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今週の見どころ(2/9~2/11)

2008年2月 8日(金)

通常は12レース制で行われているばんえい競馬の開催ですが、今週の土曜日(9日)は、全11レースでメインは第10レースとなりますのでお気をつけください。なおこの日の第1レースの発走時刻は普段より30分繰り下がって11:30となっています。
またスカパー!の放送チャンネルが、11日(祝・月)のみ241chから795chに変更となりますのでご注意ください。

2月9日(土)のメイン第10レースは北斗七星特別(500万円未満)
傑出馬不在で混戦模様ですが、前走(1月20日)、平場の500万円未満を制したイナノプリンセスに期待します。その前走は離れた障害2番手から逃げるコトノカツマを追走。残り30メートルで並びかけるとそのまま突き放す楽勝でした。これで7カ月の休養明け後、このクラス(混合戦含む)では2戦2勝。休養前には特別戦でも好走していた実績があり、今回は連勝なるかに注目です。
このクラスの上位安定勢力であるコトノカツマストロングペガサスも争覇圏。先行力あるブランドボーイも軽馬場なら軽視できません。

2月10日(日)のメイン第11レースはダイヤモンドダスト賞(5歳オープン)。メンバー中5頭が1月13日のポプラ賞(4・5歳)に出走していました。
ホクショウダイヤは今シーズン、世代限定戦での8戦中7戦が4着以内と安定した成績を残しています。今回は735キロでトップハンデですが、他馬との重量差も許容範囲で心配はないでしょう。追い込み一手なので展開に左右される面はありますが、連軸としての期待が持てます。
ポプラ賞は不出走だったエメラルドニシキユウの牝馬2頭は軽ハンデが魅力。特にエメラルドの690キロはいかにも恵まれた印象で先行して粘り込む場面も考えられます。
ポプラ賞の1、2着、ツジノコウフクヒロノドラゴンは登坂力を生かし再度の上位進出も考えられるでしょう。好調続くコーネルも侮れないところです。

2月11日(祝・月)のメイン第11レースは然別賞(オープン)。前開催の睦月特別のメンバー中7頭が出走を予定しています。
今回は、その睦月特別(1着)を含めオープンで7戦連続連対中だったカネサブラックが不出走。となればその前走で障害6番手から鋭く追い込み、3番手以下を離しての2着だったフクイズミに注目が集まります。
睦月特別は不出走でしたが、実力ではヒケをとらないトカチプリティーが相手筆頭。牝馬ワンツーの可能性も十分です。
障害力上位のミサイルテンリュウ、このところ末脚に安定感があるスーパークリントンも差はありません。睦月特別は5着も、障害は崩れていないナリタボブサップの巻き返しも考えられます。

この日の第10レースは、3歳オープンによるつばき特別です。
ヤングチャンピオンシップ(12月30日・1着)以来となる実力馬ホクショウジャパンの取捨がカギとなりそうです。前々走(12月24日)の2歳A1戦では牝馬と最大45キロものハンデ差を課せられ6着。デビュー以来初の掲示板外に沈みました。続くヤングチャンピオンシップは最大15キロ(牝馬とは35キロ)差で勝利しましたが、馬場水分7.5%の高速決戦だっただけに参考外。今回は最大重量差がさらに5キロひらいて20キロ(牝馬とは40キロ)となることから厳しい戦いが予想されます。
ここは前開催の若駒特別(3歳オープン)の1、2着、スピード自慢のニシキボスと、障害巧者オレワスゴイを中心とした争いとなりそうです。
前々走まで3戦連続連対で、若駒特別では好位追走から僅差の3着に追い込んだ上がり馬カイセテンザンや、実績上位のウメノタイショウも有力視できます。

今週の見どころ(2/2~2/4)

2008年2月 1日(金)

  今週から第22回開催が始まります。ふだんは1日12レース制で行われていますが、2月4日(月)は全11レースでメインは第10レースとなります。なおこの日の第1レースの発走時刻はいつもより30分繰り下がって11:30となりますのでご注意ください。
 また今週よりスカパー!での放送チャンネルが795chから241chへと変更になりますのでお間違えなく。

 2月2日(土)のメイン第11レースは、きさらぎ特別(混合700万円未満)
 前開催の柏林馬事公苑特別(600万円未満)の1、2着、コマタイショウミスターハヤサキによる再戦です。そのレースは、ほぼ同時に障害を越えたこの2頭とバンゼン(3着・今回は出走取消)が横一線の攻防を展開。残り20メートルでコマタイショウがわずかに前に出て、残りの2頭を振り切りました。
 今回はコマタイショウが前走より5キロ加増となりますが、ミスターハヤサキとの一騎打ちが濃厚でしょう。
 この2頭に割って入るとすればハマナカキングが有力。前開催はオールカマーに2回出走し2、1着と健闘しました。ここではスピードで一枚上の存在。軽馬場になればさらに好走の確率が高まります。障害さえスムーズならキョクシンオーの末脚も脅威です。

 2月3日(日)のメイン第11レースは節分特別(オープン)です。
 前開催の氷柱特別(オープン混合)で障害先頭から押し切ったホクトキングが中心です。近4走すべて3着以内をキープ。もともと障害巧者なのに加え、安定した先行力が発揮できているのが好調の要因でしょう。この相手関係なら今回も負けられないところです。
 実績上位のサダエリコシンエイキンカイや、課題の障害が良化してきたホシマツリも好勝負が期待できるでしょう。

 この日の第10レースに白雲賞(4歳オープン)が行われます。
 昨年、3歳三冠の一冠目・ばんえい大賞典を制したプリンセスモモがハンデにも恵まれた印象で、中心の期待です。
 今年度の黒ユリ賞馬エリザベスライデンや、トップハンデでもばんえい菊花賞馬のシベチャタイガー、勢いあるペガサスプリティーらも争覇圏です。

 2月4日(月)のメイン第10レースは立春特別(430万円未満)です。
 2開催前(1月14日)の同条件戦・樹氷特別のメンバー中6頭が出走を予定しています。
 その樹氷特別で、離れた2番手から豪快に差し切ったタカラオーシャンは、前開催はオールカマーとオープン混合に出走し2、1着と好走。持ち味の決め手は上位条件でも十分に通用することを証明しました。今回は自己条件に戻っての一戦。樹氷特別と比べ他馬との重量差が最大25キロまで広がることは心配ですが、充実一途の近況からは中心の期待をせずにいられません。
 相手筆頭はこちらも鋭い差し脚が光るカネミセンショー。樹氷特別では3着でしたが、今回はタカラオーシャンとの重量差がさらに5キロひらき20キロ差になることで逆転の可能性もあります。
 同4着コトブキライアンや、別路線組では昇級初戦でもユウシテンザンも有力。すんなり前に行ければヒカルヨシウメも怖い存在です。 

今週の見どころ(1/26~1/28)

2008年1月25日(金)

 1月25日(金)~27日(日)の3日間、第45回おびひろ氷まつり(会場:帯広市緑ヶ丘公園)が行われます。大雪像・氷彫刻の制作、展示や、雪の迷路、夜空を彩る冬の花火のほか様々なアトラクションで盛り上がる毎年恒例の一大イベントです。
 これに合わせ帯広競馬場でも、26日(土)・27日(日)に、おびひろ氷まつりin帯広競馬場 馬の冬まつりが開催されます。馬とのふれあいやその他盛りだくさんの企画が予定されています。またイベント期間中氷まつり会場から帯広競馬場までバスが運行します。ぜひ競馬場にも足をお運びください。
 ところで27日にミサキスーパーの引退式が行われます。ミサキスーパーといえば、04年の帯広記念など重賞4勝を挙げた名馬ですが、04年から3年連続でばんえい記念2着の記録を思い起こす方も多いでしょう。ファンには最後のお披露目となりますので、帯広競馬場スタンド正面(15時30分ころより開始予定)にお集りください。

 1月26日(土)のメイン第11レースは氷柱特別(オープン混合)
 注目は、近7走のオープン(混合戦含む)で5連対と好調なホクトキング。前走ニューイヤーカップでは、勝ったホシマツリとコンマ4秒差の2着。とはいえ第2障害で大きく体勢を崩して、なおこの着順だけに近走の充実ぶりがうかがえます。今回は混合戦で相手が楽になっておりチャンスでしょう。
 相手筆頭は近走末脚が安定しているアンローズ。ニューイヤーカップで3着などなかなか勝ち切れないものの、昨年11月以降重賞を除くオープン(混合戦含む)で4戦して2着1回、3着2回と健闘しています。展開次第では帯広初勝利の可能性もあります。
 追い込みにかけるホクショウダイヤや、障害さえスムーズならホクショウファイトもそれほど差はありません。

 この日の第10レースに白嶺特別(300万円未満)が組まれています。
 コブラダイオーはこのクラスに昇級後6戦2勝、2着2回、4、5着各1回の安定ぶり。今回は重量が700キロに加増されますが、障害力で勝負するタイプだけに心配いらないでしょう。
 相手筆頭はキクスイホマレ。ここまでコブラダイオーとは5戦4勝と抜群の相性をみせています。しかし今回はその5走より5キロ重量差が縮まる点が不安。さらに特別戦の重量増は持ち前のスピードを殺してしまう心配もあります。今回は底力に期待です。
 このクラスの安定勢力エビスソルジャーも有力。昨年3歳牝馬三冠で活躍したペガサスプリティープリンセスモモはこのクラスでは力上位ですが、他馬との重量差を考えると強気にはなれません。

 この日の第9レースは4歳以上によるオールカマーです。
 20日のオーロラ特別(オールカマー)で障害先頭から悠然と逃げ切ったのがサダエリコ。その再戦となった今回も有力馬には違いありません。しかしその前走が約1年7カ月ぶりの勝利ということが示すように、近況からは2走続けて勝ち切るほどの勢いは感じられません。
 それなら同レース2着で今年に入って3戦連続して3着以内と堅実なハマナカキングに期待する手もありそうです。前走3、4着の軽量牝馬センコウラブリイエメラルドの再度の上位食い込みもありえるでしょう。

 1月27日(日)のメイン第11レースはウインターカップ(オールカマー)。19日第10レース(オールカマー)のメンバーがそのまま出走してきました。
 そのレースを逃げ切ったギャンブラークインは、障害さえまともならこれくらいは走ってもおかしくはありません。今回も有力馬の1頭には違いないものの、減量騎手起用の10キロ減がなくなるのは痛いところ。
 前走好位追走からしっかり2、3着を確保したタカラオーシャントカチプリティーに逆転の目が十分ありそうです。実績上位のエビスオウジャの巻き返しも考えられます。

 この日の第10レースは柏林馬事公苑特別(600万円未満)。前開催の同条件戦・愛国特別のメンバー中6頭が出走予定です。
 注目はバンゼン。600万円条件では最上位に格付されるなどここでは実績上位の存在。他馬との重量差も許容範囲となれば、巻き返す可能性は十分でしょう。
 愛国特別では逃げて2着に粘ったコマタイショウや、同3着ミスターハヤサキも有力。別路線組では、今季混合700万円未満で7戦3勝、2着1回のニシキセンプーの先行力も軽視できません。

 1月28日(月)のメイン第11レースは姉妹都市締結記念マディソン市長賞(500万円未満)
 ここは、前々開催(12月30日)と前開催(1月5日)の同条件戦で1、2着を分け合ったミスターセンプーストロングペガサスに、好調な5歳勢ツジノコウフクヒロノドラゴンニシキユウらが挑む構図になりそうです。
 ミスターセンプーは今季25戦して掲示板を外したのが1度だけと安定感抜群、ストロングペガサスは登坂力では上位で、ともに早めの仕掛けからの粘り込みを狙います。
 勢いがあるのはツジノコウフクヒロノドラゴン。前々走の5歳重賞・天馬賞ではそれぞれ4、2着、前走のポプラ賞(4・5歳オープン)では1、2着と好勝負を繰り広げました。ツジノコウフクが今季500万円未満で6戦して2、3着各1回、4着2回と好走していることから、この条件初出走のヒロノドラゴンにも同様の活躍が期待できます。
 牝馬のニシキユウは相手なりに走れるのが強み。重量差を生かして上位をうかがいます。
 また先行力あるブランドボーイなども侮れず、見ごたえのある大熱戦が期待できるでしょう。

 この日の第10レースは若駒特別(3歳オープン)。前開催の同条件戦・ジャニュアリー特別のメンバー中6頭が出走を予定しています。
 注目はそのジャニュアリー特別で逃げ切ったウメノタイショウ。決め手上位のオレワスゴイ、重量有利なニシキボスも争覇圏です。

今週の見どころ(1/19~1/21)

2008年1月18日(金)

 先週のヒロインズカップで年末・年始の重賞ラッシュも一段落。次回の重賞は3月2日のチャンピオンカップとなります。今週末から始まる第21回開催では、クラスの枠を超えて出走メンバーが編成されるオールカマー戦が4レース組まれています。オープン馬vs下級条件の上がり馬など、面白い組み合わせも期待できます。ぜひご注目ください。

 1月19日(土)のメイン第11レースは氷雪特別(430万円未満)
 中心は3開催前(12月18日)のキリンビール賞(430万円未満)で好位追走から差し切ったコーネル。前々開催、前開催は世代限定戦にエントリーしたためこの条件には不出走でした。しかしそのキリンビール賞まで今季このクラスでは4戦2勝、2着1回と、勢い、実績ともに上位の存在だっただけに今回も注目できるでしょう。
 展開にかかわらず差し脚を繰り出せるカネミセンショー、近走安定した成績を残しているコトブキライアンも有力視できます。

 この日の第10レースは4歳以上のオールカマー。オープンから360万円条件までの10頭が顔を揃えました。
 実力では前走、牝馬重賞・ヒロインズカップを制したトカチプリティーが最右翼ですが、ここは600万円条件のキョクシンオーに期待します。昨年10月21日のオータムカップ(オールカマー)、同28日のオープン勝入混合別定では、トカチプリティーと同重量で差のない競馬をしていた実績があります。このところの自己条戦件でも着順ほど負けておらず、近走より格段に重量が軽くなった今回は、メンバー中随一の末脚が炸裂する可能性が高いでしょう。
 もちろんトカチプリティーや、この相手関係ならエビスオウジャも有力。軽ハンデの好調馬タカラオーシャン(430万円条件)、キングシャープ(360万円条件)の上位食い込みも警戒したいところです。

 1月20日(日)のメイン第11レースは睦月特別(オープン)。前開催の霧氷特別(オープン)のメンバー中6頭がここに駒を進めてきました。
 その霧氷特別はカネサブラックが障害2番手から、残り35メートルで先頭を行くニシキダイジンを並ぶ間もなく交わすとあとは突き放す一方の横綱相撲。5走連続2着惜敗にピリオドを打ちました。しかし今回は、その5走中3走で先着されていたナリタボブサップが出走しており勝ち切るまでは微妙なところです。
 中心はナリタボブサップ。ひと開催自重してここに臨んできたのは好感触。トップハンデでも最大20キロ(牝馬フクイズミとは25キロ)差ならまったく問題なく今回も障害巧者ぶりを発揮してくれるでしょう。
 相手はこちらもトップハンデでもカネサブラックや、前走牝馬重賞・ヒロインズカップで追い込んで2着だったフクイズミが有力。霧氷特別2着を含め近3走のオープンで複勝圏を外していないタケタカラニシキもこの時期は得意だけに侮れません。

 この日の第10レースはオーロラ特別(オールカマー)。オープンから300万円条件までの幅広いメンバーが出走予定です。
 注目は600万円条件のハマナカキング。今季はオープン混合で3戦してすべて2着と実績では上位の存在です。近走障害も安定しており、好位追走からの押し切りが期待できるでしょう。
 相手は、今季混合700万円未満や600万円未満でハマナカキングと好勝負を繰り広げているハヤテショウリキ(600万円条件)や、実力牝馬エメラルド(500万円条件)が有力。上がり馬センコウラブリイ(300万円条件)も軽量を利して上位をうかがいます。
 オープンのサダエリコは昨年7月の重賞・北斗賞で2着に入った実績があります。とはいえ今季の連対はこの1回だけで、近走もひと息の成績だけに中心視はできません。。

 1月21日(月)のメイン第11レースは銀嶺特別(360万円未満)。前々開催(1月2日)の同条件戦・新春特別のメンバー中7頭が出走予定で再戦模様となりました。
 注目は、近11走の同条件戦で掲示板を外したのが1回だけという安定感が魅力のユウシテンザン。新春特別は先頭で障害を越えたものの、3番手に続いたビッグファイヤーに残り20メートルで差し切られ、ゴール前では好位から差を詰めてきたキングシャープ、キタノイチオクとの横一戦の2着争いにも残れず4着でしたが、早め障害クリアからの前残りが期待できます。
 相手は、このクラスの安定勢力のキヨマサブライトダンサー、牝馬限定戦ながら前走混合360万円未満を楽勝したキタノパワーらが有力。
 ビッグファイヤーは強烈な決め手がありますが、障害次第のところがあり強くは推せません。

今週の見どころ(1/12~1/14)

2008年1月11日(金)

 07年に地方競馬で活躍した人馬を表彰する「NARグランプリ2007」の選考結果が発表され、ばんえい最優秀馬にはばんえい記念など3つの重賞を制したトモエパワー、優秀新人騎手賞には昨年1月のデビューから56勝を挙げる活躍をみせた西謙一騎手がそれぞれ選ばれました。ばんえい所属騎手の優秀新人騎手賞受賞は、92年の尾ヶ瀬馨騎手以来史上2人目の快挙で、西騎手には今後ますますの活躍が期待できるでしょう。

 1月12日(土)のメイン第11レース霧氷特別(オープン)には、前開催に帯広記念(1月2日)を使った馬が5頭出走してきました。
 注目はカネサブラック。帯広記念を含め近3走のオープンですべて2着に好走しています。その3走で先着を許しているのはナリタボブサップだけで、同馬不在の今回はチャンスでしょう。
 スーパークリントンは帯広記念で4着。2着カネサブラックから大きくは離されておらず、相手はこの馬が最有力。
 別路線組では、前走のオープン特別(12月29日)で逃げ切って約2カ月ぶりの勝利を挙げたエビスオウジャに注目。決め手ではメンバー中随一だけにここでも好勝負が期待できます。

 1月13日(日)のメイン第11レースは第29回ポプラ賞(4・5歳オープン)です。昨年までは同条件の重賞として行われていましたが今年は特別戦として行われます。過去5年間で出走した4歳馬はわずか6頭で、一度も3着以内に入っていないことから4歳勢には苦戦が予想されます。
 今回の5歳馬6頭すべてが出走していた前開催の天馬賞(1月3日・5歳)を制したマルミシュンキが出走回避で一転、混戦模様となりました。
 注目は天馬賞3着のホクショウダイヤ。障害を6番手で駆け降り勝ち馬に1秒3差まで迫りました。ここはトップハンデでも前走と重量差がそれほど変わらないことから有力視できるでしょう。
 その天馬賞でホクショウダイヤと同タイム2着のヒロノドラゴンは、今回ほかの5歳馬がいずれも35~40キロの減量なのに対し唯一25キロ減と重量的に不利だけに、ホクショウダイヤに再び先着できるかは疑問です。それなら僅差の同4着ツジノコウフクや、ハンデに恵まれた感のあるニシキセンプーに期待する手もあるでしよう。
 4歳勢3頭のなかではアローファイターに魅力があります。1番人気に推された前走の混合700万円未満特別(1月1日)では障害で苦戦し9着。とはいえばんえいダービー優勝をはじめ、3歳三冠でいずれも3着以内に好走した底力は侮れず一矢報いたいところです。

 この日の第10レースにジャニュアリー特別(3歳オープン)が組まれています。今回出走予定のメンバー中5頭が出走していた前開催のヤングチャンピオンシップ(12月30日・2歳産地産駒特別上位選抜)は、1着ホクショウジャパン(今回は不出走)、2着オレワスゴイ、3着ウィナーナナ(今回は不出走)、4着ニシキボスがコンマ9秒差にひしめく大激戦でした。
 注目したいのはニシキボスオレワスゴイとは今回5キロ重量差がひらくことで有利になりました。前々走までは2連勝と調子も良く、スピード能力ならここでは一枚上の存在です。
 もちろん障害が安定しているオレワスゴイもここでは実績上位で有力。前開催の初夢特別(1月1日・3歳オープン)を制したマルモスペシャルも上位進出が期待できるでしょう。

 1月14日(祝・月)のメイン第11レースは重賞・第18回ヒロインズカップ(4歳以上8歳以下牝馬・16:30発走予定)です。このレースは別掲のヒロインズカッププレビュー(後日掲載予定)をご覧ください。

 この日の第10レースに樹氷特別(430万円未満)が行われます。前開催の同条件戦・えりも特別は馬連単4万円台の波乱の決着。今回も前開催同様傑出馬不在で混戦模様です。
 注目はタカラオーシャン。3連勝で臨んだえりも特別では障害で先行集団から脱落し7着と、1番人気にこたえることができませんでした。しかし昇級戦でいきなりの特別挑戦、しかも前走より60キロの加増だったことを考えれば仕方のない面もあります。今回はクラス慣れも見込めることから、再度期待をかけたいところです。
 昇級後の4走で一度も掲示板を外していないカネミセンショーや、実績上位のタケノホウシュウ、登坂力では負けないシンエイスターらもそれほど差はありません。

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