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今週の見どころ(6/13〜6/15)

2008年6月12日(木)

 15日(日)のメインレースには、3歳牝馬重賞・黒ユリ賞が行われます。当日はばんえいレディースデーとして、帯広競馬場にご来場の女性(またはカップル)に、バックヤードツアーや、黒ユリ賞優勝馬との記念撮影、カフェ・ド・ペルシュロンのスイーツプレゼントなどさまざまな特典があります。参加希望の方は、当日16:10までにインフォメーションカウンターにお申し込みください。
 また、13日(金)・14日(土)には15日の父の日にちなみ、当日配布のイベントチラシと、確定前の馬券500円以上を持参の方を対象に、ばんえいグッズが当たる父の日抽選会(19:00から総合案内所横特設コーナー)も行われます。

 6月13日(金)のメイン第11レースは士幌高原特別(400万円未満)
 注目は、前々走の混合400万円未満、前走の勝入混合500万円未満でともに2着に好走したシンザンウィーク。前々走は早め障害クリアからコトノカツマとマッチレースを演じコンマ1秒差、格上馬との対戦だった前走は先行できず中団からの競馬になりましたが、終いはきっちり末脚を伸ばしてきました。今回は自己条件に戻っての一戦だけに、昨季は準オープンで勝ち負けしていた実力を示したいところです。
 相手筆頭はコトノカツマ。今回は鈴木勝堤騎手への乗替わりで10キロ減の恩恵がありませんが、すんなり先行できれば好勝負に持ち込めるはずです。
 前開催のサクラ草特別(400万円未満)出走馬が多数を占める組み合わせとなりましたが、そのなかでは、今回のメンバー中で最先着の2着だったタケノホウシュウに期待。今季開幕から300万円条件を3連勝し臨んだ昇級初戦の前走も積極的なレースから僅差の2着に粘り込みました。
 牝馬の20キロ減+4歳馬の10キロ減で最軽量660キロが魅力のプリンセスモモ、サクラ草特別6着からの巻き返しを期すキングファラオも争覇圏でしょう。

 6月14日(土)のメイン第11レースは涼風特別(オープン)
 ここはツジノコウフクに注目です。オープン一線級との対戦だった重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯、じゃらんカップ(オープン)はともに6着に敗れましたが、相手が楽になった前開催のつつじ特別(オープン)では障害先頭から僅差3着に粘りました。メンバー的にそれほど強化した感がない今回も引き続き好走の期待がもてるでしょう。
 一発を秘めているのがホクショウダイヤ。ばんえい十勝オッズパーク杯では鋭く追い込んで4着を確保。今回は、ニシキセンプーエメラルドギャンブラークインはじめ前に行きたい馬が揃ったため、道中は息が入らないハイペースになる可能性があります。そうなれば決め手のあるこの馬が突き抜けるシーンも一考です。
 先行して粘れればニシキセンプー、障害さえスムーズならホクショウファイト、実績上位のシンエイキンカイもそれほど差はありません。

 6月15日(日)のメイン第11レースは、重賞・第34回黒ユリ賞(20:00発走予定)です。このレースは別掲の黒ユリ賞プレビューをご覧ください。

今週の見どころ(6/6〜6/8)

2008年6月 5日(木)

 6月1日の開催を終えての騎手リーディングは、1着25回は同数も、2着数の差で藤本匠騎手が1位、松田道明騎手が2位。そして16勝を挙げ3位と健闘しているのが西謙一騎手です。昨年はNARグランプリ2007優秀新人騎手賞にも輝いたばんえい期待の星。10月に通算50勝を達成し減量特典がなくなったあとも、ベテランたちに混じって奮闘しています。その騎乗ぶりには注目です。

 6月6日(金)のメイン第11レースは薫風特別(300万円未満)
 注目したいのは、前走(5月24日)の300万円未満を制したカネタマル。昨季、一昨季は、おもにオープン、準オープンで出走し第2障害で大きく遅れるレースの連続。前走の勝利が実に約1年8カ月ぶりとなりました。このクラスに降級した今季は、初戦こそ障害で体勢を崩して7着、2戦目は9着だったとはいえ障害をひと腰でクリア。そして迎えた前走は、先行策から障害をふた腰で越え後続を突き放しました。後方におかれることが多いだけに、重量増で流れが落ち着く特別戦は有利。障害に不安がなくなった今なら引き続き好走の期待が高まります。
 これに、前開催のカフェ・ド・ペルシュロン特別(300万円未満)では1番人気を裏切って5着のコブラダイオー、同レース2着で連続連対を3に伸ばしたイッスンボウシや、このクラスで安定したレースを続けているユウシテンザンらが続きます。
 ホッカイヒカルミサキスペシャルの4歳馬2頭は、前走柏林賞で1、3着に好走。しかしともにこのクラスでは実績がなく、今回は様子を見たいところです。

 6月7日(土)のメイン第11レースは水無月特別(500万円未満)。2開催前の緑風特別、前開催のシャクナゲ特別(ともに500万円未満)の再戦模様となりました。
 その2レースで3、1着ともっとも安定しているのがコマタイショウ。障害しだいのところはありますが、きっちり伸びてくる末脚は驚異です。
 緑風特別を制したキョクシンオーは、シャクナゲ特別は6着。しかし最後方から一気に差を詰めて見せ場はつくりました。追い込み馬ゆえ展開に左右される面はありますが、ここも好走して不思議ありません。
 バンゼンは、緑風特別は障害でバランスを崩し10着も、シャクナゲ特別ではきっちり巻き返して2着を確保。ここでは決め手上位の存在でしょう。
 この3頭を中心視しますが、実績上位のアローコマンダー、先行力あるヒロノドラゴン、開幕からこの条件(混合戦含む)を2連勝していたトカチタカラ、今回が昇級初戦のハマナカキングらも侮れず混戦は必至です。

 6月8日(日)のメイン第11レースはグリーンパーク特別(オープン)
 ここは開幕週の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯で、同重量でマッチレースを演じたカネサブラックナリタボブサップによる再度の一騎打ちとなりそうです。
 ゴール前でわずかに抜けて優勝したカネサブラックは、それ以来の出走。レース間隔は空きましたが、出てくるからには万全な態勢のはず。ここも早め障害クリアからの押し切りに期待できます。
 コンマ3秒差で惜しくも2着だったナリタボブサップは、その後2戦して2連対と好調を持続しています。今回は、カネサブラックが5キロのハンデを負うことから逆転のシーンも十分でしょう。
 障害巧者のミサイルテンリュウや、前開催のつつじ特別(オープン)で1、2着のタケタカラニシキフクイズミらが一角崩しを狙います。

 

今週の見どころ(5/30〜6/1)

2008年5月29日(木)

 第1回能力試験で1番時計を叩き出した2歳馬ホクショウバンクが前評判どおりの強さを見せ、開幕2連勝を飾っています。なお同馬の3戦目は今週日曜(6月1日)第7レースの予定です(注:今週は出走を回避しました)。
 今季は、ナナカマド賞(9月28日)が重賞に再格上げ、また牝馬重賞バレンタインカップ(09年2月15日)が新設されるなど2歳路線の拡充が図られました。未来のスター候補たちの走りにもぜひご注目ください。
 今週は日曜に、4歳三冠の初戦・柏林賞が行われます。どうぞお楽しみに。

 5月30日(金)のメイン第11レースは、サクラ草特別(400万円未満)。出走10頭中5頭が前開催のばんえい青葉特別(400万円未満)を使われていました。
 そのレースを制したのがグレートサンデー。各馬が続々と仕掛けるのを横目にじっくりためて先頭で障害を越えると、後続の追い上げをしのぎ切りました。これで今季開幕から2勝、2着1回。メンバー的にさほど強化した感がない今回も好勝負必至でしょう。
 キングファラオは今季初戦(4月28日)の同条件戦・春駒特別は7着に敗れましたが、前走(5月9日)の400万円未満では障害先頭から後続を突き放して、約2年3カ月ぶりの勝利を挙げました。ここ数シーズンはオープン、準オープンクラスで、苦戦が続いていましたが、ここまで降級すれば実力上位。引き続き上位をうかがう存在です。
 春駒特別、ばんえい青葉特別ともに僅差2着のハマナカキングも有力。ばんえい青葉特別は障害のカカリが悪く8着も、それまで2連勝していたマックスセンプーの巻き返しにも期待できそうです。

 5月31日(土)のメイン第11レースは、つつじ特別(オープン)
 ここは末脚切れる牝馬フクイズミに期待します。前走の牝馬重賞カーネーションカップでは中団からよく追い込みましたが、前が止まらない流れも災いして僅差の4着でした。今回はオープンでもやや格下のメンバーが相手。牝馬20キロ減も生きるはずで勝利のチャンスでしょう。
 相手には、前開催のさつき特別(オープン)でマルミシュンキ、ナリタボブサップの2強に最後まで食らいついて3着だったタケタカラニシキ、同8着も立て直しに期待の障害巧者ホクトキング、先行力あるニシキセンプーらが有力。徐々にレース内容が良化してきた一昨年のばんえいダービー馬ナカゼンスピードの一発も警戒したいところです。

 6月1日(日)のメイン第11レースは、重賞・第2回柏林賞(20:00発走予定)です。このレースは別掲の柏林賞プレビューをご覧ください。

今週の見どころ(5/23〜5/25)

2008年5月22日(木)

 今季開幕から、帯広競馬場1階スタンドに仮オープンしていたカフェ・ド・ペルシュロンが、5月23日ついにグランドオープンします。競馬場でしか味わえないメニューも多数取り揃えているとのことで、競馬場に行く楽しみが増えそうです。
 なお今週末は、金曜・土曜・日曜とも全12レース制で行われます。第1レース発走予定時刻はいずれも14:30となっておりますのでご注意ください。

 5月23日(金)のメイン第11レースはカフェ・ド・ペルシュロン特別(300万円未満)
 出走9頭中4頭が前開催の若葉特別(300万円未満)を使われていました。今回のメンバー中、そこで最先着だったのがスギノディアス。登坂力を生かし先頭で障害を抜け出すと、追い込んできたタケノホウシュウ(1着)と同タイムの2着に粘りました。勝ったタケノホウシュウは昨季ばんえい記念に挑戦し、今季は開幕から300万円条件を2連勝していた格上馬だけに、負けて強しの内容だったといえます。強敵が昇級で抜けたここはチャンスでしょう。
 200万円条件を4連勝中と勢いに乗っているニシキタカラが、今回昇級戦です。初戦から特別戦と見込まれましたが、もともとは04年のばんえい菊花賞を制している実績馬。昨季は旧500万円条件で勝ち負けしておりここも通過点です。
 ほか、特別戦の重量増は歓迎の障害巧者コブラダイオー、若葉特別(4着)で末脚に見どころがあったアオノキセキ、この条件を2連勝中のイッスンボウシなども争覇圏でしょう。

 5月24日(土)のメイン第11レースはシャクナゲ特別(500万円未満)
 ここは4月26日の藤丸カップ(オープン混合)では離れた障害クリアから追い込んで2着だったバンゼンに期待します。第2障害で体勢を崩したのが響き最下位だった前開催の緑風特別(500万円未満)は参考外。障害さえスムーズならここは巻き返してくるはずです。
 その緑風特別を制したのがキョクシンオー。いつもは後方追走から決め手勝負にかける同馬ですが、前走は先頭で障害をクリアするとそのまま押し切りました。キレる脚があるだけに積極策に出られては他馬に出番はありません。障害もキレているいまなら引き続き好勝負可能でしょう。
 こちらも末脚自慢のアローコマンダー、前走で連勝は2で途切れたものの好調を維持しているトカチタカラ、障害巧者のヒロノドラゴンらが続きます。

 5月25日(日)のメイン第11レースはシルバーカップ(オープン)
 前開催のさつき特別(オープン)の1、2着、マルミシュンキナリタボブサップが再び一騎打ちを繰り広げそうです。
 2頭ともスピードタイプだけに、ハイペースでレースを引っ張ることが予想されます。そのため、一角崩しの候補としては、ミサイルテンリュウニシキユウなど両馬から離されずに追走できる馬の名前が挙がります。
 馬場水分5.1%と軽い馬場だった前走じゃらんカップ(オープン)で、スーパークリントンが10カ月ぶりの勝利を挙げました。もともとは時計のかかる馬場でじわじわ伸びてくるタイプだけに、馬場状態としては今回のほうが向くはずです。久々勝利の勢いを駆ってみるのも面白いかもしれません。

 

今週の見どころ(5/16〜5/18)

2008年5月15日(木)

 先週から始まったナイター開催ですが、場内ではとかち海おでんを販売する屋台(6月29日までの開催日17:00〜20:00・各日限定50食)が人気のようです。
 おでんの具材には地元十勝産の新鮮な海産物がふんだんに使用されているとのこと。まだ夜は肌寒いこの季節、温かいおでんを食べながらホットなレース観戦を楽しみください。

 5月16日(金)のメイン第10レースは、ばんえい青葉特別(400万円未満)
 中心は今季開幕から2戦連続連対中のグレートサンデー。今季初戦の400万円未満(4月26日)では、差のない障害3番手から馬なりのまま残り30メートルで抜け出す盤石のレースぶり。昨季は準オープンで活躍していた底力をいかんなく発揮しました。この相手関係なら実力・実績とも一枚上だけに、今回も連対を伸ばしそうです。
 前走勝入混合400万円未満(5月5日)でグレートサンデー(2着)を破っているマックスセンプーが相手筆頭。この2頭を含めた5頭がほぼ同時に先頭で障害を越えての叩き合いから、残り20メートルで抜け4頭を突き放しました。前走はグレートサンデーより10キロ軽かったのが、今回は昇級により同重量の戦いとなりますが、好走の期待が高まります。
 そのほか、前走の4歳オープン戦を圧勝したコーネルフジや、前開催の春駒特別(400万円未満)で大接戦の2着争いを繰り広げたハマナカキングチヨノキングらも争覇圏でしょう。

 5月17日(土)のメイン第10レースは緑風特別(500万円未満)
 好調馬が揃い大混戦が予想されますが、前走ばんえい十勝オッズパーク杯で5着に健闘したキョクシンオーに期待します。その前走は400万円条件からの格上挑戦でしたが、トップハンデ馬と20キロ差と恵まれたわけではありません。しかし最後はきっちり末脚を伸ばしてきました。今回のメンバーの多くは、昨季600万円・混合700万円未満戦などでしのぎを削ってきた相手たちだけに、昇級戦でもまったく格負けしません。
 5月4日のスーパージョッキー賞(混合500万円未満)で開幕2連勝を飾ったトカチタカラや、同レース2着ストロングペガサス、1番人気を裏切った(5着)フクノカミカゼらも上位進出の可能性は十分。
 4月26日の藤丸カップ(オープン混合)で、やや離れた障害クリアからぐいぐい追い込んできたバンゼン(2着)、アローコマンダー(3着)の2頭も差はありません。

 5月18日(日)のメイン第11レースは、さつき特別(オープン)
 前走で、ばんえい十勝オッズパーク杯か、大雪賞(オープン)を使った馬がメンバーの多くを占めます。
 ばんえい十勝オッズパーク杯で惜しくも勝ち星を逃したナリタボブサップ。カネサブラック(1着)と並んで先頭で障害をクリアしマッチレースを展開。ゴール前、わずかに脚色で劣り2着でしたが、相手が悪かったというほかありません。勝ち馬不在のここはチャンスです。
 そのレースで3着だったマルミシュンキは離れた位置からよく追い込んで、あわやの場面を作りました。馬体重・前走比プラス55キロの影響があったのかもしれず、今回は絞れてくれば勝ち負けの期待がかかります。
 前述2頭が有力ですが、割って入るなら大雪賞では1番人気で3着だったホクトキングに注目。その前走は、1着ヤマノミントは馬場水分4.1%とスピードが生きる馬場状態、2着ニシキダイジンは他馬に絡まれずに逃げられた、とそれぞれの好走条件にハマったと考えられます。その点、ホクトキングは好走にあまり注文がつかないタイプ。目下障害もキレているだけに、一発逆転の可能性を秘めているといえるでしょう。

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