ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
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今週の見どころ(5/9〜5/11)

2008年5月 8日(木)

 今週からいよいよナイター開催がスタートします。ナイター期間中は基本的には金曜・土曜・日曜の3日間開催となりますのでご注意ください。なお第1レース発走予定時刻は全11レース制の日は15:00、全12レース制の日は14:30。メインレースはいずれの場合も20:00発走予定となっています。
 今週日曜(11日)・母の日のメインレースには新設重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬)が行われます。どうぞお楽しみに。

 5月9日(金)のメイン第10レースは若葉特別(300万円未満)
 今季開幕からこの条件を目下2連勝のタケノホウシュウが中心。その2戦とも早め障害クリアから抜け出し、後続を突き放す強い内容でした。前走から中3日という点だけが心配ですが、他馬との力関係ではトップハンデ670キロでも有利な印象を受けます。
 相手筆頭は、昨季から自己条件(旧200万円、250万円条件)や世代限定戦で10戦連続連対中のミサキスペシャル。先行しての粘り強さが武器で、今回は4歳馬の10キロ減も生きるでしょう。
 割って入るなら、前走(5月4日)の勝入300万円未満で1、2着のファイターアオノキセキが有力。今回が昇級戦のホシダイキチエビスオニワカも好勝負できそうです。

 5月10日(土)のメイン第10レースじゃらんカップ(オープン)
 昨季は重賞2勝を挙げ実績上位のミサイルテンリュウが断然の存在。ばんえい記念では2着に入っていますが、昨季後半は高重量戦でゴール前のふんばりを欠くシーンが多く見られました。しかし今回の700キロなら、先行しての押し切りが期待できるでしょう。
 ツジノコウフクは前走ばんえい十勝オッズパーク杯ではやや障害に苦戦し6着でした。しかしもともとは障害巧者だけに巻き返しの可能性は十分。相手関係も大幅に楽になっています。
 ほかは前開催の大雪賞(オープン)の7〜10着馬など狙いにくいメンバー構成だけに、前述2頭による一騎打ちが濃厚です。

 5月11日(日)のメイン第11レースは重賞・第1回カーネーションカップ(20:00発走予定)。このレースは別掲のカーネーションカッププレビューをご覧ください。

今週の見どころ(5/3~5/5)

2008年5月 2日(金)

 4月13日に行われた08年度第1回能力検査に出走した2歳馬263頭(うち合格馬213頭)中で、1番時計を叩き出したホクショウバンク(牡、岡田定一厩舎)が、5月5日(祝・月)の第2レースでデビューを迎えます。近年の第1回能力検査で1番時計をマークした馬には、オレワスゴイ(08年イレネー記念)、シベチャタイガー(07年ばんえい菊花賞)、マルミシュンキ(08年天馬賞など重賞3勝)ら層々たる顔ぶれが並びます。将来の活躍が期待される若駒の初陣にぜひご注目ください。
 なお5月3日(祝・土)~5月5日の3日間は帯広競馬場の入場料が無料。また昨年好評を得たふわふわランドを今年も開設します。

 5月3日(祝・土)のメイン第10レースはすずらん特別(4歳オープン)
 ここは年明けに出走した世代限定戦3戦すべてで連対していたミサキスペシャルに注目です。今回とほぼ同メンバーだった昨季最終戦・クリスタル特別(4歳オープン)では障害先頭から後続の追い上げを封じて勝利しています。持ち前の先行力に磨きがかかっている近況で、ハンデ差的に今回も押し切りが可能。当日、力のいる馬場状態になりそうなのもプラス材料です。
 昨季後半にメキメキ力をつけてきたホッカイヒカル、クリスタル特別2着のコーネルフジ、軽量魅力のプリンセスモモエリザベスライデンらが相手として有力でしょう。

 5月4日(祝・日)のメイン第10レースはスーパージョッキー賞(混合500万円未満)
 4月27日第9レース(混合500万円未満)の出走馬にハマナカキングを加えたメンバー構成となりました。そのレースは、ほぼ同時に先頭で障害を越えたトカチタカラ(1着)、ストロングペガサス(2着)、フクノカミカゼ(4着)、メジロショウリキ(5着)が横一線の叩き合いを展開。そこに残り10メートルでイナノプリンセス(3着・今回は不出走)も加わって、1~5着までが1秒1差にひしめく好レースとなりました、。
 今回は昨季のリーディング上位騎手による選抜戦ですが、上位4騎手、鈴木勝堤騎手(フクノカミカゼ)、大河原和雄騎手(トカチタカラ)、藤本匠騎手(メジロショウリキ)、藤野俊一騎手(ストロングペガサス)がいずれも4月27日第9レースの上位馬に騎乗。この4頭による上位争いが濃厚でしょう。

 5月5日(祝・月)のメイン第10レースは大雪賞(オープン)
 昨季、古馬重賞戦線で活躍したシンエイキンカイが実績的には一枚上の存在です。しかしどちらかといえば荷物を積まれたレースで、他馬が苦しむ間隙を突いて好成績を残すタイプ。今回は格的に下のメンバーが相手ですが、この重量では絶対視できません。
 中心に推したいのは、昨季後半、主にオープン混合戦で中心的な活躍を見せた、障害巧者ホクトキング、先行力あるニシキダイジンの2頭。昨季最終戦の白樺賞(オープン混合)同様、ワンツーの可能性も十分でしょう。
 障害さえまともならヤマノミントや、ホクショウファイトも差はありません。

 

今週の見どころ(4/26~4/28)

2008年4月25日(金)

 いよいよばんえい十勝の新年度開催の幕が開きます。今シーズンは、4月26日(土)~5月5日(祝月)の昼間開催(6日間)でスタート。続いて5月9日(金)~10月19日(日)のナイター開催(72日間)が行われます。なおナイター期間中は、原則金・土・日の開催となります。そして10月25日(土)~09年3月30日(月)の昼間開催(72日間)で締めくくる計150日間が予定されています。
 開幕週は27日(日)に、4歳以上選抜馬による重賞・第2回ばんえい十勝オッズパーク杯が行われるほか、場内では盛りだくさんのイベントも企画されています。
 さてばんえい競馬では、年度替わりを区切りに過去3年間の収得賞金額に応じたクラス替えが行われます。今回、04年度に稼いだ賞金がカットとなることで降級となる馬もいますが、例年そのような馬が、特に開幕直後は活躍する傾向が強いだけに注意する必要がありそうです。

 開幕初日4月26日(土)のメイン第10レースは藤丸カップ(オープン混合)
 ここはメンバー中で唯一昨季オープン格付だったスターエンジェルに注目です。ばんえい記念で1、2着馬からは大きく離されたものの3着に健闘したのをはじめ、オープンで好勝負を繰り広げてきた実力は、この相手関係なら格上の存在。勝ち負けは必至でしょう。
 昨季は混合700万円未満で勝ち負けを続けていたミスターハヤサキが2番手。先行しての粘り込みを狙います。
 この2頭に続くのがテンカヒロノドラゴンコーネルの5歳牡馬勢。
 ニシキユウエメラルドの5歳牝馬2頭は、昨季牝馬オープン戦でスターエンジェルと差のない競馬をしていました。しかしそれは、馬齢・クラス差による30~40キロの負担重量差があったからこそ。今季は同じオープン格付で、今回は同重量を課されての戦い。苦戦が予想されます。

 4月27日(日)のメイン第10レースは重賞・第2回ばんえい十勝オッズパーク(16:30発走予定)。このレースは別掲ばんえい十勝オッズパーク杯プレビューをご覧ください。

 4月28日(月)のメイン第10レースは春駒特別(400万円未満)
 昨季は旧600万円未満、旧700万円未満、オープンに出走し、格上的存在なのがキョウエイボーイヨコハマイサムキングファラオハマナカキングの4頭。なかでも唯一混合700万円未満での勝利があるヨコハマイサムが一枚上の印象です。
 相手筆頭はハマナカキング。今年2月以降、障害で体勢を崩すレースが続きましたが、昨季最終戦の600万円未満ではしっかり立て直して2着。今回も道中流れに乗れれば上位進出の期待大です。
 末脚切れるキングシャープ、登坂力に勝るシンエイスターも有力でしょう。

リニューアルのお知らせ

2008年4月23日(水)

 「ばんえい十勝」となって2年目を迎えるばんえい競馬の開催が、いよいよ4月26日にスタートします。
 そして、早いもので4年目に突入する当「ばんえい競馬情報局」もプチ・リニューアル。今後も、ばんえい十勝のお友として、よろしくお願いします。

●新連載「ばんえいジョッキーファイル」
 ばんえい競馬のジョッキーを紹介する、「ばんえいジョッキーファイル」が新たにスタートします。
 担当するのは、北海道新聞主催「ガンバレ!ばんえい十勝 ばん馬写真コンテスト2008」で大賞を受賞した斎藤友香さん。ジョッキーたちの生の声と写真で、素顔に迫ります。

●女流馬券師・山崎エリカさん登場!
 はじめて馬券を買ったその日に66万円強、2回目に80万円くらい儲かって「私は競馬をやるために産まれてきた女」と思い込んだ(ホームページプロフィールより)という、生まれついての馬券師・山崎エリカさん。
 中央競馬の予想では穴馬券をバシバシとヒットさせることで知られていますが、ばんえい競馬の馬券もほぼ毎週のようにネットで投票しているとのこと。今シーズンから新たに重賞予想のコーナーに登場していただきます。
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 なお、ばんえい競馬の伝道師・矢野吉彦アナの予想も引き続き掲載、斎藤修の予想はオッズパークのブログに掲載します。ぜひとも参考にしてください。

今週の見どころ(3/22~3/24)

2008年3月21日(金)

 今週の日曜日(23日)には、いよいよ最強馬決定戦・ばんえい記念が行われます。当日は、3歳(牡馬、牝馬)、4歳、5歳の各世代のオープン特別が組まれるなど非常に豪華な番組構成。また須田鷹雄氏(競馬評論家)、当情報局の重賞予想やコラムでお馴染みの、矢野吉彦、古林英一、斎藤修各氏による「ばんえい記念トークショー」をはじめ盛りだくさんのイベントが予定されています。
 なおその前日(22日・土曜日)には、重賞13勝を挙げた名牝サダエリコ引退式(16:00ころより競馬場スタンド正面にて)が行われます。こちらにもどうぞご参加ください。
 この3日間はすべて全11レース制で行われます。第1レースの発走時刻は、ばんえい記念が行われる23日のみ11:00、そのほかの日は11:30となりますのでお間違えなく。

 3月22日(土)のメイン第10レースは、じゃらんカップ(430万円未満)。前開催の同条件戦・桜月特別の再戦模様となりました。
ここは昇級後3戦連続して2着のユウシテンザンに注目します。その3戦いずれも先頭で障害をクリアしながら、ゴール前で粘りが足りずの惜敗。しかし今回は、3走前の勝ち馬はすでに500万円条件に昇級、2走前の勝ち馬は今開催は世代限定戦への出走で不在、前走で先着を許したホクショウドラゴンとは5キロ重かった重量が、同重量になることで逆転の目は十分。4度目の正直が見込めます。
 相手筆頭はもちろんホクショウドラゴンですが、豪快な末脚を秘めるキングシャープカネミセンショーの2頭や、このクラスの上位安定勢力であるシンエイスターも争覇圏でしょう。

 この日の第9レースにオッズパーク携帯ライブ配信記念(勝入別定250万円未満)が行われます。
 ここは、3月15日と3月17日の250万円未満をそれぞれ制しているサロマオーザンマルトオーカンの一騎打ちが濃厚。
 割って入るなら近3走の250万円未満で2連対のチカラショウグンが有力です。

 3月23日(日)のメイン第10レースは重賞・第40回ばんえい記念。(16:30発走予定)。このレースは別掲ばんえい記念プレビューをご覧ください。

 この日の第9レースは5歳オープンによるオッズパーク賞スターライト特別です。
 ここはハンデ有利なメダマに注目します。今回とほぼ同メンバーだったダイヤモンドダスト賞(2月10日・5歳オープン)を障害先頭から押し切りました。今回も軽量を生かして前に行き、障害でつけたリードを自慢の末脚で守り抜く盤石のレースが見られそうです。
 世代限定戦ではトップハンデを負うことが多いものの安定して上位に食い込んでいるホクショウダイヤや、前々走の重賞チャンピオンカップで古馬一線級を退けたツジノコウフク、昨年の4歳三冠のうち2戦で2着と実績上位のヒロノドラゴンらも上位争いが期待できそうです。

 この日の第8レースに4歳オープンによるクリスタル特別が行われます。
 ここは昨年、賞金別定で行われた3歳三冠の一冠目・ばんえい大賞典制覇の実績があるプリンセスモモに期待します。ハンデ差を生かせれば、今回も好位からの抜け出しに期待できそう。軽馬場での活躍が印象的ですが、前々走のウィナーズカップでは馬場水分0.9%の重馬場でも逃げ切り勝ちを収めるなど、地力強化も顕著です。
 相手も、軽ハンデのミサキスペシャルコーネルフジエリザベスライデンらが有力でしょう。

 この日の第5レースは若草特別(3歳オープン牡馬)です。
 3月9日に行われた定量戦の重賞イレネー記念はオレワスゴイが圧勝し、3歳ナンバー1の座を射止めました。今回オレワスゴイは出走せず、混戦模様となりました。
 中心はニシキボス。今年に入ってからの5戦で、同重量~10キロ軽いハンデでオレワスゴイとほぼ互角の勝負を繰り広げていました。オレワスゴイ不在の今回は、安定した先行力を武器に、勝ち負けが期待できるでしょう。
 相手候補は、障害巧者ライデンロック、ハンデ有利なカイセテンザンが有力。上がり馬ウィナータカラの勢いも見逃せません。前走イレネー記念では第2障害で転倒し最下位だったホクショウジャパンは、前々走と比べ、ほかの有力馬とのハンデ差が小さくなっており巻き返しも期待できます。

 この日の第4レースは福寿草特別(3歳オープン牝馬)です。
 ここはデビューから11戦して8連対、3着を外したのは1回だけと堅実なウィナーナナに注目です。スピードとパワーを兼備。前開催の3歳オープン特別でもハンデ差があったとはいえ、障害先頭から牡馬一線級を完封しています。これまでに牝馬に先着を許したのは、障害で大きく体勢を崩した3走前の3歳A2戦(6着)のみ。トップハンデでも牝馬限定戦の今回は、格の違いを見せつけてくれるでしょう。
 相手は、牝馬オープン特別勝ちがあり牝馬で唯一イレネー記念に挑戦したニシキエースや、前走条件級を快勝して勢いのあるプリンセスビジンカネヅルらが有力です。

 3月24日(月)のメイン第11レースは蛍の光賞(500万円未満)。昨年まではその年度で(定年により)引退する11歳馬、8歳牝馬のためのレースでした。しかし今年度より定年制がなくなったため、そのレース名を引き継ぎ、シーズンの最後を飾るレースとして生まれ変わりました。
 ここはタカラオーシャンの昇級2戦目の変わり身に期待します。オールカマー、430万円未満と連勝して臨んだ前走夢見月特別(500万円未満)は障害で後手を踏んで最下位でした。しかし負担重量740キロは前々走で勝利した実績があり、あと問題はペース慣れだけ。決め手ではこのクラスでも間違いなく上位で、今回は勝ち負けが見込めるでしょう。
 その夢見月特別では1番人気で7着だったイナノプリンセスは、極端に重い馬場(馬場水分0.8%)に自慢の先行力を削がれたのが敗因。少しでも馬場が湿るようなら巻き返しも十分にありそう。
 今回のメンバーで夢見月特別最先着の3着ワカテンザンや、登坂力魅力のストロングペガサスも争覇圏。前走混合500万円未満を制しているオホーツクブルーも侮れません。

 この日の第10レースは大平原特別(600万円未満)
 中心視したいのはコマタイショウ。今年に入ってから混合700万円未満と600万円未満で6戦して4連対の安定した成績を挙げています。前開催の同条件戦・弥生特別でも真っ先に仕掛け、この馬の勝ちパターンかと思わせましたが、2歩目がなかなか踏み出せず坂の途中でへたりこんでしまい7着。しかし実績からすれば、今回は十分巻き返しが見込めるでしょう。
 相手は、弥生特別を逃げ切ったフクノカミカゼや、同レースで好位追走から1秒差の2着に食い込んだミスターハヤサキが有力。末脚が復活気配のキョクシンオー、障害しだいではハマナカキングの上位食い込みも警戒したいところです。

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