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今週の見どころ(5/23〜5/25)

2008年5月22日(木)

 今季開幕から、帯広競馬場1階スタンドに仮オープンしていたカフェ・ド・ペルシュロンが、5月23日ついにグランドオープンします。競馬場でしか味わえないメニューも多数取り揃えているとのことで、競馬場に行く楽しみが増えそうです。
 なお今週末は、金曜・土曜・日曜とも全12レース制で行われます。第1レース発走予定時刻はいずれも14:30となっておりますのでご注意ください。

 5月23日(金)のメイン第11レースはカフェ・ド・ペルシュロン特別(300万円未満)
 出走9頭中4頭が前開催の若葉特別(300万円未満)を使われていました。今回のメンバー中、そこで最先着だったのがスギノディアス。登坂力を生かし先頭で障害を抜け出すと、追い込んできたタケノホウシュウ(1着)と同タイムの2着に粘りました。勝ったタケノホウシュウは昨季ばんえい記念に挑戦し、今季は開幕から300万円条件を2連勝していた格上馬だけに、負けて強しの内容だったといえます。強敵が昇級で抜けたここはチャンスでしょう。
 200万円条件を4連勝中と勢いに乗っているニシキタカラが、今回昇級戦です。初戦から特別戦と見込まれましたが、もともとは04年のばんえい菊花賞を制している実績馬。昨季は旧500万円条件で勝ち負けしておりここも通過点です。
 ほか、特別戦の重量増は歓迎の障害巧者コブラダイオー、若葉特別(4着)で末脚に見どころがあったアオノキセキ、この条件を2連勝中のイッスンボウシなども争覇圏でしょう。

 5月24日(土)のメイン第11レースはシャクナゲ特別(500万円未満)
 ここは4月26日の藤丸カップ(オープン混合)では離れた障害クリアから追い込んで2着だったバンゼンに期待します。第2障害で体勢を崩したのが響き最下位だった前開催の緑風特別(500万円未満)は参考外。障害さえスムーズならここは巻き返してくるはずです。
 その緑風特別を制したのがキョクシンオー。いつもは後方追走から決め手勝負にかける同馬ですが、前走は先頭で障害をクリアするとそのまま押し切りました。キレる脚があるだけに積極策に出られては他馬に出番はありません。障害もキレているいまなら引き続き好勝負可能でしょう。
 こちらも末脚自慢のアローコマンダー、前走で連勝は2で途切れたものの好調を維持しているトカチタカラ、障害巧者のヒロノドラゴンらが続きます。

 5月25日(日)のメイン第11レースはシルバーカップ(オープン)
 前開催のさつき特別(オープン)の1、2着、マルミシュンキナリタボブサップが再び一騎打ちを繰り広げそうです。
 2頭ともスピードタイプだけに、ハイペースでレースを引っ張ることが予想されます。そのため、一角崩しの候補としては、ミサイルテンリュウニシキユウなど両馬から離されずに追走できる馬の名前が挙がります。
 馬場水分5.1%と軽い馬場だった前走じゃらんカップ(オープン)で、スーパークリントンが10カ月ぶりの勝利を挙げました。もともとは時計のかかる馬場でじわじわ伸びてくるタイプだけに、馬場状態としては今回のほうが向くはずです。久々勝利の勢いを駆ってみるのも面白いかもしれません。

 

今週の見どころ(5/16〜5/18)

2008年5月15日(木)

 先週から始まったナイター開催ですが、場内ではとかち海おでんを販売する屋台(6月29日までの開催日17:00〜20:00・各日限定50食)が人気のようです。
 おでんの具材には地元十勝産の新鮮な海産物がふんだんに使用されているとのこと。まだ夜は肌寒いこの季節、温かいおでんを食べながらホットなレース観戦を楽しみください。

 5月16日(金)のメイン第10レースは、ばんえい青葉特別(400万円未満)
 中心は今季開幕から2戦連続連対中のグレートサンデー。今季初戦の400万円未満(4月26日)では、差のない障害3番手から馬なりのまま残り30メートルで抜け出す盤石のレースぶり。昨季は準オープンで活躍していた底力をいかんなく発揮しました。この相手関係なら実力・実績とも一枚上だけに、今回も連対を伸ばしそうです。
 前走勝入混合400万円未満(5月5日)でグレートサンデー(2着)を破っているマックスセンプーが相手筆頭。この2頭を含めた5頭がほぼ同時に先頭で障害を越えての叩き合いから、残り20メートルで抜け4頭を突き放しました。前走はグレートサンデーより10キロ軽かったのが、今回は昇級により同重量の戦いとなりますが、好走の期待が高まります。
 そのほか、前走の4歳オープン戦を圧勝したコーネルフジや、前開催の春駒特別(400万円未満)で大接戦の2着争いを繰り広げたハマナカキングチヨノキングらも争覇圏でしょう。

 5月17日(土)のメイン第10レースは緑風特別(500万円未満)
 好調馬が揃い大混戦が予想されますが、前走ばんえい十勝オッズパーク杯で5着に健闘したキョクシンオーに期待します。その前走は400万円条件からの格上挑戦でしたが、トップハンデ馬と20キロ差と恵まれたわけではありません。しかし最後はきっちり末脚を伸ばしてきました。今回のメンバーの多くは、昨季600万円・混合700万円未満戦などでしのぎを削ってきた相手たちだけに、昇級戦でもまったく格負けしません。
 5月4日のスーパージョッキー賞(混合500万円未満)で開幕2連勝を飾ったトカチタカラや、同レース2着ストロングペガサス、1番人気を裏切った(5着)フクノカミカゼらも上位進出の可能性は十分。
 4月26日の藤丸カップ(オープン混合)で、やや離れた障害クリアからぐいぐい追い込んできたバンゼン(2着)、アローコマンダー(3着)の2頭も差はありません。

 5月18日(日)のメイン第11レースは、さつき特別(オープン)
 前走で、ばんえい十勝オッズパーク杯か、大雪賞(オープン)を使った馬がメンバーの多くを占めます。
 ばんえい十勝オッズパーク杯で惜しくも勝ち星を逃したナリタボブサップ。カネサブラック(1着)と並んで先頭で障害をクリアしマッチレースを展開。ゴール前、わずかに脚色で劣り2着でしたが、相手が悪かったというほかありません。勝ち馬不在のここはチャンスです。
 そのレースで3着だったマルミシュンキは離れた位置からよく追い込んで、あわやの場面を作りました。馬体重・前走比プラス55キロの影響があったのかもしれず、今回は絞れてくれば勝ち負けの期待がかかります。
 前述2頭が有力ですが、割って入るなら大雪賞では1番人気で3着だったホクトキングに注目。その前走は、1着ヤマノミントは馬場水分4.1%とスピードが生きる馬場状態、2着ニシキダイジンは他馬に絡まれずに逃げられた、とそれぞれの好走条件にハマったと考えられます。その点、ホクトキングは好走にあまり注文がつかないタイプ。目下障害もキレているだけに、一発逆転の可能性を秘めているといえるでしょう。

今週の見どころ(5/9〜5/11)

2008年5月 8日(木)

 今週からいよいよナイター開催がスタートします。ナイター期間中は基本的には金曜・土曜・日曜の3日間開催となりますのでご注意ください。なお第1レース発走予定時刻は全11レース制の日は15:00、全12レース制の日は14:30。メインレースはいずれの場合も20:00発走予定となっています。
 今週日曜(11日)・母の日のメインレースには新設重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬)が行われます。どうぞお楽しみに。

 5月9日(金)のメイン第10レースは若葉特別(300万円未満)
 今季開幕からこの条件を目下2連勝のタケノホウシュウが中心。その2戦とも早め障害クリアから抜け出し、後続を突き放す強い内容でした。前走から中3日という点だけが心配ですが、他馬との力関係ではトップハンデ670キロでも有利な印象を受けます。
 相手筆頭は、昨季から自己条件(旧200万円、250万円条件)や世代限定戦で10戦連続連対中のミサキスペシャル。先行しての粘り強さが武器で、今回は4歳馬の10キロ減も生きるでしょう。
 割って入るなら、前走(5月4日)の勝入300万円未満で1、2着のファイターアオノキセキが有力。今回が昇級戦のホシダイキチエビスオニワカも好勝負できそうです。

 5月10日(土)のメイン第10レースじゃらんカップ(オープン)
 昨季は重賞2勝を挙げ実績上位のミサイルテンリュウが断然の存在。ばんえい記念では2着に入っていますが、昨季後半は高重量戦でゴール前のふんばりを欠くシーンが多く見られました。しかし今回の700キロなら、先行しての押し切りが期待できるでしょう。
 ツジノコウフクは前走ばんえい十勝オッズパーク杯ではやや障害に苦戦し6着でした。しかしもともとは障害巧者だけに巻き返しの可能性は十分。相手関係も大幅に楽になっています。
 ほかは前開催の大雪賞(オープン)の7〜10着馬など狙いにくいメンバー構成だけに、前述2頭による一騎打ちが濃厚です。

 5月11日(日)のメイン第11レースは重賞・第1回カーネーションカップ(20:00発走予定)。このレースは別掲のカーネーションカッププレビューをご覧ください。

今週の見どころ(5/3~5/5)

2008年5月 2日(金)

 4月13日に行われた08年度第1回能力検査に出走した2歳馬263頭(うち合格馬213頭)中で、1番時計を叩き出したホクショウバンク(牡、岡田定一厩舎)が、5月5日(祝・月)の第2レースでデビューを迎えます。近年の第1回能力検査で1番時計をマークした馬には、オレワスゴイ(08年イレネー記念)、シベチャタイガー(07年ばんえい菊花賞)、マルミシュンキ(08年天馬賞など重賞3勝)ら層々たる顔ぶれが並びます。将来の活躍が期待される若駒の初陣にぜひご注目ください。
 なお5月3日(祝・土)~5月5日の3日間は帯広競馬場の入場料が無料。また昨年好評を得たふわふわランドを今年も開設します。

 5月3日(祝・土)のメイン第10レースはすずらん特別(4歳オープン)
 ここは年明けに出走した世代限定戦3戦すべてで連対していたミサキスペシャルに注目です。今回とほぼ同メンバーだった昨季最終戦・クリスタル特別(4歳オープン)では障害先頭から後続の追い上げを封じて勝利しています。持ち前の先行力に磨きがかかっている近況で、ハンデ差的に今回も押し切りが可能。当日、力のいる馬場状態になりそうなのもプラス材料です。
 昨季後半にメキメキ力をつけてきたホッカイヒカル、クリスタル特別2着のコーネルフジ、軽量魅力のプリンセスモモエリザベスライデンらが相手として有力でしょう。

 5月4日(祝・日)のメイン第10レースはスーパージョッキー賞(混合500万円未満)
 4月27日第9レース(混合500万円未満)の出走馬にハマナカキングを加えたメンバー構成となりました。そのレースは、ほぼ同時に先頭で障害を越えたトカチタカラ(1着)、ストロングペガサス(2着)、フクノカミカゼ(4着)、メジロショウリキ(5着)が横一線の叩き合いを展開。そこに残り10メートルでイナノプリンセス(3着・今回は不出走)も加わって、1~5着までが1秒1差にひしめく好レースとなりました、。
 今回は昨季のリーディング上位騎手による選抜戦ですが、上位4騎手、鈴木勝堤騎手(フクノカミカゼ)、大河原和雄騎手(トカチタカラ)、藤本匠騎手(メジロショウリキ)、藤野俊一騎手(ストロングペガサス)がいずれも4月27日第9レースの上位馬に騎乗。この4頭による上位争いが濃厚でしょう。

 5月5日(祝・月)のメイン第10レースは大雪賞(オープン)
 昨季、古馬重賞戦線で活躍したシンエイキンカイが実績的には一枚上の存在です。しかしどちらかといえば荷物を積まれたレースで、他馬が苦しむ間隙を突いて好成績を残すタイプ。今回は格的に下のメンバーが相手ですが、この重量では絶対視できません。
 中心に推したいのは、昨季後半、主にオープン混合戦で中心的な活躍を見せた、障害巧者ホクトキング、先行力あるニシキダイジンの2頭。昨季最終戦の白樺賞(オープン混合)同様、ワンツーの可能性も十分でしょう。
 障害さえまともならヤマノミントや、ホクショウファイトも差はありません。

 

今週の見どころ(4/26~4/28)

2008年4月25日(金)

 いよいよばんえい十勝の新年度開催の幕が開きます。今シーズンは、4月26日(土)~5月5日(祝月)の昼間開催(6日間)でスタート。続いて5月9日(金)~10月19日(日)のナイター開催(72日間)が行われます。なおナイター期間中は、原則金・土・日の開催となります。そして10月25日(土)~09年3月30日(月)の昼間開催(72日間)で締めくくる計150日間が予定されています。
 開幕週は27日(日)に、4歳以上選抜馬による重賞・第2回ばんえい十勝オッズパーク杯が行われるほか、場内では盛りだくさんのイベントも企画されています。
 さてばんえい競馬では、年度替わりを区切りに過去3年間の収得賞金額に応じたクラス替えが行われます。今回、04年度に稼いだ賞金がカットとなることで降級となる馬もいますが、例年そのような馬が、特に開幕直後は活躍する傾向が強いだけに注意する必要がありそうです。

 開幕初日4月26日(土)のメイン第10レースは藤丸カップ(オープン混合)
 ここはメンバー中で唯一昨季オープン格付だったスターエンジェルに注目です。ばんえい記念で1、2着馬からは大きく離されたものの3着に健闘したのをはじめ、オープンで好勝負を繰り広げてきた実力は、この相手関係なら格上の存在。勝ち負けは必至でしょう。
 昨季は混合700万円未満で勝ち負けを続けていたミスターハヤサキが2番手。先行しての粘り込みを狙います。
 この2頭に続くのがテンカヒロノドラゴンコーネルの5歳牡馬勢。
 ニシキユウエメラルドの5歳牝馬2頭は、昨季牝馬オープン戦でスターエンジェルと差のない競馬をしていました。しかしそれは、馬齢・クラス差による30~40キロの負担重量差があったからこそ。今季は同じオープン格付で、今回は同重量を課されての戦い。苦戦が予想されます。

 4月27日(日)のメイン第10レースは重賞・第2回ばんえい十勝オッズパーク(16:30発走予定)。このレースは別掲ばんえい十勝オッズパーク杯プレビューをご覧ください。

 4月28日(月)のメイン第10レースは春駒特別(400万円未満)
 昨季は旧600万円未満、旧700万円未満、オープンに出走し、格上的存在なのがキョウエイボーイヨコハマイサムキングファラオハマナカキングの4頭。なかでも唯一混合700万円未満での勝利があるヨコハマイサムが一枚上の印象です。
 相手筆頭はハマナカキング。今年2月以降、障害で体勢を崩すレースが続きましたが、昨季最終戦の600万円未満ではしっかり立て直して2着。今回も道中流れに乗れれば上位進出の期待大です。
 末脚切れるキングシャープ、登坂力に勝るシンエイスターも有力でしょう。

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