)が行われます。前走の北斗七星特別を快勝したツルマキシンザンが中心となるでしょう。大崩れがないのが特徴で、連軸にはもってこいの存在。今回のメンバーとの対戦でも常に上位フィニッシュを果たしており、信頼度は十分といえるでしょう。ほか前走で2着に巻き返したライジングサン、堅実なギャンブラークインも十分争覇圏と思われます。
 18日(日)のメインレースは然別賞(4歳以上オープン)。前開催にポプラ賞に回った5歳馬もエントリーしており、新旧入り乱れたメンバーが集結しました。どの馬を中心にとるか難しいところですが、ここはフクイズミに期待したいと思います。言わずとしれたカミソリ娘。その末脚を武器にオープン戦線を席巻しています。障害に課題はあるものの、少しのミスは末脚で取り返せるだけに、ここも十分に期待できると思います。カネサブラックはポプラ賞こそ4着に敗れたものの、持っている力はトップクラス。一度で見限るのは早計といえるでしょう。ほか、前走の勝利で弾みをつけたいミサイルテンリュウとスーパーロイヤル、好調エビスオウジャも十分に狙えると思います。
 この日の第10レースはジュニアカップ(3歳オープン)。混沌としてきたこの世代ですが、ここにもカネサリュウ、シベチャタイガー、アローファイターといった面々がエントリー。堅実派パンチテンリュウ、もう一発を狙うコーネルフジなど、注目の一戦となっています。
 19日(月)に行われるのは襟裳岬特別(4歳以上550万円未満)。ここは650万クラスとの混合戦で着実に成績を上げてきているコマタイショウに期待したいと思います。そもそもこのクラスではきっちり馬券に絡む活躍を見せており、近3走は上位との混合戦で4、3、2着に健闘。力関係からは十分勝機と思われるだけに、ここも期待できそうです。自己条件では堅実なキタノカイザー、前走1番人気を裏切るかたちになったアローコマンダー、2連勝と好調なワカテンザンも注目です。
 この日の第10レースには4歳以上オープンの一戦が行われます。ここは前走先行策から見せ場をつくったエンジュオウカンが中心視されるでしょう。ゴールまでミサイルテンリュウとたたき合った前走は手ごたえ十分といえそうで、オープン3組戦となる今回は、おそらく陣営も狙ってきているのではないでしょうか。この馬らしい軽快なスピードを見せてもらいたいと思います。ほか、好走を続けているホクトキング、帯広記念の快走が記憶に新しいスターエンジェルなども争覇圏。先行力が光るニシキダイジンにも期待できそうです。

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