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今週の見どころ(8/11~8/13)

2007年8月10日(金)

 12日(日)に、真夏の大一番・ばんえいグランプリが行われるばんえい帯広ナイトレース。13日(月)は、北海道最大の花火大会・第57回勝毎花火大会が行われるため発走時間が通常より繰り上がり、第1レースが13:40、メインの第12レースが19:25発走となりますのでご注意ください。

 8月11日(土)のメイン第11レースは十勝川温泉第一ホテル豆陽亭杯(500万円未満)です。
 今回が昇級戦となるキョクシンオーは、馬場水分5.0%だった前開催(8月5日)の共和かかし祭杯(混合500万円未満)を逃げ切りました。昨季は混合800万円条件で勝利した実績もあり、2連勝なるかに注目です。
 ライジングサンは今季このクラスで9戦して5連対。共和かかし祭杯は7着に敗れましたが、これは軽い馬場での速い流れが同馬に向かなかったものと推測できます。今週末は雨の心配もないため、巻き返したいところです。
 共和かかし祭杯には不出走でしたが、フクノカミカゼも今季同条件で7戦4連対と堅実。存在感では前述2頭には負けていません。
 これらに、前走混合500万円未満を制したオホーツクブルー、前開催(7月30日)のオーシャン特別(500万円未満)でゴール前ライジングサン(2着)と馬体を併せての大接戦の末、3着に好走したユウセイマーチらが続きます。

 8月12日(日)のメイン第11レースは重賞・第19回ばんえいグランプリ(3歳以上)。このレースは別掲のばんえいグランプリプレビューをご覧ください

 8月13日(月)のメイン第12レースは勝毎花火大会記念(混合700万円未満・19:25発走予定)。頭数的に少ない700万円条件馬は混合戦への出走が多く、今回のメンバーも多くを600万円条件馬が占めています。
 それら混合戦で成績的にも劣勢だった700万円条件勢ですが、前開催のシーサイド特別(混合700万円未満)でグレートサンデーヤマノミントの2頭が、残り30メートル付近から一騎打ちに持ち込み、今季このクラス初のワンツーを決めました。今回も同レースとメンバー的にほとんど変わらないことから健闘を期待したいところです。
 600万円条件勢からは、まず、そのシーサイド特別で障害5、6番手から追い込んで3着のホクショウダイヤ。今季このクラスで複勝圏を1度も外さない走りをしており、また4歳馬の10キロ減量も魅力があります。
 バンゼンは、同レースで1番人気に推されたものの障害で苦戦し9着に敗れましたが、今回は巻き返してくるでしょう。
 今季オープン混合で2着2回のあるハマナカキング、昇級戦ですがハヤテショウリキらも侮れない存在です。

今週の見どころ(8/4~8/6)

2007年8月 3日(金)

 ばんえい競馬では、8月12日(日)に行われる真夏の頂上決戦・ばんえいグランプリの出走馬を選ぶファン投票を、4日(土)まで実施中です。7月30日現在の中間発表では、ミサイルテンリュウが305票を集め1位。2位にサダエリコ(248票)、3位にフクイズミ(234票)が入り、以下、トモエパワー、アンローズ、カネサブラック、タケタカラニシキ、シンエイキンカイと続きます。
 投票者のなかから抽選で、十勝川温泉のペア宿泊券などのプレゼントも当たるこの企画。こちらからも投票できますので、どうぞ奮ってご参加ください。

 8月4日(土)のメイン第11レースはシーサイド特別(混合700万円未満)です。
 注目は現在、混合500万円未満、薫風特別(オープン混合)、十勝川モール温泉杯(600万円未満)と3連勝中のバンゼン。薫風特別、十勝川モール温泉杯には、今回の出走メンバーも多数参戦していたことから、ここでも好勝負が期待されます。
 しかし、今回はバンゼンの負担重量が5キロの加増となることから、薫風特別、十勝川モール温泉杯でそれぞれ2、3着のハマナカキングや、薫風特別3着ホクショウダイヤらに逆転の可能性が出てきました。
 また、バンゼンとのハンデ差は変わらないものの十勝川モール温泉杯で僅差2着のアローコマンダーや、前走混合600万円未満を圧勝したヤマノミントらにもチャンスがありそうです。

 8月5日(日)のメイン第11レースはサマーカップ(オープン)です。
 旭川記念7着、北斗賞6着と、700キロ台後半の負担重量での2戦は見どころのなかったカネサブラック。しかし740キロ以下のレースでは、今季5戦2勝、2着2回、3着1回と抜群の安定度を誇ります。今回は実績のある負担重量に戻り中心視できるでしょう。
 いずれの重賞でも3着に入っているスーパークリントンも、相手関係が楽になり注目。
 また、北斗賞では障害に手間どって最下位とはいえ、フクイズミも巻き返しの期待がかかります。
 前走オープンで2着に入ったナリタボブサップや、前走北斗賞で久々の連対を果たしたサダエリコらも上位をうかがう存在です。

 8月6日(月)のメイン第11レース、アクア特別(360万円未満)は、ミスターセンプーツジノコウフクホクショウドラゴンタケノホウシュウらによる争いになりそうです。
 ミスターセンプーは360万円条件(混合戦を含む)で5戦連続連対中。その4頭が最近対戦した7月1日の360万円未満を勝ったのはミスターセンプーでした。
 また同2着ツジノコウフク、同5着ホクショウドラゴンは今季は掲示板を1回も外さない堅実な走りを披露。同8着のタケノホウシュウも今季同条件(混合戦を含む)で4連勝を記録するなど好調です。
 負担重量の比較では若干ツジノコウフクが有利にも思えますが、実力は拮抗しており、この4頭いずれにも勝機がありそうです。

今週の見どころ(7/28~30)

2007年7月27日(金)

 先週はミサイルテンリュウの北斗賞連覇に沸いた、ばんえい帯広ナイトレース。今週は、29日(日)に3歳三冠の初戦となるばんえい大賞典が行われます。
 22日(日)の川崎競馬場に引き続き、今週も29日、トゥインクルレース開催中の大井競馬場でばんえい十勝 in TCKと題したイベントが行われます。ばんえいグッズの抽選会のほか、タレントの立花優美さんと矢野吉彦アナ、地方競馬情報誌『Furlong』編集長・斎藤修氏によるトークショーなどが予定されています。当日は大井競馬場にてばんえい大賞典が場外発売されますので、お近くの方はぜひお出かけください。

 7月28日(土)のメイン第11レースはマリーン特別(430万未満)です。
 前開催の同条件戦・深緑特別を制したキョクシンオーに期待します。今回は獲得賞金の関係で、前走からプラス5キロのトップハンデ700キロを曳きますが、今年3月には準オープンで勝利するなど、能力的には一枚上の存在。
 前々開催の天の川特別(430万未満)で3着に好走したヤマトゼンシンは、前走の混合430万円未満を逃げ切りました。佐藤希世子騎手で10キロ減量も大きかったとは思いますが、今回は主戦の山本正彦騎手に手綱が戻り、引き続き好勝負を期待したいところ。
 前走は4歳オープン(2着)に出走したメジロショウリキは、天の川特別では前述2頭に先着。レースぶりも安定しており期待が持てます。
 また、同条件の上位常連組であるストロングペガサステンカらも侮れません。

 7月29日(日)のメイン第11レースは重賞第32回ばんえい大賞典(3歳)。このレースは別掲のばんえい大賞典プレビューをご覧ください。

 この日の第8レースには2歳A-1戦が行われます。
 前回の2歳A-1戦で1、2着のコトブキタイガーホクショウジャパンが揃って出走。デビューから3連勝、1番人気に推された同レースで7着に敗れたオレワスゴイの巻き返しも期待されます。

 7月30日(月)のメイン第11レース、オーシャン特別(500万円未満)には、前開催の同条件戦・大暑特別の上位馬が揃って出走してきました。
 中心は同レースで、ゴール前3頭の接戦を制したフクノカミカゼ。今季この条件で6戦(混合戦を含む)して4連対と実績上位です。
 相手も、大暑特別で2~4着の、ライジングサンキョウエイボーイユウセイマーチで順当でしょう。
 また、同レースでは1番人気を裏切り5着に敗れたとはいえ、ハヤテショウリキも勝ち馬とは4秒ほどしか離されていません。今季、500万円条件で3着を外したのはこの1回のみで、巻き返しは必至です。

 また、この日の第10レースには古馬によるオープン戦が組まれています。
 前走北斗賞で4着と健闘したアンローズのほか、前々走ビッグウエイトカップでスーパークリントンの2着と好走したナリタボブサップ、前走オープン混合で2着と好走したトカチプリティーなどが出走予定です。

今週の見どころ(7/21~23)

2007年7月20日(金)

  先週は「JRAジョッキーDay」で大いに盛り上がったばんえい帯広競馬。今週、来週と2週にわたり日曜のメインレースには重賞が組まれています。今週は古馬による一戦、北斗賞。オールスターが揃い好レースが期待されます。
 なお、この北斗賞は、今回、スパーキングナイター開催中の川崎競馬場でも場外発売されることになりました。レース当日(22日)の川崎競馬場では、ばん馬のデモンストレーション走行、ばんえいグッズのプレゼント抽選会、当情報局でもお馴染みの矢野吉彦アナとばんえいの現役騎手(船山蔵人騎手、竹ケ原茉耶騎手)によるトークショーほか、盛り沢山のイベントが予定されています。

 7月21日(土)のメイン第11レースは十勝川モール温泉杯(600万円未満)。
 バンゼンは、混合500万円未満、薫風特別(オープン混合)を2連勝中と好調。その薫風特別で0秒7差の惜しい2着に入ったハマナカキングは、今季出走したオープン混合2戦ではいずれも2着と健闘しており、この2頭は甲乙をつけがたいところです。
 薫風特別では5着に敗れたアローコマンダーですが今季混合700万円未満で勝利。同6着のコマタイショウも開幕から500万円未満(混合戦を含む)で5戦連続して連対するなど巻き返しを期待できる実績は十分です。
 これら4頭を中心とした争いになるでしょう。

 7月22日(日)のメイン第11レースは重賞第15回北斗賞。このレースは別掲の北斗賞プレビューをご覧ください。

 7月23日(月)のメイン第11レースは大暑特別(500万円未満)。
 前開催の七夕特別(混合500万円未満)で連対したライジングサンハヤテショウリキが中心です。
 七夕特別で今季初勝利を挙げたライジングサンは昨季はオープンでも活躍と、ここでは格上の存在。ハヤテショウリキは今季このクラス(混合戦を含む)で4戦して複勝圏を外しておらず好調を維持しています。
 この2頭に、前走勝入混合500万円未満を制したユウセイマーチ、同レースで1番人気に推されながら7着に敗れたフクノカミカゼなどが続きます。

今週の見どころ(7/14~16)

2007年7月13日(金)

 16日(祝・月)にJRA所属の藤田伸二、安藤勝己、四位洋文、横山典弘、勝浦正樹、池添謙一の6名の人気騎手が、ばんえい競馬を応援するために帯広競馬場へ来場します。当日は、第3~第6、第8・第9の各レースを騎手協賛レースとして施行。また、エキシビジョンレースへの騎乗や、サイン会、トークショーなどで場内を盛り上げます。当日競馬場に足を運べないという方もぜひオッズパークのライブ中継でお楽しみください。

 7月14日(土)のメイン第11レース深緑特別(430万円未満)は、好メンバーが揃い、どこから狙っても面白そうな一戦となりました。
 ここは思い切ってオホーツクブルーに期待します。ここ2走の混合500万円未満と430万円未満では3、2着と徐々に着順を上げてきました。昨季は旧650万円条件の常連として活躍。現在はこのクラスで最上位に格付けされており貫録を見せたいところです。
 近走成績が安定しているプランドルドラゴンブランドボーイなども上位をうかがう存在。先週の同条件戦・天の川特別で4、5着に敗れたストロングペガサスキョクシンオーらも巻き返しを狙っています。

 7月15日(日)のメイン第11レースは北海道競馬記者クラブ特別(オープン混合)です。
 オープンの8頭は、いずれも6月16日のじゃらんカップ(オープン混合)に出走していたメンバーです。このレースで2着に20秒以上の差をつける圧勝を飾ったのがエビスオウジャ。今季すでにオープンで3勝を挙げていますが、今回も他馬とハンデ差なしで出走できることもあり、引き続き好走が期待できます。
 ここ数戦人気を裏切っていますが実績では上位のホシマツリ、レースぶりが安定してきたスーパーロイヤル、6月30日の涼風特別(オープン)で、カネサブラックと差のない3着に健闘した牝馬トカチプリティーらが相手候補。また、先行して粘れればニシキダイジンの名前も浮上してきます。

 7月16日(祝・月)のメイン第11レース紅バラ賞(4歳オープン)は、600万円条件~300万円条件までの幅広いクラスの馬が集まりました。
 注目は柏林賞2着のホクショウダイヤ。600万円条件の身ながら前走オープン混合も圧勝するなど近走の充実度は随一です。今回はトップハンデを曳きますが、今季は690キロで勝利を挙げるなど、負担重量的に問題はなく好勝負が可能でしょう。
 柏林賞では3着だった430万円条件のメジロショウリキ。同レースではホクショウダイヤと同じ負担重量でしたが、今回はハンデ差を活かし、どこまで迫れるかに注目です。
 300万円条件のメダマは混合360万円未満と自己条件戦を3連勝中と勢いがあります。
 すずらん賞(4歳オープン)を制している430万円条件のテンカ、今季出走した4歳限定の2戦(オープン、360万円未満)ではいずれも2着に食い込んでいる360万円条件のツジノコウフクなども有力でしょう。

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