12日(日)に、真夏の大一番・ばんえいグランプリが行われるばんえい帯広ナイトレース。13日(月)は、北海道最大の花火大会・第57回勝毎花火大会が行われるため発走時間が通常より繰り上がり、第1レースが13:40、メインの第12レースが19:25発走となりますのでご注意ください。
8月11日(土)のメイン第11レースは十勝川温泉第一ホテル豆陽亭杯(500万円未満)です。
今回が昇級戦となるキョクシンオーは、馬場水分5.0%だった前開催(8月5日)の共和かかし祭杯(混合500万円未満)を逃げ切りました。昨季は混合800万円条件で勝利した実績もあり、2連勝なるかに注目です。
ライジングサンは今季このクラスで9戦して5連対。共和かかし祭杯は7着に敗れましたが、これは軽い馬場での速い流れが同馬に向かなかったものと推測できます。今週末は雨の心配もないため、巻き返したいところです。
共和かかし祭杯には不出走でしたが、フクノカミカゼも今季同条件で7戦4連対と堅実。存在感では前述2頭には負けていません。
これらに、前走混合500万円未満を制したオホーツクブルー、前開催(7月30日)のオーシャン特別(500万円未満)でゴール前ライジングサン(2着)と馬体を併せての大接戦の末、3着に好走したユウセイマーチらが続きます。
8月12日(日)のメイン第11レースは重賞・第19回ばんえいグランプリ(3歳以上)。このレースは別掲のばんえいグランプリプレビューをご覧ください
8月13日(月)のメイン第12レースは勝毎花火大会記念(混合700万円未満・19:25発走予定)。頭数的に少ない700万円条件馬は混合戦への出走が多く、今回のメンバーも多くを600万円条件馬が占めています。
それら混合戦で成績的にも劣勢だった700万円条件勢ですが、前開催のシーサイド特別(混合700万円未満)でグレートサンデーとヤマノミントの2頭が、残り30メートル付近から一騎打ちに持ち込み、今季このクラス初のワンツーを決めました。今回も同レースとメンバー的にほとんど変わらないことから健闘を期待したいところです。
600万円条件勢からは、まず、そのシーサイド特別で障害5、6番手から追い込んで3着のホクショウダイヤ。今季このクラスで複勝圏を1度も外さない走りをしており、また4歳馬の10キロ減量も魅力があります。
バンゼンは、同レースで1番人気に推されたものの障害で苦戦し9着に敗れましたが、今回は巻き返してくるでしょう。
今季オープン混合で2着2回のあるハマナカキング、昇級戦ですがハヤテショウリキらも侮れない存在です。